二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

慢性肝機能障害の鍼治療

2009年08月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~慢性肝機能障害の鍼治療~

   弥富鍼灸院  服部輝男 先生


『慢性肝機能障害の鍼治療』 研究所コラムはこちらをクリック!

研究所コラム、8月担当の服部先生は、愛知県弥富市で開業されている東洋医学研究所グループの先生です。当グループでも中心的存在の先生であり、全日本鍼灸学会 愛知地方会(現 (社)生体調整機構制御学会)の循環器疾患班の班長として活躍され、様々な分野の研究の成果を学会などに多数発表されている先生です。
所長の黒野先生の意志や情熱を心から理解され、研究所の活動や、学会の学術活動に力を入れ、私たち後輩の指導的立場にあるベテランの先生です。また、鍼灸治療に対する情熱、患者様の健康を願う気持ちも熱い先生でありますので、弥富市近辺で健康に関して不安のある方や、病気で困っている方は、ぜひ一度相談あるいは治療して頂いてくださいね

さて、今回のテーマ「慢性肝機能障害の鍼治療」ですが、服部先生が長年治療を続けられた非代償性肝硬変の患者様の経験を話の軸にされています。

この疾患は黒野先生が長年研究されてきたテーマです。慢性肝機能障害を持つ患者様に鍼治療を行っていたところ、担当医に一回肝臓を詳しく検査させてほしいと言わせたほど肝機能値が改善されていたことに端を発し、「肝機能障害に鍼治療が効果があるのでは」と閃き、それだけに留まらず、名古屋市立大学での基礎的研究、また臨床研究を行い慢性肝機能障害に鍼治療が有効であることを証明されました。ただ「治療した、効いた、良かった」で終わらず、鍼治療の効果を証明するまで続けられる(現在も継続している)情熱には今でも頭が下がります。弟子としても少しでも近づかないと~、と、思うのですが…日々の目標です

臓器移植法、iPS細胞という現代の最新医学情報を加味しながら、慢性肝機能障害に対する鍼治療の医療としての役割など大きな視点からのコラムだと思います。

改正臓器移植法に関しては、その恩恵に預かる子どもさんや、この方法しか命を救えない方々にとっては福音となったであろうと思います。外国で手術を行うとなると億単位の莫大な費用が必要になりますから…。しかし、陽があれば陰があり、”脳死が人の死か”という問題も長年の間、議論されてきた問題であり、脳死と判定されて3か月後に赤ちゃんが生まれた、脳死と判定されて臓器を摘出する際、涙を流されることが多く見られる、脳死後10年以上も生きてる例なども報告されていることから、法案が通ったからと言って、これが正しいとも言えないことなのかもしれません。その他に、発展途上国からの臓器売買の問題も今後注視しないといけないでしょう。

おっと、話はそれましたが、ぜひ今月の研究所コラム『慢性肝機能障害の鍼治療』をご一読くださいませ。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽について 2

2009年07月10日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~音楽について 2~

   山田鍼灸治療院  山田 耕 先生


『音楽について 2』 研究所コラムはこちらをクリック!

今月のコラム担当、山田先生は岐阜県多治見市で開院されています。非常に温厚な先輩であり、師匠の黒野先生の影響もあると思いますが、心や脳にはやくから注目し勉強をされていました。精神疾患を得意とされる先生であり、温かい大らかな心で包み込むような治療をされる先生ですので、近隣の方は是非、山田先生の鍼治療を受けてみてくださいね

今回のテーマは「音楽」。
音楽と脳の関係について説明されています。様々な刺激はそれを担当する脳の領域があるのですが、音楽に関しては脳全体で反応し、例えば、心地よい音楽はそのとき最も必要とされる領域が中枢となるようです。音楽のパワーはそんなところにあるのでしょうね。

最近、クラッシックの癒しが脚光を浴びています。特にモーツァルトなどは音楽療法によく取り入れられています。モーツァルトの楽曲は他のものと比較し高音領域(高周波)を多く含んでいるため(3500ヘルツ以上の)、脳から脊髄の神経系を効果的に刺激するようです。そのようなことで、他のクラッシックより癒しの効果は秀でているということです。

人それぞれ、好みの音楽の種類は違うと思います。しかし、どんな時代も音楽が廃れないということは、人間に必要なものなのではないでしょうか。また、人が自然から離れれば離れるほど、自然の醸し出す交響曲を聴けなくなり、その分、脳は音楽に癒しを求めるのかも…なんて想像するのでした。

ちなみに当院の診療時間中流れている音楽は、『ネイチャー・サウンド』です。 立体的に聴かせる録音技術を使用しているようで、目を閉じると”そこに川の流れがあり、鳥がすぐ近くいる”感じがします。なかなか患者様には好評ですよ。人間がつくった音楽とは違った味わいがあります。

自然のサウンドを聴きに、心を癒しにご来院くださいませ~

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

痛みについて

2009年06月05日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~痛みについて~

   二葉はり治療院  甲田久士 先生


『痛みについて』 研究所コラムはこちらをクリック!

