青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

普遍的現象と一般的現象

2008年12月30日 | 人生設計
我が国から、本年度のノーベル賞受賞者が四人の方が選ばれた。その内の三人の方は物理学賞対象者で、「自発的対称性の破れ」という理論が、その授賞対象に選ばれている。
前にも述べたが、私が思っていた事や考えていた事の言葉としての表し方がうまくできなかったものが、この自発的対称性の破れ」という言葉で表すと、すっきりするように思えて多用させてもらっている。

この「自発的対称性の破れ」という現象には、私から見ると二つの形態がある思われる。
一つは「普遍的現象」。
もう一つは「一般的現象」とでもいい、他の言い方もあるが、そこは皆さん方自身が気が付いて頂くことにしてもらいたい。

「普遍的現象」というのは、この世を形成させる現象を表す。
それに対して「一般的現象」とは、「普遍的現象」によって形成された「この世」を、営ませる現象とでもいってよく、よってこの二つの「普遍的現象」と「一般的現象」は、別個として表れる現象ではなく混在して融合して存在している。

ちなみに「一般的現象」は、「変質、変形」とか、「再生、復元」という性質をもつ。これは時間を表すものでもあり、子孫の保存行為を表す行為でもある。
われわれ人間は、この「一般的現象」という「自発的対称性の破れ」のみに見舞われ、「普遍的現象」という「自発的対称性の破れ」ということに目を向けていないところに、世の中の乱れの原因がある。

では、よいお年を・・・・
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青い鳥の短歌 七

2008年12月27日 | 短歌に政治や社会
★ 時折に 薄雲覆う 名月や
      つまんでみたいな 月見団子を      2008/9/13
        家内と夜の散歩に行って…

★ コスモスの 咲きて乱るる 庭先に
      サービス帰りの バスは寄り着け 2008/9/18

★ 電線に 群れては遊ぶ 雀たち
      刈り取り終えた 田んぼ日なたに   2008/10/3

★ 色葉づく 木立の中の 安らぎに
      世のせわさぎは 何事ならん    2008/10/7
       外出で、グリーンセンターに行って

★ 竹里は 草花紅葉 鮮やかに
      匠の技の 清らなままを       2008/10/7
       外出で、越前竹人形の里へ行って

★ おやつには いろいろおやつ 山盛りに
       ディサービスも 馬肥ゆる秋     2008/10/16

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増加する雇用難民

2008年12月25日 | 短歌に政治や社会
金融危機や経済不況で、職場が混乱している。
非正規社員や派遣社員は、契約更新がなされず解雇され、次々と職を失っていく。しかし職を失っても、次の職は、簡単には見つからず、彼らは一種の難民化している。
そしてそれだけでなく、社宅や寮からも追い出されて、住む所さえなくなりつつある。

そうした中で政府は来年度の予算案原案を取りまとめたが、この中にいくつも気になることがある。
その中に、雇用難民となって職を得られない人々が増加しているというのに、戦闘機やミサイル、戦車や砲弾、護衛艦などには職を与えているという、おかしな現象がある。
こうしたことは、現憲法では禁じられた行為とされている。だが先日公開された外交文書には、元首相の「有事には米軍による核攻撃依頼」という、密約があったということが明らかになった。
一体、太平洋戦争で甚大な犠牲を払い、空襲で被害を受け、更には人類初の原爆被害を受けたのは、何だったのだろう。
そして直近の「雇用難民の増加」という時に、外部の敵に対抗すべきか、それとも内なる困窮する国民にその予算を配分すべきか、ちょっと考える必要があるのではないか。
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得たいのに

2008年12月23日 | 人生設計
私達は、常に「得たい」とか「欲しい」とか「求める」とかの思いを持っている。「得たい、欲しい、求めたい」という思いを、持っていて止まない、といってもよい。しかしこの思いには、何らかの代償を必要としているし、無償でとはいかないし、それに今日では、それが思い通りにいかない方向に向かいつつある。

医療現場の混乱や救急搬送のタライ廻しとか医師不足などで、病気だというのに必要な治療を受けられなくなりつつあるし、食料も、汚染米や偽装食品に使いまわし食品などとある上に、異常気象などで穀物状況は不安な状態にある。
また景気悪化に伴い、職を得たいのに、得られない。
住み家の寮さえ、追い立てられる。
「得たい」のに、「欲しい」のに、「求めたい」のに、何も得られなくなりつつある。

これは「お金」が「お金」を得ようとしていた「経済、金融社会」の崩壊でもある。
私達が本当に求めなければならなかったものは、そうした人工的なものではなく、自然世界から得なければならなかったものであったはずなのに、それを取り違えてしまうようになってしまったために、「得たいのに、得られなく」なってしまっている。

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絵に描いた餅

2008年12月20日 | 人生設計
最近はいろいろな「提言」がある。
それはいいのだが、そのどれもが「実現性」や「裏付け」がなされたものになっていない。政策で言うなら、財源の目当てもなしに、言いたい放題のことを言っている、「絵に書いた餅」だけが立派でおいしそうにすぎない。
そういう「絵に描いた餅」で喜ばせようとしておいても、我々はもう、飽きたと言ってもいいのだけれでも、つい「期待」してしまう。
情けない、話ーーーーーー

★ 世の騒ぎ どこにあるかと 空青く
     今年もいつか 明日は冬至に
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インフルエンザ流行

