海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

LCCは私にとって理想的な移動手段

2014-08-30 | 写真日記

岡山県自慢の桃太郎に、ハトの家来が増え過ぎてクソだらけ。毎朝誰か掃除した方が良いのでは。

 

夏休みの日本への帰国は国内外すべてLCCで通した。上海から佐賀は春秋航空を使い嬉野温泉で一泊し、JRで博多へ行きもう一泊。そして福岡空港からジェットスターで成田空港まで。その後、新しく出来た1000円バスで成田空港から東京駅へ。日本から上海は、成田空港から高松空港へ春秋空港で行き、JRで岡山の実家へ立ち寄り2泊し再び高松から上海へ向かった。今回使った航空運賃総額約4万円。

地方空港を利用しあえて遠回りの旅をしている理由は色々あるが、目的地に向かって一直線で現地に行き、撮影仕事が終了すると一直線で東京に向かっていた日本での現役カメラマン時代(フィルム時代)の反動も一つの理由。そしてもう一つの理由は、東京に拠点を置く必然性が無くなってきた事。それもこれも、LCCを使えば国内外何処へでも簡単に安く行けるからだ。

 

岡山駅から5分ほど西川方面へ歩くと老人しか出会わない。

 

 

佐賀県の唐津商店街は人を発見する方が難しい。

 

今の日本は人手不足で困っているという記事をよく見かけるが、今後は少子高齢化でさらに拍車がかかるのは間違い無いので、消滅する自治体が出てくるのはそんなに遠い未来の話では無い。私の場合はネットを使えば東京に居なくても仕事は出来る環境になったので、空港に近くて災害が少なく安全で美味しい食べ物がある場所があれば拠点を新たに設けても良いかなと思っている。職種によるが、そういう人が今後増えるかもね。

☆岡山で30年数年ぶりに中華そばを食った。向かった店は岡山駅から歩いて5分ほどの「まるまつ」という小さな店。この店は、高校時代の同級生FUN君のブログで度々出てくるラーメン屋。スープは鶏ガラ醤油ベースで、ラーメン500円。鶏の唐揚げのAセットでも680円という異常な安さ。スープはあっさりしているがコクがありとても美味しかった。次回は麺硬めで頼もうかな。

 

 

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自分が住んでいる地名の履歴を知るべきだ。

2014-08-29 | 写真日記

 「あぶない地名」災害地名ハンドブック 小川 豊

日本の地名にはその土地の履歴があるというのは、前世紀後半に北海道の古平で崖崩れがあった時に、ある雑誌を読んで知った。昨年買った「あぶない地名」という本によると、この古平の場合の「平」の意味は、「土が崩れて地肌が表れている窪地、傾斜地、坂。山地では山崩れの起きやすい所と書かれている。

 そして今回の広島土砂災害の場合、広島市安佐区の「安佐」をこの本で調べるとやっぱり22ページに実住所として記載されていた。それを抜粋すると、アサ(イ)・アザ(イ)は、アズの転訛語で、崖崩れまたは地崩れ土砂によってできた所。また、地下水が浅く、山水がよく出るような湿地。地名として、阿佐や安佐……。そして、今回もっとも酷かった八木地区の八木を調べると、ヤギは岩の露頭や転石地があると書かれている。

この本で地名を調べるには新しくつけられた地名では意味がなく、古い地名を調べて検索しなければならない。例えば私の東京の住所は白金台2丁目なのだが、ここは昔「猿町」という地名だったので、「サル」で調べてみると、サル・ザルは、ズレルの転訛語ザレル・サレルからサレ・サルと転訛した窪状の地や地崩地。ザルは香川県では崩れるの意と書かれていた。ちょっと気になったので、港区のHPで調べてみると、急傾斜地崩壊危険箇所一覧表の中の自然斜面一覧に白金台2丁目が載っていたのでちょっとびっくり。そういえば、私の住んでいる場所の対面は急斜面にマンションが建っている事を思い出す。

