1月2日(月)は、午前10時30分より金沢ニューグランドホテルにて、谷本石川県知事の新年互礼会が開催されました。私は石川県鍼灸マッサージ師会の理事として出席してきました。
今年は2月の終りに県知事の選挙がありますので、何か雰囲気が違いましたね。谷本県知事も今回は5選目を迎えますから、県政、最後の総仕上げとして是非とも当選したいことだろうと思います。
国では民主党が政権を取りましたので、挨拶の順番も人数も民主党が多かったです。自民党の議員さんが何か元気がありませんでしたね。これも勢いですよね。
私が県政に期待するところは、これは国にも言えることかもしれませんが、農林水産業に力を入れて欲しいということです。日本の食物自給率はカロリーベースで40%を切るか切らないかというところです。しかし、これは農薬や化学肥料、家畜の飼料などは全く考慮されていません。また、戦争は起きなくていいんですが、もし戦争でシーレーンが封鎖された場合は日本に石油が入ってこなくなります。石油が入ってこなくなると農作業機械が動きません。石油も考慮すると食物自給率は1%以下とも言われています。
そう考えると、農林水産業とエネルギー問題は対にして考えなくてはいけないのかもしれませんね。エネルギーに関しても積極的に自然エネルギーの開発・普及に力を入れて欲しいです。石川県には志賀原発がありますが原発開発なんてのはもってのほかです。今、原発をとめても原子炉が冷え、放射能の影響が小さくなるには100年かかります。低レベル放射性廃棄物だって数100年管理しないといけないし、高レベル放射性廃棄物を完全に安全に処理することなどは今の科学をもってしてもできません。もし、その中にあるプルトニウムが漏れ出した場合、それを吸いこみ内部被ばくした人間は100%肺がんになるのです。そんな超危険なエネルギーなんですね。それがすぐ近くにあるわけです。日本には自然エネルギーを開発する高い技術力があります。石川県でも、太陽、波力、風力、海洋を利用したエネルギー、地熱(日本の地熱エネルギー量は世界第3位だそうです)など、どんどん促進して欲しいと思います。
これからは特に「こころ」が大事な時代になってきます。金沢には昔から「おもてなしの文化」があります。相手に喜んでもらうということですね。学力も大事ですが、それを活かす基礎的な人間力を養う教育をもっと推進して欲しいですね。教育が未来の国の行く末、世界の行く末を決めるのだと思います。石川県には自然も、文化も、伝統も、豊かな土地もあります。子供たちが育つにはもってこいの土地だと思いますね。本当の心の教育を大人が協力してやって欲しいです。
資金がないなら税源移譲しかないでしょう。消費税に関し県(地方)に大半の使用権を与えればいいんじゃないですか。国は一般会計と特別会計を一つにすれば莫大な予算を組めます。それに各省庁が余剰金や運用資金などのお金をプールしているわけですから(埋蔵金)それを使って、国民のお金を透明性を持たせて使っていけばいいと単純に考えます。いろいろ旧態依然とした利権が絡んでいるので難しいでしょうけど。それを追求した人がいなくなる国ですからね~。
なんか長くなってしまいましたね。
そうそう、乾杯をされた商工会議所の副会頭さんの話の中に
「12月31日に夕日に感謝しましたか?」という話がありました。
元旦の朝日には感謝するが、大晦日の夕日に感謝する人は少ない。終わりがあるから始まりがあるというお話でした。
もう一つ
「母に教えられた柿の木の実の取り方」
柿の木に実がなった時、母から、「上の方と下の方は実をあまり取らずに、真ん中の一番取りにくいところの実を取りなさい」と教えられた。下の方は近所の人や子供たちが取るだろうから、上の方は冬に雪が降り餌がなくなった小鳥たちのためにとっといあげなさいというお話で、今の世の中、社会でも経済でもこのような考え方ができていないのではないか、というお話でした。
新年早々、いいお話を聞かせて頂きました
それに、今話題の、前回の衆議院議員選挙で、森 嘉朗代議士と戦った、田中美恵子氏も挨拶していました。テレビで観るよりカワイイ人でした。
