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二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第95回 全国高等学校野球選手権石川大会 2回戦 対 鶴来(つるぎ)

2013年07月20日 | 高校野球

石川県は7月13日に表題の大会が開幕しました。

夏の甲子園へ向けて熱い戦いが繰り広げられています。ここまでの石川大会をみると公立高校が日頃の練習の成果を出しており、やや波乱ぶくみの好ゲームが多くみられます。私立高校も苦戦を強いられており、いつもの大会よりも気を引き締めて臨まなければならない状況です。

野球ファンとしては、面白いゲームですが、チーム関係者の私としては少し気が気でない面もあるわけです

さて、さて、星稜野球部ですが、7月17日に初戦を迎えました。星稜高校は春の北信越地区高校野球石川県大会で優勝しましたので、第1シード(2回戦からの登場)となります。そして試合は平日、午前中・・・ あ~~、帯同できるのは決勝戦だけということで、選手には帯同できるようにお願いしておきました

 
 第95回全国高等学校野球選手権石川大会 ~2回戦~ 

 

 平成25年7月17日(水)  第1試合  石川県立野球場  天気:

 星 稜   鶴 来

 
   鶴 来  0 0 0 0 0 0 0  0
   
星 稜  0 0 1 2 1 2 1x 7  (7回コールドゲーム)

初戦としてはまずまずの立ち上がりかなと思います。相手投手も星稜相手ということで、様々な工夫をこらしたピッチングをされたようで、序盤は打ちあぐんでいました。10安打打ちましたが長打は1本だけでした。その辺りは、3回戦には修正されるでしょう。

投手陣は、畑中君、室木君が安定したピッチングだったようです。野球は投手の出来次第で決まると言われるくらいですが、星稜の優勝の鍵は投手陣の良しあしが大きく左右すると私は思います。彼らがより良いパフォーマンスを発揮できるように、私も頑張りたいと思います

さて、3回戦の対戦相手は明倫高校です。最近、夏の大会でよくあたる相手です。今年の明倫は投手が140km台を投げる好投手です。打線も2試合連続コールドゲームと当たっており、コンパクトに振りぬく打線です。一試合一試合、心新たに、大切に、そして、日頃の練習の成果を発揮できれば、いい結果は自ずとついてくると思います。

                   

パート2では、前回、星稜関連ブログ(4月28日)から私の活動、星稜の試合など現在までの流れを書いていきたいと思います

 パート2に続く 

  二葉鍼灸療院 田中良和


2013 春 北信越地区高校野球石川県大会 2回戦 星稜vs小松明峰

2013年05月21日 | 高校野球

 ありゃ~4月10日以来のブログ更新ですね~ なかなかドタバタな毎日を送っています。有難いことです。私のブログは更新するのにエネルギーが要りますので 少し更新を怠っていました。

4月28日(日)、星稜高校野球部の2013 北信越地区高校野球石川県大会の初戦が行われましたので、朝から帯同させていただきました。

星稜高校野球部は前回、開催された秋の北信越地区高校野球石川県大会で優勝しましたので、第1シードとなり、常に第1試合となりました。今大会は4月20日に開幕し、5月11日の準決勝が一日雨で順延となりましたので、13日(決勝戦)で終了しました。

   


 第128回北信越地区高校野球 石川県大会 ~2回戦~ 

 
      星 稜  小松明峰(こまつめいほう) 

 

     明 峰  0 0 1 0 0  1
    星 稜  0 1 0 12 x  13  (5回コールドゲーム)

 
                   4月28日(日) 於 : 石川県立野球場 

 

初戦はどんな試合でも硬くなるものです。先発はエース岩下君。球速自体はいい感じだったのですが、少し硬さがみられました。私としてはまずまずの初戦だったと思いますが、本人やスタッフとしては課題の多く見つかった試合だったかもしれません。

岩下君のマウンドを見ていると、エースとしての自覚が出てきたなと初戦をみていて思いました。いろんな意味で成長していると感じました。

 星稜エース 岩下君

打線は、序盤こそ得点できませんでしたが、終わってみれば13安打13得点。長打が6。4回には相手のミスや死四球なども含め打者16人を送り込み、丸山君の3ランホームランを含む一挙12点をとり試合を決めました。

打撃を見ていると、それぞれ好不調がハッキリしているように感じましたが、バットスイング自体は皆、悪くないので少しの調整の違いかなとも感じました。そこは、私の出番でもあるのですが、身体のメンテナンスをしっかり行い選手がパフォーマンスを発揮できるようにしていきたいと思いますね。

