「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

蘭への想い、一。

2006年04月27日 | 対馬蘭雑記

私がまだ幼少の頃、

父が寒蘭を採ってきては

大事そうに扱っている

のを見て、いろいろ

質問をしたものでした。

しかし、

一切相手にされず、

歯痒くて悔しい思いを

しては、父の書物を

こっそり読んで勉強した

ものでした。

寒蘭の葉には殆ど鋸歯が

無く、上品な曲線を

描いて空間に緊張感を

与えながらも許容量の

大きさで見る者を

包み込む優しさが

有るように感じます。

対馬産は特に大型で

紺地強く、

葉の照りが強い個体が

多いようですね。

水やりを手伝いながらも

持ち前の?反骨心からか、

私の心は海老根に

向かったのです。

短気で、せっかちな

気性に合ったのか

判りませんが、

花が咲くまで年月を

要しませんし、

華やかで明るく香りが

良いし、今でも花時期

なると気になります。

経歴としては、

5年くらいでしょうか、

覗き見程度ですね。

採った物といえば、

キリシマと黄エビネ白舌

だけでしたが・・。

エビネは一年一年の戦い

のような気がします。

つづく、、。

コメント
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