二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

平成22年 石川県知事 新年互礼会&初詣 

2010年01月07日 | その他の活動
1月2日(月)は、午前10時30分より金沢ニューグランドホテルにて、谷本石川県知事の新年互礼会が開催されました。私は石川県鍼灸マッサージ師会の理事として出席してきました。

今年は2月の終りに県知事の選挙がありますので、何か雰囲気が違いましたね。谷本県知事も今回は5選目を迎えますから、県政、最後の総仕上げとして是非とも当選したいことだろうと思います。

国では民主党が政権を取りましたので、挨拶の順番も人数も民主党が多かったです。自民党の議員さんが何か元気がありませんでしたね。これも勢いですよね。

私が県政に期待するところは、これは国にも言えることかもしれませんが、農林水産業に力を入れて欲しいということです。日本の食物自給率はカロリーベースで40%を切るか切らないかというところです。しかし、これは農薬や化学肥料、家畜の飼料などは全く考慮されていません。また、戦争は起きなくていいんですが、もし戦争でシーレーンが封鎖された場合は日本に石油が入ってこなくなります。石油が入ってこなくなると農作業機械が動きません。石油も考慮すると食物自給率は1%以下とも言われています。

そう考えると、農林水産業とエネルギー問題は対にして考えなくてはいけないのかもしれませんね。エネルギーに関しても積極的に自然エネルギーの開発・普及に力を入れて欲しいです。石川県には志賀原発がありますが原発開発なんてのはもってのほかです。今、原発をとめても原子炉が冷え、放射能の影響が小さくなるには100年かかります。低レベル放射性廃棄物だって数100年管理しないといけないし、高レベル放射性廃棄物を完全に安全に処理することなどは今の科学をもってしてもできません。もし、その中にあるプルトニウムが漏れ出した場合、それを吸いこみ内部被ばくした人間は100%肺がんになるのです。そんな超危険なエネルギーなんですね。それがすぐ近くにあるわけです。日本には自然エネルギーを開発する高い技術力があります。石川県でも、太陽、波力、風力、海洋を利用したエネルギー、地熱(日本の地熱エネルギー量は世界第3位だそうです)など、どんどん促進して欲しいと思います。

これからは特に「こころ」が大事な時代になってきます。金沢には昔から「おもてなしの文化」があります。相手に喜んでもらうということですね。学力も大事ですが、それを活かす基礎的な人間力を養う教育をもっと推進して欲しいですね。教育が未来の国の行く末、世界の行く末を決めるのだと思います。石川県には自然も、文化も、伝統も、豊かな土地もあります。子供たちが育つにはもってこいの土地だと思いますね。本当の心の教育を大人が協力してやって欲しいです。

資金がないなら税源移譲しかないでしょう。消費税に関し県(地方)に大半の使用権を与えればいいんじゃないですか。国は一般会計と特別会計を一つにすれば莫大な予算を組めます。それに各省庁が余剰金や運用資金などのお金をプールしているわけですから(埋蔵金)それを使って、国民のお金を透明性を持たせて使っていけばいいと単純に考えます。いろいろ旧態依然とした利権が絡んでいるので難しいでしょうけど。それを追求した人がいなくなる国ですからね~。

なんか長くなってしまいましたね。

そうそう、乾杯をされた商工会議所の副会頭さんの話の中に

「12月31日に夕日に感謝しましたか?」という話がありました。
元旦の朝日には感謝するが、大晦日の夕日に感謝する人は少ない。終わりがあるから始まりがあるというお話でした。

もう一つ

「母に教えられた柿の木の実の取り方」
柿の木に実がなった時、母から、「上の方と下の方は実をあまり取らずに、真ん中の一番取りにくいところの実を取りなさい」と教えられた。下の方は近所の人や子供たちが取るだろうから、上の方は冬に雪が降り餌がなくなった小鳥たちのためにとっといあげなさいというお話で、今の世の中、社会でも経済でもこのような考え方ができていないのではないか、というお話でした。

新年早々、いいお話を聞かせて頂きました

それに、今話題の、前回の衆議院議員選挙で、森 嘉朗代議士と戦った、田中美恵子氏も挨拶していました。テレビで観るよりカワイイ人でした。

ちょっと長くなったので、パートⅡに移ります。

二葉鍼灸療院 田中良和
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第7回 健康についてみんなで語ろう会 ②

2009年12月05日 | その他の活動
最後は、劇団しし座(四師座)の寸劇「交狂組曲『ハトちゃんの膏薬』」

このしし座というのは、当初、石川県医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会の
有志が集まり、この日のために練習していたわけですが、現在は、会を重ねるごとに参加団体が増え、石川県鍼灸マッサージ師会も参加させて頂いております。今年は4名参加(うち一人は、当日インフルエンザで欠席)。その他にも、理学療法士会、作業療法士会、栄養士会、放射線技師会、柔道整復師会など多くが参加する劇団になったようです(ちなみに座長は”ドクターかとう”)。

内容は、その題名とおりで、〇イズミ政権時代から誰のための医療制度か疑問を持たざるを得ない取り決めがなされる中、新政権になりこれからどう変わっていくのか不安…そんな医療現場で日夜繰り広げられるドラマをコメディたっちに描いた寸劇でした。


 新保先生は始めから台詞が多かったな~
 動きがなんかぎこちなかったのが、またコミカルでよかったで~す



 水野先生はインフルで休みの木内先生の分も出演
 一人二役お疲れさ~ん


 参加された皆さん、ご苦労さんでした~
 そ~や、東先生を撮り忘れてしまった

本当に、仕事が終わって、夜遅くまで練習した結果が出ていたと思います。ほんと笑わせてもらいました 

二葉鍼灸療院 田中良和
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第7回 健康についてみんなで語ろう会 ①

2009年12月04日 | その他の活動
11月29日(日)、石川県医師会の主催で「第7回 健康についてみんなで語ろう会」が開催されましたので参加しました。

≪第7回 健康についてみんなで語ろう会≫
日 時:平成21年11月29日(日)  午後2時30分~4時55分
場 所:石川県地場産業振興センター 大ホール
主 催:石川県医師会
内 容:1.前座 ”ドクターかとう”のおふざけトーク
     2.講演 「意外と知らない?病気と健康のお話」
      講師 中原英臣 先生
     3.健康クイズ 「頭をひねって考えよう」
     4.寸劇 「交狂組曲 『ハトちゃんの膏薬』」
        劇団しし座


