四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

ブログおさめに・・・!

2012年12月28日 21時31分56秒 | インポート
純白のバラが真冬に咲いてます。

★難易度Ⅰ
掃除せずにこんなことばかりしてていいのか・・・・主婦だろう、あんた!!と言われそうです。それでも今晩は書かねば・・・

 松井秀喜選手引退のニュースをみて・・・・待てよ、以前に解明したときは
どうであったかと自分に反省を促してみるに、これはいかん、書き直しだと!!

 S49年6月12日 AM1時10分
  甲寅
  庚午
  甲申
  乙丑

大運は順行運で次の節入りは7月7日21時11分。25日と20時間。
つまり8年7か月半→癸年2月に大運交替となります。

 08辛未
 18壬申
 28癸酉
 38甲戌
 48乙亥

よってまだ癸酉運にいます。来年癸巳年の2月半ばに甲戌運に入ります。

確かに来年からは忌神運ですね。

それはいいのです・・・・ここで訂正したいのは
八字の年月の剋です。庚と甲が剋で去として浅薄な解明をした記憶を消したいのです。庚金は弱化するもののきっちりと残っているのです。
坐下の旺の午火に剋されていますので、身弱の甲日干は助かるというわけです。つまり、午の食傷も庚の官殺も忌とならず、喜の作用をなすとなるわけです。

能力発揮の午火、社会的にも認められるという庚官殺の喜象です。まあ、ある意味、即物的ではありますが、丁火鍛庚の範ちゅうかも?陽先生は認めてらっしゃいませんね。でもここは午火ですから蔵干は無視!!蔵干の丁火は考えたくないです。午は午。
 次に月干庚で申に根。丑湿土に生金されますので申の根は強いです。庚は根によって支えられてます。日干甲は弱ですので庚金劈甲とは参りません。日干強なら庚金の官殺の喜象もありますが・・・・それでもこの八字は年干支が甲寅ですから、代行と言っちゃなんですが、劈甲してるかも!!
 
 日干は時支丑中の癸水に生じられ、また湿土の養木あって喜ですが、日干は弱です。
 上記のようなことを考えてみると、かなり能力発揮もし、切磋琢磨の水面下の血のにじむような人生は想像できます。こういう見方のほうが前回の解明よりは事象にあっていると思います。前回の解明は消しました(笑)。お恥ずかしい・・・自己弁護するわけではないですが、以前の解明をダメだと思うことはよいことだと言って下さる方もいらっしゃいます。自分が進歩したことを実感できるときだとも・・・・そう思わせて頂きます。

 ★どうやって弱の甲日干が官殺に対抗するか!!

第二運 18歳よりの壬申運は喜神運です。庚官殺は申に根ですが壬の化殺は大です。また火旺生まれですので壬は調候でもあり、この運よりジャイアンツでの活躍でしたね。

第三運 28歳より癸酉運。これも喜。前運よりはやや落ちます。癸ですので、丑に弱幇はあっても化殺は弱く、庚官殺に任じなくてはなりません。前運とは違います。事象はメジャー入りして、ニューヨークヤンキースでの活躍でした。
実際は怪我、故障が付きまといます。金の官殺の忌象です。彼に関する記事を読むにつけ、蔭の苦労や痛みが伝わります。スポーツ選手の華やかなタイトルの陰には本当に血のにじむような人生があるのですね。

第四運 38歳より甲戌運。忌神運。3甲が透り、午に洩らすとは言え、争財も。
また庚甲の剋も。官殺はきびしいことに。調候なし。火燥土です。持病のアレルギー(花粉症)もきついのではないでしょうか!!

第五運 48歳より乙亥運。前運と入れ替えるといいのですが・・・・そうすれば今回のような引退劇もなかったかも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、ここで的を絞って2009年にヤンキース時代にMVPの栄冠をとった己丑年と今年の壬辰年を見てみたいと思います。もちろんお勉強ですよ。

己丑年・・・・大運は癸酉。甲日干は弱です。大運干の癸は2丑に弱幇ではありますが、根。よく生身します。甲とのト合ありますが、いずれも固有の干であることに間違いはありません。日干甲は午の食傷に洩らし、能力発揮。旺火は年干支の己丑の財に流れます。喜の事象となる結果がでます。財の己は湿土ですから月干の庚に。官殺はMVPというタイトルです。庚金はこの年はしっかりとした癸水に。喜の年です。それでも日干甲は庚金に対抗するには官殺は強すぎます。ですが、財が天地にとおり、事象となるには十分といえます。

