四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(癸日干巳月火旺生まれ)

2024年05月29日 21時33分40秒 | 命理
 ☆シモツケ、今年も咲いてます♪

☆命理
こんばんは!!
早くも5月が終わろうとしています。昨日は台風の影響なのか、雨ばかりで警報まで出ていました。午後4時なっても丸亀は警報が続いていたので孫たちは保護者がお迎えに行くという運びになりました。学校も保護者に引き渡すだけでも大騒動です。マンモス校だけにどのクラスも長蛇の列だったそうです。我が家は夫が行きましたので(;^_^A 夫は「うちは3年、4年、6年の子がおるからすんませんがいちいち並べんから何とか呼んでくださいませんか?」とお願いしたそうです。誰が何組だかもうわからないのです。3組か?4組か?確か5組まではなかったような気がする・・・みたいなところです。親なら覚えているでしょうがジイババでは無理です。以前、雷がひどかったときは私が出動した記憶がありますがその時も先生たちはトランシーバーみたいなのを手に連絡しあってたのを思い出しました。

 さて、本日は癸巳日。
甲辰
己巳
癸巳
壬戌
 日干癸は巳月火旺に生まれた正財格の命です。火財は旺令。土官殺は混雑も年干の甲は己と辰土は制殺です。しかし消えたわけではないので任じる責はあります。時支の戌は日支巳に逢いますが旺火を納めても湿土生金の構えはあります。日干癸は根がなく極弱となりそうなところを時干の壬がよく幇助します。地支は2巳が団結し辰と戌を生土して任じ難い財官強の命です。よって日干は弱。
喜忌は・・・

格 正財格
日干 弱
用神 壬
喜神 金水
忌神 木火土
閑神 なし
調候 壬

 戌中辛金は巳月火旺には死令の金ですが天干に壬がありますので巳火を制しますから戌中辛金は無事です。傷みも無くはないですが壬戌干支の良さは十分に発揮できています。極弱日干になりそうな癸水を護ります。調候であり用神とも取れます。甲木も年干で弱日干が洩れることなく遠隔から土官殺を制殺するのは良い形と言えます。弱日干でも救いがあります。
 しかし身弱財多という範疇の命では財の忌があるということでよくこういった八字を検証したいのか、当ブログも検索が多いように思います。身弱財多の人が何もできないかのような印象を受けるような記述が多いのかもしれません。特に独立自営などもってのほかみたいなこともよく言われます。しかし財に任じられる時期も必ずあるものです。そんなときに採算が合うか、合わないかは大事な視点ですが何とかなるという試算が立てば、これくらいはしても大丈夫じゃないかというラインはあると思います。人生を楽しみたいでしょうから日干根の運のときを見計らって、ある程度の範囲ならしたいことをするのも人生の楽しみではないかと思います。上手く回しておられる方もいらっしゃいます。同時に引き際も大事ですからきちんと閉じれば良いのではと思っています。
 
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💛梅雨に入る前に!

2024年05月25日 21時37分15秒 | 薬膳
 ☆クレマチス!長女からですが優しい色合いです。

☆薬膳
 こんばんは!!
もう梅雨入りしているところもあるのですね。こちらはまだまだ爽やかですがそのうちにそうも言ってられなくなりますね(;^_^A 

 梅雨というのは中医では長夏と言います。身体を襲う邪気には6つあります。ときどき書いてきましたが・・・冬の寒邪、春の風邪、夏の暑邪、秋の風邪に加えて梅雨時の長夏は湿邪、一年を通してあるのは熱邪(火邪)です。
 梅雨は湿っぽいですから分かりやすいですね。こういった時に起こりやすい身体の状態というのは脾胃に水が溜まって胃袋や消化吸収の作用が疲弊する状態です。水湿困脾と言います。それが続きますと自ずと症状として進んでいくのが気血両虚です。倦怠感、お腹の調子が悪いなどなど・・・です。もちろん舌は苔が厚くなります。ときに湿熱といって熱っぽくなる人もいます。

 こんな湿の気が多い梅雨時に誰が言っているのか、毎日水を2リットルは飲まなくちゃね!みたいな人、いらっしゃいますね。とんでもございませんとしか言いようがないです(;^_^A 是非、やめましょうね(笑)。

 当然ながら、湿を取り除き、補気、健脾のメニューが良いと思います。
薬膳はスープやお粥など消化の良いものが基本ですので薬膳スープとして以下のはいかがでしょうか!!良かったら取り入れてみてください。

〇湿夏のスープ・・・以下の材料を使って単純にスープにしてください。
味はコンソメ、味噌でも可。味噌トマト鍋みたいなのいいかもしれません。
☆我が家は最近、玉ねぎ麹を作ってますのでそれを最後に入れると抜群です。

