昨日の午後は、12月議会に提出される議案の勉強会がメインでした。
ちなみに、この12月議会には
○この厳しい経済状況の中、
「国の名目GDPは今後10年間、平均1.5%ずつ成長しますよ~。
なので、西宮市では
今後10年間で915億円もの余剰財源が発生しますよ~。」
という???にもほどがある前提に基づいて作成された総合計画
(ちなみに暦年ベースで見ると、
過去10年間で名目GDPの成長率が1.5%を超えたのは2004年だけ。
過去10年間の平均成長率は0.03%。)
○西宮市からの莫大な補助金投入がなければ、経営破綻への道・一直線!
の西宮市立中央病院への大規模な税金投入に関する補正予算
など、なんとも危険な議案が複数提出されます。
ここらへんについての話は、また後日、日記に書こうと思います。
考えも整理しなければなりませんし、もう少し詳細について、
調べなければならないこともありますので。
で、今日は、ここらへんの話ではなく、昨日の補正予算に関する説明・質疑の中、
えらく驚いた話をば。
説明資料の中の一項目に
「職員用ノートパソコンの賃借料等の減額補正 -3760万8千円」
という項目が挙がっていました。
えらく金額が大きいので、内訳を聞いてみると
- これは、5年リースのパソコン2400台のリース料の見直しである。
- これまで「107,258円/台・年」だったのが「76,486円/台・年」になった。
(金額が会わないのは、年度内の残り期間の問題だと思われます。)
とのこと。
いや、値段が下がったのはよいことだと思うんですけどね。
それにしても5年リースということは、見直した後でも、
パソコン1台あたり、計382,430円ものリース料がかかることになります。
つか、スペックにもよりますが、年間リース料の7万6千円あれば、
DELLあたりで、結構ちゃんとしたパソコン買えまっせ、と。
自分のお金であれば、絶対に、こんなムチャクチャなお金の使い方、
しませんよね?
これ、絶対、もっと大幅な見直しが必要です。
ただ、役所にはコスト意識が欠けている欠けていると言い続けておきながら、
こうした問題にこれまで気づいていなかったことについては、
私自身、大いに反省するべきだと思っています。
12月議会が一段落ついたら、リース料や、備消品の購入等についても、
詳しく調べていかねばならんと改めて思いつつ。
母数が大きいだけに、こうしたムダの積み重ねが、すさまじい金額になるのは
容易に予想されることなので。
今後、きちんと調べ、具体的な改善策を提案していきたいと思います。