海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海で出国前のPCR陰性証明書発行の手続き

2021-06-30 | 写真日記

上海申徳医院(上海サンテック医院)

 

予約が必要

 

検査翌日に証明書を発行してくれる

 

上海を出国前に、日本のPCR検査指定証明書を発行してくれる病院でPCR検査を。数日前に予約し上海動物園から近い上海申徳医院へ行ってみたら、とても立派な病院にびっくり。正門ではなく駐車場出入口からしか入れず、そこで病院のQRコードをWeChatでスキャンし、自分のパスポート番号や携帯電話や質問項目にチェックを入れやっと入る事が出来る。受付の前でPCR検査だと伝えると、奥のメイン受付でパスポートを提示し、499元(約8000円)を支払い予約番号をもらって10分ほどで検査場へ。検査場は病院の外にあり仮設検査場のような雰囲気で、看護師の女性が一人で対応してくれた。検査方法は、鼻の奥に綿棒を入れて粘膜を採取するだけでとても簡単。結果は翌日の9時から16時までに取りに行けばOK。

この上海申徳医院(サンテック医院)のスタッフ達は、とても品がよく丁寧な対応に感謝。日本語と英語にも対応可能でお勧め病院だ。

 

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極太のワクチンを一起一発

2021-06-28 | 写真日記

スマホで撮影

 

なんだか艶かしいワクチンポスターを発見。"一起 苗 苗 苗 苗~  " 一起を日本語に訳すと一緒、疫苗はワクチンだ。ん〜、注射器を持つ手元のぎこちなさと、注射器の太さがイイね。こんなイラストが採用されるおおらかさは好き。ここはショッピングモールの入口で、ここから歩いて1分の場所にワクチン接種会場があり、WeChatに登録すれば誰でもその場で接種できる。ただし、外国人は別。

 

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エコカーが増殖中の上海 2

2021-06-26 | 写真日記

元アシスタントの自宅充電設備は無料で設置してくれたそうだ

 

映画館地下駐車場の充電器

 

スマホAPPで充電設備を備えた駐車場を検索

 

TESLA専用充電器

 

元アシスタントが新車JEEP(エコカー)を買ったので、初乗りに付き合った。やっぱり新車ってイイね。前回のブログでエコかーを購入するとナンバープレート代金(約160万円)は無料と書いたが、車両価格も無税となるのでさらに10%割引されるそうだ。

初乗りで向かった先は、映画祭の会場の映画館。そこの地下駐車場には充電設備があるので、映画を観終える頃には充電が完了。スマホアプリで充電施設のある駐車場を探す事も出来るので、上海中心部では充電に困らない。アメリカのTESLAの場合は、TESLA専用充電施設を用意している駐車場があり、ここは管理人が一人常駐していた。今後さらに充電施設を設置した駐車場が増えると、さらにエコカーへの乗り換えが進むだろうね。

☆上海に住民票があり他都市ナンバーの車に乗っている人は、ナンバープレートの安い隣の市で登録している人達だ。都市にもよるが、上海よりナンバープレートが100万円以上安いが、上海市内では決められた時間帯に他都市ナンバーは高速道路が使えないなどの制約がある。

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数年ぶりに朱家角へ

2021-06-24 | 写真日記

遊覧船も渋滞

2016年に淀山湖周辺で依頼撮影をやっていた頃は、車でしか行けなかった朱家角。数年前から地下鉄17号線で行けるようになったという事で、4年ぶりに地下鉄に乗って朱家角へ行ってみた。上海近郊に水郷の街は何箇所かあるが気軽に行けるのは七宝と朱家角のみ。他の場所も数カ所行った事があるが、中国全土から訪れる団体客で渋谷を歩いているのと変わらないので、誘われても絶対に行かない場所に指定。

この日は、梅雨の晴れ間を縫って日曜日に行ったが、想像した通り客は少し多め。現在上海市内はコロナ感染者はいないが、入口でWeChatにIDを登録後、健康QRコードを提示しやっと中に入る事ができる。狭い路地の両脇には同じ物を売っている店ばかりで、素通りして行く人がほとんど。この朱家角が一番良いのは、夕方から夜にかけての時間帯が一番美しく川沿いの飯屋をキープして飯を食うのが一番良い。でもね、一人や二人ではお勧めしません。中国料理は、最低でも4人くらいでないとね。

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椿の庭 上海国際映画祭で

2021-06-22 | 写真日記

キャンセルチケットを入手

 

 

天山電影院で

 

6月11日から20日まで上海国際映画祭だったので、市内の映画館は大混雑。上田義彦の「椿の庭」は、すでにチケットは売り切れだったが、元アシスタントがキャンセルチケットを2枚手に入れてくれたので、一緒に観た。天山電影院へ到着すると大混雑状態で、私達はエレベーターで4階のスペースへ。入り口で健康QRコードのチェックを経て席について見渡すと客の8割は女性。

庭で飼っている金魚の映像から始まり、古い一軒家で撮られた映像は照明も自然光がメインなので、まとわりつくような湿度を感じる。フィックスの美しい映像シーンが多くカットが長いのは、上田義彦が写真家だからだと思うが、少し思い入れが強すぎて観ていてもどかしさを感じる事もある。そして、このストーリーに抑揚がなく、淡々と日常を描く映画が中国人に受け入れられるのか、私が心配になるほど長い2時間だった。映画が終わりエンディングが流れてくる頃は、客が席を立つのが中国流。だが、この日のこの映画では誰も席を立たず、最後は拍手が沸き起こったのは上海で初めての経験。

今年の映画祭は、新型コロナウイルスの影響で少し盛り上がりに欠けた映画祭だったが、十分日本映画をアピール出来たのではないかと思う。

 

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