青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

青い鳥の歌詞  十、秋の日に

2008年01月30日 | 作詞

              秋の日に           2007/10/23

秋の野道に 咲く花は
              風に揺れてる コスモスの花
澄みて渡れる 大空に
              群れてそよぎて 匂いければ
懐かしきかな むかし人


光かがやく 青空に
              ふんわり浮かぶ 白い雲
何を積んで 運ぶやら
              我れが思いも 乗せいでて
忘れ果て無き 思い出を


身近に望む 山並みに
              豊かな緑 目にしみる
山のかなたに 夢はせて
              昔日映す まぼろしに
憧れ尽きぬ 愛し人


紅(くれない)染まる 夕焼けに
              明日への思い 満ち満ちて
たどる家路の 軽々と
              今日の思い出 胸にして
希望はうれし この未来


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青い鳥の歌詞  九、ルリ色の恋

2008年01月28日 | 作詞

              ルリ色の恋        2007/9/30



 空はルリ色 恋の色
    胸も焦がれる 切なさに
 流れる雲に 思いたくし
    そしてそして そしていつか
 ああ あなたの腕に
              すがりたい



 花はさわやか 恋の香り
    風に揺れてる やさしさに
 漂いにおう 髪の香も
    そしてそして そしていつか
 ああ あなたの頬に
               頬よせたい



 秋の果物 恋の味
    一つ分け合い 口にして
 甘さすっばさ 舌しみる
    そしてそして そしていつか
 ああ あなたの唇に
               キスしたい



 恋はルリ色 愛の色
    堤に寄り添い 寝ころびて
 二人見詰める 星の夜
    そしてそして そしていつか
 ああ あなたの胸に
               抱かれたい



 

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失われゆく尊厳性

2008年01月27日 | 短歌に政治や社会
ふと「尊厳」について思った。尊さとか厳かとかいうことであり、それはまたあり難さとも優れたものともいえることだろう。物にも尊厳はある。しかし今日、飽食社会にあって新製品が続々作り出されるなどする大量生産により、物余りのため物を粗末にする気風がある。こうした物の尊厳性が損なわれるだけでなく、人命の尊厳も失われている。それは犯罪事件などによるものに止まらない。臓器移植や代理出産といった面にも、終末医療といった面にも人の尊厳性が絡んでいるし、先日の報道では出生前診断についての記事が出ていた。この出生前診断というのは、胎児の状態を診断するということで、胎児が奇形児や障害児や遺伝疾患などがあるかどうかを診断するのだという。この診断によって胎児の状態で治療できる場合は治療し、治療できない場合はこのまま出産するか中絶するかの選択が求められる。胎児に異常があったらどうするか、それは人の尊厳性への問いかけでもある。一昔前なら出産時まで判らなかったものが、医科学の発達によって人は人を人として扱うか、物として扱うかという状態に置かれてしまった。そこには人の尊厳性を思い考える、ゆとりもなくなっている。現在万能細胞開発が進められているし、合成細胞までが生成されつつあるそうだから、ますます人の尊厳性は失われてゆく。
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追記:憲法九条

2008年01月25日 | 短歌に政治や社会

憲法第九条の解釈は、平和の希求に対して「対策」するか、それとも「対抗」するかによって解釈が異なるようだ。
「対策」ならば平和構築路線になるし、「対抗」ならば軍事力を必要とした対戦姿勢になる。
憲法第九条には、「対策」姿勢はあっても、「対抗」姿勢は感じられない。
その点、絶対平和主義な憲法といえる。

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青い鳥の歌詞  八、人なればこそ

2008年01月25日 | 作詞

              人なればこそ       2007/9/11


野の草花の 鮮やかに
              森の木立の 静けさも
生命の湖は 美しく
人はそんな自然があるから
              わがままが言える
そこに生きる人ならば
              人なればこそ 美しくあれ


空の鳥たちは 楽しく飛び
              野をかける獣も 勇ましく
生命の湖は 豊かに
人はそんな自然があるから
              わがままが言える
そこに生きる人ならば
              人なればこそ 豊かなれ


湖の水鳥 のんびりと
              流れの魚も ぴちぴちと
生命の湖は 清らかに
人はそんな自然があるから
              わがままが言える
そこに生きる人ならば
              人なればこそ 清らかなれ


世の流れは 共に連なり
              人と自然も 共に連なり
生命の湖は 親しい
人はそんな自然があるから
              わがままが言える
そこに生きる人ならば
              人なればこそ 親しかれ

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青い鳥の歌詞  七、明日をめざして

2008年01月24日 | 作詞

              明日をめざして        2007/9/8



苦しくとも 悲しくとも
              それは過ぎ去ってゆくもの
いつまでも思っていれば
              つらさは続く
明日をめざす我らなら
              過ぎ行くものは忘れはて
幸せ迎える 心開こう


中傷されても いじめられても
              それは過ぎ去ってゆくもの
相手にならなければ
              一人の相撲
明日をめざす我らなら
              過ぎ行くものは忘れはて
幸せ迎える 心開こう