皆、いいスイングをしています。先発する全員とは言いませんが、甘いボールが来たらスタンドへ持っていける力のあるバッターが多いです。ここ最近にはないくらいバッティング能力は向上していると感じました。私は最近、練習、練習試合など観にいく時間がなく残念ですが、監督はじめスタッフの技術指導や思いが浸透してきているなと思います

         

この試合で私が注目したのは1年生ながら先発出場した梁瀬君(やなせ)です。私はいつもバックネット裏で観ているのですが、大きなオーラを感じましたね。1年生でこの場所でプレーできる、抜擢されるというのはスゴイな~と思いました。今後が楽しみな選手の一人です。
出場するだけならスゴイとは思いませんよね。いくらオーラがあってもね。でも彼は2打数2安打、3打点の大活躍でした。それに2回の先制の打点も彼が放ちました。その後もキッチリと仕事を行うところが良かったです。次の時代を担ういい選手の活躍に私もワクワクしています。

5回コールドゲームで短いゲームでしたが、いい内容でのスタートだったと思います。

 
ゲームが終了後は、次の試合に備え練習です。

  練習~

 
そして、これからが私のお仕事。数人の選手をケアさせていただき、次の試合へ向けてエネルギーを注がせてもらいました。
 

 只今、ケア中~ ハートマーク

 

   二葉鍼灸療院 田中良和


星稜高校野球部 始動!

2013年01月19日 | 高校野球

1月3日(木)、星稜高校野球部の初練習に行ってきました。2013年、夏の甲子園に向けての始動です

年末年始は多くの卒業生が室内練習場へ新年の挨拶も兼ねて顔を出します。私も平成10年に開院をして15年目の年を迎えます。多くの卒業生の顔を見て、身体を診させてもらいました。”彼は何年前の卒業だったか””彼と彼は同級生だったか”時々混乱することがあります

この辺り、ずっと学校で傍にいる教師という立場の監督や部長は覚えてるんでしょうね。
いや… 私の物覚えが悪いのか

   

一年の計は元旦にあり。選手それぞれ強い思いを持って今年の初練習に臨んだことだろうと思います。星稜高校サッカー部が正月を挟んで行われた、第91回全国高校サッカー選手権大会で大健闘を果たし、本田圭佑選手が在籍していたころと同じベスト4に輝くという快挙を成し遂げました。
野球部もサッカー部に続き、全国の場で活躍してもらいたいと思います。いや、活躍します

今日は、横浜DeNAベースターズに所属している山本省吾 投手と昨年ドラフト2位で中日ドラゴンズへ入団した西川健太郎 投手が自主練をしていました。山本投手は、プロとしての貫録がありますし、雰囲気を持っています。身体の動き、内部感覚を大切にし、何を意識してこの動きをしているのかという、一つ一つ意味のある動作をしている…そんな感覚を感じました。自分を分かっていると言いますかね。西川投手も1年間ですがプロ野球の世界でもまれ、やはり高校生の時とは違う空気が出来つつある、そんな感じでした。これからドラゴンズのローテーションの一角を担ってくれるでしょう

年末には、昨年、読売巨人軍の優勝に貢献する大活躍をみせた高木京介 投手も自主練に来ていたようです。

そんな夢の場所で活躍している先輩を見て、選手たちは何を感じているんでしょうか
やはりいい刺激になると思うのです

昨年は、大リーグで大活躍し、長年の波乱万丈な、そして大いなる仕事を成し遂げ、プロ野球選手生活に終止符を打った、星稜高校野球部ОBの松井秀喜 選手の話題で持ち切りでした。偉大な卒業生がいる、OBがいることは選手たちには大きな心の支えになると思います。そして、そこを目指して頑張る選手も出てくるでしょう

松井秀喜選手には、本当に心から「お疲れさま」「ありがとう」と言いたいですね。

きっと後輩が、HIDEKI MATSUIが残してくれた様々な野球に対する思いを、情熱を、そんな志を引き継いでくれることでしょう。

  

さてさて、話はそれましたが、いつもトレーニングでお世話になっている小坂神社へ必勝祈願のお参りです。ここの石段は私たちもトレーニングしましたし、遠い昔の先輩方は死ぬほど練習に使った場所だと聞きます。