・鶏肉(健脾、補気)
・トマト(平肝、涼血)
・玉ねぎ(化痰、理気、活血)・・・淡湿をとり、気滞にも!
・白キクラゲ(滋陰、補陰、潤肺)・・身体の水を補います。水を抜くのが目的ですが、入れて出すという感覚の引き水ですかね。
・マイタケ(補気)
・セロリ(平肝、清熱、利水)

〇薬膳茶なら・・ハトムギ、枸杞子、陳皮をブレンドしてどうぞ!!
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本日命(丙日干巳月火旺生まれ)

2024年05月22日 20時43分51秒 | 命理
 ☆この前、蛇と戦った子。雉って近くでみると鶏ですね。ちょっと尾が長いかも!!昨日は我が家の畑で砂浴びをしてました。日光浴をしながら呑気そうにして近づいても知らん顔なんです(;^_^A それにしても綺麗な毛並み。メスはいるはずなんですがめったに見かけません。

☆命理
 こんばんは!!
初夏の風が清々しい毎日です。紫陽花の季節も間近で色付くのを楽しみに眺めております。ホントに良い季節です♪

 さて、本日は丙戌日。
甲辰
己巳
丙戌
乙未

 日干丙火は巳月火旺に生まれた建禄格の命です。丙火は月令を得ており旺令です。この時期の丙は輔映湖海という古典用語では壬水の剋を最前とします。調候の壬水でもあります。本日命はそういった意味での壬水は無く無水です。旺火が化す湿土は月干の己土、日支の戌とあります。土は月支の辰、時支の未もありますので四柱すべてに土が点在します。そして多い土を疏土する甲は八字内のみならず運歳での土も疏土できます。時干の乙は丙に流れながらも未土を剋はわずかでもあります。壬水の無い八字も湿土は調候代用ですから喜とはなりますが土大過はまた運歳の水により湿化して旺火を晦火せしめる忌もなします。喜忌あるということです。また土が行きつく金は戌中辛のみ。それも死金で流はないこととなります。
よって喜忌は・・・

格 建禄格
日干 やや強
用神 取れず
喜神 湿土金水
忌神 木火
閑神 燥土
調候 己土の湿土代用

八字は土多です。原局ではやや強と取りますが己土と日支戌土には日干は洩らします。辰や未にはわずかな洩とみて、日干は強さを保持できるとなります。良いのは甲があることですが日干には遠く巳火には注ぎます。運歳で水に逢うと八字の土は湿土化して旺火と言えども晦火晦光の憂き目に逢います。
そして気になるのは戌中辛金は大過する土が行きつくところですが死令の金で受けられません。埋金です。ここをどう解釈するかはそれぞれですが財が作用しないとみるも正解ですし、体調なら火金のアレルギー体質かまたは埋もれた金の不備は腸内環境が悪く発達に作用するのか・・・生まれてからの初年、そして次の年を勘案してみるとその危惧も軽いのか重いのか、判断できるというものです。
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💛雉と蛇!

2024年05月18日 19時58分22秒 | フリートーク
 ☆ブライダルシャワー、今年も清楚に咲きました♪



☆フリートーク
 こんばんは!!
先日のことですが・・・母の日の午後でした。娘たちと3人でお出かけして帰った直後のことです。家の裏で娘たちがキャーキャー言うので出ていきますと大変な光景をみてしまいました。雉のオスと蛇が戦う体制になっていたのです。雉は道にいて、蛇は側溝の細い川に落ちているのですが今にも雉が上から攻撃しそうな雰囲気だったのです。私は蛇を助けてあげなくては・・・と思ったのですがよくよく見たら、もうすでに蛇は雉に突かれた後だったようです。頭を突かれており、もう息も絶え絶えのようでした。時すでに遅しでした。雉はそれから夕方になってもまだそのあたりで警戒してケーン、ケーンと啼くばかりでした。巣が近くにあるのでしょう。

 蛇はと言いますと・・・・結局、誰が死骸を片付けるのかという話になってきました。夫は大の蛇嫌いですから逃げてました。夫がいうに「誰か、袋に入れてくれたら明日、ゴミ出しには持っていけるぞ!」と言うのです。私も嫌だともめておりましたら、長女が「それ、うちに任せてくれて大丈夫やで!」というではありませんか!!「お、頼もしいやないか!!頼むぞ!!」という夫の声でした。

 しかし、よく考えてみたらその川は義理姉宅の塀のそばで我が家とは道を挟んだ向こう側なのです。で、夫が一応、「姉さんに言ってみよう」というので電話をかけましたら、義理姉は悲鳴をあげたのみでしたがすぐに傍から義理兄が「わしがするわ!!」というのが聞こえてきました。それを長女に言いましたら、長女は「おっちゃん、嫌やったら、うちがするけん、大丈夫やで!!」と言いに行きました。しかし義理兄はすでに蛇を火箸で挟んで大きな川に持って行き、すでに帰ってきてました(;^_^A 早いな~早い!!さすが、おっちゃんと皆で大絶賛でした笑

