短歌
★ 名月や 丸い光を 軒下に
雲の間を 出たり入ったり
★ コスモスの 貼り絵明るい フロアにて
みんな揃って 食事をする
★ 敬老の日 ハリ絵のコスモス 映える中
天ぷらメニューに 舌包みする
★ 苦しくて 死にたいほど煮 悩むなら
心を死なせ 肉体生かせ
★ 日の本の 国の父母は いずこにや
国葬したとて 見当たりもせず
★ 少子化の 命を守る 人件費
国葬よりも 大切にせよ
★ 国葬の 費用確定 できずとも
しないでおけば ゼロは確実
★ 夜半過ぎ 窓から見える 星々に
地球でだけが 戦争してる
★ シュートステー 入ってからは 幾月と
かかなえみれば 一年になる
★ 稜線に 弥生の月が まんまるく
春はもうすぐ 待ち通しなる