日本は地震や台風も含め様々な災害が多い国だという事を自覚した方が良い。そして、今年の夏のような集中豪雨は今後ふえると私は思っているので、自分の身は自分で守るのだという意識を持ち、何事も自分の判断で行動するよう心がけるべきだと思う。

 旧地名は、図書館や一部ネットでも調べる事ができるので、自分の住んでいる場所や家を買う場合に土地の由来を調べ過去の履歴を知っておいて損はない。この「あぶない地名」の著者は「小川豊」という人で、元国土交通省の地方事務所に勤務されていた方なのだが、2007年に他界。読むだけでもとても面白いお勧め本。

☆古地図なども含め「日本地図センター」にアクセスすると様々な地図を購入する事ができる。

 
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上海から佐賀嬉野へ

2014-08-13 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

泊まった旅館から

 

今年の夏休みは数年ぶりに温泉を楽しむ為に、上海から佐賀空港を経由し嬉野温泉へ。空港から嬉野に行く最短コースは、佐賀空港から乗合タクシーを利用すると2000円で行けるのだが、あえて時間と金をかけて鉄道とバスで向かう。

噂では聞いていたのだが、やはり嬉野の観光客は中国人と韓国人だらけ。移動中同じバスで出会ったのは韓国人大学生の3人組で、聞くと韓国からLCCを使い一番近い外国の空港は佐賀空港だそうだ。彼らとは偶然同じ旅館だったのだが、その後彼らは久留米に向かうと言っていた。

 

旅館の窓から

泊まった旅館の温泉はとても良かったが、やはり食事のサービスがイマイチ。食事時間はこちらで指定できるのだが、指定された時間に行くとエアコンの風で刺身は乾きぎみ。どの料理も素材が新鮮でそこそこ旨いのだが、この日一番旨かったのは温泉豆腐かな。

いつもの旅なら素泊まりで、地元の小さな店で一杯やるのが自分流の旅なのだが、この街にはそんな店もなさそう。

翌日の朝、旅館からバスセンターまでの送迎を断り、嬉野の街を歩くと街に人影はない。もしかしたら、この温泉街は佐賀空港とLCCで成り立っているのかなぁ。

九州は温泉街が多いのだが、嬉野温泉の売りとは何かと問われると、一言で言えないのが残念。今後の少子高齢化人口減少を考えると厳しい気がする。

 Canon FD50mm f1.8補正レンズ付き   X-T1

 

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復興公園を抜けて

2014-08-04 | 写真日記

 

新しいグリップの試作品を受け取った後に、雨上がりの復興公園を抜けて瑞金二路にあるお茶屋まで歩く。台風の影響もあり風が気持ち良く、上海の夏とは思えないくらい気持ちが良い日だった。

 

復興公園は、租界時代フランス公園と呼ばれていた。

 

樹々の緑が美しいのは雨上がりの影響もあるが、フジのカメラの緑の再現性も一役買っている。本日の朝一便で佐賀空港へ向かい嬉野で一泊し福岡へ。そして、6日の夜東京着。台風が去ってくれれば良いのだがなぁ。

X-T1 XF35mm f1.4

 

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前から気になっていたカフェで昼飯を

2014-08-01 | 写真日記

 カフェの中から見る外は激暑の長順路

以前友人から教えてもらったカフェに行き一人ランチ。場所は私の自宅から近い長順路の通り沿いにある、「floral cafe」という小さな店。無難なところでスバゲッティカルボナーラをオーダーしたのだが、これがびっくりするほど旨かったのだ。聞くと以前上海のイタリアンレストランで働いていて、イタリア人に直接料理を教わったようだ。オーナーらしき彼女はまだ若く英語も話せる気持ちのよい娘。

 

 

コロナビールとカルボナーラで83元(約1370円)と良心的な値段。

すでに私の心は日本へ傾いている。8/4に佐賀入りし福岡経由で東京へ。

 

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