楽しみにしていた月下美人が3輪咲きました。香しい芳香を放ちながら、咲きこぼれていました。
★命理
本日命です。
甲午
癸酉
辛丑
丙申 としましょう。
日干辛金は酉月金旺の生まれです。さらに時支の申にも通根し、日支丑の生金あって日干強です。日干は月干の癸水に洩身します。癸水は丑に根、そして酉は午の剋には会いますが、暖金となって生水の喜です。癸水はさらに年干の甲木に流通しますがこれもまた癸水と甲木は好相性です。慈木培木となて喜の相関関係が続きます。時干の丙は火源なく根もなく弱の官殺ですが任じるべき官殺です。
日干は強。
用神は癸水。
喜は水木火
忌は湿土金
閑神は燥土 と取ります。
辛金は陰干ですので、食傷生財を喜とします。もちろん強日干に官殺の剋も喜ですが、先に食傷生財ですね。
八字は中庸命で八字きれいに流通し、用神も取れて位相高と看るといいです。
位相高の八字ですから、辛金の良いところがでるとみて間違いないですね。
辛金というのは柔軟な耐久力あって自信尊大な面があります。本命は丑にも坐し、粘り強さも人一倍でしょう。また丙火の陽気な一面も出るはずです。さらに癸水の良い面も・・・潔癖で正直な優しい面。さらにさらに、辛金はすばらしい感性の持ち主ですから、閃きや鋭い感の働く人だと言えるでしょう。
良いところばかり挙げていますね・・・
大運で崩れないといいのですが・・
順行運ですと 甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰・・・
先に北方の水旺運を行きます。日干は八字内以上によく洩らします。能力発揮と成果は十分な運気です。金白水清と同じように水智あって自信溢れる運気です。
辛金は陰干弱きを畏れずですから、多少の転弱など怖くはありません。第二、三運は素晴らしいものだろうと想像します。
さて、ここで、注意してさしあげたいのは自信過剰はいけないということを知らなくてはなりませんね。やはり八字、大運ともに良いと苦労を知りませんし、本人が有能であればあるほど要注意だといえます。本命なら、かなりの能力の持ち主ですから、人を見下してはおしまいです。常に謙虚に・・・とアドバイスしたいところです。ここはやはり丙火にしっかりとした根をつけて日干を制してほしいと感じます。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という有名な俳句もありますが、まさにそれを知らなくてはならない八字と大運ですね(笑)。