1996年撮影 火腿街
曇の日は、f8で1/60secと露光は決まっているので、シャッターを切ってから露光が終わるまで約2秒半かかる。この子供はカメラに対して垂直に移動しているので歪みは少ないのだが、レンズの回転方向と同じ場合やその逆だと動く被写体は相当歪む。
回転式のパノラマカメラは、瞬間を記録出来ないもどかしさがあるが、数秒先の人の動きを読む訓練には最適なカメラだ。
Noblex135U
1996年撮影 火腿街
曇の日は、f8で1/60secと露光は決まっているので、シャッターを切ってから露光が終わるまで約2秒半かかる。この子供はカメラに対して垂直に移動しているので歪みは少ないのだが、レンズの回転方向と同じ場合やその逆だと動く被写体は相当歪む。
回転式のパノラマカメラは、瞬間を記録出来ないもどかしさがあるが、数秒先の人の動きを読む訓練には最適なカメラだ。
Noblex135U
2000年撮影 博家街
この画像は2000年撮影なので、フジのX-T1をメインカメラとして使っていた頃。レンズは超広角の30mm f5.6を手に入れ脚立を持ち歩いて撮影していた。旧城内の撮影から1年(年に四回通っていた)も経過すると自分も図々しくなり、何事も遠慮から入ると目的は達成せず無理矢理に我を通す事を覚えた。そこで問題になれば、ちゃんと筋を通して説明すれば良いし、ダメなら謝る。チャンスは一瞬一度のみが写真なのだ。ただ、時と場合にもよるので、何処でも通用する訳ではないので注意が必要。その感覚は失敗を繰り返し嗅覚を鍛えるしかない。
☆本日から打ち合わせで深センへ
TX-1 TX30mm f5.6
1996年撮影 人民路から
旧城内は丸い円周状に路があり昔は城壁があったが、辛亥革命後に取り壊され人民路と中華路となった。人民路沿いに農民工達が住むプレハブの二階に勝手に上がり撮影したが、日曜日だったので誰も咎める人もなく自由に撮影出来た。この敷地内に人は3人だけで親子が凧揚げを楽しんでいた。画面センターからやや左の黒い点は凧だ。撮影したのは1996年で、上海のテレビ塔の右に豫園が見える。
Noblex135
1996年撮影 柳林路x露香園路
旧城内で一区画が更地になり周囲は瓦礫のレンガで壁が作られているのだが、抜け道用に人が通れるよう穴が空けてある。カメラを構えていると、馬桶(簡易トイレ)を持った老婆と現代の若いネーチャンがすれ違った。画面中央には1994年に出来た上海テレビ塔が見える。
Noblex135U
電球スタンドに使っていたPHILIPSのLED電球
デスクの上で使っているスタンドのLED電球が点滅状態になり、その後5分で切れた。2010年からずっと働いてくれたので本当に長寿命。LED電球と言っても様々な商品が売られているが、中には大陸製の不良品やパチモンブランドの物などは、数ヶ月で使えなくなる物も多い。大陸製のLED(発光部)は特許料を支払ってない会社の物もあり、それらは海外に輸出出来ない事になっている。当然だがそれらの大陸製LED電球はびっくりするほど安いがあまりお勧め出来ない物ばかり。
中国製の普通の電球40W
影が美しいので気に入っている
私の上海の自宅では室内の照明は全部LEDにしてあるのだが、あえてひとつだけ普通の電球を使っている。それは、茶室の天井の鳥籠照明だ。この美しい鳥籠の影を出す為には、クリアタイプの電球の点光源を使うしか方法がないからだ。