いつも登っている飯野山(讃岐富士)です。丸亀城より!
★フリートーク
久しぶりに詩歌です。
結願の 札所を見下ろす 銀杏樹の 思い重ねて 遍路行くらむ 詩子
四国88番札所大窪寺、山深い谷合いにあるのですが、・・・人生に挫折したり、悩んだり、また大きな思いを成就させたいというさまざまな思いを持ってお遍路さんが巡る、最後の結願の寺です。この季節は紅葉もきれいなのでカメラマンがいらっしゃいます。また味噌煮込みうどんが美味しいので・・・というお客さまも。何よりも目立つこと、それはここは結願の場所であることです。長い苦しい巡業の果てに思いを達する遍路たちのさわやかな笑顔が見られるところでもあるのです。悩める若者たち、病気快癒を願かける人たち、様々です。般若心経の快い響きは傍に寄るだけでも癒されるものです。
ロケーションもさることながら、境内には大きな銀杏の木がそびえています。今ではほとんどが色付いて散り果て、石畳を黄色に染めています。ひとひらひとひらに銀杏の木の慈悲深い思いがこめられて遍路さんたちの肩に止まっては落ちていったのではないかと・・・そのような情景に思いを馳せていますと、私の肩にも落ちてまいります。私など俗世の卑しい者なのに、またそんな深い思いもないのに銀杏紅葉は優しいものです。ただ、感動することはできます。それが幸福感だといつも思うのですが・・・
さて、本日、夕刻に遁甲を実施して、先ほど帰宅したところです。
今は亥月水旺であることを考慮しまして・・・
日盤:癸 癸 開門
時盤:甲 癸 開門
で北西の方向に歩いてきました。前回と同じ方向でしたので、距離感が短く感じました。
最近は山登りもしていなかったので、なまった脚には心地よかったです。太腿のハムストリングはまだ健在のようです。しっかりとノートにまとめてきました(笑)。