日本も寒そうだが、上海もゲロ寒の日が続いている。ただ、雪が降るほどではないが、あまり外に出たくない。なので新しい写真が枯渇状態なので昔の画像からチョイス。
ここは豫園の外側の裏路地だ。この地域は、つげ義春の世界がそのまま残っていた場所だが、すでに存在しない。撮影したのは今世紀に入ってからだが、当時は手書きの看板やサインが街に溢れていた時代。日本の昭和時代には、手書きの看板も多かったので店の看板も店ごとに個性があった。上海で手書きの看板が消えたのは2010年の上海万博前だ。古い街並みにある小さな店の看板全部を、市が資金を出し見栄えが良い看板に変えてしまったのだ。店は看板を無料で提供してくれるので喜んだ人も多いが、看板だけきれいになったので違和感アリアリだったのを思い出す。