今月のコラム担当の甲田先生は北名古屋市で開業している優しい先生です。今回のテーマである『痛み』に関しては、前回の皆川先生同様、師匠の黒野先生のご指導のもと、当時、名古屋大学環境医学研究所の痛みの権威である熊沢先生のところで、ポリモーダル受容器に関して研究され、博士号もとられた優秀な先生です。たいへん勉強、研究熱心ですので、お近くで、とくに『痛み』で苦しんでいる方は、ご相談してみてくださいね

さて、『痛み』といってもいろんな痛みがあります。痛みは放置しておくと、徐々に記憶として脳に刻まれ、情動(怒り・不安)を伴い複雑化していきます。局所でも自律神経が関与しさらに、痛みの治癒に向け智恵の輪のように入り組んでいきます。

その痛みに関する概要、心(気持ち)の在り様との関係、などについて書かれていますので、是非ご覧になってくださいね

そして、痛みがあれば、お早めに治療されることをおススメします。鍼灸院で対処できるものであれば、痛みに限らず早めに処置するほうがより早期に治癒の道が開けるということです。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(社)生体調整機構制御学会 設立記念講演会・設立総会に参加して

2009年05月09日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~一般社団法人 生体調整機構制御学会 
        設立記念講演会・設立総会に参加して~

二葉鍼灸療院  皆川宗徳 先生
 (垂井分院)


『一般社団法人 生体調整機構制御学会 設立記念講演会・設立総会に参加して』 研究所コラムはこちら

今回のコラム担当、皆川先生は、私と東洋医学研究所の黒野先生のところへ入所した年が同じでした。しかし、私は学校の入学と同時、先生は卒業してからでしたから先輩になりますね。

皆川先生は、(社)全日本鍼灸学会 愛知地方会 情報評価班で班長をやったり、黒野先生のご指導のもと、名古屋大学環境医学研究所の熊沢先生(現 愛知医科大学医学部痛み学教室寄附講座)のところへ、鍼灸刺激の機序の解明のため研究室で研究を行った経緯のある有能な先生です。また、開業後も垂井分院を開院するなどやり手の先生でもあります。

さて、今回のテーマである『生体調整機構制御学会』ですが、その設立の経緯などは、当学会HPに詳細が書かれてありますので御参照ください。当院HPにも若干の説明が書いてあります。今回は、その設立記念講演において講演された黒野保三先生の『生体調整機構と鍼灸診療の関わりについて』と、その後に行われた設立総会に参加された感想です。

この学会の前身である、(社)全日本鍼灸学会 愛知地方会は、わが師匠である東洋医学研究所所長 黒野先生が中心となり37年間という長きにわたり愛知県の鍼灸師の資質向上を目的に発足されました。また、鍼灸医療をもって社会に貢献できる向上心ある臨床家を育成するため、240回以上の定例講習会、あるいは支部集会などを行ってきました。また、西洋・東洋を問わず医学的基礎知識、HP作成に関する講習、様々な鍼灸臨床家の症例報告、さらに、鍼灸臨床研究や基礎研究の必要性、最先端医学と鍼灸など、内容の濃い、幅広い情報提供を会員に発信してきました。

これだけのことを継続的に、内容濃く開催している鍼灸の会は、全国どこにもないでしょう

その会が本部の都合で廃止ということになったわけですが、ここからの展開が常人とは違うところで、黒野先生は、鍼灸界のため、会員のため、この愛知地方会が積み重ねてきた業績をさらなる資質向上に繋げるため、未来を見据え発展的にこの危機をチャンスに変えてしまいました。

その鍼灸医学・医療あるいは、鍼灸師のため、そこに本来あるべき患者様のための医療としての一分野である鍼灸学、鍼灸治療であるため、その強い熱い情熱を信念とされ、行動し現在の形となりました。その情熱の証は、名古屋市立大学学長 西野先生などの顧問である先生方の顔ぶれを見ても一目瞭然でしょう。

詳しいお話は、コラムあるいは、一般社団法人 生体調整機構制御学会HPをご覧くださいね。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肩こりに対する鍼治療

2009年04月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~肩こりに対する鍼治療~
 二葉鍼灸療院 院長 河瀬美之 先生