 石川県医師会 会長 小森先生の開会のごあいさつ


 今年の”ドクターかとう”…トークのキレは昨年の方がよかったな~


 健康クイズ 第1問


 講演中の 中原英臣 先生

講演の演題は「意外と知らない?病気と健康の話」。統計的数値を出して、分かりやすく説明されていました。この内容を要約すると…
・自分の健康は自分で守るものである。
・アメリカでは、心筋梗塞と大腸ガンの発症率が高く、国家レベルで、生活習慣の改善がなされた(LCPなどの取り組み)。運動、食事などを改善することにより心筋梗塞(35%減少)や大腸ガンが減少した。多くの人がタバコをやめ、運動をし、野菜中心の食事に変えた。アメリカ人の野菜摂取量は日本人より多い。
・日本は生活習慣の悪化で、心筋梗塞や大腸ガンは増加の一途をたどっている。
・一日350gの野菜を採らないといけないというが、現状は267gである。これを改善するには一皿、野菜メニューを増やすように心掛ける。
・日本でも2000年に厚生労働省が「健康日本21」という取り組みを開始した。これは10年計画で国民に健康になってもらおう!という計画。しかし、国民への浸透度は低い。
・「健康日本21」をメタボという観点からみると、1997年、BMI(25%以上を肥満)で男性が24%、女性が25%の人が肥満であったのが、2005年、中間報告では、女性は25%で変化はないが、男性は29%と増加している。これに限らず平均的な日本人の健康は着実に悪化している。
・健康への取り組みには実現可能な数値目標を定めて行うと効果的。
・1965年の長寿県は東京、神奈川など大都市が多かった(東京には11の医学部を持つ病院があり、医療環境が充実している)が、1995年には、熊本、島根、長野、富山などの地方に変化してきた。これは生活習慣や自然環境が関与している。
・21世紀の健康は、毎日の生活環境、生活習慣が重要な要因となる。
・人間が生きていくうえでは、水、空気、食物なくしては考えられない。
・平均寿命を延ばすのではなく、健康寿命(元気に生活できる期間)を伸ばすことが大切である(日本の平均寿命;男性 79歳、女性 86歳 日本の健康寿命;男性 72歳、女性 78歳〈ともに世界一〉)。
・今までテレビのバラエティー番組などで多くの健康番組をやっていたが、科学的根拠のないものがほとんどである。これまでの事件などでもわかること。その他にも健康情報が氾濫している。科学的根拠のあるものを信じて欲しい。メディアの流す情報を鵜呑みにしないでほしい。
・健康法というのは存在しないと思う。身体にいいことを一生続けてやる、いわゆる生活習慣にしてしまえば、健康は自分のものになる。

私の感想としては、だいたいよく聴く話だったのでとくに新しいことはなかったと感じました。アメリカの取り組みは、実際に効果が出ており、これの食事の面では、アメリカ議会においてマクガバンレポートが報告されました。これは世界の健康に優れていると言われる食文化を調査したもので数千ページにのぼる膨大な報告だそうです。アメリカはこれを実践したのでした。その中で、特に健康にいい食事は日本食であり、江戸時代末期の伝統食が健康に優れていると書かれているようです。それが世界で日本食がヘルシーフーズであると言われるようになった火付け役なのですよね。

これはアメリカの良い面ばかり言っているのです。現在、オバマ大統領が国民皆保険制度を導入しようと頑張っていますが、アメリカでは医療保険に加入していない人が5000万人ほどいます。この人たちは健康云々ではなく、医療を受けることができません。このように貧富の差があるのです。野菜中心のヘルシーフーズを食べることができるのは、医療も受けることができ、ある程度の収入がある人たちだけなのです。統計の数字ではこのようなことは分かりません。

話は「科学的根拠」のことに変わりますが、科学的根拠のある情報を取り入れて、正しい健康法を実践して欲しいという話がありましたが、この科学的根拠は確かに必要なことです。が、これで上手くいかないから苦しい人たちは、よからぬ健康食品や健康グッズ、あるいは、新興宗教まがいのところにだまされるわけです。科学的根拠の中にも、精神病薬(一部であろうと思いますが)のようにプラセーボ洗浄という方法で効果を強調することにより医薬品として許可をもらっているものもあります。製薬会社が絡んだ科学的根拠には注意する必要もあります。これは食品に関しても同じです。何が科学的根拠かを判断するのも難しくなってきています。商売が結びついている所の科学的根拠は注意して判断する必要がありますね。

人間は自然の一部としての本能を忘れているところが多いのです。本来人間にとって一番身体にいいこと、健康を維持する要因は”大自然の運行に身体をあずけること”です。自然に則した生き方が出来ていないから体に歪みが出るのです。運動をする…これは本来人間にとって当たり前のことなのです。自然のものを食する、野菜中心に食べる…これも人間の機能としては当たり前のことなのです。睡眠をよくとる…これも太陽とともに生活することは、生物として当たり前のことなのです。この当たり前のことができないから、不健康になり、病気になるのです。
この文明社会で、こんなことできないとあきらめるのではなく、大自然に耳を傾け、すこしでも自然に則した生活を心がけることこそ、人間が元気に生活するコツであり、本当の健康法なのだと思います。

ああーっと、長くなったので、しし座の寸劇は②で書きますね 

二葉鍼灸療院 田中良和
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金沢桜丘高校吹奏楽部(桜ブラス) 第16回定期演奏会

2009年05月13日 | その他の活動
5月4日(月祝 みどりの日)は、ありがたいことに、一日中動きまわらせて頂きました。午前中は星稜野球部の練習試合を観に行き、午後からは、”きくちゆみさん”のローフードのお話を聴講。その後、リニューアルした「近江町市場」をぶらり散策しました。

そして、金沢桜丘高校吹奏楽部の定期演奏会を鑑賞。場所は、金沢歌劇場(旧 金沢市観光会館)。

私は星稜高校出身ですが、定期演奏会の協賛として、ここ数年、パンフレットに名前を載せてもらっています。そんなご縁があります。ご近所ですしね。
いつもは時間が合わず、なかなか参加できなかったのですが、今回はグッドタイミングでした。忙しい一日の締めくくりとして、本当に気分を癒して頂きましたよ。

昼の部と、夜の部があり、私は午後6時から8時の夜の部に行きました。会場前で並んでいる時から、若いパワーとエネルギーをたくさん感じ、私も5歳くらいは若返った感じです。

顧問の先生方のご指導もあると思いますが、開演前のお客さんの誘導から、受付から、生徒さんたちが一所懸命、そして笑顔で、工夫をこらして、一人一人が行動している姿は学ぶべきところでもあります。これだけでも「来てよかった」と思ったのでした。

