海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海文廟の大晦日(12/31) 昔の画像

2015-12-31 | 写真日記

約6年ほど前に撮影した上海文廟の12月31日。ここは春節ではなく西暦の大晦日に年越しをする参拝客で賑わっていた。興味がある人は地下鉄老西門駅から歩いて5分もかからないので行って見ると良い。多分今もやっていると思う。

 

廟の外の昔からある孔子像

 

廟の中にある新しい孔子像

6年ほど前に廟の中にある孔子像が新しくなったのだが、全身金ピカで知性のカケラも感じない顔つきになってしまった孔子像が上の画像。孔子の顔が外と中とで人相がまったく違うのはどうなんだろうと思うが、やっぱり顔つきも時代を反映していると思えば納得。

昔はこの文廟の隣にある孔乙己酒家で生紹興酒を呑みながらよく飯を食っていたが、最近はほとんど行かなくなった。理由は、昔ながらの素朴感が無くなった事と超人気店になってしまった事、それと今の自宅からは遠すぎる。

 

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上海蟹食べ納め

2015-12-30 | 写真日記

 

あえて自分ではオーダーしないが、シーズンになると数回は食べる事になるのが上海蟹。今の時期はすでにシーズンは終わっていて、活きた上海蟹しか売ってない専門の店はすでに店を閉めている。正月休みで上海に来る人も多いと思うが、シーズンではないが上海蟹を食べる事は一応出来る。

この蟹が美味しいかと言えば美味しいのだが、良い蟹と程良い調理方とが合わさった時のみ美味しい。茹でるか蒸すかで味も違うのだが、私が古くからお世話になっていた店では水ではなくビールで蒸していたのが一番美味しかったと今でも思う。ただ、蒸し加減が難しく中途半端な蒸し方をすると河の蟹なので注意が必要。また、酒に漬けた生の蟹が出てくる場合があるが、これはやめておいたほうが無難。そして、蟹の心臓や肺などは食べる事が出来ないので、蟹の食べ方を知っている人と食べに行くことをお勧めする。

☆上海蟹を食べる時は、ケチらない方が良いよ。

 

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一ヶ月の携帯のデータ通信費を再考

2015-12-28 | 写真日記

 

日本ではスマホの通信料金が高いか安いかで議論になっているようなので、自分のひと月の通信料金を計算してみた。私は現在上海ではsimカードを3枚契約し一台のSONYのスマホ(右側)には2枚のsimが入っていて、仕事用と個人用で使い分けている。左のSONY製スマホは日本専用でローミング設定で使用。なので、上海では受信専用。

個人用simは中国移動で4G仕様だが、通話専用にしていてGSM(日本と韓国以外で使える)設定で使用している。理由は、3Gや4Gは屋内で電波が入りにくいので通話に不便なのと世界標準のWCDMAに中国移動のsimが対応していないからだ。GSMは前世紀からのネットワークなのでほとんど繋がらない場所は無いと思ってよい。この中国移動のひと月の料金は70元(約1350円)くらい。そして、もう一枚のsimは世界スタンダードのWCDMA規格のユニコムのsimをデータ通信(1Gまで)と通話と両方使っているのだが、これがひと月89元(約1700円) そして、ipad miniにはユニコムのデータ通信専用カード(1G)80元(約1500円)が入っているので、上海での通信費は全部まとめてひと月4550円。これ以上の金額は払った事がないのは、上海市内の飲食店や会社に行くとwifiが必ずあるのでそれを利用するからだ。また、国際通話はスカイプを利用し日本の国内の固定電話には無制限無料設定しているのと、仕事上の打ち合わせは相手もスカイプを使っているので通話料金はほどんど無料。(三ヶ月1980円の支払いは必要)

日本へ帰国した場合は、IIJのsimを2回線契約していて、一つは通話用(左のSONYのスマホがそれ)に、もう一枚はipadにデータ通信専用を契約しているので、2枚のsim料金は2500円でデータ使用は合計で6Gまで使える。これら日本と上海で契約しているsimを合わせると5枚のsimを契約しているのだが、ひと月のその合計は7050円。日本の大手キャリアと一台スマホを契約すると約7000円から1万円を超えるようだが、私から見れば相当高い料金だと思う。(先進国比較を見ると世界で4番目に安いそうだ)