 しかしながら、雉が威嚇していたあたりはずっと昔から蛇が住んでいる場所です。蛇の方がずっと古い住人だというのを私は知っています。おそらく雉さんファミリー、あのあたりに巣作りをしてしまったのでしょう。雛を狙いに行ってたのかもしれません。いずれは発生する事態だったのだなと後で思いました。私的にはう~~ん、蛇の方が昔からそこにいるのにと思って気の毒だなと思った次第です。私はあの蛇の先祖に何度も何度も犬の散歩中に出会ったものです。

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💛生薬「甘草」は脇役!

2024年05月15日 21時17分58秒 | 生薬
 ☆長女宅のバラ

☆生薬
 こんばんは!!
初夏とは言え、朝は肌寒いほどです。しかし心地良いことこの上ないです。日中、爽やかで窓を開けて外気と室内の空気が一体化すると本当に最高です♪ 本日の生徒さんとのコーヒータイム、美味しかったです。コーヒーはもっぱら、浜町の喫茶みどりやのコーヒー豆で淹れてます。やや深い焙煎で香りがしっかりしているので好みです。

 さて、薬膳の試験も終わってしまうと一気に学んだことが抜けていくのがわかります。これではいけないので時々思い出すためにも中薬や方剤について書いていきたいと思います。薬膳というのは薬食同源と言われるように食材は薬剤と考えて日々の料理に使うものです。だからどこかの薬膳の先生がスーパーは食べ物の薬局!と称して絶賛していますがその通りだと思います。食材については時々書きますが中薬については普段の生活であまり使いませんからどうしても記憶としてしか残りません。そういうわけで時々、書かせていただきます(;^_^A

 私たちがドラッグストアでも漢方薬をよく目にします。しかし裏に書いてある生薬名を見ても何が何だかと思われるのが普通です。漢方薬というのはいくつかの生薬を組み合わせて(処方)、ある症状に効くお薬としてお名前がついています。例えば葛根湯、これは風邪の初期感冒に良く飲まれています。厳密には初期感冒といってもいろいろな症状があるのですが一般には深く考えないで手軽に飲まれているのではと思います。しかしその点については今は触れず、その構成については今日は触れます。その葛根湯を構成している生薬がいくつかあるのですがメインはもちろん「葛根」次いで「麻黄」「桂皮」、さらに「芍薬」「生姜」「大棗」、最後に「甘草」です。

 本日はこの最後の「甘草」について書いてみたいと思います。いろいろな漢方薬の最後に目にすることの多い生薬です。

 さて、甘草ですがマメ科の植物です。性味は甘で平性です。独特の甘みで名前の通りにかなり甘いです。多くの漢方薬に取り入れられるのはなぜかというといろいろな薬性を緩和するのです。調和すると言っても良いです。熱性の薬を用いるとその熱性を緩め、寒薬を用いるとその寒性を緩めるのです。また薬効の違うものを合わせるとその薬効を調和したり、毒性を緩和したりするのです。つまり百薬を調和するという事です。漢方薬を構成するときの脇役というタイプです。

 ところが単独での作用もきっちりあります。帰経は心、肺、脾、胃です。
まず脾胃に関しては補気薬となります。脾の力が足りず倦怠感があると脾胃の気を補います。ですから補中益気湯、少健中湯、四君子湯に入ってますね。ちなみにこれらのお薬のお名前の「中」というのはお腹、とくに胃袋あたりを指します。

 また肺に関しては潤肺止咳といって肺を潤し、咳を治める役目もします。
 
 そして特長的なのは「緩急止痛」といって痛みや炎症を和らげるという作用があります。我が家で使っている富山の生薬入りの入浴剤には甘草と当帰が入っていて売り文句は「温泉に浸かって肩凝りや四肢の痛みを和らげましょう」みたいな感じです。
 
 と、このような効能がありますが甘草はあくまで脇役ですからメインの生薬の脇役としてそれぞれの効能を発揮します。例えば肺に関しても咳止めとしては単独ではそんなには効くとは思えません、止咳をメインとする生薬と一緒に使われるときに脇役として力を発揮します。たとえば咳なら杏仁とか桔梗ですがそれらとともに使うと効くということです。また補気薬としても補中益気湯ならメインは黄耆です。黄耆が補気専門ですからそれの脇薬です。四君子湯に関してはメインの補気薬は人参、それを補佐するのが白朮。そしてそして底から調和して補気薬として補佐するのが甘草ということです。地味なお薬ですね。
 本日は甘草について簡単に触れてみました。
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