音楽会、吹奏楽の演奏会などは実は初体験なのです。何故か、今年は初体験が多い年です。いろんな所へ出かけ、自分の職業の人たちばかりでなく、様々な人々との出会いがあるということは素晴らしいことですから、機会があればドンドン初体験をしていきたいですね。

演奏会は第1部と第2部に分かれており、第1部は通常の演奏会、第2部は演劇仕立ての演奏会でした。演奏に感動したことは言うまでもなく、約100名の部員さんたちが創意工夫をし、”お客さんに楽しんでもらおう””お客さんと一緒に楽しもう””お客さんに幸せになってもらおう”という姿勢が、音にも、行動にも、演出にも見られ、そこに、またまた感動しました


 第2部です

彼ら、彼女らが奏でる曲は、それぞれの役割がある楽器が、それぞれの部署でベストを尽くすことにより、一つの人々に感動を与える曲を創り出します。その様々な音を信頼おける指揮者(顧問の先生)がまとめあげ、演奏というものが成り立っていくのだと思います。

社会をみても一緒だと思います。一人が社会を構成する大切な要素であり、また、社会の中で個人が活かされています。桜ブラスの面々は、このようなことを学校の部活動で学べるのですから幸せです。辛いことがあるかもしれませんが、桜ブラスで悔いが残らないように、高校生活を全力疾走して欲しいと思います。

本当に、子供たちの可能性、思いやり、協調、様々なものを演奏会で拝見できました。このような気持を、大人の社会に出ても持ち続け、素晴らしい社会を形づくる一員となってもらえば、愛が溢れる、幸せな社会が創れるんではないかな~なんて思いました。

これからも、ガンバレ 桜ブラス

二葉鍼灸療院 田中良和
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きくちゆみ さん ローフードのお話&試食会

2009年05月12日 | その他の活動
5月4日(月祝 みどりの日)、午前中は星稜高校野球部の試合を見に行き、選手を治療してきました。午後からは、”きくちゆみ”さんの『ローフード講座と試食会』へ行ってきました。

きくちゆみさんのブログはいつも拝見しておりました。なかなかアグレッシブに活動し、日本に留まらず、世界に足を運び、平和や環境、健康に関して活動したり、講演を行ったり、書籍を書いたりされています。

いろんなことに積極的なのですが、今回も5月3日(日祝 憲法記念日)に金沢市文教会館ホールで行われた憲法集会にて、平和憲法の大切さと世界の真実を講演されました。ゆみさんは「世界に平和省を!」という運動を展開されています。9・11の真実を紹介したDVDも反響になっています。

そんな”ゆみさん”の興味を持つ『ローフード』とは、どんなものなのか(実は書籍を購入しておきながら、読んでいないのでした)聴いてみたかったのと、ゆみさんが、どんな人物なのか実物の雰囲気を見たかったのが、今回の講座を聴きにいった理由でした。

実は、4日当日の朝に、この情報を入手したです 先着20名でしたので、無理かな~と思い、携帯で担当者に連絡したところ、「大丈夫ですから、いらしてください」と優しく返事を頂き、無理と思っても行動してみるもんだな~なんて思い、いい朝となったのでした。

場所は、メロメロポッチ。金沢の台所「近江町市場」の入口で静かに存在し、階段を下りていくと、すごく懐かしい雰囲気のあるお店です。当初は、生ジュースを出す店としてスタートしたようですが、ライブや映画、イベントなどを行う場でもあるようです。 一度「チベット・チベット」という映画上映があった時に訪れましたが久し振りでした。

時間は、午後1時~3時半。講座開催前に、ゆみさんが近江町市場をまわって購入してきた新鮮な地元産の野菜、果物を使って包丁一本で短時間で、火を使わずにできるローフードを、確か大皿に四皿出来あがっていたと思います。

人数は、18名が集合。うち2名が男性でした。

料理はどんなものか写真を撮ってありませんし、記憶も定かではありませんので、詳しいことは書けませんが、彩がきれいだし、サラダが中心で、にんにくと醤油をベースに野菜たちにかけるタレを作ったり、味噌をつけてそのままかじったり、「えのきだけ、生で食べられるのね~」と少し驚きもありました。

そ・こ・で『ローフード』とは、簡単に説明すると…
”raw food”つまり、生の野菜をベースとして、それに果物を加えたメニューが中心となり、48度未満の温度で加熱した食べ物を指すそうです。なぜ48度以上で加熱処理しないかというと、ローフードの基本は野菜や果物の中に含まれる「水」と「酵素」の摂取にあるからだそうです。

酵素というのは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を食事で摂取した際の消化・吸収の際に働く物質です。「あなたはこんな形になって、筋肉をつくりましょう」「あなたは骨の形成に働きましょう」「エネルギーになりやすいような形になりましょう」と、触媒として働き、身体を形成し、動かす小さな影の司令塔のような存在です。

ですから、これらが不足すると、身体機能がうまく働かなかったり、新陳代謝が潤滑に機能せず、老廃物が溜まりやすい体になってきます。

この食物から吸収する酵素の弱点は”熱に弱い”ということです。野菜でも48度以上で加熱した食品には、ビタミン・ミネラルは残っていますが、酵素が消失してしまうようです。

私たちの体の中でも酵素が作られ、常に体の新陳代謝に働いています。しかし、体内の酵素というのは無尽蔵につくられるものでもないようです。そこで、ローフードは、野菜や果物に、たっぷり含まれる本来の「水」「酵素」を体に吸収することによって、食べた物の消化・吸収が効率よく行われ、活動するエネルギーに変わり、いらないものは速やかに外に排出され、身体は自然にイヤと言っても健康になっていくという考え方です。

日本や漢方の考え方では、生野菜を食べると体が冷えるということですが、ローでは、30分ほどしたら野菜の酵素が体内で働き出し、体がポカポカしてくるとのことでした。確かに、試食後、話を少し聴いていたら、ポカポカしてきました。新鮮な野菜であったということと、しっかり噛んで食べたということ、身体に良い食べ物を酵素や水を意識して食べたことなど、そんなことが相乗効果で出たのかもしれませんね。

ゆみさん自身は、マクロビオティック(加熱玄米菜食)と自然農法を元々やっており、マクロビの指導も行っていたようですが、友人の、石塚ともさんの、身体の変化(56kg→47kg)、これだけでなく、肌のツヤ、表情が明るくなり、すごく前向きなエネルギーを放っているのにビックリし、ローにはまっていったようです。