壬辰年・・・同じく辰の湿土ですが。上記と同じように考えるのは無理です。弱の甲日干は同じく午火に洩らし、能力を発揮します。ですが、辰は支のみ。事象たるには弱いのです。能力あって十分な松井選手ですが、結果が出せないことになります。前運のような己丑は天地にあり、事象となるのですが、今回の辰では思うような結果とはならなかったのでしょう。支では午、辰、申酉と流れ、官殺に集まります。かえって、辰なく、午が暗にでも申酉と剋の気勢があるほうがよいのです。壬は通関とはなりますが、生木には弱い・・・!したがって、財官の喜象とはなりがたいということになります。すべて後付ですが・・・
来年2月には甲戌大運に入ります。事象も前駆的かもしれませんね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、いよいよ、年の瀬も押し迫りました。一年中、四柱推命に明け暮れる私ですが、今年は本当にいろいろと事象の多い年でした。壬辰干支は私には喜です。良い方向に行くと信じて邁進してまいりました。プライバシーは喜神年を裏付けるがごとくに充実しておりました。
また、拙ブログを読んでくださる皆様には心から感謝しております。ときどきコメントをくださる方々には特に・・・・お会いしたくなります。
来年に向けての抱負は・・・・・さらに実力アップをめざします。命理好きの方には集まって頂きたいと・・・!!
今年はこれでブログおさめとさせていただきます。
一年間のご愛顧、心より感謝いたしますとともに、来年も当ブログに訪問頂けますよう、頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 我が家のネーブルの実。かなりたわわです。
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たまには脱日常・・・

2012年12月24日 16時44分50秒 | インポート
黒潮本陣。バックの海のきれいなこと!!冬晴れの土佐の海です。私はユニクロジャケット(笑)

★フリートーク
年末は普通、大掃除をして新春を迎える準備をするものです。友人の中にはすでに窓ガラスから始まり、家中のホコリを払っています。
 
 私は全く、手つかずで、やっぱり、暖房を抱えて机に張り付いてます。基本的に動きたくないし、年末は特に上記のようなことを考え出すと気分が滅入りだします。最後の最後で動き出そうと決めてます。

 結局、脱日常をしに今日は出かけたというのが実情です。いくら好きなことばかりしているとはいえ、それは日常なので、たまには考えなくていい場所にいくのも命の洗濯かと思い県外に行くことに・・・・。でも外泊はしたくないので、夫に車で連れてってもらうのが日帰りコースで安上がりです。長女が恨めしそうにしたのですが、連中がついてくる=日常 ですから、非日常を楽しむには論外です。ちょっと悪いな・・・と思いながら、出かけました。

 脱出先は土佐!いつも土佐か伊予!今日は土佐久礼町。高知県の須崎市よりまだ西。漁港でお魚の町。もちろんカツオのタタキですね。おいしいのは・・・
お目当ては黒潮本陣。小高い丘の上で太平洋も一望できて最高の見晴らしです。露天風呂からも同じく、太平洋。くじらはさすがに・・・・いない。

 1時間半もあれば、高速のインターからインターなので近いです。我が家もインタの近く。食事前にお風呂へ・・・露天風呂は誰もいなくて、ひとりでした。ゆっくりお湯に浸かりながら、空をながめていると・・・・真っ青な空に真っ白な雲がゆっくりと流れるだけで・・・・最高でした。見下ろせば、太平洋の水平線・・・いつもは瀬戸の海なので水平線なし。島影ばかり。枯れすすきの穂が揺れてて・・・・良かったです。夫も「ああ、今日は良かったなあ!!」と。連休最後なのでみなさんお帰りになったのでしょう。人が少ないのは田舎の住人でもさらに好きです。人ごみは嫌い・・・・!!

 大正町市場へ・・・・レトロな市場です。海産物が露天で売られてます。干物類を買い求め、ついでに黄金ショウガも!!
 帰りはうつら、うつらと居眠りばかりであっという間に帰ってて・・・・夫には「すんません!!」とは言ってせんが、すみませんでしたね。付き合わせて・・・
 というわけで今日の写真は土佐編です。


 大正町市場です。レトロ~!









