柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

今日もエンディングノートセミナーをしました

2012年12月16日 | 世の中
9月から毎月1回、「エンディングノートの書き方セミナー」を行っている葬儀社があります
その受講者が100名を超えたので、その方たちがエンディングノートを書き上げられるように
今後、エンディングノートの各項目ごとに専門的なセミナーを開催して
継続的にサポートを続けていかれるそうです
この様な形でお客様の終活を支援している葬儀社は珍しく、素晴らしい試みだと思います


今、エンディングノートへの関心が高くなっていますが
エンディングノートを持っていても書き上げてる人はほんの一部です
自分一人では書き上げられない項目が多いのです

介護になったら、どうしたいですか?と問われても
介護の実態を知らなければ答え様がありません

遺言書を書きますか?と問われても
自分に遺言書が必要なのか?を判断することも難しいです

やっぱり、もっと学んで、自分は何を選択したらいいのかを知らないと・・・

何でエンディングノートを書き上げなきゃいけないの?
と不思議に思うかもしれませんね

子供がいても近所にいるとは限らず
夫婦で働いている世帯も多く
気持ちはあっても時間がない、経済的な余裕がない、場合もあります

また親も
自分たちでなるべく決めておきたい
世話になるのは、もっと先に、と考えています

しかし万が一の危機は
いつ訪れるか解りません

その時に何をどうしていいのか?子供に即答することは困難です
でも、親の希望や考え方が解れば、判断がしやすいはずです

それを一番解り易くしたのがエンディングノートです
多くの方々が、自分が何をすべきかを求め始めているのです

今年はエンディングノートのセミナーを一番多くしてきました
そのたびに真剣にメモする人達が大勢います

今日も愛知県の西尾市でセミナーをしてきました
ご夫妻で見える方が多いのもこのセミナーの特徴です