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☆生薬
こんばんは!!
ここ数日は人に逢えば、「暑いですねえ~!」です。さすがに夕食前からクーラーを入れないと食卓が暑くてたまりません。汗っかきの孫たちは髪の毛が濡れてます(;^_^A
さて、本日は生薬「枸杞子(くこし)」です。どこででも見かけますし、赤いので目を惹きますね。「食べるルビー」などと言われて昨今はアメリカでもアンチエイジングで人気だそうです。ここでは生薬としての効能を網羅したいと思います。
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〇枸杞子・・ナス科の低木の実
〇性味:平、甘
〇帰経:肝、腎、肺
〇効能・滋補肝腎・明目・・・眩暈、視力減退、涙目など肝の症状に効きます。
また足腰怠いなど腎の症状にも!
・潤肺・・・肺が渇いて咳などの症状に肺を潤します。
上記のように肺と腎の潤いがない、いわゆる陰虚状態のときに効き目があります。杞菊地黄丸はドラッグストアでよく見かけますが疲れ目に良いそうですね。私も何度か服用したことがあります(;^_^A 枸杞、菊花、地黄などが入ってます。他、咳などに効果的な麦門冬などとも相性が良いですね。
薬膳茶では「利水」にハトムギ、陳皮とともに枸杞子を入れて利水の呼び水みたいな形で使われます。肺を潤し、水を腎に送って利水を促すという形でしょうか!!
他、西洋医学的な見地からは枸杞子はルチンが多いということらしいです。毛細血管を丈夫にして血管壁を護り、詰まるのを防ぐという、つまり老化を防ぐということです。若返りに一役買うというところでしょう。血圧調整、動脈硬化予防に役立つと見ても良いそうです。
こんなふうに見ますとやはり毎日、少しづつでも食べると良いようです。アンチエンジングの赤いルビーです。