四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

壬の寅月生まれ

2013年02月27日 22時25分57秒 | インポート
 私の背中で眠ってしまいました。ばあばをしているときは至福のときかも・・・・私はばあば!!こんなジャガイモみたいな子でもかわいいんです~!娘が読んだら、怒るかな?

☆難易度Ⅰ
さて、寅月生まれの男命です。壬日干って魅力感じますね。

1931 2 16 8:00 福岡 生時怪しい数字ですが・・・

辛未
庚寅
壬寅
甲辰

寅月でも雨水前で丙の調候が欲しいところです。八字は日干壬に根なく木の食傷が天地に透り、日干は甲と2寅によく洩らし、食傷に任じねばなりません。そこを月干の庚金が病薬として制寅し、一方で日干をよく生じます。庚は用神と取ればよいでしょう。寅月なので木旺ゆえ、庚金は囚令で湿土の生もなく弱ではありますが、年干支喜神です。出身、家庭環境ともによいと見たらいいでしょう。調候の丙なく命はイマ一つ生気を得ませんが、一長一短といったところです。

日干弱
用神:庚
喜神:金水
忌神:木火土
調候:丙

大運 04己丑・・・己官殺は甲と干合も残って固有の干。己は官殺と言えど、八字の庚辛金に化殺され、生日干へと流れる。丑も水深く、日干の幇。
   調候ないが、やや喜。

   14戊子・・・日干の根の運は喜。戊官殺は喜のはずが湿化して前運同様に庚辛金に化殺。土金水木と流れ、丙の財に流れないのがやはり惜しい。
   24丁亥・・・同じく日干の根で喜。金水木と流れるものの、丁は弱く、木は湿木にて生火は不可能。木多火熄の火財。やや喜とはいえる。

   34丙戌・・・調候の丙。辰戌の冲も固有の支。土官殺に任じる責あり。
         日干転弱しやや忌。
   44乙酉・・・大運干の乙は陰干ではあるが、2寅に根で強。庚と合も庚は酉に通根し、金剋木の干合。まず平運。

   54甲申・・・甲は庚と剋。減力して残る。支は申寅の冲解ではあるが
   冲は冲としての動揺あり。穏やかとはならない運。やや忌。

   64癸未・・・癸水は庚辛の水源あって生甲。未は土旺は木剋土で破。
   火旺には木生火という流れも可能でやや喜。金水年が喜。

   74壬午・・・壬はやはり生甲。午は調候の火。水木火土と流れて地支
   は流れて喜の傾向。流年は金水年が喜となるでしょう。

一方、八字は三陽一陰。男性的干支が多く、陽命であり、毅然とした男の中の男という印象です。2寅ではにかみやでしょうし、とうていナルシーとは縁がないタイプと言えます。また、食傷強ゆえに組織に入っての行動は向かない傾向。官殺無効です。
この方は渋~い高倉健さんです。

こちらは福山雅治さん。比べてみてください。
己酉
丙寅
壬子
壬寅 です。大運も同じく水→金と流れて、喜です。
この方はスマイルのほうが思い浮かべやすいかと・・・・
きれいに食傷財と流れ、調候の丙が月干に。身弱ではありますが、流がきれ
いです。渋いというより華があります。丙一つが効いている命だと思います。

しか~し、どちらも結婚には縁がないのかしら?どう考えても福山雅治さんが結婚しないのは私の力量ではわかりません。昨年のこの時期にもなぜ、この男前が結婚しないのかと首をかしげた記憶があります。健さんは火財はなかなか・・・うまく燃えませんので頷けますが。結婚したも火財は埋もれてしまってましたから、うまくは行きませんね。
いずれも男前は同じですが・・・
以前、壬子の日干の人なのでさぞかし、きれいだろうと楽しみにしてあったことがあるのですが・・・はずれていることもあるようです。DNAは大きいかも!!





漢文は美しい!!