『肩こりに対する鍼治療』 研究所コラムはこちら

今月のコラム担当は、名古屋市港区で開院されている河瀬美之先生です。東洋医学研究所での研修(修行)のおり、当時の(社)全日本鍼灸学会 愛知地方会で腰痛班の班長をされていた先生で、私も班員としてお世話になりました。疼痛疾患や腰・肩など整形外科領域に精通し見識の高い先生です。高血圧のほうもよく勉強されており、お困りの方はぜひご相談してみてください。

さて今回のテーマ「肩こり」ですが、これは経験したことのない人の方が少ないと思います。コラムでは、肩こりの概要、東洋医学研究所での肩こりに対する診療方針や取り組みなどが書かれていますので、日常生活の参考にしてください。

肩こり…4~5kgというボーリングの重い球ほどある頭を、脊椎の一番上の骨(環椎)と後頭骨は2点で繋げ、支えています。2点ということは、靭帯や筋肉がなければポロッと落ちてしまうということですね。 また、肩の表面を大きく覆う僧帽筋と、人が二足歩行になったため、重力に対応し僧帽筋から分化した胸鎖乳突筋(首の前に付いている太い筋)は、脊髄神経だけでなく脳神経の一つ副神経からも支配を受けており、そのあたりも慢性の肩こりをややこしく、治すのに時間がかかる存在にしているのでしょう。

もし「肩こり」でお悩みの方がおられましたら、お近くの東洋医学研究所グループの治療院をのぞいてみてくださいね。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糖尿病のお話-糖尿病の歴史を知り、前向きに生きよう-

2009年03月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~糖尿病のお話-糖尿病の歴史を知り、前向きに生きよう-~
二葉はり治療院  中村弘典 先生


『糖尿病のお話-糖尿病の歴史を知り、前向きに生きよう-』 研究所コラムはこちら

今月のコラム担当、中村弘典先生は、東洋医学研究所の研修時代から糖尿病に対するハリ治療の研究をされて、はや、ウン十年になる先生です。師匠の黒野先生のご指導のもと、名古屋市立大学の研究員となり先生とともに、マウスを使った鍼の基礎的研究や、糖尿病に対する鍼治療の臨床報告など、長年、同じテーマで継続して研究されている先生です。
私の大先輩ですが、大きく温かい、たいへん頼れるといったら失礼ですが、素晴らしい人間性、人間味あふれる先生です。やはり長年、鍼灸業界にとどまらず、日本や世界に目を向けて、豊かな世界のために指導されている師匠のもとで勉強されていると、やはり、雰囲気というか、オーラが遺伝感染してくるのかな~と思いますね。
国民病と言っても過言ではない糖尿病。その歴史や正しい知識を知り、自分の生活に生かしていけば、何も恐れることはないということです。糖尿病にかかったのはどうしてか、が問題であり、その部分の改善、あるいは直視しないで薬だけ服用していれば…なんて言うのが一番怖い考え方なのです。
病は体からのメッセージだということですね。
さて、糖尿病を持っている方は多いと思いますが、このコラム是非、ご覧になり生活を送るための一助としてくださいね

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレスと掻破行動

2009年02月04日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~ストレスと掻破行動(そうはこうどう)~
東洋医学研究所 主任 中村 覚 先生


『ストレスと掻破行動』 研究所コラムはこちら

今月のコラム担当は、東洋医学研究所 主任 中村 さとる先生です。所長の黒野先生は中村先生の長所を捉えられ教員の道もあるぞとのことで、教員免許を取得し、東洋医学研究所で主任を勤め、診療を行うとともにトライデントスポーツ学院で教員として鍼灸を教えています。

なかなか温厚で、おっとりしていて、しかし、気配りがあり頭の回転が速い先生です。お酒を飲むとすぐに顔が赤くなります。アセトアルデヒドを分解する酵素が足らないのでしょう~ね。(笑)

ストレスと掻く行動を、ただ乾燥するから痒くなり掻きむしってしまうというだけではなしに、情動(怒り、悲しみ、喜びなどに伴う行動)の反応の一つであり、ストレスの代償行動として、さらには感情を落ち着かせるために行う行動が「掻く」という行動である、そんなことを分かりやすく書いてあります。

そして、心をかえるため(過剰なストレスを回避)、日常生活において簡単な行動を行うことや、相手に対する見方を変えることで、ストレスが軽減され、「掻く」ことや様々な症状が改善され、ひいては日常生活がストレスの少ない楽しいもになってくる、そんなことが書いてありますので、研究所コラムをご覧くださいね

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

養生訓と健康・長寿

2009年01月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~養生訓と健康・長寿~
東洋医学研究所 所長 黒野保三 先生


