四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

赤ちゃんの取り違え・・・命理より

2013年11月27日 21時08分32秒 | インポート


★難易度Ⅰ
 TVニュースより。
赤ちゃん取り違え事件。60年も前のことを今になって・・・ということですが、

 昨夜のTVニュースで生年月日に生時まで報道されました。二人の男性が13分の時間差で生まれて、別の母親のもとに連れて行かれてしまったのいう悲劇。
プライバシーの問題もあるでしょうが、ここは命理の勉強の場であり、決して面白がるつもりはなく、命理に照らし合わせて、事象を読んでみたいと思います。どうかご容赦を!!

 男命:S28年3月30日午後7時17分生 東京
 もう一人は同日の13分後ですから午後7時30分です。
 均時差、経度差を計算しても二人の男性は同じ八字の先天命ということになります!!!

 癸巳
 乙卯
 庚辰
 丙戌

大運:08甲寅 18癸丑 28壬子 38辛亥 48庚戌 58己酉 68戊申・・・・

八字の解明は本日は簡単に。誰がみてもこうなります。
日干弱
用神:やむなく辰・・・これも死令で弱。辰戌の冲去はなく残ってます
喜神:湿土 金
忌神:水 木 火
閑神:燥土
調候:良好

八字は身弱で財官に任じられません。財の苦労、つまり金銭、父親の不適、など。また官殺も忌ですので環境も劣悪となる可能性は大です。年月干支の忌は家庭的に恵まれないことがわかります。大運をみても、忌の木旺から水旺に巡ります。だれがみても大運も忌です。中盤年になってやっと喜が出るかという八字です。苦労の連続であろうということは間違いありません。

事実事象は告訴した側の男性は戸籍上の父親には2歳で死別。苦しい家庭環境の中で中学を卒業後、仕事をしながら定時制高校を卒業し、今まで苦労の連続であったということです。八字が物語るものとぴったりだと言えます。
現在60歳で己酉運。喜神運ですね。財にも任じられます
まさに命運どおりの人生ではないでしょうか!!

では取り違えられて裕福な家庭へと連れて行かれたもう一人の男性は教育的環境もよく大学まで出ているとのこと。他の兄弟と似ていないことから、今回の取り違え事件に発展したようです。弟さんたちが発見したようですね。

さて、同じ八字でもこちらは上記のような事象はないということになります。同じ八字なのですから、同じような財官の忌象がなくてはならないことになります。ご本人に聞いてみないとわからないようなことが多くあるかもしれません。財の環境がいいわけですから、何らかの身体的な病であるとか、外にはわからなくても水面下、つまり本人の心のうちにはあるかもしれません。それくらいなら、たいしたことではなく、八字が物語るような不幸とはなりません。

おそらく、環境が良いこと自体が八字の「救い」であったことはまちがいありません。また、可能性としてあるのは、家族の生命エネルギーの救いです。幼いころなら母親でしょう。湿土、金のエネルギーの強い持ち主がいるはずではないでしょうか。それ以外に考えられません。
ですが、ふたを開けてみると事象は違えども、二人とも命運どおりということもあります。財の忌が目に見えるものばかりではありませんから、つまり、金銭や父親ばかりではないでしょう。必ず、ご本人に言わせると事象はあると思います。ですが、月とすっぽんの違いがあるのは事実です。救いのある環境に置かれるか否か・・・これも家族という集合体のもつ和合は一人だけ不幸にはできないでしょうから良いに越したことはありません。良い環境とは経済的に豊かということとは別の意味に命理ではなると思います。

昨夜は夫もこの話には関心を示してました。夫も同じ28年生まれで60歳。「ぼく、今の親父とおふくろが他人だと言われても・・・(笑)・・育ての親のほうを選ぶぞ~~!!」と。そうですよね。私も同感です。苦手の戊日干の母でも、半分ボケが入りかかった父親でも、もう、あれが他人であろうが実の親であろうが、問題ではないですよ!!幸不幸などは、無形のもので金銭が豊かイコール幸せ、とは思っていません。

命理的には位相が低いというのは、原因していると思います。申し訳ないですが、言わせて頂くと、本日命は位相に問題があると言えます。位相の問題はそういった考え方にも影響すると思いますね。また日干に財が近貼して忌となれば、尚、そういった発想になるのかと・・・批判して申し訳ないですが、そう思います。劣悪な環境でも育ての母は喜神です。辰の湿土頼りの八字ではないですか!!

何だか、怒ってきましたね(笑)。ま、ご本人にしてみれば、不本意な憤りを感じれおられることも理解できますし、取り違えなんて許せません。
でも、我が家の孫の顔を見ていて思うのですが、母親も何故、我が子を見間違うのでしょうか?昨年夏、孫を新生児室でみてもわかりましたけどねえ~!母親の感まで鈍らせるほど似ている赤ちゃんでしょうか?


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★ケンさんの彩り料理のクックパッドをブックマークに貼らせて頂きました。今晩のメニューに思案される
ときは参考になりますよ~ん!!