そんな由緒正しい 小坂神社で必勝祈願です。
ここは、春日大社の分社で、本当に由緒正しい神社なんですよ。

今年は、昨年悔しくも、あと一つを登り切れなかった石川県大会。今年はもう一段登って、さらに勢いに乗り階段を駆け上がっていく姿が浮かびます(私の頭の中ですけど)。

さて、珍しいお客様が星稜高校室内練習場を訪れました。野球部の卒業生とともに、私と同業者で星稜高校出身の山本城治君が来てビックリ。彼は愛知県で有名な治療院の先生のところ(豊川)で頑張っている鍼灸師です。
私が愛知県で修行していたことと、同じ中部で学会や講習会でよく顔を合わせていた、そして何よりも星稜出身だったので、こんな場所で会えてすごく嬉しかったですね。

私も、今年は石川県、北信越で行われるすべての大会に勝つつもりでチームを下の方から支えていきたいと思ってます。

そんなことで、今年も星稜高校野球部の応援よろしくお願いしま~す

   二葉鍼灸療院 田中良和


2013 春の選抜甲子園大会への道 ~秋 北信越高校野球石川県大会編 2 ~

2012年10月11日 | 高校野球

秋の北信越地区高校野球石川県大会 報告の続きです。

 第127回北信越地区高校野球石川県大会  ~準決勝~  平成24年9月29日  石川県立野球場  
                                                                 天気:時々
 


   星 稜  遊学館(ゆうがくかん)

    遊学館 200 000 010  3
    星 稜  101 000 002x  

 この日も診療があるため試合を観に行くことができずラジオ聴戦でした。この試合、1回、キャプテンで好守のショート北村の守備のミスが相手の先制点に繋がるという嫌な立ち上がりでした。しかし相手もまだチーム作りがうまくいっていないのか、チグハグな攻めや守備のミスが目立ち7回まで2-2という接戦でした。お互い様のような試合で、流れがなかなか動かないのがラジオを聴いていてもわかりました。
 8回に相手に1点追加されました。相手投手の足が痙攣し選手交代というハプニングはあったものの、9回裏、星稜はランナー2・3塁というところで、初回にミスで失点に繋げてしまった北村に打順が回り、最後はキャプテンが試合を決めるSAYONARAタイムリーで接戦に幕が下ろされました。劇的です。そして、今年のチームはそんな力と言うか、運を引き寄せることのできるチームであると感じました。ここ最近、こんなゲームありませんでしたからね。星稜8安打、遊学8安打。室木(5 1/3)-畑中(2/3)-岩下(3)のリレーでした。

 また、選手たちは夏の石川県予選決勝で悔しい思いをしましたので、そんな思いも彼らを土壇場で突き動かす原動力となったのでしょう

 試合を経験するごとに、それぞれが、それぞれの立場で仕事がきっちりできるようになってきています。甲子園で勝つチームになるためにはまだまだ改善点はありますが、着実に力をつけてきている感じはあります。まあ、人生と同じ常にいい波ばかりではないですけどね。
 選手を治療して、またその中で話をしながら思う事は、野球や自分のプレーに対する自覚がより強くなっているということです。特にピッチャーです。言葉の端々、表現にそれを感じるわけです。そんな空気もあるわけで、そんなことがマウンドへ上がって大きく見える、いわゆるオーラのようなものの一要素になっていくんでしょうね。

 第127回北信越地区高校野球石川県大会 ~決 勝~  平成24年9月30日  石川県立野球場  
                                                 天気:のちそして台風日本列島通過中 

   星 稜  金沢学院東(かなざわがくいんひがし)

    
    星 稜 000 323 010 9
   金 東 000 010 030 4  星稜高校 秋の北信越地区石川県大会 16回目の優勝
                        春・秋北信越地区石川県大会あわせて 32回目の優勝

 折しも台風が日本列島を通過中という日に決勝戦が開催されました。試合終了後はどしゃぶりの雨でした。私は(社)全日本鍼灸学会第30回中部支部学術集会での実行委員&発表&急遽座長などがあり、この試合も観ることができませんでした
 金沢東とはシード校決めの最終戦に試合をしました。バランスの良いチームという印象がありますね。中盤、星稜の安打に加え相手のミスや死四球なども助けとなり、大量点をあげ試合を決めました。星稜13安打。北村、鹿屋、丸山中心に機能している打線がいい形となり今大会に力が発揮されました。その他の選手も自分の仕事をしっかりやってきた結果が優勝だと思いますね。北信越本大会ではさらにレベルの高い打撃を見せて欲しいです。

 投手は岩下(5)-加藤(2)-畑中(1/3)-室木(1 2/3)と繋ぎ勝利をものにしました。今年の強みは継投ができること。もちろん完投能力も十分にあります。決勝戦は被安打12とやや多く、終盤は相手の主軸にホームランを打たれるなど、課題はありますが、林監督の投手陣を上手く活かした起用方法とそれに選手が応えている感じがよく出た大会だったと思います。こちらも本大会では、さらに期待したいと思います。