2008年12月18日 | 短歌に政治や社会
今年は、早い時期から「インフルエンザ」が流行している。
このインフルエンザの予防には、「休養、栄養に気を付ける、うがい、手洗い」が有効とされる。
しかしこの中の「休養」は、マスコミメディアなどの「バラエティ」など娯楽番組の増加や、スポーツ中継やドラマなどが目白押しになっていて、ゆっくりと休養させない状況にある。
これでは、インフルエンザを流行させるばかりだ。
みんな、かわいそう・・・・
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自.公関係の亀裂

2008年12月18日 | 短歌に政治や社会
自民と公明の関係の亀裂は、言ってみれば「自発的対称性の破れ」と言うことができる。「対称性の自発的破れ」でもある。
そういう事の原因、「原理」というものが、いい年をしたものには、判っていない。
いつになったら、判ってもらって、良い政治になるのだろうか。
コメント (1)
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簡単な事

2008年12月15日 | 人生設計
ニュースを斬る 「ビッグスリーを\"国鉄\"と考えると分かりやすい」~米上院はどうして救済法案を白紙に戻したのか 『超・格差社会 アメリカの真実』の小林由美氏に聞く(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

なんでこういう事に、大騒ぎするのだろうな。
大体が、企業経営者の「道徳観」の欠陥にあるからと言ってよいわけである。「モラルの無さ」である。
だが、この「モラルの無さ」の原因がどこにあるか、ということになると、曖昧になってしまっている。

「道徳観やモラル」の欠陥を招く本は何かというと、「人間界の自発的対称性の破れ」という現象を起こさせる原因にある。この原因の「解」を求めれば、そしてそれを理解し、認識できれば、正しい「道徳観とモラル」が生まれる。
素粒子の「自発的対称性の破れ」を求め突き止めるよりも、今は「人間界の自発的対称性の敗れ」の原因を突き止めることを急がなければならない。
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非常事態には・・・

2008年12月15日 | 人生設計
真央 金ヨナからも祝福された(スポーツニッポン) - goo ニュース

それだけの「体力、技能、知力」などを持っていられるのなら、戦争や自然災害などの非常事態が発生した場合、率先して救助活動などに従事してもらえるのでしょうね。私達弱者、老人や障害者は、医療現場も介護現場も疲労している現在、あなた方若者を頼りにしています。
「出来ない」とか「私の役目ではない」とか「人がすれば良い」とか言わないで、必ず先頭に立ってやっていただきたい。
そうでないと、祝福される「体力、技能、知力」などが、泣きます。
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進行する虐待

2008年12月14日 | 人生設計
「虐待」と言っても、普通は「憎い」とか「嫌な」相手に対する行為だが、それだけとは限らない。というよりは、それだけとは、いえないような「虐待」が多くなってきた。
親が子供が言う事を聞かないから、「何となくそうしないではいられない」というようなことになり、又「家庭内暴力とか配偶者暴力(DVとか言われる)」ものは、「かわいい、愛しい」と思いながら「虐待」しないではいられない面を持っているらしい。無意識な不安に、襲われるようなのである。それを他の人にではなく、身近な人に対して、向けている。
こうした人達を、何故「虐待」に走らせるのだろうか。

最近知ったことだが、「血液型」とか「運勢」なんかの書本が売れていて、ひとつの流行になっているらしい。テレビや週刊誌など、マスメディアでも取り上げられ、広まっているという。
血液型や運勢を通して、自分や身近な人の性質や性格とか将来の運勢を知る、それによって安心し不安になる。
だがそれは言い換えると、自分や他人に対する「虐待」になる。そしてそれを、進行させていく。

本に記述されている通りになるとは、絶対に限らない。記述された通りになったとしても、続く事はないし、反対になる事もある。
元々性質とか性格とかは、長所と短所を併せ持っている。それが普通であって、だからと言ってそのどちらにも片寄っている事はなく、長所と短所を持って平均化しバランスを保っている。
それが書本では、「こうだ」という風に型にはめるような表現をしているようで、それで人は不安心理を煽り立てられ、人や自分を「虐待」させるようなことになってしまう。
食品などの「偽装、捏造、汚染」や、振込み詐欺と言った「だまし」なども、人に対する「虐待」と同時に、自分自身に対する「虐待」でもある。
こういう「進行する虐待」は、どうして起こるのだろうか。

実は、こうした「進行する虐待」の原因は、「人間界の自発的対称性の破れ」が原因している。この原因を、良く知り、改めていけばよい。
しかし残念ながら、今日の人々は、この「進行する虐待」の原因は、「人間界の自発的対称性の破れ」が原因と知る人はいないようだ。ノーベル賞とか何のかのとかの賞を取り、研究施設や費用に恵まれても、この「解」を摑めないでいる。

私は障害者だし、中卒の学力しかなく、今は車イス生活だが、この「解」を得ている。尤も、どうも私の思考の仕方は、普通の人の思考のとは異なるみたいだ。
普通は「大から小」へと、「小から大」へと考える。時間も「過去、現在、未来」と考える。だがそうしない。
「大も小」も無く考え、「時間の存在」も無く考え、その中での一点性に気が付くと、「解」が得られる。
そこに「進行する虐待」の原因と、「人間界の自発的対称性の破れ」の原因がある。
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