☆我が家のワンコ、ちょっと大きくなったかも。太ったのか大きくなったのか、2.5キロです。
☆命理
こんばんは!!
本日命の前に少し・・・今日、読んでいた本の1行が眼に飛び込んできました。
「科学は批判と検証にオープンである」という文言です。
最近、命理について考えることが多いせいか、ふと飛び込んできました。
科学とは感情や信仰を排除した知的学問であり、世の中の不思議と言われるものを根拠のあるセオリーでもって納得させてくれるものです。ほぼすべての学問は科学であるはずです。
ならば、命理も「科学」なのです。化学でなく科学です。ここで重要なのは科学がこの世界で発展し、人間の文化的生活を支えてきた裏にはとても大切なことがあったのです。それは、科学は常に「批判」と「検証」にオープンだということです。とても心に響く文言だと思いました。
命理も理論ですから、理論をどんどん検証して正していくためには古いものは批判を受け、それをオープンにして検証されていくところに発展性があるのです。
逆を考えるとどうなるでしょうか!!古いものを固辞し守ればそこに発生するのはいたずらな信仰に近いものになると思われます。人々はまた尊敬から逸脱し、宗教的、カルト的な「帰依」に近い感覚を持つようになるのではないかと思いました。さらに断言できるのは・・・・「師」に対しては「尊敬」以上の何も持ってはならないということです。ここを勘違いされている方もいらっしゃるように思います。科学を逸脱するのは「帰依心」だからです。批判できない弟子は要らないということでもあるのです。
ということです(笑)
さて、本日、癸未日です。講座生のリクエストで癸丑日と比較して頂けないかというものです。蔵干に違いがあるのできちんと提示しましょう。
① ②
丁酉(庚辛) 丁酉(庚辛)
壬寅(甲) 壬寅(甲)
癸未(丁己) 癸丑(癸己)
癸亥(壬) 癸亥(壬)・・・時干支はいつもどおり亥の刻です。
日干はいずれも強でしょう。①は任じるべき寅の食傷と未中己土が制殺の関係です。未中丁火は制殺の木剋土を通関などできず、滅火です。ここは天干の壬と2癸水には日支丁火財を比劫争財となりあまり褒めたものでもなさそうです。土は死令なので旺令の寅は傷まず土官殺は破土です。ただ未は燥土なので湿土化はありますが、死土ですからたいした作用とはならないでしょう。おまけに年支の酉中庚金に寅は剋されています。日干強にはこれも忌の作用となります。とにかく日干強なので制殺は忌となります。ただ陰干の癸水ですから強ければ寅の食傷から財に繫がれば良いわけで、順行運なら火旺運を待つのみです。八字は雨水以降ですので丙火調候は不要ですが、八字が欲する方向性として丙火が欲しいということです。
丑日支の②命です。丑はほぼ水ですし、微根ともなり時支に亥がありますから日月時干支の水が団結して寅に洩らします。こちらも火財に繫がればよいだけですがこちらは争財には見えません。丁火は年干ですし・・・丑中己土はやはり旺木に剋されますので①と事象的には同じかと見えます。ただ壬水は丑に微根ですし八字の方向として丙火財に繫がることが喜であると同時にこの時期は調候不要とはいえ、丙壬不離という干の特性からも②の命は丙をさらに欲すると思われます。性情的にも②の命は籐羅繋甲的な壬ですから日干は癸水であっても性情的は①よりも②が壬の特性が出るでしょう。
ちなみに年月の丁壬干合ですが、これは陰陽の剋であって双方減力し固有の干というのが原則です。
本日、癸未日ですが、癸丑日とも比較して解命しました。