ちなみに北信越大会への出場校は…

(新潟県) 日本文理・新潟県央工業・五泉・新潟明訓  ※開催県なので4校出場

(長野県) 佐久長聖・上田西・松商学園

(富山県) 富山第一・高岡商業・新湊

(福井県) 敦賀気比・福井商業・春江工業

です。

 星稜は13日に三条機械スタジアムで富山県第3代表 新湊高校と、金沢東は同日、鳥屋野野球場で福井県第3代表の春江工業高校と、遊学館は、同日、金沢東と同じ球場で富山県準優勝校の高岡商業高校と対戦します。

頑張れ星稜 陸の帝王~星稜

私も明日から現地に入りし、トレーナー活動で選手をサポートしてきたいと思います。

星稜ファンの皆さま、応援よろしくお願いいたしま~す

   二葉鍼灸療院 田中良和


2013 春の選抜甲子園大会への道 ~秋 北信越高校野球石川県大会編~

2012年10月11日 | 高校野球

2012年、秋の北信越高校野球石川県大会が開催され、星稜高校野球部が今春から2季連続、32回目の優勝(秋の大会としては8季ぶり16回目の優勝)を果たしました。

10月13日(土)より新潟県で始まる(12日が開会式)第127回北信越地区高校野球大会へ出場が決定しました。準優勝校の金沢学院東、第3代表の遊学館高校とともに、2013 春の選抜甲子園大会への選考の基準となる大事な大会で、その切符をかけての戦いが繰り広げられます。

さて、今大会、私は準々決勝しか帯同できませんでしたが、その星稜 優勝 の軌跡を記しておきたいと思います。

 第127回北信越地区高校野球石川県大会 ~2回戦~  平成24年9月14日  石川県立野球場  天気: 
                                             ※星稜はシード校となりましたので、2回戦からの登場

   星 稜  鹿 西(ろくせい)

     鹿 西 000 101 310  6
   
  星 稜 110 010 31X  7

 夏の準決勝での対戦が再びでした。試合経過を聴きながらヒヤヒヤしましたが、これがいいスタートになったんだと結果論ですがそう思います。岩下(6)、畑中(1)、室木(2)の継投で逃げ切りました。星稜10安打、鹿西11安打。この鹿西というチーム相当力をつけてきていますので、これからも要注意です。侮れません。

 第127回北信越地区高校野球石川県大会 ~3回戦~  平成24年9月17日  弁慶スタジアム  天気: 風強し 


   星 稜  小 松(こまつ)

     星 稜 000 120 002  5
      
小 松 000 100 000  1

 この試合、1年生の岩下が9回を完投。6安打1失点に抑えました。打線も11安打と好調をキープしています。小松高校も非常にバッテリーのインサイドワークが優れており、安打数の割には得点できなかったようです。このチームも今後、要注意なチームの一つですね。ピッチャーの岩下は完投したことの自信と、自分の課題をさらに見つけたようです。「静かなるドン」ではありませんが(しゃべり方や物腰はクールですが、内に秘めた炎はいいものを持っているという意味で~す)、今後、大きく成長していく姿を見るのが楽しみです。

 第127回北信越地区高校野球石川県大会  ~準々決勝~  平成24年9月23日  石川県立野球場  
                                                                  天気:のち
 

   星 稜  飯 田(いいだ)

     飯 田 100 00  1
     星 稜 905 1x  15 (5回コールドゲーム)

 畑中(4)‐加藤(1)と繋ぐ継投でした。畑中は立ちあがりコントロールが悪く制球がやや定まりませんでしたが、味方の援護もあり2回からは本来のピッチングに戻りました。加藤はバッチリ。相手打線から受けたヒットは2本。星稜は12安打でした。相手のミスもありましたが、打つ所でしっかり打って得点しいますので、大量点でも締まった点の取り方だったと思います。
 この日は朝から雨模様。試合時間を遅らせてのゲームでした。そんな時の心のつくり方、アップの仕方も大切なのです。しかし、昨日の気合の入った練習、皆、それぞれ思うところがあるようでしたので緊張感を途切れさせず、うまく試合開始にもってこれたと感じました。一歩一歩進化してきているように思えましたね。

 

        試合会場へ向かう前は小雨模様              雨は降っているがグランドコンディションは大丈夫

 

                                      試合開始前

 