その辺りのお話や、ローフードについて興味のある方は、『ローフード 私をキレイにした不思議な食べもの』 石塚とも 著を読んでみてください。この本は、基本は石塚ともさんと友人のアメリカに住む65歳の芸術家のローフード体験物語です。また、ローフードの情報も満載ですよ


食にしても、いろんな考え方があるものです。これはいいかもと思ったのは、簡単であるということ、太陽と地球のエネルギーを蓄えた野菜や果物をそのままとれるということ。牛などの肉を1kg育てるのに必要なトウモロコシや大豆などの飼料は10kg以上必要です。そんなこと考えたら、そのまま野菜を食べたほうが少ない農地で多くの人を養うことができるし、牧場や畑を拡大するのに森林を伐採しなくてもすみ豊かな水、海をつくるために必要不可欠な森林を守ることもできます。ローは火を使わないので、ガスを節約でます。エネルギーの無駄使いもなくすという地球に優しい食事であり、さらに健康になれるのです。

ゆみさんの言葉で印象深かったのは、「平和活動をしながら自分の家庭はたいへんなことになっている人をたくさんみています。健康のことを話しながら、本人は顔色が悪かったり、病気になってしまう人もみています。それではいけないと思います。平和にしてもまず自分の家族から、健康にしてもまず自分の体が健康であることが大事。その点、ローを食べると、体も疲れず健康になり、さらに地球にもいい影響を及ぼす」 「私は一日、6~7割がロー、その他はマクロビや自然農法で得た物を中心に、食べたいものを食べています。私は基本的に食いしん坊ですから。でも、皆さんそれぞれでいいんじゃないですか、完璧でなくてもいいと思いますよ」です。

いいお話を聴かせて頂きました。
ありがとうございます。
長くなりました~

二葉鍼灸療院 田中良和
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小林生観さん 講演会に行く ③

2009年04月30日 | その他の活動
②からの続きです。

生まれる前の記憶をもつ子どもの話もありました。これは飯田史彦先生や池川 明先生の著書を読んだりしていましたので「ここでも話題に出てくるのか」と感じました。

生観さんも、その子供たちの数十人に話を聞いたところ、どうも子どもたちは親を(特に母親を)励ましに生まれてくるようだということに気づいたというお話がありました。「親は子どもを教育しなくてもいいのです。子どもたちは親を励ましにきているのですから、一緒に成長すればいいのです」「親は子どもを抱きしめ、愛情を注ぐ、これが本来の親子の姿なのです」「母親が喜びに溢れ、楽しくしていれば、子どもも幸せであり、自然と教育されていくのです」深い言葉です。大人になればなるほど常に謙虚さを忘れてはいけないということですよね。

創造主はまず女性を創ったが、女性は賢く、広く安心の目で物事をみつめ、愛が溢れ、完全な魂であり、完成度が高くなり世の中が安定してしまいました。これでは、魂の成長が促されなくなってしまいます。そこで創造主は対極の存在である男性を創りました。男性は賢いの対極ですから「バカ」ですね。そして、危険をかえりみることなく行動する(であるから冒険や発見があるわけですが)不完全な魂の存在を創り、世の中の中和、中庸を保ったというお話もありました。

だから賢い女性は、男性の行動や思考を理解できず、その逆である、バカである男性も、女性の行動や思考を理解するだけの賢さがありません。女性と男性は違う生き物であるという認識があれば、旦那さんが何をしようが、奥さんがどんな言葉を発しようが腹も立たないというものであるということも言われていました。勉強になりますな~

○カール・ブッセ:「幸せというのはすぐそばにある」、と言っています。

○メーテルリンク:幸せの青い鳥の中で、こちらも「幸せはすぐ近くにある」と言っています。

○良寛:「災難と思わなければ、災難ではなくなる」と言っています。

○一休禅師:弟子の一人が、極楽浄土は夕日が水平線に沈む時、黄金色に美しく輝く場所、西方にあるのですかと尋ねたが、禅師は「違う」と言われた。もう一人は、では、朝日が昇るとき金色に輝く東方に極楽浄土があるのかと尋ねたが、禅師は「違う」と答えた。また一人は、お釈迦様は常に北枕で寝ておられ、亡くなる時も北枕であったので、北に極楽浄土はあるのかと問うたが「違う」と言われた。
禅師は、「極楽浄土は南にある」と言われました。そう、極楽浄土は南(皆身)にあるということです。幸せは自分の中にあると言われています。

○お釈迦様:般若心経の中に「照見五蘊皆空」というくだりがあります。五蘊というのは、≪色・受・想・行・識≫であり、肉体や精神を含む、宇宙を構成する要素であり、すべてを構成する要素は実態をもたないものであると説かれています。「幸せも、不幸も、自分が”思う”ことであり、世の中のすべては自分が決めることである」と2500年以上前から言われ、今も語り継がれています。

○小林生観:40代まで生観さんの考え方=「不幸や、悲劇は存在しない」 40代から現在までの考え方=「幸せや、幸福も存在しない」と分かった。


幸せの宇宙構造とは
     =そう思う「心」がそこにあるだけ


これが、答えであると講演の最後を締めくくって終了しました。

すべての出来事は、幸せ、感謝を感じ、自分が成長するためにあるのでしょう。また、すべてに出来事に意味を見出し、その学びを自分の成長に繋げていくことが「幸せ」なのかもしれません。

さて、いい話を聴いたら、日常生活に、人生に実践していかないとね

二葉鍼灸療院 田中良和
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小林生観さん 講演会に行く ②

2009年04月30日 | その他の活動
年300回を超える講演回数をこなす生観さんが、冒頭で話された言葉が、
「私は好きで講演会をやっているんじゃないんですよ~」
でした。ただ人から頼まれた頼み事をひきうけて死んでいく、そんなスタンスで人生を歩んでおられるようです。

その話と前後して、「好きか、嫌いかではなく、ただ淡々と生きている」と話されていましたが、この辺りは、私は達観していないので理解できないことですが、要は、自分のペースで、自分の使命を、自分なりに全力を尽くすことが大切なのだと思いました。人と比べる必要はなく、競争することや、優劣をつけることが人生の真理ではないということと理解しました。

様々な例をあげながら、「教育というのは、称賛し、救済することであって、教えるということではありません」「すべての人に対し、同じ対応をとることが信頼につながります」「お金が欲しい!結婚したい!と自我を欲すれば欲するほど遠ざかるようです」