私のデバイスの使い方は、必要な時以外はデータ通信設定をoffにしている。理由は、メールやチャットに追いかけられたくないのと、メールやチャットの着信音が煩わしいから。また、GPSなども含めアプリの設定は通常はoff設定にしておき、使いたい時のみonにする。つまり、スマホを使っているのだが、通常はほとんどガラケーのような使い方をしているので、バッテリーの持ちは相当良く2日以上充電なしで使える。

日本でガラケーを今も使っている人達は、今のガラケーのsimを通信方式に合うsim freeスマホを買ってsimを差し込めば普通に通話出来るし、wifeに繋げばネットも使えるので便利だと思うのだが、それも知らない人が多いのが日本の現状のようだ。地方に行くと老眼オヤジが小さなガラケーモニターを一生懸命に覗いているのは見苦しい。

結論として、日本のスマホの通信費は私から見れば高すぎる。

★★★注意  ガラケーのsimを取り出しsim freeスマホで使う場合は、必ずデータ通信機能をoffにしておく事をお忘れなく。これを守らないととんでもない料金が請求されます。

★★★ 今現在、AUと契約している人達は、海外sim freeスマホを使う場合に対応機種が限られるので注意。

★★★ 中国ではGmail専用アプリは使えないと思ってください。ただし、スマホの標準アプリのmailにgmailの設定を入力しておけば受信だけは出来ます。まぁ、中国でデータ通信を使う場合は、VPNは必須でしょうね。 

★★★中国大陸でAndroid sim freeのスマホを買うのはやめた方が良いです、中身の設定が世界標準ではないからです。買うなら香港しかありません。今はネットで簡単に安く買えます。ただし、日本語変換は最初に入ってないので、google playから日本語変換アプリをダウンロードすれば問題ない。上の画像のデバイスは、すべて香港からの直輸入で日本に取り寄せた物。 

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上海は暖冬

2015-12-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

5年以上前に撮影したゲロ寒の上海 

今年の上海は暖冬のようだが、景気はしっかりと冬。上海の星光カメラ城は3つのビルで構成されているのだが、全ビルで約20件の店舗が撤退予定だそうだ。でも、その撤退した店舗内に入りたい店もあるので、来年の春節明けには全店舗が埋まると言われている。カメラが売れなければその周辺アクセサリーも当然売れないし、一時期ライカなどの古いレンズも爆売れした時期があったが、すでに欲しい人には行き渡ったので最近はさっぱり売れない。それと、銀塩を知らないデジタル世代にはやっぱりレンズがAFに対応して無いと不便という事で若い人は古いレンズを使いこなせずに敬遠する人も多い。

中国でカメラが売れないのは日本への爆買旅行も影響している。そりゃ、日本に行く事の出来る人は中国でカメラを買うより日本で買った方が断然安いもんね。でも、来年くらいから爆買する商品に変化が起きるだろうと推測。例えば、爆売れ率の下がる商品としては耐久消費財の炊飯器など。日本製は壊れる率が相当低いので10年以上は使えるだろうし、それがどうしても欲しい人には数年で行き渡るからだ。そんな中、永遠に爆買される物を推測すると、薬やサプリメントなどの健康に関する商品と子供の為の商品、それと化粧品やブランド物の商品。つまり、消費すれば補充しなければならない物と、女子供を対象とした商品はおそらく永遠に売れ続けるだろう。

☆私が日本に帰って必ず買う物は、薬とKindle化されてない本くらいかな。2003年にパナソニック製の炊飯器を上海で買ったのだが、今も現役で働いてくれて良い仕事をしてくれている。

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上海のオッサン 

2015-12-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

上海のオッサンやオバハンを見ていると、大阪の同年齢のその人達との共通点が多い。特に東日本に住んでいる人達で大阪の下町に行った事がない人には分からないだろうが、そこに行くと何だか違う惑星の日本に来たような錯覚を覚える事も結構多い。そして、それを大きく膨らませたのが上海の下町のオッサンやオバハンだと思えば理解しやすい。

ここ数日上海の大気は最悪に近いので、風邪が治ったのだが咳が止まらない。こんな日はPM2.5対応のマスクは必需品なのだが、一時期よりマスクをしている人が少ない。きっと諦めているのか、どうでも良くなったのか、慣れたのかなぁ。でも北京よりはずっとマシ。北京は人間の住む都市ではない。

 

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