                                     は・た・な・か~

 

                                     ま・る・や・ま~

 

 

 

 

                                       そ~りゃ~

 

                                      か~と~お~

準々決勝後、星稜グランドへ帰って調整

 

                                                    あなたは何を見つめているのか~

準決勝、決勝の報告はパート2で 


   二葉鍼灸療院 田中良和


星稜野球部 2013 春の甲子園への道 ~練習編~

2012年10月10日 | 高校野球

いや~ブログが4月の途中から飛んでます。本当に忙しい日々で…というより、時間の使い方が上手くないのかもしれません。

あの”2012” 夏の甲子園を目指して戦った熱い日々が石川県大会決勝で幕を閉じ、その後、新しいチーム星稜が結成され、次なる目標へ向けて始動したわけです。が、もう懐かしいという言葉がピッタリというくらい、星稜野球部としても内容の濃い2カ月でしたし、私も超がつくほど忙しい中で星稜野球部の練習へ顔を出させて頂き、音速か光速かというくらい時間の経過を速く体感しております。

練習としては8月12日(日)の午前中、9月9日(日)、秋の北信越石川県大会が始まっての9月22日(土祝)と練習に参加して、選手の動きを観ながら、身体ケアのほうもさせて頂きました

この3日しか練習に参加していませんが、私が思った今年のチーム星稜ということで書かせて頂きたいと思います。

打線では、昨年のチームから、北村、丸山、鹿屋という主軸を打っていた3人が残りました。この3人は、チャンスにも強く、スイングスピードや打撃能力では秀でたものを持っています。この3人が好調であるということは大きい。また、その隙間に、少しチョロチョロ動き回るのが得意な選手がいたり、3人に負けないくらいの勝負強さのある選手がいたりと、打線として機能していくと怖いチームになると感じました。
後は、前チーム同様、バントなどの細かい技術を徹底できれば本当に力強い打線になるな~と思いました。

  
    ちょっと、ヘタレなスイングですけど~。

投手力、これは誰でも完投能力があり、それぞれが特徴をもった投手陣が4・5人常時控えている体勢です。チーム内で、言葉にこそしませんがライバル視というか、切磋琢磨しながら練習してるなと感じました。チーム内がまず戦いの場…いい環境です。皆、辛いトレーニングを積み重ね、指導者の方針、指導をしっかりと叩き込みながら練習に励んできた証が出てきています。
こちらも、うまく試合ごとに絡み合っていけば、盤石な投手陣の体勢ではないかな~と感じました。

守備に関しては、まだまだ甘いところが散見されます。まあ、守備は本当に積み重ねだと思います。確かに天才的プレーヤ―という存在はあるにしても、そんな選手ほど基礎がしっかりしているものです。そして何といってもチームプレーですから華麗なプレーより、一つの堅実なプレーが勝利に繋がっていくわけです。
この守備面が堅実になれば、ずば抜けたスター選手がいなくても、それぞれの個性が生かされる基礎ができるわけですから、いつの間にか主導権を握られ負けてしまった 相手にしてみれば、そんな存在になるんではないかな~と感じました。

 

レギュラー以外の選手に関しては、いつもながら皆、いい仕事をしています。
彼らもレギュラーを狙って日々努力するわけですが、どうしてもフィールドでプレーできるのは9人です。石川県大会ではベンチに入れるのは20人です。それ以外の選手というのは、どうしても出てくるわけです。そこでチームにどうした貢献できるか高校生なりに考え、また教えを受けながら模索して、大会に向けての自分の仕事を発見していくわけです。
まあ、私もそんな感じでしたからね、現役時代は。

そんなことで、新しくなったチーム星稜野球部 面白い野球を展開してくれると期待しています。

私もさらなる努力で、自分の技術を磨き選手たちに還元できるように頑張りマッスル(死語か

 ケアしてま~す。

 少し髪が伸びた、前・チーム星稜のエース森山君どぇ~す

ということで、星稜ファンの皆さん、応援よろしくお願いします


   二葉鍼灸療院 田中良和


第94回全国高校野球選手権石川大会 ~決 勝~ 星稜vs遊学館

2012年08月06日 | 高校野球

7月28日(土)、星稜は2007年、甲子園へ出場して以来、久しぶりで決勝に進出しました。

只今、ブログを書いているのが、甲子園の組み合わせ抽選の結果が出た翌日です。石川県代表の遊学館の初戦は、青森県代表の光星学院です。強豪校ですね。石川県の代表としていい試合を繰り広げて欲しいと思います。
やっぱり遅くなったのは、ブログを書く気力がなかったのと、書く時間が…