現代社会は競争することが求められる社会です。教育、経済、政治、すべての事柄において競うことが当たり前のように言われていますが、人と比べず、競わず、協力して行うことにより、自分が必要である存在だという自覚が生まれ、生きがいができ、興味が湧き、そこに他者のため、世の中のため、それがひいては自分の成長のためなのだという思考に変化していくのではないかと思います。

世の中の常識や社会通念は、宇宙の法則からすると非常識なのかもしれませんね。

「知的障害のある人たちに共通することがあります。それはガンで死ぬ人がいないということです。
「逆に、20代~50代で若くしてガンで亡くなる人たちに共通することは、人より優れている人であり、出世頭なんです」

そんな話もされていました。ガンに関しては、私もちょっと勉強していますので、この話題を書くと長~~~~~~い文章になってしまいますから書きませんが、これは何を意味するのでしょうね。「全ての人がそうではない」という批判もあるかもしれませんが、生観さんの言葉を素直に捉えると、これはどういうことなんでしょうかね。

「笑わない人が痛い」「病気が治りたければ、命をかけて笑ってみよう」「謙虚さ、素直さを失った人が、それを取り戻すために事故や病気になる」
わかるような気がします。ここまで意識が高まっている人は理解できることです。私は、臨床において医学的な説明や、全力で治療するわけですが、心の面をここまで持ってこれれば患者様の治りもきっとよくなってくるな~と思いました。

また、言葉と記憶の妙のお話もありました。
ある動物学者と生観さんが会談されている時、「動物には”痛み”という認識はないのです」という動物学者さんが話されたそうです。ヒトには”痛いという言葉”があるから、例えば傷ついたり、骨折したりすると、「痛かったね」「痛くないよ」という言葉とともに、この状態が=痛い として脳に記憶され、これがケガをした時やぶつけたときに「痛い」と認識されるというお話でした。

「だから、骨折したら、あー楽しい、あー嬉しいと言葉をかけていれば、痛みなんてどこかへ行ってしまいますよ」ということでした。難しいことだが…これも真理の一つでもあるんでしょう。

また、「平和という言葉は、戦争や紛争があるから出てくる言葉であって、平和が普通の状態であれば”平和”という言葉は必要ありません」「ニューギニアのある部族では”自然”という言葉がありません。それは、自然が普通だからです」「また、ある部族では”やさしい”という言葉がありません。それは部族のほとんどが親戚のようなもので、協力して生活するのが当たり前だからです」というお話もありました。
んん~これも宇宙の真理でしょうね。当り前に普通に存在していれば、そこに言葉を作らなくても、皆が共通して認識していることになりますからね。それが混沌とした状態になるところに人間の学びや成長があるのかもしれませんが…

少し長くなりましたので、③に続きを書きたいと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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小林生観さん 講演会に行く ①

2009年04月30日 | その他の活動
4月22日(水)、少し診療を早めに終了させて頂き、小林正観さんの講演会へ行ってきました。

小林生観さんは、様々な著書を出版されています。「嬉しい」「楽しい」「幸せ」な存在になろうと、宇宙の構造や、世の中の構造などを研究されている方で、”うたし会”というものを主催されています。宗教家ではないそうです。

私も何冊か著書を持っており、なかなか腑に落ちる、前向きになれる不思議な、いい本たちだと思います。

縁あって講演会の情報を得ることができましたので、聴講させて頂きました。

日 時:平成21年4月22日(水) 午後7時~9時すぎ
場 所:石川県青少年研修センター
講 師:小林生観
演 題:『幸せの宇宙構造』


200名の限定でしたが会場は満員でした。確かに著書にも不思議な力があり、何が、こんなに人を惹きつけるのだろうか、と、興味津々で講演会の始まるのを待ちました。

当初の小林生観さんのイメージとしては、んん~少し徳を積んだお坊さんのような威厳のある方なのかな~と思っていました……が、予想に反し、失礼な言葉ですが
「ええ~こんな普通の、というより、少し体力がなさそうなオジサンが~」
という第一印象でした。生観さんは、あまり有名になりたくないので、録音はいいのですが、写真やデジカメの撮影はしないようにということだったので(しかし、もう十分有名ですがね 年に360回も講演していれば、そうでしょう。)お姿をお見せできないのが残念ですが。

2時間の講演で”何が人を惹きつけるのか”ということも意識しながら聴いていました。初めから終わりまで終始、お話の中で貫き通されたことは「常に、寒いものから(失礼)、考えさせられる高度なものまでダジャレが入り、効いている人を、いろんな意味で飽きさせなかった」ということです。

あれは、嬉し、楽し、幸せを追求している、また笑顔の大切さを説いている、生観さんならではの話し方だなと思いましたね。これが情熱的に話すのではなく「わたしは、講演をやりたくてやっているんじゃないんですよ~」なんて、そんなはぐらかすような言葉を入れながら、何とも言えない雰囲気で講演されていました。

そして、ダジャレを言って、寒くても(失礼)最終的には聴いている人の笑いに繋げ、さらに「隣の人と、これをやってみてください」って突然、知らない人と会話をするように言われたり、「やらないと、前に進めないんですよ~」「はい、やってみて」など、聴衆を参加させ、会場に一体感をもたらし、自然に話に引き込んでいくところなど、勉強になりました。

面白かったのは、「携帯電話はオフにしなくてもいいですし、マナーモードにしなくてもいいですよ~」と言われたことです。「実は、携帯電話は話の中で重要な部分を知らせる合図なんですよ」ということに気づいたということです。実際、(サクラか)と思うくらい、いいタイミングで、いい話の部分で携帯が鳴ったんですよね。 不思議だ。

終始、笑いと、楽しい雰囲気とで、素晴らしい講演でした。最後の『幸せの宇宙構造』の答えを、身をもって心身(魂)で感じることができる、そんな不思議な勉強になる(他人に聴いて頂くための話し方として)講演会でした。

②では、お話の内容で、自分が感じたところを少し書きたいと思います。 

二葉鍼灸療院 田中良和
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第19回 中和医療専門学校新年交歓会 参加

2009年01月31日 | その他の活動
1月25日(日)、我が母校、中和医療専門学校の新年交歓会(於:名鉄グランドホテル 11階)へ行ってきました。前日は、大師流小児はりの先生と11時ごろまで懇親会でお酒を飲んでいたので、起きれるかな~と心配でした。

大丈夫でした。起きることができました。

昨日からの雪が降り積もり、さらに積もりそうな雪が吹雪いていました。が、名古屋は晴天。日本の気候の千変万化を感じます。


 特急しらさぎ号から撮影

専門学校の同窓会役員をしているということもあり、予定が入っていない時は出席しています。昨年は用事が重なったため行けなかったので、懐かしい顔を見ることができ楽しかったです。師匠の黒野先生(ご来賓)や東洋医学研究所の先輩、後輩にも会えました(正月にも会いましたが)。


