海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

夜上海 キャノンEOS 5Dの高感度

2012-05-31 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

夜撮影する事が多いので、5Dでの高感度のノイズの少なさにはとても感謝している。銀塩時代と比べるのは変かも知れないが、今のデジカメは数十種類のフィルムがカメラの中に入っていると思ってよい。しかも、かさ張らないし重くない。世の中では、色々な他社のカメラと比較してノイズが多いとか少ないとかネット上で騒いでいるが、こういう風土の日本は独特だとイタリア人の作家から言われた事があるが、まさしくその通り。

 

 

ノイズだの収差だのと騒ぐより撮る事が大事。なぜならカメラは写真を撮る為の道具なのだから。

Canon EOS 5D FD50mm f1.4  ISO 3200

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路地裏上海 旧城内の外

2012-05-30 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

久々に旧城内の外を歩いた。最近の上海は、相変わらずビルの建築現場を見かけるが、以前ほど建築ラッシュという訳でもなく解体現場もあまり見なくなった。もしかしたら不動産にかげりが出て来ているのかどうかわからないが、解体を中断している場所もけっこう多い。

廃屋のドアで作られた塀を久しぶりに見た。ここはまだ人が住んでいるようで、右側は鍵屋としてまだ営業してた。写真を撮っていると怒られてしまったので、撮れたのはこの一枚だけ。

今月からずっと新しいCanon 5D Markで撮影しているのだが、前機種よりかなり進化したのでとても満足している。でも、ちょっと値段が高すぎる気がしないでもない。ニコンのD800とキャノンの5Dを比べてどっちを買おうか悩んでいる人が多いようだが、通常3600万画素なんてまったく必要ないと思うし、みんな何を撮るのだろうか?画素数で選ぶなら絶対に5Dだ。

Canon EOS5D Mark FD 50mm f1.4

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上海携帯事情2012年5月現在

2012-05-29 | 写真日記

 

5年以上前の話になるが、上海で日本の携帯は闇取引されるほど人気が高かった。当時、日本の携帯のsimロックを解除し相当高い値段で売られていた。そして今現在は、見向きもされなくなって数年が経過した。今こちらで販売されている日本の携帯は、ソニエリとシャープのみとなっている。また、一番売れていたNokiaやブラックベリーもかなり影が薄くなってきているようだ。

私の中国人の友人のほとんどはiphoneを持っている。そのiphoneの値段だが、若い人達が彼らの月収をはるかに超える物をなぜ持てるのかと思う人が多いと思うが理由は簡単だ。聞いてみると親や彼氏からのプレゼントがけっこう多いようだ。

私は、つい2週間前に中国のZTE製のAndroid携帯V889Dを買った。仕事上、会社と個人との電話を分けたいので、一つの携帯に2つのsimカードを入れる事ができ日本語入力可能な電話を探していたらこの携帯に行き当たったのだ。使ってみた感想は、まったく問題なし。昨年まで販売していてトラブルだらけだった、シャープ製のスマートフォンより性能は格段に上だ。以前から世界規格のGSMを使っていて、3Gに変えると電話番号が変わるのが嫌だという人には、新しく3Gも契約して使うと便利だ。

☆このV889Dのオリジナルは、中国語と英語表記のみで1000元前後(約13000円)で売っているが、私はそれに日本語入力ソフトや3Gsimと諸手続き代金を含めると1500元くらいだった。

上海での販売店は、兼松通讯商贸 http://kcs-china.com/ サイトに掲載されてない携帯もあるので、店頭に直接行き自分のリクエストを伝えると親切に答えてくれます。

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Canon5D markのミラーボックスは5Dとは違う構造

2012-05-28 | 写真日記

 

先月、ライカRエルマリート24mm f2.8(後期型)を5Dmark2に付ける為にレンズ鏡筒を少し削ったのだが、ピントリング5mの位置で後玉のレンズ鏡筒がミラーに当たり諦めていた。昨日、試しに買ったばかりの5D3に取り付けて、ピントリング5mの位置で恐る恐るシャッターを切ると問題なくシャッターが切れた。さらにピントの距離を無限大に向け少しずつ移動させシャッターを切ると問題なし。そして、無限大でもOK! つまり、5Dと5Dではミラーボックスの構造とミラーの動きが違うという事だ。という事は、今まで諦めていた他のレンズも使えるかも知れないと言う事になる。

 

諦めていたので嬉しくなり自宅の茶室をテスト撮影。

☆ELMARIT-R24mmは、3152番台で後期型の赤系のコーティングタイプ。この改造は、あまりお勧めしません。かなり危険なので、挑戦される方は自己責任で願います。

上の画像は、Canon FD50mm f1.4  下の画像は、当然ELMARIT-R24mm f2.8

 

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Canon 5D mark3は大人の進化

2012-05-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

今月からキャノンの新しい5Dmarkを使っているが、とても良いカメラに仕上がっていると確信。数値だけに頼らずMark2からバランス良く正常進化を遂げていると言って間違いない。ネット上では、ニコンのD800との画素数比較が話題になっているが、35mmフルサイズで実際に3600万画素のデータが必要かというと、そんなケースは稀だ。

画素数やレンズ性能を気にする人が写真展などで写真を見る時の行動は決まっている。まず写真を見るという事をする前に、写真に目を近づけて四隅まで見渡し、そして一瞬だけ引いて見るという人がかなり多い。そういう人は、写真が好きなのではなくカメラやレンズが好きなのだと思って間違いない。また、そういう人と話をするとデータの話になりとても疲れるし、そうい人が撮影した写真を見ても、まったく面白くも何ともない写真がほとんどだ。

ニコンのD800Eを誉めるなら、センサーのローパスレスを作った事。将来のデジタル一眼は、そっちに向かう事は間違いないので、数年後4000万画素以上のフルサイズが出現するのは時間の問題だ。では、デジタルバックの未来はというと、当然さらに進化するだろうが、あまりにも高価なので商売としては難しく特殊用途となると思う。

☆私の勝手な未来予想。ペンタックスが現在の大センサーをさらに進化させミラーレスの645がデビュー。新設計ミラーが無いのでボディ内の懐を大きくし、センサーをシフト&ティルト出来るアオリ機能を搭載。(磁力と機械制御を併用し今の645より安い価格) これが出来れば、ファッション撮影以外のデジタルバックユーザーの大半はペンタックス傾くだろう。

最近の上海カメラ事情は、数値性能が高いほどカメラは売れるという傾向にある。今年に入って売れた機種(私の知る限り)は、ミラーレスだとNEX7やX-pro1もそれに入る。ただ、上海のカメラ城は平日閑古鳥が鳴いていて、中古カメラ専門店が今年何件生き残るのか心配。

 Canon5Dmark3  CanonFD50mm f1.4

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