平仮名のことわざかるたを制作中です。
☆フリートーク
今日は朝からYORI用に平仮名のことわざかるたを制作中です。写真のとおりのものですが・・・買っても良かったのですが、何となく作ってみたくなっただけです。絵柄はネットからダウンロードしてプリントアウトし、ラミネートするだけです。ところが取り札と読み札の二通り作るので100枚ほどになるかと思います。思った以上に大変な作業でした(苦笑)。まだできてませんが・・
最近の保育園というのは早くから知育を施すんですね。凝りに凝った保育のところもあって英語オンリーの保育園も近所にあります。昔の私の塾生が経営しているのですが・・・赤ちゃんの時から入園しますから、生まれたときからバイリンギャルなんですね。YORIの通う保育園でもあいさつ程度の英語はさせているようです。私に言わせれば、単なる保護者の得点稼ぎとしか見えませんけど・・・英語もやってくれる保育園!!という印象を大事にしているのでしょうか?
私は自分の子育ての経験から思うことがあります。子供の好奇心を第一にしてやることが大事だという点です。何でもかんでも子供が興味を持つ前から、色や動物の名前、平仮名や数字を教えることは良いこととは思っていません。知育というのはそういったものを年齢よりも先取りしていくものとは思いません。色に興味を持ちだしたことが分かった時点で保護者や家族は立ち上がればいいと思うんです。「これ、何だろう?」という興味と関心こそ幼い子供にとって重要なモチベーションではないかと思っています。こういった興味や関心の着火点が大事でこの積み重ねは将来、さらに教育の大きな成果となるとも思っています。小学校や中学、高校と進んでいく際に何かに対して関心を持てるかどうか、私は英語のほうがぴったりする言葉があるんですが「CURIOUSITY」と呼んでいます。「キュリオーシティ」です(笑)。こういう感覚を持てる子供に育てることが最も重要なことと思っています。
話が先走っていましたが、今、かるたを作ってはいるのですが、興味を持ち始めたのか、それとも保育園の単なる「煽り」なのかわかりませんが、私がしたいことをしているだけです。まあ、いつか本当に興味が出たら遊ぶでしょう。
昔というほどでもないですが、数年前まで私は英数塾を経営してました。そんな中で見てきたことですが、アルファベットを覚えられない子っていました。どんなにしても覚えないんですね。かるたではないですが、カードを作ってフラッシュしながら、何度も視覚的にインプットさせるんです。それでも学習が定着しないことが極稀にありました。これは脳裏に映像としてキャッチできないものですから、単語を以後、どんどん覚えていくには無理がありました。皆様、良く単語ノートという宿題が出て書いて覚えたものですが、その際も視覚的に映像化は常に脳の作用としてはあると思います。書いたものを視覚的にとらえながらの作業ですから・・・
まあ、こういった作業の成果と似たことは命理をやっている人たちにもあります。大概の命理好きは八字を空で覚えているものですし、いつでも板書できますね。八字が頭に映像として浮かんでいるからですが、同じようなものですと、そろばんの暗算ですね。これも頭に浮かんだそろばんの珠を頭の中ではじいているんです。このほうが実際のそろばんより間違わないですね(笑)。
日本の教育は昔から「読み書きそろばん」と言っていましたが、何ともアナログな教育であったかと思います。特に語学などは耳から、つまり音声から入らんといかんですね。当たり前なのですが、それが当り前じゃなかったのです。これからは小学校で早くに英会話教育が入ってきますが、どうか、中学高校で偏差値教育に阻まれて元の木阿弥にならないようにしてもらいたいものです。教育改革もなかなか進みませんね。
久しぶりにハル君。私の椅子で寝転んでます。