★難易度Ⅲ・・・難しいかも!!
本日は昨日に続き、時干支をさらに推してみたいと思います。
同じ八字です。昨日は単純に日干強で洩らせない、つまり依るべない八字ということでの推命でした。
従旺格であろうが、禄刃格であろうがいずれも位相が低いものですので、忌象が激しくなるのでかなり可能性としては高いとは思います。
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本日は別の視点から、同じ八字を眺めてみたいと思います。
もう、くどいなあ、と思われる方はパスしてください。少し、難しいかもしれませんし・・・すみません。昨日から、いつもより難解で申し訳ないです。
辛卯
甲午
丙午
〇〇
大運:乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑です。
若いころの怨歌に見え隠れする苦しみ、財の喜忌、つまりメンタルに焦点を当てることに変わりはないのですが・・・
時干支に庚金をとってみます。
辛卯
甲午
丙午
庚寅
あるいは
辛卯
甲午
丙午
庚子 です。
どちらを詩子的には推すかというと、庚子です。
八字ですが、丙日干は2午に座し、旺令です。木の印も天地に透り、極旺でしょう。ですが、子午冲もあって、水火剋戦もしますが、死令の庚金が時干に。財は極弱で八字は破財です。また子午冲あっても子は水源あるものの、午よりは減力。それでもどちらも残って固有の支であることは間違いありません。もちろん、普通格での扱いです。
またこういった八字はメンタル的には苦しみに付きまとわれるもので、第二運からも申酉と庚金は通根します。火金戦です。旺強の丙火は湿土金に流れず、偏枯する旺火は煩悶に苦しむものです。これも可能性としては十分にあると思われます。
そうしますと
第四運戊戌運は喜忌が伴いますが、水の年には燥土もやや湿の気を帯びるときもあります。そういったときは旺火は湿土生金と喜の食傷財となります。ですが、年運も木火となれば、八字は曇り出しますので、浮沈に翻弄されることになると思われます。この時期に結婚して出産し、普通の幸せな時期もあったというのも事実でしょう。
第五運己亥は己土は庚金との通関として十分です。亥は卯に化殺もあり、火旺の八字には任じるほどの官殺ではありません。平運
第六運庚子は2子と2午の水火剋戦。平穏とは行きません。水面下での変化変動に翻弄されます。2庚財とは火金戦であることには変わりはなく、この時期はメンタル的には苦しいと思います。忌神運
第七運辛丑は一見、湿土に洩らして喜のように見えますが、年運まで湿土金水となるのはいかがなものかと思います。昨年、壬辰年は忌。干の特性上一番嫌う最忌の晦火晦光となってしまいます。今年の癸巳年も火とはいえ、これは湿土に晦火。癸は八字の子、大運支丑にも通根しますし、水源の庚辛もあり、侮るわけにはいかないと思います。事象もうなづけるかと・・・平運:年運注意
ま、こういう推命も後付けのこじつけがずいぶんと入るもので、聞き流して下さればいいと思います。
はっきりしないものはいくら推命しても疑問は残るものです・・・
昨日に続き、失礼いたしました!!! 詩子