 中和医療専門学校 同窓会会長 山田敏雄先生

来賓や同窓生含め、90名の出席があり盛り上がりました。…と思います。

というのは、この日、名古屋に11時に到着。11時半から打ち合わせ&会議の後、午後1時から新年交歓会が始まり、同窓会長、学校長の挨拶、記念撮影などの後、1時半から2時半まで講演会、そして2時半から4時まで懇親会という予定でした。

が、私はこの後、6時から金沢で”星稜高校野球部3年生を送る会”に出席しなくてはならず、2時30分名古屋発の電車で帰路につかなくてはいけませんでした。ということで、盛り上がったかどうかは?です。メインイベント(宴会)を前に帰るのは残念でしたが…


 講演会 講師 伊藤享子 先生 

30分ほどしか講演は聞けませんでしたが、演題は『心のオシャレをしてみませんか』ということで、オフィス成旺 代表の伊藤先生がお話されました。好感の持たれる患者応対マナーということでした。

印象に残った言葉
◎マナーは「愛」である。
◎恕:ゆるす 自分がしてほしいことを相手にもしてあげる。その逆もしかり。
◎第一印象は3秒で決まる。
◎人間の意志伝達効果としては、言葉が7%、話し方が38%、表情や態度が55%となる。

これだけ聴けただけでも行ったかいがあるというものです。


短い滞在時間でしたが、いろいろお話もすることができ有意義な時間となりました。

二葉鍼灸療院 田中良和
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黒野保三会長の傘寿を祝う会

2009年01月12日 | その他の活動
1月4日(日)、名古屋のルブラ王山にて東洋医学研究所所長、二葉清友会会長の黒野保三先生の傘寿を祝う会が開催されました。二葉清友会という、鍼灸に限らず様々な世の中の事象や、日常生活において、人生とは、人間性とは、など様々な「道」を学ぶ会で、いつの時代も心が大切であり豊かな人間性が人生には不可欠ということで黒野先生を中心に始められ、もう40年以上継続しています。

その会の主催(弟子が中心となり)で「黒野保三先生の傘寿を祝う会」が行われました。100名を超える参加がありました。運営や準備に携わった先輩、後輩弟子の方々御苦労さまでした皆さん、持ち場の仕事をしっかりこなし、皆さんが楽しく過ごして頂けるようにこの会を運営していました。持ち場に責任をもち、それぞれが連携しあっている仕事ぶりは素晴らしいものがありました。日頃の先生の教えをしっかり実践されているなと思いました。


祝う会の風景

今年は弟子の家族や、先生が様々な形で昔から縁のある来賓の方々をお迎えしての会となりました。毎年、行われる新年会では先生の奥様はお見えにならないのですが、祝いの席でもありご出席されていました(久しふりにお会いしましたが、まったく変りなくお元気でした)。

来賓としまして、東京パーラーシステム(株)代表取締役 遠山 日出男先生、明治国際医療大学 北出勝利 先生、中和医療専門学校理事長 葛谷 正 先生、(財)日本棋院副本部長 酒井義充 先生、名古屋経済大学管理栄養学教授 坂井田 宏 先生、日急開発(株)代表取締役社長 河地泰男 様、全久寺住職 佐治真雄 様(代理 真道 様)、鍼灸界だけでなく、人生において幅広いお付き合いをされてきた一部が来賓の方々をみると分かります。何か感じるものがありました。

黒野先生のご挨拶などのお話で印象に残ったのは、「傘寿を迎えるまで、様々な賞や業績が残っていますが、そのようなものは結果であり関係ないのです。鍼灸医療の本当のこと、真実が知りたいという大きな目標を持ち、一日一日、研究、臨床をつみ重ねてきた結果です」「そのような理想のもとやってきましたから、好む好まざるとに関わらず、様々な疑問や問題、課題が出てきて、それを一つ一つやってきました」「鍼灸という仕事に限らず本当のことを、本当に言葉にし行動するという信念でやってきました。地位や権力や富で人をみるのではなく、本当の人間性、心でみるように貫いてきました」「その結果、素晴らしい方々に出会い、多くの弟子に恵まれました」と言っておられました。

傘寿を迎えるまで、あるいは今もなお信念、理想、情熱を持ち走り続けておられます。本当のことを本当に言葉にし、行動してきたため、理解できない人たちも多くいますが、本当の部分を見ている人たちは先生の行動を見ていれば、言葉の意味が分かってくるのです。それが、高木健太郎先生をはじめおおくの研究に関わる大学教授や医師、研究者との出会い、名古屋に限らず経済界のトップの人たちとの出会い、心を追求する和尚さん(禅)との出会い、徹底的に追及する趣味を通じての出会い、そして、鍼灸医療の真実の追求、未来の鍼灸医療発展に傾ける心意気に感じ集まってくる弟子との出会いに繋がっていかれたのだろうと思います。だから何かをする時には、素晴らしい人や物との出会いがあったのだろうと思います。

黒野先生の弟子としての巡り会いに感謝、感謝の日々です


パワーポイントを使い、黒野先生の研究・業績・学会活動・社会活動を紹介

黒野先生は楽しいことも大好きで、様々な会の中には必ずかくし芸や正月にはお年玉抽選などがあります。



10演目ほど、かくし芸がありましたが、この人が一番うけてましたよ ”オーラの水たまり”からミファ・アキヒロさんがご来場され、愛燦燦を熱唱されていました

何か色をつけた「貞子」みたいですね~ 来るきっと来る~ってね。

ちなみにミファ・アキヒロさんは、弟子の一人です

大いなる目標である黒野先生が、根本の柱は初心を忘れず貫き、そして、変化するところは柔軟に吸収しレベルアップして進化・成長・発展されています。正月から素晴らしいエネルギーを頂き、今年もやるぞ、創造するぞ、理想を高く持つぞ、まず行動するぞと、いいスタートをさせて頂きました。ありがとうございます。

二葉鍼灸療院 田中良和
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石川県知事連合後援会新年互礼会 

2009年01月10日 | その他の活動
1月2日(日)、谷本石川県知事の連合後援会新年互礼会に行ってきました。というより、石川県鍼灸マッサージ師会の一人として、先輩の先生から参加しなさいというお達しがあったからです。

たくさんの方が参加されていました。

昨今の世相からすると、石川県の産業もたいへんな時期だと思いますが、皆、明るく元気に不況を跳ね飛ばして頂きたいと思いました。

官僚や政治家は、選挙の時や都合のよい時だけではなく、本当に国民、県民、市民のことを思った政治、仕事をしてもらいたいものです。 

自分自身が努力することが前提にあってのお願いですが

二葉鍼灸療院 田中良和
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第6回 健康についてみんなで語ろう会 参加②

2008年11月10日 | その他の活動
健康についてみんなで語ろう会 ~第2部~は健康クイズです。途中、私自身は、んん~??と疑問の答えがいくつかありましたが、楽しく勉強させていただきました。



自給率の問題、皆さんは楽しく答えていましたが、私は「ちょっと違うかな~」なんて思っていました。会場の皆さんにとっては新鮮なクイズだったかもしれません。食物自給率の問題はここでは書ききれないので…



かむことは大切ですね。唾液には抗ガン作用のある酵素が含まれるほか、食品添加物や防腐剤など食品に潜んでいる体に不都合なものを無毒化する役割もあるそうです。また胃腸の消化活動を活発にします。おまけに顔面筋や咀嚼筋は発生学的には魚のエラですから、心肺機能にも影響を及ぼす可能性さえあります。しっかり噛むことは身体にとっていいことずくめです。

~第3部~は寸隙です。

劇団しし座とは、四師=医師会、薬剤師会、看護師会、歯科医師会のことで、発足当時は四つの団体でしたのでこの名前がついたそうです。その後、五つの団体の参加があり今では九つの団体が参加しています。鍼灸マッサージ師会からも参加しており、今年は二人の先生が診療終了後に練習に参加されました。お疲れ様でした。


ケーキ屋”ねじれ亭”を舞台に世の中の歪みを面白おかしくボヤイて頂きました。写真右が”ねじれ亭”の女将さんのようです。


写真左が、鍼灸マッサージ師会会員の新保先生です。なかなかの演技でしたよ。普段見られないような声を発していました。


本会会員、水野先生。おじいちゃん役が見事にはまっていました。すこし声に力がありすぎる爺様でしたがね。こちらも新保先生に負けず劣らずの演技でした

楽しい一日でありました~

ちなみに上の写真は、寸劇のエピローグです。

二葉鍼灸療院 田中良和
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第6回 健康についてみんなで語ろう会 参加①

2008年11月10日 | その他の活動
11月3日(月祝 文化の日)、星稜野球部の練習を見たのち、石川県医師会、石川県歯科医師会、石川県薬剤師会、石川県看護協会など石川県の医療・福祉に関わる11の団体が共催する”健康についてみんなで語ろう会”へ参加してきました。

私が所属している石川県鍼灸マッサージ師会も共催団体として参加しています。一般の方々も参加は無料で自由ですから、会場の石川県地場産業振興センターのコンベンションホールには100名ほどが来場され満員でした。


石川県医師会 会長 小森先生 ごあいさつ

内 容
 第1部:講 演
 (1)”ドクターかとう”のおふざけトーク!
 (2)「元気で長生き PPKのコツ!」
   講 師;昇 幹夫 先生

 第2部:健康クイズ
   頭をひねって考えよう

 第3部:寸 劇
   劇団しし座(四師座)
   「みんなで、ちょっこし、ボヤかんかいね」



ちょっとピンボケでごめんなさい 昇 幹夫先生です 

講演をして頂いた、昇 幹夫先生は、麻酔科、産婦人科の専門医で、現在、大阪市で産婦人科診療をしながら「日本笑い学会」副会長として笑いの医学的効用を研究されています。前向きな楽しい極楽とんぼの生き方が、高齢社会をダイヤモンドエイジにする長生きの秘訣と説き、現在は「元気で長生き研究所」所長として、自称、兼好法師ならぬ『健康法師』として全国を講演活動中の元気いっぱいの先生です。

講演の中で面白かった、勉強になったこと。

◎お話の導入部分は、あの胎内記憶を研究されている産婦人科の池川 明先生のお話を動画を交えお話がありました。池川先生のことは、以前から飯田史彦先生からの情報としてよく存じあげていましたので知っていました。胎内記憶の研究からは、すべて了解ずみで自分が両親を選んでこの世に生を受けるのだということです。

◎香川県高松市の”ぼっこ助産院”の取り組みも面白いと思いました。老人施設と併設しているということです。昇先生は、「認知症の一番の薬は赤ちゃんなんですよ」と言っておられました。施設にいる方が赤ちゃんを見るとすごく喜ばれるようです。それだけでもすごく良い刺激でしょう。

また、赤ちゃんも家族だけでなく多くの人に誕生を祝ってもらえる。皆が幸せになれる環境があります。これは少し前の日本の家族風景でした。三世代、多くなると四世代が一つの家に住み、おじいちゃん、おばあちゃんは自分の死をもって、幼い子供たちに”人生には終わりがあるのだ”ということを身をもって教えることが最後の仕事だったのだと。

これは戦後の米国の占領政策の一つです。団結というものを根本から崩そうということで核家族がいいんだ!ということを国民に広げていったわけです。家族というもっとも小さい社会の営みが消失し、小さい単位の幸せが消失すれば、社会はどうなるでしょう。その姿は現代の社会が映し出しています。 

◎笑いによる医学的効用を、日本医科大学の吉野先生のリウマチの研究で、吉本興業の漫才を鑑賞すると、痛みが治まり、白血球の一つNK細胞が活性化され、IL6(インターロイキン)という炎症にかかわる物質が低下するお話がありました。また、筑波大学の村上和雄先生の糖尿病患者の研究で、糖尿に関する難しい話を聞いた後は血糖値が急激に上がり、漫才を聞いてゲラゲラ笑った後は血糖値が正常値になってしまうお話があり、薬を飲み続けるよりは、「笑い」により自然治癒力を活性することがよほど大切だなと思いました。

また、村上和雄先生(遺伝子研究の権威)の最近の研究では、「笑い」によって64の遺伝子が活性化されることが分かったそうです。特に細胞内のリボゾームと血液成分であるヘモグロビンの遺伝子が活性化されるということでした。

泣きな~さ~い~笑いなさ~~いという歌がありますが、これはその通りで、「ハッハッ」と笑う8×8=64(活性化される遺伝子も64…偶然か?!)、「シクシク」と泣く4×9=36、泣いて笑ってストレスを発散させれば64+36=100、でうまくいくそうですよ。

