「あなたは人生の最期をどこで過ごしたいですか?」
自宅58.8% 理由:自分らしくいられる 家族と過ごせる 経済的負担が少ない
医療施設33.9% 理由:家族に迷惑をかけない プロに任せられる
医療施設を選んだ理由が「家族に迷惑をかけたくない」なら本音は違うところにあるのではないでしょうか。
あるデーターではこのような推移が示されています。
「実際には最期をどこで過ごしましたか?」
亡くなる1年前は自宅で療養63% 医療施設で療養13%
亡くなる2~3か月前は自宅療養40% 医療施設で療養37%
亡くなられた時は自宅療養19% 医療施設で療養67%
死が迫るほど自宅から病院へ移っています。
患者本人か家族の意向なのか分かりませんが、最期という時期ならば
死の先送りができたとしても死は必ず訪れますし、病や衰弱が快復することは困難でしょう。
その時間を本人が最も望む環境を与えてあげたいと私は思います。
せめて亡くなる2~3か月前は自宅に留まるか、病院から自宅へ戻る選択があってもいい気がします。
亡くなる前の後悔として「もっと自分に忠実でいたかった」という声も多いので。