『養生訓と健康長寿』 研究所コラムはこちら

年初めの東洋医学研究所コラムは、所長の黒野保三先生です。養生訓や古典などの考えを大切にしつつ、それを「治療をやった、効いた」だけに終わることなく、なぜ鍼治療は効くのか?!古典は正しいのか?!ということを科学的に実証してきたのが黒野先生の歴史です。膨大な基礎研究、臨床研究、学会・社会活動の量です。

いち鍼灸師でこれだけのことを、80歳を迎えた今でも情熱を燃やし、鍼灸の真実を探求している先生は日本でもなかなかおめにかかることができません。それに加え、自己満足、自分だけがという考えはなく、弟子も多く育て(私はまだまだですが)、さらに毎年多くの明治国際医療大学や他の専門学校の卒業生の見学があり、本物の鍼灸医療を伝えています。

西洋医学の診断基準から、脳や遺伝子などの最先端医学も視野にいれ、東洋医学の古典など幅広い視野にたって鍼治療をされています。

すべては国民が健康で豊かに人生を送って頂くためです。そのための鍼灸医学の真実の探求です。それを実践されている先生の新年のコラムです。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はり治療は糖尿病に有効か? その3

2008年12月03日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~鍼治療のススメ はり治療は糖尿病に有効か? その3~
東洋医学研究所グループ 二葉鍼灸院 山田 篤 先生


『鍼治療のススメ その3』 研究所コラムはこちら

12月の担当は、愛知県安城市で開業されている山田 篤 先生です。東洋医学研究所修行時代から糖尿病を勉強、研究していました。師匠の黒野先生に導かれ糖尿病に専門性をもって鍼治療に取り組んでいます。

所長であり、師匠の黒野先生は先見性があり、鍼灸治療は総合内科であるとされ、そのカテゴリーの一つとして糖尿病の基礎あるいは臨床の研究に取り組んでこられました。今も現在進行形です。山田先生はその意志を受け継ぎ、さらに県民、国民の医療として鍼治療を普及するため頑張ってみえます。

糖尿病は、尿に糖が…というよりは血糖値が問題となります。いまや国民の10人に1.5人強はこの病気を持っている、あるいは潜在的に持っているという統計も出ています。

しかし、糖尿病はその名の通り生活習慣病です。「なぜ糖尿になるのか」これが大切なのです。病は体からのメッセージです。睡眠は体の新陳代謝、食事はエネルギー源、熱源、免疫機能、造血、腸内細菌叢など、運動はエネルギーや熱の産生、ストレスの溜めすぎは、脳-末梢循環のアンバランス、などなど生活習慣というのは生命にとって大切なのです。言わなくてもわかりますよね。

生活習慣を整えさせすれば糖尿病は治っていきます。そして、鍼治療を行うと、生体のバランスを調整する手助けとなり、回復が早くなります。

今回のコラムはそんなお話です。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑門来福 4!!

2008年11月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~笑門来福4~
東洋医学研究所グループ みずの鍼灸療院 水野高広 先生


『笑門来福4』 研究所コラムはこちら

11月の担当は、浜松市で開業し地域医療の貢献に励んでおられる、水野高広先生です。この題名通り、人柄は非常に明るく、どんな困難も乗り切ってしまうような不思議な(いい意味でね)パワーを持った先生です。一緒にいると周囲がパッパッと明るくなるような雰囲気を持っています。患者さんが多く集まるのもうなずけま~す

さて、「笑う」ということは昨今、様々な形で皆様の耳に入ってきていると思います。笑うことは身体にいいんだと。実際、筑波大学の村上和雄先生が、吉本興業と組んで行った糖尿病患者の血糖値の研究や、日本医科大学の吉野先生が行ったリウマチの研究では、「笑う」ことが薬では考えられないほど血糖値を低下させ、リウマチではIL-6などの物質を抑制し、痛みを軽減するなどの報告がされています。

人生一度きりです。200年、300年と生きる人なんていません。その長くも短い人生どうせなら笑って、楽しく過ごすほうが、お得 というものです。「笑う」ということは人間だけに与えられた特権です。これを活かさない手はありませんよね

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経穴について ~その5~

2008年10月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~経穴について その5~
東洋医学研究所グループ 井島鍼灸院 院長 井島晴彦 先生


  『経穴について その5』 研究所コラムはこちら

今月の担当は、岐阜市で開業されている井島晴彦先生です。立命館大学を卒業され、社会人をやっていましたが、その後、鍼灸の道に入ってきた、東洋医学研究所の面々の中では異色な道を歩んでこられました。