おもしろいことも おかしいことも
              それは過ぎ去ってゆくもの
思い出にならない
              空しいひと時
明日をめざす我らなら
              過ぎ行くものは忘れはて
幸せ迎える 心開こう


明日を目指す我らなら
              いつも一人ではないから
みんなで目指してゆこう
              明るい明日へ
僕とも 貴方とも
              一人一人が 夢を持ち
幸せ迎える 胸を開こう

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青い鳥の短歌  三、

2008年01月23日 | 短歌に政治や社会

★ 久々に 口に含むる 氷水
      冷たさしみて 暑さ忘れる

★ 歳重ね 手先組むるは 衰えど
      楽しむるは 文字組むる時

★ 野草花 天と地と人 形取れば
      ディルームに 秋は彩る

★ よく晴れて 秋はさわやか 敬老の日
      にこにこ笑顔で 祝い受けつる

★ 法の道 知れば知るほど 奥深く
      ただ秋草の 花の咲くまま

★ ヒグラシの まだ声聞ける 霞城
      紅染まる 夕陽は沈む

★ 秋風に 着物姿も 初ういと
      輪になり踊る 公民館祭り

★ ただ一人 愛でしかりける 名月も
      全ての人の 上に輝く

★ 秋風に しみいりわたる 古城(城)の町
      老いも若きも 連なり踊る

★ 行く道に 秋風しみる 花なれど
      孫の笑顔の 豊かなりしお

★ 秋雨に しとどに濡れる 落ち葉にも
      ざわめきたてる 人の世の中

★ 田畑の 季節移りて 木枯らしの
      シミジミ凍みる 人世寒さも

★ 歳とりて 時の重みに 耐えかねど
      つづる思いに 時は過ぎ行く

★ 求めれば 求めるほどに 身は重く
      求め無きしに 身心軽き

★ がさこそと 落ち葉騒ぐる 木枯らしに
      年の瀬迫る この年もかな

★ 師走風 温もり欲しい この寒さ
      灯油値上げに 懐さえも

★ 白々と 晦日の朝の 雪景色
      亥年は去りて 子年は迎える

★ すがすがし 出迎えにける 鏡餅の
      豊かな重み 安らかなれし   
2008/1/5

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青い鳥の歌詞  六、我が故里

2008年01月23日 | 作詞

              我が故里            2007/9/6


 空は青く 山も緑に
              鳥は飛び交い こずえにさえずる
 
川は清く 魚泳ぐ
   
我が故里は 姿 うるわし

 海は果てなく 岩に波打ち
              潮の騒ぎに 磯の香り
 藍は深く 濃く漂い
   
我が故里は 風光 明媚

 里は黄金 稲穂ゆれて
              首もたれて トンボ乱れる
 モミの一つに 手塩こめて
   我が故里に 夕陽 沈む

 陽は落ちて 星のまたたき
           流れる星に 月も丸く
 
疲れて眠る 子らに夢も
   
我が故里に 希望 満ちる

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暫定税率

2008年01月23日 | 短歌に政治や社会

通常国会が開幕し、揮発油税などの道路特定財源となる暫定税率論議が焦点になっている。しかしこの暫定税率継続、廃止双方の意見を聞いてみると、何かがおかしいと思う。
まず概ねの流れになっている暫定税率継続についていうと、このままの現状を維持させていけば税収が期待できるかというと、そうはいかないと思う。なぜならガソリン価格が高止まりなら車の利用を控え、車の購入欲も失わせるからである。そうすると、税収も減収となる。
一方暫定税率廃止なら、継続派がいうように税収滅によるさまざまなマイナス面が現れるかもしれないし、ガソリン価格の下落によりその需要が増えたり車の購入意欲などが増えたりもするが、他方ではそれが温暖化の原因ともなる。
こうしてみると、双方にはブラスとマイナス、メリット面とデリメッと面がある。そしてこうしたブラスとマイナス面ばかり見ていると、大事な面を見落としてしまうことになる。
そもそも税収というものは、国民生活に役立てるもので無ければならない。道路特定財源といっても、なぜ道路を整備してまで救急患者を遠地の病院に運ばなければならないのか。そうしたことよりも病院の都市部集中ではなく、町村単位にでも中核病院を整備するような施策に税収を使用すべきだろう。
そうした税収、税金の使い方は、多方面でおかしな状態にあるといえるだろう。一々述べていたら切りが無いので止めるけれども、会計検査院以上に、我々国民が管理する必要がある。

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青い鳥の歌詞  五、ベコニアの君と

2008年01月21日 | 作詞

                            ベコニアの君と       2007/9/4



 秋はさわやな
              ベランダに
 ひそひそやかに          咲きひらく
 ベコニアの君の          ああやさしき
 唇よせる                親しさに
 そこに我らの              住みか見る



 浮かぶる雲に              そよ風に
 花は開きて               ほおえむる
 ベコニアの君の          ああ清らかに
 匂いかぐわし    美しき
 そこに我らの              住みか見る



 朝の光の             輝きに
 しっとりぬれる          露光り
 ベコニアの君の          ああ明るく
 手にも抱(いだ)きて            愛(いと)おしき
 そこに我らの              住みか見る


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