柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

7つのデス・ケア ⑥死後の事務処理のケア

2009年08月05日 | 葬儀の世界
(6)死後の事務処理のケア
 一人の社会的生活を営んでいた人が死んだ後の事務処理は、役所の届け
 名義人の変更、確定申告、遺産相続といった手続き、さらには香典返しや挨拶状 の送付…と多岐にわたる。
 これが遺された家族の仕事となる。
 税理士や社会保険労務士の紹介、どういった死後事務があるかの案内
 そうした援助が適切になされれば遺族にとって有益であろう。
 (葬祭ジャーナリスト碑文谷創氏著)



これらは私の意見です。

このテーマでは何回も書いていますので。今更かな?と思いますが。
実は先日、産経新聞の取材を受けました。
7日の新聞に掲載されるそうです。
多分、何かの記事の一部に紹介されるのではないかと思います。


「愛する家族を失い悲しみに暮れる間もなく、遺族は葬儀の段取りを矢継ぎ早に迫られる。心身ともに疲れ切っていることに気づかず、後に喪失感に打ちひしがれる。葬祭業には、もっと遺族の心情を尊重したケアが必要」
 こう話すのは葬儀コンサルタント、柴田典子さん。
柴田さんは十数年間、葬祭業に携わり、遺族が故人を十分忍ぶことができるようきめこまやかなケアを実施。式場の一角に故人のコレクションやアルバムを置いてその人らしさを出すよう努めたり、遺族と参列者が語り合える時間をとれるよう配慮するなどさまざまなアイディアが評判を呼んでいる。
 さらに柴田さんは、家族や自分自身の死後をどう迎えたいのか、元気なうちに相談する「生前契約」を呼びかける。今後、ひとり暮らしが増え、頼れる身内がいないなどの場合、死後、財産などの処分や各種手続きの進め方を前もって決める需要が見込まれる。
 だが現在、取り扱う葬祭業者はほとんどない。「生前、自分がどんな最期を迎えたいか、それまでの時間をどう過ごし準備するのかを決めたうえで、地元の葬祭業者に相談するのが望ましい」と柴田さんは呼びかける。 


このような記事が掲載されるようです。
取材でお目にかかった記者の方は、先入観を持たずに話を聞いて下さいました。
時々、書き手の方が自分の考えている結論に結びつける為に
聞き出す、と言うか言わせるというか
そんな取材をする方もいるので、少し心配でしたが
素直な記事に仕立てて下さいました。

当日、産経新聞をかってきます。            


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