華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

【お稽古】2006年8月23日

2006年08月24日 | Flower
瓶花 直盛体 前留

鬼百合
ピンポン菊
孔雀草
ドラセナゴッドセフィアナ

まっすぐに伸びた茎とまだ莟の百合を2本を天に向って直立に活け
ピンポン菊・孔雀草で体の前を美しく彩り、ゴッドを前方に配して立体感を出しながら花器口を引き締めます。
残暑の残るこの季節、留を入れすぎて暑苦しくならないよう、清涼感を出すよ注意しながら活けます。

【百合について】

百合は以下様に2分される

日本に昔から自生し山採るされる野生種
→鬼百合・山百合・笹百合など

日本原産のものを品種改良されたオリエンタルハイブリッドと言われる交配種
→カサブランカ ・透かし百合など

その花姿の美しさから美しい女性を例える代表的な花であり、
古く万葉集。古事記に記され、西洋では純潔、清楚の象徴として
多くの宗教画に描かれたりフランスの国花(たぶん複数ある)の一つでもあります。
教会での結婚式に欠かせない花でもある。

8月23日の作品

築地でお寿司

2006年08月24日 | Gourmet
週末東京に行きました。その話もいっぱい書きたいんだけど、、
まずは築地でお寿司のお話。
本当は昼間に千葉に住むゲロリーナちゃん家族に会いに行って、BABY初めまして!と
美味しいお寿司を食べに行く予定だったが、
こちらの用事が終わらず、来月にお預けとなってしまった。
お寿司を食べたいという気持ちだけが強く残って、、それならと近くの築地へと向う。
日曜日の午後だったので、市場も締まって、あいてる寿司やもポツポツ。
築地に行くならここ、せっかくくれたYUKAちゃんの情報はPCが見れなくて、手もとにないし、、
しかたなく行き当たりばったりで行く事にした。
チラシを配ったりしてしつこく勧誘する店はなんか安っぽく感じて避けてしまう。
それにチェーン店のように何軒もある店もあるし、回転鮨でもここでなら美味しそうだ。(今日はいやだけど!)
店構えと表の御品書きだけではなかなか判断つきにくい。
直感で入ったお店 八千代鮨
まだ日も高い夕方でも適度に人も入っていて清潔感もある。
まずは大トロ、雲丹、鮑と大好きな高級ネタで始める。
中でも、トロは文句無しにおいしい。シアワセ。
そして好物の岩牡蠣もとてもクリーミー
ちょっと苦手の背の青い魚、
アジ、関サバと薦められるまま食べるとこれも美味しい。

饒舌なおしゃべりがなんとも粋な板前さんに
見逃した高校野球の決勝戦の結果を聞いたのをきっかけに野球談義に火がついた!
彼はほんとに解説者並みに詳しい!私も元熱狂高校野球ファン。
出るわ出るわ野球ネタ。野球以外のスポーツも詳しい!
市場の事やネタについて、、築地デビューの私の素人質問にも丁寧に答えてくれる。

外はまだ日も高いけど、、お寿司にはやっぱり日本酒が合う。
冷たく冷えた辛口の吟醸が話しと共にどんどん進んだ。
そして、お酒の肴に鮟鱇の肝など一品も美味しかった。

お腹も心も満たされて、気持ちよく食事が出来てこのお店を選んでは正解でした。
初築地上陸作戦成功!

お店を出てもまだ明るい!ほろ酔いで銀座をブラブラ、、
ちょっと大人の東京の遊び。
銀座の街で落ち着くのはやっぱり大人の証拠かな?

写真は銀座シネパトス
レトロな感じがなんともいえない映画館、、
丁度、気になるロシア映画『太陽』(イッセー尾形主演)を上映していた。
上映作品もこだわりがありそう。
地下の通路をのぞくと怪しげで面白げなお店が並ぶ
東京は文化に関しても選択肢が多く、幅広く楽しめる街だと思う。