春蘭でも、寒蘭でも、東洋蘭にしても、
風通し良い蘭舎で
通気良く乾き易い用土で植え付けた鉢というのは
作り易く管理もし易いのだろう。
しかし、それでは面白味に欠ける。
少しでも気候変動に耐える株に成るように、、
少しでも葉姿が立派に成るように、、
少しでも根が太く長く多く成るように、、
少しでも花が大きくバランス良く咲くように、、
紅花は紅く、更紗は鮮明に、青花は濃ゆく咲くように、、
と願いを込めて配合に、粒の大きさに神経を集中して、
考えながら用土作りを試行錯誤する事に
蘭作りの楽しみがあるのではないかな?
まぁ、
蘭を作るには陽光、通風、水分、肥料の必須要項が必要だが、
それらを最大限に生かす為にも用土に気を付けるべきで
蘭作りを楽しんでいく手法の1つとして
土について悩んでいきたい、、
苦しむ為の悩みではなくて、
楽しむ為の悩みとして考えていきたい。
その結果として
今回の植え替えた鉢の1つに成果が見られたのでご紹介。
理想としては ある程度の太さで
上から下まで同じ状態を保ちながら下りていて
所々茶褐色に変色していてほしい。
大粒は赤玉だけにしようかな?
いや、
赤玉が多いと水持ちが良くなり過ぎるだろうし、
焼き赤玉が硬く感じたが、
それよりもサツマ土の方が硬いな~。
悩むなぁ~❤