◎WHO(世界保健機関)の健康の条件には、スピリチュアルな健康というのがあり、これは、”魂の内からふるえるような感動やドキドキ感ある人生を送る”ことだということです。いつまでもこの気持ちを持ち続けよう ということですね。

◎ユーモアを身につけるために大切なことは、自分がよく笑うこと。

◎講演のところどころにユーモアある冗談を入れながらのお話でした。その中で印象に残った言葉は~、
「今日ベストをつくすことが大切なんですよ。それを明日にまわして、明日ベストをつくしたら体にも悪いんですよ。なぜかわかりますか?それはアスベストだからですよ 笑笑」
「耳は二つ、口は一つ、これは、しゃべるより、倍ほど相手の話を聞きなさいよということなんですよ」
「老婆は一日にしてならず 笑」
「嫁姑関係などうまくいく秘訣を一句 ”逆らわず いつもニコニコ したがわず”なんですよ 笑笑」

まだまだ、話したら尽きませんが、実りのある講演でした。寸劇、劇団しし座のご様子はパート2で書きます。

最後に、昇先生の締めくくりの言葉を二つほど。
「いろんな、いい情報を、知って、やってみて、はじめて分かるんです。まず、いいと思ったことをやってみることです」
「21世紀は”生き方のコンクール”です。全ての人の人生に意味があります。上も下も、右も左もないし、誰かと比較する必要もなく、自分がどう生きたかが大切なのです」

皆さんも、泣いて、笑って、感動して、楽しい人生にしましょう

二葉鍼灸療院 田中良和
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経営者モーニングセミナー 参加

2008年09月14日 | その他の活動
9月11日(木)午前6時~7時からウエルシティ金沢(石川県厚生年金会館)にて行われた、金沢市中央倫理法人会の”経営者モーニングセミナー”に参加してきました。鍼灸師の先輩がこの経営者が集まる会に所属しており、情報を頂きましたので、勉強に行ってきました。

モーニングセミナーということで、朝6時から開始です。実は深夜1時半まで、28日(日)に行われる金沢市鍼灸マッサージ師会の会員交流会の打ち合わせがありました。しかし、「行こう」と思ったら睡眠時間が短くても、起きることができるものです。我ながら感心。

11日は夜の8時から10時半まで”地域健康つくり指導者研修会”があり、そして診療もお陰様で忙しく、充実した一日でした。自分の体と脳に感謝です。

1時間でしたが、きっちり時間通りに進行され、ざっと見まわし60名ほどの出席者の経営者の方々、皆さん部活動のように気合いが入っていました。そして朝から明るいし、笑顔で挨拶されている人が多かったように思えます。そんな所も勉強になりました。また、講話に入る前のお話の中で”言葉でも、思考でも脳に良いイメージを植えつけることにより、それが現実に目標達成につながる” ”打つ手は無限”この言葉が印象的でした

経営者モーニングセミナー ~本日の講話~
  山代温泉 ホテル百万石
  百万石アソシエイト(株)代表取締役社長 戸田賢治 様
  演題:私の人生感


生い立ちから、現在に至るまでのご自身のお話を約45分の中で分かりやすく話して頂きました。その中で印象に残ったことを書きたいと思います。

ある先輩に、「去年の9月11日、何をしていたか覚えているか?」と聞かれて戸惑ったというお話がありました。「手帳でもいいから、その日あった些細なことでも書いておき記憶することで、その日は価値のある一日になるんだよ」と言われたそうです。一日一分を大切にしなさい。意味のない日、出来事なんてないということなのでしょうね。

また、高校での寮生活でかけがえのない時間を過ごすことができたことや、2年の修行をしてアメリカから帰ってきて、ホテル経営に失敗し数百億円の借金を抱えた時、様々な経緯があり全国のホテルにウーロン茶を売って回ったそうですが、すべてのホテルが買ってくれたという話。一生懸命、働いて、動いていたことで、何人かの方々が温かい手(無償の援助)を差し伸べてくれて窮地を脱することができた話をされ、”人生は人との関係が重要であり、真から信じることができる人がいるかいないかで人生は決まる”と熱く話されていました。

アメリカ修行は、日本人で初めて世界に通用するレストラン「べにばな」を創った、ロッキー青木さんの所にボディーガードということで2年修行をしたそうです。家の庭に川が流れているほど成功している方で、そのレストランの仕入れたるや凄い規模だそうです。ミカンの缶詰の移動などの話をされ、2年間で学んだことを要約すると「どうやったら効率よく物事が運ぶか」「どこに問題意識を置くかでアイデアが生まれる」「ネバーギブアップ」という一部であると思いますが勉強になるお話でした。

現在の会社ホテル百万石は”信じ合える社員で一つになっており、働いていて非常に楽しい”ということでした。やっぱり、自分の今やっている仕事が使命であり、天命であるなら楽しいのが本当だな~と私はさらに認識を深めました

戸田社長さんが最後に言われたことは「私がこれからやることは、子供たちの心を豊かにすることです」ということでした。これからのホテル百万石の活躍が楽しみになる言葉であり、「よし!楽しい仕事に行くとしよう!!」と気合を入れて頂いた言葉でした。

早朝でしたが、非常に勉強になり、エネルギーが溢れてくる経営者モーニングセミナーでした。感謝、感謝、感謝、ありがとうございます

※ちなみに上の写真は帰りに、兼六園近くの坂を何気なく撮ったものです

二葉鍼灸療院 田中良和
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地域健康づくり指導者養成講座 

2008年08月06日 | その他の活動
(社)石川県鍼灸マッサージ師会が推進する”地域健康づくり指導者養成講座”が、8月3日(日)、加賀・三策塾が終了後、午前11時~午後4時までありました。

これは「介護予防支援事業」ということで、介護を受ける前段階の人を対象に、公民館や公共施設で「健康づくり運動」「東洋医学を中心にした健康の話」などを行い、介護のいらない身体づくりに貢献していこうという事業を行うための講習会です。鍼灸マッサージ師が地域の健康づくりに積極的に参加し、私たちの鍼灸マッサージというものをより多くの人に知ってもらおうというものです。

7月から講習会がスタートしたわけですが、高校野球のほうが忙しく一度も参加できずにいましたが、今回は午前中だけは参加させてもらいました。本日の講座は『健康ツボ体操』です。講師は盲学校の前校長、松井 繁 先生でした。

ツボを押しながら体操を行なう…少しキツイものもありましたが、私たちは臨床の場で、自然にやっていることかもしれないな~と思いながら実技を暑い(いや、熱い)体育館の中やってきました。




   私と、その背後にトリツイテイル水野先生

二葉鍼灸療院 田中良和
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