学習塾 志気進研

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<土台の違い>

2009年10月09日 | 言わせてちょ~だい!
今日の中3生の理科・社会は、完全に中間テストを見据えた授業。

理科は、エネルギーについて。

今年度から付加された内容において計算が入ってくるが、

公式を覚えてしまえば算数のようなもの。

基本を押さえた後にたっぷりと演習をして身につけていきたい。

また、二中においてはイオンも入ってくる。


教室の脇で自習していた高1生が、それらの内容の存在を聞いて

「うちらが今やってるやつじゃん!!」

なんて言っていたな。

勉強内容が数年前に戻ってきた分、

今年度の生徒は、より頑張っていかなければならない。


一方の社会は公民の「政治」分野だ。

この分野は本当に生徒たちの出だしのレベルが大きく違う。


ニュース

新聞

親が与える情報

家庭内の会話

興味


これらの土台によって、知識の差が歴然なのだ。


ある程度の知識を持っている生徒であれば、

そうそう!

あ!そうなんだ~!

ふむふむ。

と納得して話を聞くことができる。

そして、理解もしやすい。


ところが、その土台というものがないと

は?

何言っているの??

漢字だらけ。

意味が分かりません!!

という状態に陥りやすい。


8月に総選挙があったのに・・・

政権交代したばかりでしょ。

総理の名前ぐらいはさ・・・


なんて感じる面もある。


勉強は、机でするだけではない。

こういう身近なできごとにどれだけ敏感さを持てるか

ということも学力を育てる上で大きな要素となってくる。


塾でも事あるごとに政治も含め、世の中の出来事を話題にするが、

やはりそれだけではとても量が足りない。

それらを全く知らない者にとっては、その場は、

「ふ~ん。なるほど」

と思っても、話の内容が抜けやすいようだ。


僕も、更に印象に残るような説明の仕方を追及していく必要はある。

しかし、それ以前に親がどれだけ子どもに知識を植え付けさせるか

ということが大きく影響を与えるように思われる。

小学生時代からどれだけニュース・新聞を一緒に見て

どれだけそこに関係する会話をしてきたかということだ。


とは言え、その土台の無い場合の中3生に

今からその習慣においてテストに・・・ということは難しい。

もう2週間を切っている状態だからね。


苦しんでいる者も頑張っていこう!!

人の数倍の努力をすれば、今からでも大丈夫!

知識が抜けないよう、反復を重ねていこうなっ!!


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