「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2006年11月27日 | 対馬産の蘭

蘭の花と言うものは、開花の度合い、、

つまり、開花直後と開ききった時とでは、

随分と表情や印象が変わるのですね~。

写真で花を見るだけでは個体の本質は一生理解する事は

出来ないな~、とツクヅク思うのです。

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものです。

対州の誉を含む「系統」の品種は、

Jpg_277花弁が後ろに反ってしまう。」と言われています。

花が開くまでに時間がかかるのと、

湿度や温度による影響も考えられると思うのです。

一枚目の画像は、ある展示会に出品中の

Jpg_330 系統NO、2の個体で、二枚目の画像は、

一週間後に別の場所で展示された同じ鉢です。

それぞれ二日間づつ展示され、

車での移動や日に当てられたり

空っ風に当てられたりして

若干の反りは致し方のない事だと思うのです。

逆に、よくぞこれだけに抑え、踏ん張っているな~と称えたいほどです。

Jpg_314 この画像は、センターオープン記念連合展示会に相応しく、

平成18年度総合優勝の栄誉に輝いた、「対州の誉」です。

春蘭には春蘭の良さ、、奥地蘭には奥地蘭の良さ、、

中国蘭には中国蘭の良さ、、四季蘭には四季蘭の良さ、、

が有り、いろんな蘭とめぐり合えて、いろんな方々とめぐり合えて、

楽しむ事が出来、蘭に、人に、感謝感謝です。

一年を締めくくる寒蘭の季節も終わり、寒い冬がやってきます。

少しづつ冬仕度をしなければ・・。

コメント
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