海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

オールドレンズでナナフシを

2023-01-07 | 新博物図鑑 オールドレンズ

 

 

 

親子 

 

ナナフシの脱皮 

 

 

 

外出してないので過去の画像から

10数年以上前にオールドレンズで昆虫や動物を撮っていた時期があり、場所は上海動物園や上海大自然野生昆虫館に通っていた。特に昆虫館にはよく通ったので館内のスタッフと仲良くなった。ここでの撮影はすべてガラス越しの撮影なのでレンズ本来の性能は出ないが、シャープな描写には興味がないので私には問題ない。

ナナフシは標本で見た事があったが、生きているナナフシは初めて見た。多くのナナフシがガラスにへばり付いているが、これは昆虫の足先が細かいカギ爪状になっているのと昆虫によっては粘着質の物質が出ている虫もいるようだ。肉眼では見えないが、普通のガラスの表面は凸凹があるが機械研磨のカメラ用のレンズはそれが少ない。だが、昔の手磨きの光学レンズはガラスの表面が機械磨きより滑らかなので、手で持つ時に滑るので注意が必要だと光学関係者から聞いた事がある。

☆CanonFD50mm f1.4補正レンズアダプター付&RE-Auto Topcor58mm f1.4 開放撮影

 

 

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RE Auto Topcor 58mm f1.4で冬枯れを

2022-12-19 | 新博物図鑑 オールドレンズ

 

 

 

 

 

過去の画像をRAWから再現像

プラタナスの葉が落ち枝落としが始まった上海は、ちょっと寒い。私の周りの上海の友人は、ほとんど全員がコロナ感染者になってしまった。抗原検査は陰性だが熱があるんだよね、という人も多いのは普通の風邪なのかとも思うが、義務のPCR検査回数が減った途端にこんな状況に。一昨日は久しぶりに一人呑みしたが、街は人が少なく普段なら混んでいる店も客の入りは半分以下に落ちていた。何処へ行っても健康QRコードの提示義務が無くなり、小区のPCR検査スケジュールのChat連絡が激減し検査場に並ぶ人も激減した。今後の上海はどうなるのか、このままでは感染者が激増するのは間違いない。ただ、私の周りの感染者は、症状も軽く風邪程度の人が多いのは他国と同じ。

画像は、”RE Auto Topcor 58mm f1.4”をM42に改造し、Canonの一眼レフに取り付けて開放で撮影していた頃の画像。このレンズは名玉としても名高く、後年コシナが復刻したほどで私もオリジナルと復刻版の両方を持っているが、オリジナルはバルサム剥がれが一部発生したので防湿庫に眠ったまま。北側の窓から淡い光が入る茶室のような場所では最高の描写が期待できる。上の画像のように太陽の位置さえわからないような天気には、オリジナルのRE Auto Topcor 58mm f1.4は最適な撮影条件だ。

☆Topconのカメラは日本より海外の方が有名で、アメリカ海軍の正式カメラだった時期があった。また、私の青春時代にお世話になったスウェーデンのポルノ画像の多くはTopconのカメラが使われていたので、そのレンズの描写は知らず知らずのうちに網膜に焼き付いていたかも知れないね。トプコンのカメラがポルノ撮影に使われていた理由は、当時のニコンもライカもモータードライブのモーターの耐久性だったと教えてくれたのは、当時デンマークでトプコンのカメラのメンテナンスをやっていた日本人の石井さんから直接聞いた話。聞いた当時は、デンマークから深圳に移住していた頃なので1998頃と記憶している。

 

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冬の花

2017-01-19 | 新博物図鑑 オールドレンズ

今年の初雪は横須賀のギャラリーで

 

ギャラリーの庭で

 

凛とした空気の寒空のなかで見たテーブルの上の花は少し枯れかけていたが、切なく美しい姿をしていた。

☆Summarit 5cm f1.5+X-T2  

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龍爪槐の枝

2016-09-29 | 新博物図鑑 オールドレンズ

 

魯迅公園で

 

 

この枝ぶりが複雑で面白い樹は龍爪槐(中国名)で、槐(えんじゅ)の一種。日本名は枝垂れ槐というのだが、日本ではほとんど見かけないようだ。この樹は中国の公園へ行くと普通に見る事が出来る樹で私が好きな樹なのだが、なかなか撮りたいと思うような場所に植えられてない。上海の広大な植物園にも二度ほど行った事があるが、植物のレイアウトがあまり上手くない。つまり、樹を詰め込みすぎなのだ。冬は葉が落ち枝のみになると、この樹の枝ぶりがよくわかる。

 

 

 

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蓮の華をキヤノンFDレンズ+補正レンズ付アダプターで

2016-09-26 | 新博物図鑑 オールドレンズ

すぐにも開きそう

 

パッカーン(谷岡ヤスジ風) 

 

こんな画像を今掲載するのは、すでに画像が尽きている証拠。過去のブログでも掲載したが、今回はモノクロにした。これは随分前に奈良で撮影した画像で、当時は古いCanonFDレンズに補正レンズ付きアダプターを経由してCanon5DⅡ取り付けて撮影していた時代。

性能の悪い補正レンズ付きアダプターを付けているので、オリジナルのレンズの性能がかなり落ちているが、テーマによっては好都合の場合もある。ただ、この補正レンズ付きアダプターを使う場合は、条件によってかなりじゃじゃ馬的な描写をするので使いこなしが難しい。

CanonFD50mm f1.4とFD85mm f1.8+Canon 5D MarkⅡ 補正レンズ付

 ☆今日の気になった記事(ダイヤモンド・オンライン)

ムスコン(息子コンプレックス)という言葉を聞いて、チンコが小さい男の悩みかと思ったらそうではないようだ。マザコンは昔からあるので実例として知っているが、ムスコンは初めて聞いた。母親が自分の息子を溺愛し「息子の初体験は私が!」というタイトルに卒倒。もし仮にマザコンとムスコンが同時多発した場合、どうなってしまうのかちょっと想像してしまったじゃないかぁ。母親と娘とか父親と息子や父親と娘なんて組み合わせも今後ありそうだな。

 

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