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お知らせです。

2012年12月20日 22時22分11秒 | インポート
友人のREIKOさんが務めているクリーニング店内のディスプレイ。サンタさんとトナカイの下絵書きは私がしました。犬か?というトナカイですが・・・皆さんがうまくディスプレイしてくれて何とか・・・です。REIKOさん、飾るのうまいです。

★お知らせ
  詩子のHPトップにPRE-NET講座として模擬LESS0Nを配信中です。
  一命式を4回に分けて、解明していきます。
  時間差で問題と解答を出しますので、解答者にはお時間をさしあげます。
  そして一週間後に解答が入ります。
  おヒマな方はどうぞ挑戦してください。
  まだ第一回目ですので八字と大運、八字の生剋制化及び幇、数値変化、そして日干強弱でとどまっていますが・・・・

  来春にはNET講座(実践四柱推命:中級)を配信します。これは最新四柱推命理論の学習を中途でストップしてしまわれた方の救済策として
  発信するものです。最初ですので人数もかなり制限していくと思いますが、そのうち慣れたら、皆様にお勉強していただきたいと思っています
  す。もちろん、陽先生のメール講座には及びませんが、少しだけ皆様より多くお勉強しておりますので、どうしてもお勉強したいという方のため
  にはお手伝いできるかと思います。
  募集要項は新年になってから出します。10名程度くらいからの出発としたいと思います。というのも私は命理の研究に重きを置き、営業は軽く
  という主義です。
  ここ数か月、特に陽先生亡き後は親にはぐれたカラスの子みたいなものでした(60前のおばさんでもそうだった)が、幸運にも命理の勉強    に以前よりも倍以上の時間と精力を使って学ぶことができています。陽先生は生前のメールで「私は真に命理を学ぶ人を探してきた!!」とお  っしゃいました。ふ~~んとただ聞いていたのですが、その意味が今になってわかってきたという次第です。
 
  陽先生は亡くなる前頃のメールで「親があっても子は育つ!!は本当ですよ」と変な言葉を発しましたし、ん???でした。要するに親の傘の 下で育つのもいいけれど、いないほうがいい!そのほうがうまく育つよということだったのかと。わかりませんが・・・師匠から少し離れよというこ とだったのだと!今となっては「親はなく ても子は育つ!」の状態ですが。親がいないと子はしっかりするものではないでしょうか!! 60前に して言うことではありませんね。厳密に は57歳です。はあ~~
  私は教えることに疲れてきて塾経営から離れたのにまた同じようなことに首を突っ込んでいます。でも今度は大好きなことですので、違います
  よ!!意気込みはあります。丸亀の教室講座はそれは楽しくやれています。対面は確かに伝わります。メールはどうかなという不安はありま  すが・・・・やってみるしかないですね。
  
  

  
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本日生まれの命で・・・・

2012年12月19日 20時25分16秒 | インポート
 食卓のテーブルに体を半分以上載せてしまっています。あちらの席のばあちゃんが食べているのが気にかかって・・・・「何か恵んでおくれ~!」です。食い意地がはっているのは治りません。

★難易度Ⅰ
本日は行き当たりばったりで戌の刻で行きます。

壬辰
壬子
甲寅
甲戌 です。

・日干甲木は水旺の生まれ。水の印が天地に。それも壬二つ。
・年支の辰は水の居所。水を守ります。辰中乙は湿木で無力。
・日干甲は坐下の寅に根。
・時干の甲も寅に根で強力な幇。
・2甲は浮くことはないですが・・・・水をかなり納水して膨れ上がっています。
・水木旺強で時支の戌を破。
・調候は丙ですが、見当たりません。

したがって
 日干強
 真の印格
 用神:とれず
 喜神:火、土
 忌神:水、木
 閑神:金
 調候:丙不及

・日干強で陽日干なので陽の官殺を用神としたいのですが・・・・
仮に庚が来たら、どうなるか!!これは強力な壬水の印に化殺され生身の忌。
ということはこの命は官殺は喜象が出にくいと言える。
天干に印の水がなければ、庚と甲の剋も可能。支の水だけなら良いのだが・・・