 第94回全国高校野球選手権 石川大会  ~決 勝~  石川県立野球場  天気:  
                                                   気温;35℃

  星 稜  遊学館  (試合開始  午後1時) 

   遊 学  000 101 130  6
   星 稜  000 000 000  0

この日は、午前中の診療を早めに切り上げ、患者さまにはご迷惑をおかけしました。やはり朝からいつもと違う感じがしました。湧き上がる熱といいますか、何やら落ち着きがありませんでしたね。まだまだ未熟者です 
そんな時に限って、忙しいものなんですね。早朝から診療室を飛び回っていました

一路、石川県立野球場へ 

試合前の選手の様子を観ましたが、特に気負ってもいない様子でした。試合後、聞いた話ではシートノックから少し動きが硬かったということでしたが…

いつものようにバックネット裏にて観戦。山下副部長、荒山コーチとともに、灼熱の太陽の下、選手の戦いを見守りました。

久しぶりに星稜コンバットマーチを聴き、全校応援での声援を聴き、 感動 しました。そして、やっぱり決勝戦に進むこと、甲子園に出場することは特別な意味があるな~と思いました。

試合は、序盤、コントロールに苦しむ森山君でしたが気力と、伸びのあるストレート、定まらないコントロール、変化球を駆使して最少失点に抑えてきました。途中、室木君、川口君と繋ぎ、8回途中からは再びライトを守っていた森山君が投げるという継投でした。

相手には10安打されましたが、そんなに打たれたという感じがありません。というのもバントやセーフティーバントを効果的に絡められ、得点されたからでした。しかし、8回、相手の中心選手である小林君に2点タイムリーを打たれたところで、ゲームの流れは完全に戻らいものになってしまいました。相手の攻撃にはほぼミスがありませんでした。

森山君は、北信越大会後から、あまり投球できない中、よく投げたと思います。この試合では、復調の兆しがみられる投球をしていたので、もう少し長く、彼に高校野球をさせてあげたかったですね。 わたしも大いに責任を感じます。

打撃陣は、まったく精彩に欠けました。あの程度のボールであれば、いつもならファールにできるところを、すべて打ちにいき当たり損ねの打球がほぼフェアグランドに飛んでいきました。また、打者が投球をよけたところバットに当たり、フェアグランドに転がったり、エンドランをかけたら、ライト前ヒットのボールを走者の足に当たってしまったりと、何か流れ自体が少しずつ離れていくような、現象がチラチラと起こりました。
厳しい試合においても、何度かはチャンスが訪れるものです。この試合でも何度かありました。エンドラン失敗、バントの失敗、ミスが重なるとそれは得点につながらず、勢いを引き寄せることができません。そんなチグハグな攻撃でした。相手はミスなく効率的に点を重ねていきました。

試合結果ほどに両校の力の差は感じませんでしたが、総合的な実力の面において差が出てしまいました。悔しいけど、それが現実に表れた試合でしたね。

しかし、3年生の選手たちが築いてきた野球は、新しい星稜の歴史のトンネルをあと少しで貫通というところまで進めてくれたのだと思います。私はそんな気がします。3年生の選手が残してくれた意志を新チームは受け継いで、さらに発展してくれると思っています。

決勝戦の雰囲気というものは、何か大会の締めくくり、ここまで凌ぎを削ってきた試合の最終戦ということで、やはり特別の空気が漂います。特に夏の大会は、照りつける太陽と晴れ渡る空がそれを演出しているのか、さらに特別な空気があります。来年の春そして夏、チーム星稜は、きっとその雰囲気を楽しみ、そして、そのハードルを乗り越えていってくれるでしょう

3年生のチーム星稜の皆さんお疲れさんでした そして、ありがとう

選手のみんなが、次に用意された、人それぞれの、様々な場面で、活躍してくれることを楽しみにしてます 

本当に、ありがとう 


   二葉鍼灸療院 田中良和 


第94回全国高校野球選手権石川大会 ~準決勝~ 星稜vs鹿西

2012年07月28日 | 高校野球

平成24年7月27日(金)、全国高校野球選手権 石川大会の準決勝が行われました。

この日も、私はラジオにて観戦ならぬ聴戦

 第94回全国高校野球選手権 石川大会  ~準決勝~ 石川県立野球場  天気  

  星 稜    鹿西(ろくせい)

   星 稜  020 001 9  12
   鹿 西  001 020 0  3 (7回コールドゲーム)

