＜先生が嫌だから○○も嫌い＞

「先生が嫌だから、英語も嫌い！」

「先生が嫌だから、理科も嫌い！」

なんて言葉をたまに塾で耳にする。

このように嫌いな事を人のせいにする発言。

当然、勉強に対するしっかりした意識をもっている子は

絶対に言わないのだが・・・。

小学生や、中学校でも半数ぐらいの人はこういうことを言っているかも。


確かに自分の時でも正直、好きな先生と嫌いな先生というものがあった。

だからと言って、その感情で自分の行動をマイナスに移してはいけない。

学校の先生というのは自分で選ぶことはできない。

そして、その科目からも逃げることはできない。

その勉強は、今やらなければならないことである。

義務教育の内はね。


今の義務教育での勉強や

将来塾生たちが就くであろう職場での関係というものは、

逃げることは基本として許されないのである。
（仕事はどうしても無理なら辞められるか・・・）


嫌いなものでも逃げられないのなら、向かっていくしかないのである。

勉強にしても、親子の関係にしてもそう。

嫌いを人のせいにしても、何の解決にもならないし、

前に進むことも出来ない。

自分を律して、自分の為に今何をすべきかという事を考えなければ。

逃げたら、そのツケが後になってやってくるだけだから。


「先生が嫌だから、○○も嫌い！」

なんて言う子には、しっかり諭していかないと。


一方で、塾講師というのは、塾生にとっては選ばれる立場。

「あの先生は、嫌！！」

この感情の我慢が出来なくなった時には、塾を去ってしまう・・・。

家族や学校の先生を選ぶことはできないが、

塾は選ぶことが当然できるからね～。

ただ、上のように「先生が嫌い＝その勉強も嫌い」となってしまうが、

逆に言えば「先生が好き＝その勉強も好き」ということにもなる。

毎授業、塾生の為に「楽しく・厳しく・思いやりをもって」

これを充実させていき、塾の勉強は「やる気が出る！」

「集中して、頑張れる！！」という環境にしないと。

常にプレッシャーを持っていないとな。

日記@BlogRanking