柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンディングノート担当者養成講座を開始しています

2012年12月09日 | お仕事
10月、11月は3社の葬儀社の方たちが
エンディングノート担当者養成講座に参加されました

2日間で8時間のマンツーマン式のセミナーです

・まだ自社では一般向けのセミナーを行っていないが
 会社の中に新しい風を起こしたい

・エンディングノートセミナーの開催が決まっているので
 知識を得たい

・すでに自社主催や地域主催のセミナーを行っているが
 エンディングノートセミナーも実施したいため

理由はそれぞれですが、皆さんが熱心に受講をされました

エンディングノートは、終活に関わる問題のほとんどが
項目としてあげられています

自分の余生を考えるには、とっておきのテキストになります

その項目ごとに、色々な情報を提供しないと
書く側にとっては結構難しい内容です

例えば
介護はどこで受けたいですか?
介護は誰にしてもらいたいですか?

こんな項目がよくありますが
介護の内容は?、どんな支援があるのか?、費用はどうなの?
それを知らなければ、意思決定もできません

周りから聞いている様子だけでは選ぶのには不十分です
ただ、項目に○を付けるだけなら、心もとない限りです

ですから、ノートを持っていても実際には書いていない人が多いのだと思います

セミナーで介護施設の種類や選び方、費用などを説明すると
全員の方がメモを取り始めます

聞きたい、知りたい情報なのです

エンディングノートセミナーを担う者であるなら
先ず、各項目に興味を持って頂くこと
知って良かった!と思っていただくこと
もっと考えよう!と思ってい頂くこと

楽しく、理解しやすく、ためになるセミナーをしないと
でも大変です

そんなセミナーを受けて頂いてます

以前は、病気も介護も葬儀も
みんな家族が相談して決めてくれました
でも、今は十分に相談する時間もなく
また、いつおきるのか予測が付きません

近くに家族がいない方が多いのを考えても
自分である程度は決める必要が有ります

その意志が解れば、家族はずっと支えやすくなります

その為にも多くの方がエンディグノートを書いてみよう
と思っていただけると、嬉しいのですが・・・