序盤、相手投手の安田君の好投でなかなかヒットが打てずに得点を挙げるのに苦しみました。ラジオを聴いている私の手にも力が入ります。心に力が入るだけで、治療をしている私の手はちゃんと狂うことなく鍼をさしていましたよ。

相手投手 安田君は気迫がありましたね。その気迫が体から溢れていましたが、疲れは隠すことができなかったようで、要所で少し甘く入る球が多かったように思えます。その隙を見逃さないのが今年の星稜打線の特徴です。2回、厳しい球ではありましたが、内角やや高めの球を7番 セカンドの山本君がレフトスタンドへ先制のツーランホームラを放ちました。値千金の一発ですね。ここにきて下位打線が順調になってきたことは、次の試合への好材料です。

その後、打ちあぐんでいた打線も、7回には相手のミスも絡めて打者14人を連ねる猛攻で一挙9点をとって試合を決めました。今年の打線には集中力があります。そして勢いがあります。これで4試合中3試合がコールドゲームとなります。日に日に成長している打線がどこまで成長するか楽しみです。ヒットはやはり好投手でしたから9安打に抑えこまれました。それぞれが課題を持って決勝戦に臨むことでしょう。

守備では、若干バッテリーミスはありましたが安定しています。安心してみていることができます。

先発は2年生の室木君でした。2回までは良かったのですが、3回からストレートが高めに浮いてきました。そこをつかれて2回と5回には得点を許しました。彼には自分の欠点が分かっていると思いますが、今日の光ったところは、三振を取りに行く変化球がよかったと思います。2番手 川口君は、室木君が3点目をとられた4回途中からマウンドにあがり、1回と少しを完璧に仕事しました。心強い働きです。彼もチームの中では大きく成長したうちの一人でしょう。今年は、エース森山君が不調なのですが、他の投手がきっちり自分の投球ができ、自分の仕事をきっちりこなしている成長ぶりが目立ちます。ここに来て投手陣の層も厚くなってきています。
決勝戦では、総力戦になりますが結局は、エースの存在が大きくなってくると思いますね。彼のピッチングに期待したいと思います

さて、星稜は決勝戦に5年ぶりで登り詰めました。

相手は遊学館高校です。夏の大会での決勝戦は初めてです。春は遊学館に準決勝で勝利しましたが、勝利は勝利しましたが、スッキリしない勝ち方でした。夏の石川大会での決勝戦では、今まで練習してきた成果を、ばっちり発揮して欲しいと思います。

患者さまにはご迷惑をおかけしますが、本日は午前中の診療をきっちり12時で終了して、石川県立野球場へ向かいたいと思います。そして、優勝を応援したいと思います。

あと一つ、次へのステップへの最終段階です ガンバロー 

  二葉鍼灸療院 田中良和


第94回全国高校野球選手権石川大会 ~準々決勝~ 星稜vs小松明峰

2012年07月26日 | 高校野球

平成24年7月24日(火)、準々決勝が行われました。やっぱり観にいけませ~ん

 第94回全国高校野球選手権 石川大会 ~準々決勝~ 石川県立野球場 天気 

  星 稜  小松明峰

    星 稜  070 000 6  13
    明 峰  000 000 0   0 (7回コールドゲーム)

春の大会以来の打線の爆発でした。17安打の猛攻でした。そのうち長打がホームラン含め7本でした。ビッグイニングが2回と7回にあり、相手のエラーとか死四球とかではなく、打って加点しているところは、点差が離れていても内容のあるゲームだったと感じます。
特に2回のもう少し点が欲しいという所での4番 山本君のスリーランホームランは大きな点数でした。ホームランを打った時の写真が新聞に出ていましたが、力が抜けて、非常に美しいフォームをしていました。彼らしさが最後の最後に花開いてきたと思います。主将という立場であり、チームでもっとも悩み、考え、悩み、その結果が最後に出て、本当にうれしく思います。

上位打線の好調さに加え、下位打線も本来の調子を取り戻しつつあります。どこからも点が取れる春の打線に戻りつつあります。戻りつつあると言っても、進化しながらです。というのも、この試合では長打をガンガン打つと思いきや、セーフティーバントや送りバントもきっちり決めれるようになってきています。精度が高くなっているといいますかね。これから、どこまで伸びるか打線の成長が楽しみでもあります。

守りでは、先発の川口君が見事なピッチングで序盤をつくってくれました。本当に守備のいいリズムが攻撃にも繋がるお手本のようなピッチングでした。リズムよく、相手に攻撃の糸口をつかませない、安心して観て(ラジオですから聴いてですね)いられるピッチングだったと思います。
川口君が4回を1安打、その後は、1年生の岩下君が2回を2安打、最後はエース森山君が1回を1安打に抑えるリレーでした。