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スケジュール帳のあれこれ・・・

2013年11月24日 19時42分55秒 | インポート


★フリートーク
 昨日、来年用のスケジュール帳を買いに「文具生活」に立ち寄りました。たまたま大売出しでしたので「おっ!!」と思いました。
 毎年、どれにしようかと楽しみの一つなのですが・・・・私の場合は絶対にカレンダーが日曜日始まりでないとダメなのです。山ほどあるスケジュール帳のほとんどが月曜日始まりです。世間の人は月曜日始まりが好みなのですね?

 何故?と思うのは私だけでしょうか?普通のカレンダーはほとんどが日曜日始まりです。私の場合、家の人たちにも私のスケジュールがわかるように家族用のカレンダーと両方に書き込みます。娘などはそれをみて私の行動にあわせているようですし・・・

 一度、月曜日始まりのスケジュール帳を買ったことがあって、書き間違いを起こしてしまい、ダブルブッキングなどで人に迷惑をかけたことがあります。その時はサッと日曜日始まりのものに買い替えました。無駄なことをしたものだと後悔しましたね。それ以来、ずっと日曜日始まりに固執しています。

 考えてみるのに世間の人たちは週末が土日ですから週末の予定を書き込むのには絶対に月曜日始まりで土日がくっついてないと不便なのでしょうね。土日の週末旅行なんて・・・ね。

 今の私は週末なのか、ひどいときは今日は今月の第何週なのかもわからなくなります。ますますスケジュール帳頼りです。まあ、一番の理由はカレンダーと同じであれば、問題はないのですが・・・

 ということから、カレンダー業界は何故、いつまでも日曜日始まりのカレンダーにしているのかということにもなります。トレンディじゃないということではないでしょうか?世の中、ずいぶん前から、週休二日になってますのに・・・

 カレンダーってどちらの会社で製作しているのでしょうか?流通がちがうのでしょうか?こちら、讃岐では結構、団扇屋さんがカレンダーを作ってられますね。私の友人宅も「~団扇」という会社ですがカレンダーは頂いたことありますが、スケジュール帳の製作はしてないですね。
 よけいな話ですね、これ!!・・・(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文具生活に立ち寄って、ついでに見つけたペンケースですが、これ、便利です。使うときはペン立てになります。
生徒さんが持っているのをみて、ほしいなあ~と思っていたので、やっと買いました!!!・・・(嬉)


 短くなった鉛筆はけち臭く使うのが大好き!!
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本日命(庚日干亥月生まれ)

2013年11月20日 22時18分31秒 | インポート


★難易度Ⅰ
 さて、本日命です。
癸巳
癸亥
庚寅
丙戌 としましょう。

本日八字は亥巳の冲、亥寅の合が同時にあります。今日はペアーレ講座も支合が出てまいりました。復習にもなりますでしょうか!!
冲、合が重なりますと「解冲」です。冲は専一の場合、エネルギーの方向が双方に一心に向きますから、他の干支への生剋制化の気勢が削がれます。合が重なりますとその一心不乱に向き合っている二つのエネルギーは「一心不乱」をやめるのですね。ではどうなるのか!!解冲となれば、双方が自由に生剋制化できるのはできるのですが、「剋」は存在しています。亥巳の冲がなくなったのではなく、水剋火はあるのです。

 八字は水旺ですので巳は死令。天干に陰干とはいえ、旺令の癸が団結しています。巳火は天干からも剋されますので激減します。亥との剋も残ってかなりの剋傷と看てまちがいありません。それでも巳火は残っています。なくなることはない!!と考えてください。

 さて、一方、亥寅の合ですが、合を貪るはずが解けて普通に・・・となるのですが、亥から寅への流れはよく洩らします。亥は減力。巳火はその分助かるということになります。

 こういうふうに細やかに八字をみると地支が精査できます。
 つぎに日干庚金ですが、時干の丙により少しは暖金となってよく生水します。時干の丙は寅の生もありますが、丙は死令ですので弱です。取るに足りない官殺です。寅も湿の気が強く生火力は問題ですので、たいした官殺ではありません。数値以下と看なくては間違います。

 また戌は燥土。月干の癸水は強く時支まではちょっと無情かと思いますが、厳密には、わずかですが、戌は湿の気も無視はできないのがこういった八字です。四柱八字内をエネルギーは巡る所以です。わずかです(笑)。

 上記の八字、形としては剋洩交加です。ですが、官殺は陽干で強く見えますが、旺相死囚休をきちん計れば、洩気が旺令であり、官殺の剋は死令であること、これを無視しての解明はありません。

たしか、今日の講座命でもこのようなことを言ったような気がします。(詩子)

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四方山話

2013年11月17日 21時01分48秒 | インポート
飯野山で見かけるネコちゃんたち。まだ幼猫です。

★フリートーク
今日は午前中は義理姉宅の法事に・・・!!お手伝いをしてきました。で、中之島研究会には参加できませんでした。めったにないことです。大概はスケジュールを調節していますが、こんな日もあります。

