「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2006年06月15日 | 蘭・人生・自然考

初春から、自分の蘭はそっちのけで、

寝ても覚めてもずうーーっと蘭探し。

思えば水やりしか出来なくてジックリ相手してやれなかったな~。

たまの休日くらい相手してやらんといかんな~。

久しぶりにゆっくり観察すると、ほったらかしにされてるにも拘わらず

新芽もポツポツ出ているし、2年伸びの元気な奴も居る。

Jpg_803sui 疲れた心と体を癒してくれるのは、

高価な蘭でもなく、優れた名品でもなく、

我を張る仲間に埋もれて目立つことのない

こんな個体に遭った時でしょうかね。

心が洗われるようです。

他に負けじと大きくなる訳でもなく、グングン成長する訳でもなく、

かといって自分を見失う事もなく

前を向いて確実に前進しています。

「お前って疲れることはないのか?」と聞いてみるのですが・・。

明日からの仕事に活力を与えてくれる水晶です。

コメント (2)
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