ちょっと長くなったので、パートⅡに移ります。
二葉鍼灸療院 田中良和
今年は2月の終りに県知事の選挙がありますので、何か雰囲気が違いましたね。谷本県知事も今回は5選目を迎えますから、県政、最後の総仕上げとして是非とも当選したいことだろうと思います。
国では民主党が政権を取りましたので、挨拶の順番も人数も民主党が多かったです。自民党の議員さんが何か元気がありませんでしたね。これも勢いですよね。
私が県政に期待するところは、これは国にも言えることかもしれませんが、農林水産業に力を入れて欲しいということです。日本の食物自給率はカロリーベースで40%を切るか切らないかというところです。しかし、これは農薬や化学肥料、家畜の飼料などは全く考慮されていません。また、戦争は起きなくていいんですが、もし戦争でシーレーンが封鎖された場合は日本に石油が入ってこなくなります。石油が入ってこなくなると農作業機械が動きません。石油も考慮すると食物自給率は1%以下とも言われています。
そう考えると、農林水産業とエネルギー問題は対にして考えなくてはいけないのかもしれませんね。エネルギーに関しても積極的に自然エネルギーの開発・普及に力を入れて欲しいです。石川県には志賀原発がありますが原発開発なんてのはもってのほかです。今、原発をとめても原子炉が冷え、放射能の影響が小さくなるには100年かかります。低レベル放射性廃棄物だって数100年管理しないといけないし、高レベル放射性廃棄物を完全に安全に処理することなどは今の科学をもってしてもできません。もし、その中にあるプルトニウムが漏れ出した場合、それを吸いこみ内部被ばくした人間は100%肺がんになるのです。そんな超危険なエネルギーなんですね。それがすぐ近くにあるわけです。日本には自然エネルギーを開発する高い技術力があります。石川県でも、太陽、波力、風力、海洋を利用したエネルギー、地熱(日本の地熱エネルギー量は世界第3位だそうです)など、どんどん促進して欲しいと思います。
これからは特に「こころ」が大事な時代になってきます。金沢には昔から「おもてなしの文化」があります。相手に喜んでもらうということですね。学力も大事ですが、それを活かす基礎的な人間力を養う教育をもっと推進して欲しいですね。教育が未来の国の行く末、世界の行く末を決めるのだと思います。石川県には自然も、文化も、伝統も、豊かな土地もあります。子供たちが育つにはもってこいの土地だと思いますね。本当の心の教育を大人が協力してやって欲しいです。
資金がないなら税源移譲しかないでしょう。消費税に関し県(地方)に大半の使用権を与えればいいんじゃないですか。国は一般会計と特別会計を一つにすれば莫大な予算を組めます。それに各省庁が余剰金や運用資金などのお金をプールしているわけですから(埋蔵金)それを使って、国民のお金を透明性を持たせて使っていけばいいと単純に考えます。いろいろ旧態依然とした利権が絡んでいるので難しいでしょうけど。それを追求した人がいなくなる国ですからね~。
なんか長くなってしまいましたね。
そうそう、乾杯をされた商工会議所の副会頭さんの話の中に
「12月31日に夕日に感謝しましたか?」という話がありました。
元旦の朝日には感謝するが、大晦日の夕日に感謝する人は少ない。終わりがあるから始まりがあるというお話でした。
もう一つ
「母に教えられた柿の木の実の取り方」
柿の木に実がなった時、母から、「上の方と下の方は実をあまり取らずに、真ん中の一番取りにくいところの実を取りなさい」と教えられた。下の方は近所の人や子供たちが取るだろうから、上の方は冬に雪が降り餌がなくなった小鳥たちのためにとっといあげなさいというお話で、今の世の中、社会でも経済でもこのような考え方ができていないのではないか、というお話でした。
新年早々、いいお話を聞かせて頂きました
それに、今話題の、前回の衆議院議員選挙で、森 嘉朗代議士と戦った、田中美恵子氏も挨拶していました。テレビで観るよりカワイイ人でした。
ちょっと長くなったので、パートⅡに移ります。
二葉鍼灸療院 田中良和