それだけに、なかなか温かい深い人間味を持った先生です。愛知地方会の研究部では、生体防御免疫疾患班の班長をやられており学問的にも非常に熱心な先生であり、さ・ら・に地域の人々に愛されている素敵な人間性を持たれていますので、岐阜市で体に関して困っている人があったら一度来院してくださいね

さて、今回は、消化器疾患(胃炎、胃潰瘍、食欲不振など)によく使用される経穴(ツボ)である、中脘(チュウカン)、期門(キモン)、足三里(アシサンリ)、腹哀(フクアイ)について書いて頂きました。

鍼灸治療というと、腰痛や肩こり、五十肩などの整形外科的疾患の治療だけに効くと思われている方が多いかもしれませんが、適度な刺激、的確な場所に刺激をすれば、様々な内科的疾患に効果が出るんですよ。

漢字というのは不思議ですね。日本語にも「腹を立てる」「頭を冷やせ!」「腸(はらわた)が煮えくりかえる」のような体と精神状態を繋げて考えられている言葉が多いですよね。そんな面からも読んで見るとまた違った面白さがあるかもしれませんね。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『立ち方』を見直し、気持ち良い体づくり!!

2008年09月01日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所コラムが更新されました

~『立ち方』を見直し、気持ち良い体づくり~
   東洋医学研究所グループ 二葉鍼灸療院 田中良和


   9月の研究所コラムはこちら!

今月は、私が東洋医学研究所のコラムを担当しました。日常の基本動作である、坐る、立つ、歩くなどの動作はあまり考えずに行っていると思います。しかし、日常動作こそ大切なトレーニングなんだということを簡単ではありますが書かせて頂きました。

運動やスポーツの前に、まず基本姿勢である「立ち方」をどうするかそこに着目して健康づくりの一端として紹介してみました。

二葉鍼灸療院 田中良和

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体温と免疫力

2008年08月05日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~体温と免疫力~
   東洋医学研究所グループ 海沼鍼灸院 海沼英祐 先生


  『体温と免疫力』 研究所コラムはこちら


最近、”体を温めると病気が治る”ということが雑誌やテレビ、書籍などで目につきます。体を温めると体に良いことは誰にでも感覚的に分かっていることだと思います。温めると体の中では様々なものが働いて体を良い方向に向けていくのですが、その大きな要因の一つが”免疫力”です。
分かりやすく書いてありますので、見てくださいねそれにしても、健康な体を目指している人、病気を治したい人 には、興味の湧くテーマですよね

また、海沼先生は、新潟大学大学院 医歯学総合研究科 免疫学医動物学教室(教授 安保 徹 先生)へ、鍼灸院で臨床を行いながら、大学へ通い研究を行っている情熱溢れる先生です。「ストレスと免疫の関係」をテーマとして研究されており、鍼灸治療の発展、そして、師匠の黒野先生の教えである『真実の探求』を、基礎的に臨床的に実践しています

私も見習わないと

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鍼灸治療は知られている?

2008年07月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所ホームページの”コラム”が更新されました

~鍼灸治療は知られている?~
    東洋医学研究所グループ 福田鍼灸院 福田裕康 先生


   『鍼灸治療は知られている?』 研究所コラムはこちら

東洋医学研究所 所長黒野先生の鍼灸に対する考えや情熱を深く理解し、地元で活躍している福田先生が、地域における講演活動で得た鍼灸に対する市民の方々の考え方、いわゆる現段階のニーズを分りやすく簡単にコラムにまとめたものです。

そして、私たち鍼灸師はこのままでいいのか!という熱い情熱、危機感もまとめられています。危機とは”あやうい事であり、チャンスでもある”ここが分岐点ということでしょう。何を選ぶかは私たちの思考と行動しだいということです

『真実の探求』師匠の人生に対する哲学を一言で表したものです。素晴らしい師匠のもと修行ができて感謝、感謝、感謝とともに、この責任感と使命感を世のため人のために果たさないといかんと思うこのごろです。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うつ病について

2008年06月02日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所ホームページ コラム が更新されました。

~うつ病について~
   担当は、東洋医学研究所グループ 栄鍼灸院 院長
                          石神龍代 先生


   『うつ病について』 研究所コラムはこちら

最近は精神疾患ことに、うつ病・うつ状態を訴える人が多くなっています。心や体の不調を感じている方は、このコラムを参考にして、何か感じたり、お悩みがありましたら、お近くの東洋医学研究所グループの治療院へご相談下さい。

あなたの幸せな人生のため、
あなたの明るい笑顔のため、
あなたの健康で生きがいある生活のため
そのために私たち東洋医学研究所グループは存在します。
あなたの幸せが、私の幸せです。
 

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする