「襟を正す」には、何が大切なのかもわからないで、言葉だけで言って済まそうとしている。そこには自分のことしか考えない、姑息な浅はかさしかもっていない正体を浮かび上がらせている。
襟を正すべくは、誰あろう「菅義輝」お前さんだ。
お前さんは「自民党総裁」。即ち自民党議員や党員の不始末の、全責任を負う立場にいる。しかしそれを意識していない。だから彼は、襟を正すのは「お前らだ」というような言い方しかできない。
菅首相は、国会答弁中に自民党議員の多くが居眠りしている。それがテレビで放映されていた。真に自民党総裁となれば、これら国会議員としての職務をだらけているものに対して、本会議場で叱り飛ばして「活」を入れてこそ、襟を正すこととなろう。
だが今回発効した「核排脱禁止条約」には、日本政府は従来通りに「立場の異なる国々の橋渡しに努め、国際的な議論に積極的に貢献する」 などと言って参加しようとはしない。
「参加してこそ」襟を正す行為なのに。
だから安倍前首相や横井元大臣等にも、「我関せず」みたいにコメントなんかしないでいる訳だ。
ただ二階幹事長の国会での実績持ち上げには、いい気持ちらしい。
ここには景気や経済ばかり追い、宗教の廃れを誘っていることが原因になっている。おだてに乗り易く、耳に痛いことは敬遠する気風にある。