海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海自宅近くの交差点の完成予想図

2019-01-30 | 写真日記

安順路x定西路の角地

 

昨年の春に突然大規模撤去された跡地が、将来こんな事になるようだ。その向かいの虹橋路駅前は、十数年前からのらりくらり工事をやっていたが、これも数年前から本格工事進行中。今の上海の経済はかつて経験した事がないほど疲弊しているようだが、今年はさらに落ち込むと私は予想しているので、この2つの再開発が完了した時は上海がどんな状況になっているのか想像がつかない。良い方へ向かえばよいのだが、最近未来経済の事はさっぱり読めない。

レベルの低いトラブルの事を忘れて、昔の仕事仲間で今は有名な構成作家になっている古い友人と22年ぶりに会い、博多の天神あたりで一杯やる予定。

本日の朝一便で上海から九州へ上陸して、博多で一泊後に高知と西宮経由で東京へ向かう予定。

 

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2019年の春節前は物悲しい雰囲気

2019-01-29 | 写真日記

宋園路x古羊路で

 

上海に15年以上住んでいるが、今年の春節前ほど物悲しい雰囲気は経験がない。本来なら街は春節の飾り付けで赤一色になるのだが、今年はほとんどその赤が目に飛び込んでこないし人々に活気がない。とある人に聞くと今の中国経済は底だと言っていたが、この分だとさらに底があるかも知れないね。

画像は宋園路x古羊路で、確か昨年の今頃までは古羊路沿いには飲食店が並び人が集まり活気があったが、大規模立ち退き後の今はほとんど人通りもなく閑散としている。マッサージエステのビラを配る着ぐるみネーチャン二人もビラを配る相手が無く何だか物悲しい雰囲気。この日、私とアシスタントと二人寂しく忘年会。その忘年会をやった日本料理屋も来月末に閉店になるので、気軽に行ける日本料理屋が消滅。

★中国には様々な会社があり優秀な人もすごく多いが、そうでない人達も相当多い。業種にもよるがダメと言われる人の年代は、50歳以上の決定権を持った会社の中国人で、今の時代の流れに追従できない文革経験者。海外に住んで仕事経験がある中国人は、まず問題ない事が多いが、そうでない人達はもう最悪に近い。帰国前の数日は、毎回それらのトラブル処理でたいてい2日ほど嫌な思いをするのが定番となっている。本日は、明日30日の朝一便で日本に向かうので空港近くのホテルに前泊。本来なら当日の早朝5時に家を出れば十分間に合うのだが、ほぼ100%近い確率でタクシードライバーが居眠り運転をするので、早朝便に乗る時は必ず前泊するのだ。

GFX50R+ULTRON 28mm f2

 

 

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上海紹興路でGFX50RとULTRON 28mm f2を

2019-01-28 | GFX+オールドレンズ

紹興路 

 

上海崑劇団の二階

 

この日は、GFX50RにULTRON 28mm f2を付けっぱなしで通した。このULTRON 28mm f2は、像面湾曲の大きいレンズだが歪曲収差はよく補正されているので、建物を撮っても気持ちよいくらいに歪みがでない。もちろんこのレンズは、GFXの44x33センサーはカバーしない。それと、トップの画像のように建物に対して平行に構えると、65x24で使っても左右の画層はかなり崩れてしまう。

紹興路は、旧フランス租界だった場所でもあり出版社など文化系の会社が多くとても品のある路。近くの瑞金路には大きな病院があるので果物屋も多い地域。瑞金路は人通りが多いが、紹興路は人も少なく散歩するには最適な路。

GFX50R+ULTRON 28mm f 2

 

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崑劇に招待されて

2019-01-27 | 写真日記

 

 

 

 

 

 

GFX50R+ULTRON 28mm f2

 

1月24日は、とあるコンサルタント会社の新年忘年会(春節前なので今の大陸は年末)に招待されて崑劇を観た。崑劇はこれで4回目だが、すでに最後に観たのは8年も前の事。昆劇は蘇州が原点で京劇よりも古くユネスコの無形文化遺産にも登録されている。過去に崑劇を観た時は、舞台から遠い席だったのだが、今回は最前列だったので役者の表情や衣装の擦れる音や息づかいまでリアルに感じ取れるのでとても新鮮だった。今回は紹興路の上海崑劇団の舞台を貸し切りにしたので撮影は自由だったが、普段は撮影禁止。トップ三枚の画像は、席が最前列だったのでX-H1+Nokton 40mm f1.4が活躍。

春節前休暇で30日に日本へ帰国予定で、今回は博多から高知経由大阪で一時下車して東京へ。

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定期的に通う上海天山茶城の中の天一名茶で

2019-01-24 | GFX+オールドレンズ

店で茶の試飲 GFX50R+ULTRON28mm f2開放で撮影

 

アシスタントと天山茶城の天一名茶でお茶の買い出しに行ってきた。私達が行くとすでに先客が居て、聞くと旦那がモンゴル人で奥さんは満州族。二人とも気持ちの良い心をお持ちのようで、それは顔と表情に表れている。4人で様々な茶を飲みながら、私達は先客がオーダーを済ませるまで茶を飲んで過ごす。

今回は、岩茶の2種類と10年ぶりにジャスミン茶を購入。最近ジャスミンの花が高騰していているようで値段が上がって来ている。安いジャスミン茶は香りを後付しているので絶対に買わないが、今回買ったジャスミン茶は本物の花で香り付けしているのでパチもんではない。ここの老板(社長)は、最近あまり店に出て来ないので、彼の息子の嫁さんが店を切り盛りしている。

この店との付き合いも十数年になるので、時々仲間内でしか飲めないお茶を飲む事ができる。それは、品評会用に生産したお茶で市販の高級茶よりグレードが高いお茶なのだ。時々こういうお茶を味合わないと自分のお茶に対する基準がゆらぐので、時々このようなお茶を飲む事で自分の舌を軌道修正するのだ。

この日、GFX50RにULTRON 28mm f2を付けて歩いたのだが、65x24フォーマットで使うと35mmフルサイズ換算で約24mmの画角が得られる。当然GFXの44x33フォーマットで使うとケラレが発生するが、私の場合は65x24のパノラマフォーマットがメインなのでケラレは問題ない。このレンズをGFXで使うと画面の左右はどうしても描写が甘くなるが、私の場合はそれをボケのひとつと認識しているので問題ないのだ。

 

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