 午後から、久しぶりに金比羅宮に詣でました。いつもなら飯野山(讃岐富士)に登るのですが、少し飽きてきて・・・!!飯野山の頂上の猫ちゃんたちのことは気になるのですが・・・

 お正月でもないのに結構な賑わいでした。参拝客は多いですね。昔とは少し様子が違うと感じます。表参道は階段ばかりで、参拝口あたりは新しいお店が出店してきています。高速道路の松山道を走るとき、いつも石鎚サービスエリアで「伯方の塩大福」を買うのですが、ここ、参道にも出店していました。びっくりです。つまり人が集まっているということですね。

 もう一つ、驚くのはソフトクリーム、アイスクリーム屋さんの多いこと。和三盆はわかります。讃岐三白の一つですから。養蜂場のゆずハチミツも。最も驚いたのはうどん系のアイスです。ソフトクリームにネギがトッピングされていました。これはちょっと脳が拒否しますので、今回はハチミツソフトにしました。一個買って夫と二人で食べました。十分なので・・・たくさんは要らないですね。ちょっと甘かったです。和三盆にすべきでした。

 またまた気になったのは参拝客のカップルさんが連れていたワンちゃんです。
白い毛に茶色のドット。後姿を見て、私の亡くなったしし丸を重ねてしまいました。不思議に道中、最後まで何度も出会ってしまい、つい聞いてしまいました。「ワンちゃん、かわいいですね。何歳ですか?」「なんという種類ですか?」などなど・・・!!

 まだまだ抜け切れるはずもないペットロス。今日がやっと一か月め。私などはあの日で何かが止まったままです・・・私の知り合いで40代の彼女は子供がいないので、ワンちゃんを我が子にように育て、やはり9年で見送りました。先日、彼女が言うのはペットロスで3か月が苦しくて、とうとう新しい子を迎えましたと。それでも半年くらいは違和感があったと・・・!!そりゃそうでしょうね。可愛くても違いますもん・・・と意気投合。
人によっては、たかが犬・・・というような言い方をされますが、たかが犬なんかじゃないですよ~~~!!

今日はよもやま話でした(笑)。

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亥月に丙火!!

2013年11月13日 20時04分25秒 | インポート
 アゲハがいっぱい群れていましたが、撮れたのは一匹。

★難易度Ⅰ
亥月に入って暦の上でもまた現実にも寒気が増したように感じます。一度、これでもか!!というくらい寒波を届けてくれた後でちょっとだけ、寒気が緩みますと、自然にホッとしますね。冬もの衣料を引っ張り出してはあまりにもたくさん縫った昨年物に呆れます。

 さて、亥月、今日は癸未日です。昨日は壬午日でした。

 ①      ②
 癸巳     癸巳
 癸亥     癸亥
 癸未     壬午
 〇〇     〇〇 です。

亥月となれば、寒気が強く調候は丙火です。そして日干が壬水であれ、癸水であれ、水旺の生まれで月令を得ており、日干は強です。水多には土の疏土を第一に用とするものですが、日干の陰陽によって最新四柱推命理論ではベストな形を言っています。

・癸日干で水旺の生まれなら木の食傷に流れて丙火の財に繋がる食傷生財です。

・壬日干で水旺の生まれなら丙火に生じられる戊の官殺の疏土を取り禄刃格に殺です。
 
 この時に言う丙火ですが・・・何故、丙火が必須なのかを調候という観点、さらには干の特性を考えたときになるほどということになるわけを看てみましょう。

 木は甲乙、寅卯がありますが、乙卯よりは甲寅のほうが納水力はあります。しかし、納水した結果、これらの木はどうなるか・・・です。水を含んで湿の気を帯びた木は木の在り様によっては浮いたりすることがあります。浮木ですね。仮に浮木にはならなくても湿木であることは変わりません。これは何を意味するかというと「生火力」に問題がでます。同時に木の「質」としては落ちます。①の癸日干で旺令の生まれでしたら、木に流れたとしますと
 
 癸巳
 癸亥
 癸未
 甲寅 or 乙卯 です。

甲寅はまずまずとしても乙卯では湿の気が強く、丙火なくては生気に欠けるものです。

 また戊が旺水に会えばどうなるか!!・・・戊は地支に何が来るかに依りますが、多かれ少なかれ、湿の気を帯びます。全くの湿土にはならないかもしれません。ですが生金可能な状態にはなります。このことが何を意味するか!!重要なことですが、日干の陰陽に関わらず水多であれば、戊は疏土できなくてはなりません。仮にも八字に印の庚辛金が天干にあれば、地支にあってもですが、化殺されます。そんな憂き目に会わないためにも戊はできうる限り燥であるべきなのです。よって上記のように[丙火に生じられる戊土官殺]という表現になるのです。

 癸巳
 癸亥
 癸未
 戊午 でしたらいかがでしょう?日干陰干とはいえ、りっぱな殺ですね。日支未は湿の気がありますので午はやや晦火はします。天干に丙火が来ることが望ましいですが・・・

 亥月水旺に調候の丙火ということを少し丁寧に解説してみました。(詩子)

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