東洋医学研究所のコラムが更新されました
~慢性肝機能障害の鍼治療~
弥富鍼灸院 服部輝男 先生
『慢性肝機能障害の鍼治療』 研究所コラムはこちらをクリック!
研究所コラム、8月担当の服部先生は、愛知県弥富市で開業されている東洋医学研究所グループの先生です。当グループでも中心的存在の先生であり、全日本鍼灸学会 愛知地方会(現 (社)生体調整機構制御学会)の循環器疾患班の班長として活躍され、様々な分野の研究の成果を学会などに多数発表されている先生です。
所長の黒野先生の意志や情熱を心から理解され、研究所の活動や、学会の学術活動に力を入れ、私たち後輩の指導的立場にあるベテランの先生です。また、鍼灸治療に対する情熱、患者様の健康を願う気持ちも熱い先生でありますので、弥富市近辺で健康に関して不安のある方や、病気で困っている方は、ぜひ一度相談あるいは治療して頂いてくださいね
さて、今回のテーマ「慢性肝機能障害の鍼治療」ですが、服部先生が長年治療を続けられた非代償性肝硬変の患者様の経験を話の軸にされています。
この疾患は黒野先生が長年研究されてきたテーマです。慢性肝機能障害を持つ患者様に鍼治療を行っていたところ、担当医に一回肝臓を詳しく検査させてほしいと言わせたほど肝機能値が改善されていたことに端を発し、「肝機能障害に鍼治療が効果があるのでは」と閃き、それだけに留まらず、名古屋市立大学での基礎的研究、また臨床研究を行い慢性肝機能障害に鍼治療が有効であることを証明されました。ただ「治療した、効いた、良かった」で終わらず、鍼治療の効果を証明するまで続けられる(現在も継続している)情熱には今でも頭が下がります。弟子としても少しでも近づかないと~、と、思うのですが…日々の目標です
臓器移植法、iPS細胞という現代の最新医学情報を加味しながら、慢性肝機能障害に対する鍼治療の医療としての役割など大きな視点からのコラムだと思います。
改正臓器移植法に関しては、その恩恵に預かる子どもさんや、この方法しか命を救えない方々にとっては福音となったであろうと思います。外国で手術を行うとなると億単位の莫大な費用が必要になりますから…。しかし、陽があれば陰があり、”脳死が人の死か”という問題も長年の間、議論されてきた問題であり、脳死と判定されて3か月後に赤ちゃんが生まれた、脳死と判定されて臓器を摘出する際、涙を流されることが多く見られる、脳死後10年以上も生きてる例なども報告されていることから、法案が通ったからと言って、これが正しいとも言えないことなのかもしれません。その他に、発展途上国からの臓器売買の問題も今後注視しないといけないでしょう。
おっと、話はそれましたが、ぜひ今月の研究所コラム『慢性肝機能障害の鍼治療』をご一読くださいませ。
二葉鍼灸療院 田中良和
~慢性肝機能障害の鍼治療~
弥富鍼灸院 服部輝男 先生
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研究所コラム、8月担当の服部先生は、愛知県弥富市で開業されている東洋医学研究所グループの先生です。当グループでも中心的存在の先生であり、全日本鍼灸学会 愛知地方会(現 (社)生体調整機構制御学会)の循環器疾患班の班長として活躍され、様々な分野の研究の成果を学会などに多数発表されている先生です。
所長の黒野先生の意志や情熱を心から理解され、研究所の活動や、学会の学術活動に力を入れ、私たち後輩の指導的立場にあるベテランの先生です。また、鍼灸治療に対する情熱、患者様の健康を願う気持ちも熱い先生でありますので、弥富市近辺で健康に関して不安のある方や、病気で困っている方は、ぜひ一度相談あるいは治療して頂いてくださいね
さて、今回のテーマ「慢性肝機能障害の鍼治療」ですが、服部先生が長年治療を続けられた非代償性肝硬変の患者様の経験を話の軸にされています。
この疾患は黒野先生が長年研究されてきたテーマです。慢性肝機能障害を持つ患者様に鍼治療を行っていたところ、担当医に一回肝臓を詳しく検査させてほしいと言わせたほど肝機能値が改善されていたことに端を発し、「肝機能障害に鍼治療が効果があるのでは」と閃き、それだけに留まらず、名古屋市立大学での基礎的研究、また臨床研究を行い慢性肝機能障害に鍼治療が有効であることを証明されました。ただ「治療した、効いた、良かった」で終わらず、鍼治療の効果を証明するまで続けられる(現在も継続している)情熱には今でも頭が下がります。弟子としても少しでも近づかないと~、と、思うのですが…日々の目標です
臓器移植法、iPS細胞という現代の最新医学情報を加味しながら、慢性肝機能障害に対する鍼治療の医療としての役割など大きな視点からのコラムだと思います。
改正臓器移植法に関しては、その恩恵に預かる子どもさんや、この方法しか命を救えない方々にとっては福音となったであろうと思います。外国で手術を行うとなると億単位の莫大な費用が必要になりますから…。しかし、陽があれば陰があり、”脳死が人の死か”という問題も長年の間、議論されてきた問題であり、脳死と判定されて3か月後に赤ちゃんが生まれた、脳死と判定されて臓器を摘出する際、涙を流されることが多く見られる、脳死後10年以上も生きてる例なども報告されていることから、法案が通ったからと言って、これが正しいとも言えないことなのかもしれません。その他に、発展途上国からの臓器売買の問題も今後注視しないといけないでしょう。
おっと、話はそれましたが、ぜひ今月の研究所コラム『慢性肝機能障害の鍼治療』をご一読くださいませ。
二葉鍼灸療院 田中良和