2013年02月24日 22時57分30秒 | インポート
写真ネタがない・・・というか花が咲かないですね。それでこんなスタイルで・・・ストレッチは体の錆び落としですよ!!

☆フリートーク
最近、滴天髄などの漢文を見ることが多いのですが・・・・そのせいか、漢文って、すごく言いたいことを端的に表現しているものだとえらく感心したのです。いつもそんなことは思ったこなどなく、ひらがなじゃないので漢字は難しくて読みづらいというくらいにしか・・・・

 ところが昨日のTVドキュメンタリーでベトナムの革命家ファン・ボイ・チャウのことをしていました。彼はベトナムがフランスからの独立国家となるようにという大きな志をもっていました。そのために家族と離縁してまで革命に身を投じました。詳しいことはあまり知らないのですが、日本にもやってきて犬養毅などの援助を受けて人材の育成を計ったようです。しかし、運がなかったのでしょうか、人生の後半は軟禁されて人生を閉じたようです。そのことについては何も感じなかったのですが、彼が死ぬとき、自分は志は大きくもって生きてきたけれども、ただ力がなくてそれを実現できなかったということを身内の手のひらに書いたそうです。その言葉はたったの4文字なのです。

「有志無才」です。オッと開眼した気分でした。長々とTVをみていたのですが、これは滴天髄と同じだと・・・・非常に意味深く思いのこもったものなのですが、たったの4文字!!非常に「美しい!シンプルな美です。」

 それでまたまた今まで、舅がよく詩吟を吟じているのですが、何だかちっともわからない・・・わけわかめ~の漢詩だなと。
 でも昨夜、漢詩を読んでみたくなりましたね。友人のご主人が漢詩を習っていたのを思い出したりもしたのですが、なんと辛気臭いと思っていましたが、これぞ、詩歌の真髄ではないかと・・・短歌や俳句などよりもっと高尚なはず!!

 う~~ん、この忙しいのに無理!!とは思いましたが、これほど、無駄のない表現はないのではないかと・・・俳句もそうですが、無駄を削ぎ落としてこそ美しい!!そういった「美」を漢文にも初めて感じました。これ、めちゃくちゃ、感動でした。アホみたいかもしれません。この年で・・・!!
 
 そう、額縁の座右の銘などもその類ですね。よい言葉は刻んでおくとよいとも思います。自分がよいと思う言葉ですから、自分が大事にすればよいことで、人にとやかく売りつけるものではないでしょう。命理を学んでいても感動するような言葉がありました。「命理無理」です。学理がないのではなく、原則はあっても定理などないということ・・・数学でいえば、定義があって、それに基づく定理は発生しますが、その定理は命理においては無限大だというのです。
ほ~~~~と何度も何度もかみしめたものです。瀬戸大橋線の車中でしたが・・・
これだってアホと思う人は思ってください。初学には命理有理でやらないとわかるはずもなく、そのほうが有効でしょう。ですから、ウェブサイトのインターネット占いなどはその類ですね。簡単なソフトプログラムで組まれているだけですから・・・信じる人はその程度ということでいいのではないかと。

 今日の話はちっともおもしろくないですね。先日の定年の話は笑ったというコメントを数多く頂きましたが・・・・そうそう面白いものはないので失礼いたします。もともと面倒くさい性情でもありますし、いつも何かに中毒に侵されているような状態ですから。日本語って気持ち悪いですね。ADDICTEDという英語のほうが汚くないですね(笑)。
 漢文はきれいです。


寅月

2013年02月21日 23時24分33秒 | インポート
庄内半島の紫雲出山から望む・・・・岬には灯台もあるのですが、ここは「箱崎」。昔、夫とよく魚釣りに興じたところです。懐かし~~!!

☆難易度Ⅰ
寅月ですが、今月19日が「雨水」です。それまでは春と言っても丑月の寒気を引きずるので丙火の調候が大事です。それ以後は調候は要らないのかと言えば、それは八字次第で湿の気が強ければ、勘案しなければなりません。

 日干が甲木であれば、寅月は月令があり、「禄刃格に殺」です。陽干には陽の庚官殺の剋を第一とします。しかし、窮通宝鑑には寅月の甲木は若木で柔らかく、庚金の剋は不適切であると言われています。

 また、寅木は柔らかく、癸水の「滋木培木」は非常に相性がよく、その上での庚金の剋は適切ということもあるようです。

 どちらを優先するのかということですが、丙火と庚金は相対する五行です。「子平」を優先するのか、あるいは「調候」を優先するのか・・・・特に雨水前は調候ということになるのでしょう。

 ちょっと考えてみました。丙火と庚金ですが・・・

 癸巳
 甲寅
 甲辰
 丙子

のような命でしたら、時干の丙は調候となります。もちろん年支の巳火にも月干支の甲寅は洩らしますし、これも調候です。丙は用神ともなります。調候用神であり、扶抑用神です。

では、庚金の官殺は取れないのかということですが、天干に丙が出ていますので運才で庚金が巡りますと、丙と剋に・・・これは良くないですね。用神ともいえる丙火が剋となるわけですし、喜の干支同士が痛み分けして良いとはいえません。

では地支に火があればどうでしょう。

 癸巳
 甲寅
 甲午
 戊辰
これでしたら、午は最喜神となります。用であり、財との通関となります。組織配合はベストです。陽干の剋とはなりませんが、能力発揮しての財への流れは滴天髄でいう「財気通門戸」です。強い日干が食傷に流れ、能力発揮し、その成果として財に流れる、つまり食傷生財の喜のことです。禄刃格に殺でなくとも栄華栄達は望めるでしょう。流れも年干から水木火土と流通します。位相高の命です。
またこの命でしたら、庚金の官殺の剋も有情です。弁証法的発展が可能な八字となります。

上記のニ命を比べると天干に丙が来るのか、地支にくるのかで、解明が違ってきますね。おおむね、、丙火は地支にくるほうが運才での喜忌は有利でしょう。

以上、調候と子平の両サイドから見てみました。


定年

2013年02月17日 22時49分16秒 | インポート
 昨日も山登りで足腰を鍛えました。飯野山の頂上の猫ちゃんです。夫がもっていたクッキーをあげると喜んで食べました。猫ってそんなもの食べるの知りませんでしたね。

☆フリートーク
 今月末で夫が定年です。長年勤めた会社を退職するのです。先日は送別会だったようです。本当にご苦労様でしたという思いは十分にあります。これからは好きなことをして元気でいてくれれば・・・ですね。しかし女房としてはいよいよ覚悟をしなげればなりません。これも本当です。
 
 本日は寒い中、私は寝室を二階へ移動しようと・・・・新婚時代、子育て時代はその二階に住んでいました。10数年前から、一階に引っ越しをし、夫と二部屋を寝室とリビングに分けて使っていました。そして数年前からは別室にしてそれぞれの部屋にテレビ、コタツを置いて過ごしていました。そのうちの私の部屋を夫のために空けてあげようというわけです。つまり、その部屋でギターを弾いてもらおうという算段です。

 私は教室で普段はお勉強をしているのですが、休日は夫も同じ部屋の空気を吸っているわけです。そしてギターでフォークを歌ってくれるのですが・・・・
来月から、毎日というのは息がつまるので本日、決行となったわけです。

 定年後の夫婦の在り様ってかなり深刻だと皆さんから聞かされていました。実の母親からも昔、聞かされていたので・・・・お互いがうまく生活できるようにという配慮は大事だと思うのです。私は特に自分ワールドに住んでいますのでかき乱されたくないのです。

 一番嫌なことは静かな雰囲気の中で電話の会話に心を移しているときに・・・
夜遅く帰って、夜食が食べたいのか、ラーメンを作ってきて、わざわざ私のよこでズルズルズーっとすすられるとき・・・・ブッとおならをされるとき・・・これ、耐えられません。デリカシーのかけらもないと思うのです。スカイプ中になど現れたら、どうしてくれよう・・・と思いますね(笑)。

 また、私の友人が私の部屋にきているとき、絶対に現れるでしょう。友人の横に座って、自分の友人のようにしゃべり始めることも間違いなし!!・・・いつものREIKOさんなら、いいですがそれ以外は許せない!!以前は初訪問の友人がいるのに同室して出て行かなかったという前科があります。夫はおばさんと話すのが好きだそうです。そんなお仕事ってないですかね!!

 とにかくそんなわけで苦手な整理をしているのですが、やっぱり、捨てていく方法が簡単です。着ない服の多いこと・・・呆れます。首に巻くスカーフ系の多いこと・・・私は日焼けが嫌いなので首を保護しますので。どれもこれも捨てちゃいます。
 でもそんな小さいものより大きなものを捨てるほうが場所が空いていいのに・・・おバカですね!!


 夫がもらった花束の一輪がとてもきれいに開きましたので・・・

壬日干寅月生まれ

2013年02月14日 22時32分33秒 | インポート
近所のアスパラ農家のご主人に頂きました。しし丸くんの散歩中でした。

☆難易度Ⅱ
本日命で気楽に・・・・
H25年2月14日亥の刻・・・バレンタインデー生まれですね。

 癸巳
 甲寅
 壬子
 辛亥

壬日干寅月生まれ。木旺。これだけで言えることは洩気が大であり、日干は弱の可能性が高いので、制食傷の庚金が第一と考えます。もし、日干が強ければ、戊の制もよいのですが、可能性としては低くなります。ですから、陽日干の壬であっても官殺の剋よりも食傷財に流れることのほうが可能性としては高くなります。そう言った意味合いから庚の印による制食傷が良いというわけなのです。その上で火の財に流れれば、喜となるでしょう。

ではそういった観点から上記の命をみてみましょう。

壬日干は亥子の2根に通根しています。そして辛金によって生身です。よって日干は根もあり、印もあるということで依るべなくなることはないのですが、月干支の甲寅には激しく洩らします。天地に食傷ですし、卯に比べれば、寅への洩気(納水)は大なのです。
時干の辛は陰干なので生水のみで位置も悪く、寅を抑えることはできません。

次に食傷の甲寅ですが、よく納水して見かけ以上に膨らんでいます。水気が入った湿の気大です。このままでは生火はしにくい状態ではあります。
では年支の巳へと流れるわけですが、やや滞り気味の木生火の関係でしょう。
年干の癸は生木に。巳を剋する意もありますが、ほぼ甲寅に流れるでしょう。

やはり庚金の病薬が第一のようです。
流れは時干の辛から金→水→木→火と逆流ですが、きれいに流れてはいます。

日干弱
真の食傷格
用神 子
喜神 なし
忌神 木
閑神 金・・・制食傷は喜(庚)
       生日干はさらに生木となって忌
   水・・・生木で食傷を強めるのみ
   火・・・雨水前でもあり調候。また水木の関係が良好なら火は喜。大運次第
調候 丙

 さて、大運ですが、
順行運なら 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉
そうですね、乙卯運は庚の病薬以外は無理ですね。
      丙辰運は丙はまず流れ的には喜ですが、この大運は金水が喜。
      丁巳運、これも上記と同じく金水の流年は喜ですね。
とこのように大運ごとに喜忌をとらねばならないでしょう。

逆行運なら 癸丑 壬子 辛亥 庚戌 己酉 戊申・・
これは金水運を行くことになりますから、調候からいっても強い火に流れるか、
あるいは戊の官殺の剋を望むところです。ですが、金が天干にやってきますの
で戊もかなりの根をもつか、火財の生を受けてないと湿化して印に流れてしま
います。その前に強い甲に制殺されてしまいますが・・・・精査が要りますね
この大運は・・・・。

このあたりは難しいと思われるでしょう(笑)。よかったら、いずれ講座にお越
し下さいませ。