ちょっと前にピーナッツを食べていたら歯の被せがとれてしまい、なにを食べても飲んでも、まあしみること。
すると、それを見ていた、三男@ストライダーで壁に激突し、前歯が折れてもうた...から、「パパは、なんの乗り物に乗って、歯が折れちゃったの?」と聞かれてしまい。
くっそー、同じレベルの生き物やと思われてるな...
にしても、いろいろ考えてるもんですね、幼稚園児。
さて、そんな話はおきまして代表質問のご報告の続きをば。
今日の内容は市立中央体育館&中央運動公園の整備についての内容ですよ。
それでは早速始めます。
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【質問】
中央体育館と陸上競技場の再整備についてです。
「各施設の機能についての検討を行い、市のスポーツ環境全体を考慮した上で、様々なご意見を踏まえて進めてまいります」とのことでした。
当該事業の推進に当たって「市のスポーツ環境全体を考慮」することは、もちろん重要でしょう。
しかしながら市の財政状況全体を考慮することも、これに劣らず重要だと私は考えます。
資料③をご覧下さい。
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当該事業の実施に必要な事業費は約147億円で、そのうち市負担分は交付金を除いた約110億円。
一方で、この事業に必要な事業費の80%以上が現在策定中の、市の最重要計画である第5次総合計画(以下、5次総と呼びます)の対象期間が終わった後に発生することになります。
敢えて悪い言葉を使えば、負担を先延ばししているようにも見えます。
今後、本市財政を取り巻く状況は
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●少子高齢化の進行等の要因による、労働人口の減少に伴う税収減
●雇用形態の多様化等の要因による、一人当たり収入の減少に伴う税収減
●高齢化の進行に伴う、医療・福祉・介護等、社会保障関係費用の増大
●公共施設・道路・橋・上下水道管等の更新・補修等、老朽化対策に必要な費用の増大
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等の要因から、ますます厳しいものになることが予想されます。
このような状況の中、約40年後まで巨額の財政負担が発生し続ける事業を推進する以上、5次総期間中に留まることなく、更に長期的な視点から財政を見ていくことが必要です。
そこで質問します。
中央体育館と陸上競技場の再整備について5次総後のことも含め、長期的な財政見通しの中で計画の規模・時期等を再検討するべきだと考えますが、いかがでしょうか。
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【答弁】
中央体育館・陸上競技場は本市のスポーツ施設の中核となること、また大規模な災害発生時には周辺住民のための避難所や地域防災拠点として活用することから、市の重要な施設と位置付けており、再整備を行う必要があるものと考えております。
また、将来的に持続可能な財政運営に関する検証も必要であることから、学校施設の長寿命化計画や本庁舎周辺整備構想などの分野別の中長期計画を積み上げることにより、今後20年程度の将来負担額を試算することとしております。
このような長期的な見通しも踏まえ、健全な財政運営に留意しながら事業を進めてまいります。
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【意見・要望】
「将来的に持続可能な財政運営に関する検証も必要であることから、学校施設の長寿命化計画や本庁舎周辺整備構想などの分野別の中長期計画を積み上げることにより、今後20年程度の将来負担額を試算する」
「長期的な見通しも踏まえ、健全な財政運営に留意しながら事業を進めてまいります」
とのご答弁でした。
一定納得できる答弁であり、こうした大規模事業が本市財政に与える影響を長期的視点から十分に考慮・検討し、政策推進を進めて頂くことの重要性を指摘しておきます。
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今後ますます厳しくなる財政状況の中、長期的視点を持って市政運営に臨むことは、きわめて重要です。
この点、いくら指摘してもし足りないくらい重要なポイントですね。
というわけで、今後もしっかり指摘・追及等、行ってまいります。
それでは本日のブログは、このへんで失礼します。