・では日干強なので陽ではあるが食傷財の流れを想定してみると・・・
通関の丙、午、巳はなく、大運でくれば、木→火→土の形は可能。
しかしながら、調候の丙なく八字は膨れ上がった甲寅。これでは湿の気が過ぎた甲木でなかなか生火はできない。生気のない八字であることは見逃せない。少しの火では木多火熄気味になるということを知ってください。
また、甲であっても丙の調候によって燥になる必要があり(こういったときは乙でなくても反生と同じ)、八字全体を暖める火の大運が一番待たれることになります。
このような八字では財との通関以前に八字に生気を与える丙が扶抑用神、調候用神となります
さて、大運をみることにします。

男命として大運を・・・
 第一運 癸丑  忌
 第二運 甲寅  忌
 第三運 乙卯  忌
 第四運 丙辰  平~やや忌 木旺、土旺ともに丙は調候ではあるが辰に晦
         火して見かけ倒しの丙。湿の気多い甲寅を受けるにはどう
         か・・・・この大運は丙巳午の年運は良い。
         辰戌で湿土が勝るのもよくない。丙辰でなく丙戌ならまし。

 第五運 丁巳  やや喜
         丁では丙には劣るが巳に根で天地に火は調候であり、通関     
         も可。

 大運はこのようなものになりますが、八字の位相は低く、喜の運が遅いので初運から相当に財の問題はありそうです。また水の移動性あってそのあたりの忌象も出そうです。男女ともに注意ですね。今生まれたばかり赤ちゃんに言う話ではないですが・・・・それよりも印の忌象、破財などを気にかけるとすれば、両親ともに仲良くするべきと思います。
その他病原などは本日も省略!!

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若さを保つには・・・

2012年12月16日 22時40分51秒 | インポート
今日は久しぶりに里山に登りました。もちろん夫と・・・!!昨年の今頃もこの山(城山)に・・・頂上は丸亀平野が一望でき、美しい形の讃岐富士(飯野山)がちょこんと見えます。私の脚力では400メートル級が楽ちんですね。腹が立ちません(笑)。

★フリートーク
 本日も前回に続いて、漢方的アプローチをしてみます。前回は肝についてでした。
 今回は若さを保つ老化防止を含め、体の不思議なバランスについてです。

 老化には人によってずいぶんと差があります。中医でいう老化は心身ともに萎縮し、古びた状態のことです。中医では生命を支えているのは「精気」「血」「津液」です。これらのバランスがとれていると若さも保てるということです。

 精気・・・・生命エネルギーと活動力であり、この精は腎に蓄えられるとされています。「精は腎にあり」ということです。腎蔵の強弱が老化に対して大きな決定権を握っていることになります。精には詳しくは先天的精と後天的精などにわけなくてはなりませんがここでは簡単に・・・・人のもつ元気も広義には含まれると思います。

 血・・・・狭義には血液のことでもあり、これの流れがよくないと老化が早まるとも言われています。血液は体中の細胞に栄養分と酵素(精気に相当)を運びます。新鮮な血液は若さ、みずみずしさを保つ源なのです。どろどろの血液のことを「於血(おけつ)」といい、老化や病気の原因となります。この於血をとる漢方の処方は効果的ということですね。

 津液(しんえき)・・・・体のみずみずしさを保つ水分のことです。この水分がもぎたてのリンゴ果汁のようにフレッシュだと艶がよくきれいな肌となります。血液以外の体液のバランスがこの津液です。

簡単にいうと上記の3つがキーになるのですが、どうすればよいか・・・です。まず
①腎、つまりホルモン系を丈夫にする。
②血液の循環をよくし、於血を解消しておく
③興味あることに取り組むなど精神的に満たされていること

そのためには腎を強化することです。腎を強化するには
①食べ物ではヤマイモ、きくらげ、魚のにこごり、ナマコ、わかめだそうです。
②薬剤は冷えをともなう人には八味地黄丸、人参精などだそうです。

このように見ていきますと、腎は五行では水のエネルギーです。四柱推命的には八字の状態が燥に傾く命よりは湿で水の多い命のほうが生命力があると言われています。もちろん、調候、さらには位相は大事ですが・・・・
今日は「腎の強化により若さを保つ」ということでアプローチしてみました。
 
 
★前回のショウガですが、親しくさせていただいている方から「私もはまってます~!」というメールを頂きました。その方はショウガを夏に天日干しをして、粉末にしているそうです。大変、便利とか・・・・
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