☆引田ひな祭りの豪華絢爛なお飾りです。眼を奪われました。
☆命理
今日は午前中は生徒さんでしたので、午後から長女親子を連れて、夫と「引田ひな祭り」に行ってきました。お昼ご飯のときのニュースで観たのでそれっとばかりに高速を走り抜けました。一時間少々でした。豪華絢爛なお雛様がずらりずらりと軒並みに・・・いいですねえ、やっぱり女の子のお節句は華やぎます。綺麗におべべを着せてもらってしゃなりしゃなりと歩くお嬢ちゃんも結構いるんですねえ。お着物の親子連れもいらっしゃいます、これは中年の母と若いお嬢さんでしたが・・・!!ふと、考えてみると私は着物好きなのに、ここ数年は着たことがないですね。余裕がないのか、時間に追われているのか、わかりませんが、着物を着て優雅にお食事・・・・なんて何年もしたことがないです。大好きな着物にカビが生えそうです(笑)。
さて、本日は己卯日です。
丙申
庚寅
己卯
甲戌 としましょう。戌の刻ですので・・・・
日干は戌中戊に根があるようですが、寅月木旺の生まれですから、日干己土は死令の生まれです。根となるほどの戌ではなく、旺令の甲木に破されています。本命の良いところは庚金が天地にあって病薬として作用していることです。丙火と庚は剋ですが、去とはなりませんから、弱化しても天干から寅を制します。卯木はどうか・・・・こちらも斜めですが、庚金の作用は寅ほどには作用しませんが、抑えます。日干は食傷の庚に洩らすかというと、これも丙火のお蔭で洩身は抑えられています。ですが、洩らします。そして時干の旺令の甲木と干合は剋であり、日干は官殺に任じる責は大です。いわゆる剋洩交加の形です。戌中の辛金はほとんど作用しません。
というのが本日命の特徴です。己土は木多水多を畏れず!!陰干弱きを畏れず!!どこにでも書かれているように身弱でも耐えうるのが己土です。ですが、女命であれば、官殺の夫運の悪いことでしょうし、木の部位の病源は必ず発症するかと思います。あまり大運を覗いてみても喜は遠い八字です。お気の毒なので止めておきましょう(苦笑)。
日干弱
用神:取れず
喜神:火土
忌真:水木
閑神:金
調候:不要 となるでしょうか!!
己土は「己土用印」と言いますように、丙火との干の相性はとてもいいですね。最も良いのは丙火が来て官殺の木を化殺生身することです。陰日干ですから、根も良いですが、丙火のほうが余ほど喜が多いと思われる八字です。位相は低いですから、そういった観点からは喜は少ないかも・・・です。一方で、本日命は庚の病薬がありますのでそれはそれで喜なのですが、剋は剋ですから、そのあたりの痛みは何らかの形で受けることになります。やはり八字は流がきれにあることがスムーズですし、綺麗です。地支に申酉が来て八字の寅卯と冲剋になれば、扶抑的には日干は救われます。ですが、ここも金木の剋ですから、喜象とはなり難いものがあります。金木剋戦はいわゆる食神制殺です。これは日干弱であるときに扶抑的に救われるかというだけです。かなり皆さま勘違いされているのではないでしょうか!!解明は扶抑が第一かもしれませんので制殺で致命傷は免れるということかもしれません。
この月の土日干、順行でも逆行でも取り扱いが難しいと感じます。
☆私の講座室です。飾り棚に娘たちのお雛様だけを出してやりました。もういくら何でも7段飾りはを飾る元気はないので
・・・・何年ぶりかと思います。謝りたい気分です。