チームは、いい雰囲気です この日の朝、午前6時30分からテーピング処置を行うため星稜野球場へ出向いたかいがあったというものです。

準決勝は、27日(金)、対戦相手は、夏の大会初のベスト4に残った鹿西高校(ろくせい)です。準々決勝では私学の一角である金沢学院東高校を逆転サヨナラで破っての準決勝進出です。たいへん勢いに乗っています。能登勢として応援したい皆さまもたくさんおいでになると思います。

相手の投手は左腕の安田君です。今大会の注目投手の一人です。上背はそんなにありませんが140kmを越える力強いボールを投げ込んできます。

現在の星稜打線をみるとそんなに心配することはありませんが、準々決勝のように大量点は難しいかもしれません。ボールに合わせるのではなく、自分のバッティングを心がければ心配ないでしょう。

決勝戦は28日です。決勝戦に駒を進めると、患者さまには少しご迷惑をおかけします。若干、治療時間を短縮させて頂くわけです。うれしいやら、心苦しいならです 

~甲子園を思う~
 2007年、星稜が前回、夏の甲子園に出場した際は、初戦(2回戦)で長崎代表 長崎日大に3-1で敗れました。その夏の優勝が佐賀県代表の佐賀北高校でした。私も帯同させて頂きましたが、熱い夏でした。燃えた夏でした。高校野球に関係しているものにとって甲子園は素晴らしい場所です
 何が言いたいかというと、その佐賀北高校も2007年以来の5年ぶりの甲子園出場ということです。星稜も5年ぶり。出場したら佐賀北高校と対戦するのもいいな~なんて思っているのでした。

チーム星稜には、明日の準決勝、全力で自分たちの力を発揮してほしいと思うのでした。
私も頑張ります 

  二葉鍼灸療院 田中良和


第94回全国高校野球選手権石川大会 ~練習 甲子園への道~

2012年07月26日 | 高校野球

7月22日(日)、大会途中の練習をみるとともに、選手のケアのため星稜高校野球場へ足を運びました。

 
 練習風景

ノック、バッティングともに、よく声が出ており、盛り上がっていました。3回戦、桜丘高校戦では、やや苦戦しましたが、その経験、反省も肥やしにして、モチベーション高く練習に取り組んでいる選手の姿が印象的でした。

そして、皆の表情が明るい

投げる、打つ、走るというスキルの面ではなく、確かに2試合で選手たちの心の成長が、私は見て取れました。それぞれが自信というか大きなビジョンに裏打ちされた、何かを持っている感じがします。すべての選手とまではいきませんが、チームがそのような空気に包まれていると、調子の悪い選手もそんな空気になってくるものです。

また、全体的にみると、大きなケガなく、体調管理も良好な状態だということもチームが勢いに乗ってきている大きな要因でもあるでしょう。春の県大会後は、ケガの面でもどん底といった具合でしたからね。

それぞれが、次の試合に対して、自分の状態をきっちりと調整している、いい練習だったと思います。
私は数名ケアをさせて頂きました。暑い中ですが、普段、空調がきいた治療室で、快適に、汗もかかずに治療しているのとは別で、熱気を感じ、暑さに身を置きながら、汗をダラダラかきながらのケア(治療)というのは、またいいものです 最高

  Yoshiki yamamoto ~ かっ飛ばせ


次も、いい試合を展開してくれるでしょう

 

次のチーム星稜でレギュラーを狙う1・2年生は、レギュラーの練習が終わってから、さらに練習です。ここにもキラッと光る選手がたくさんいますね。頑張って、切磋琢磨していって欲しいと思います。

  二葉鍼灸療院 田中良和


第94回全国高校野球選手権石川大会 ~3回戦~ 星稜vs金沢桜丘

2012年07月23日 | 高校野球

平成24年7月21日(土)、星稜の夏の甲子園への道である3回戦が行われました。

決勝戦まで観に行けないんです~ 診療中も何かと気になるこの時期なのです

 第94回 全国高校野球選手権石川大会 ~3回戦~  石川県立野球場  

 星 稜  金沢桜丘

   桜 丘  010 000 002  3  
   星 稜  200 010 10X  4


不安定な天気の中、開催されました。九州方面の人たちに比べれば本当に雨が少なく、高校野球も順調に進んでいます。朝方の雨で「試合、大丈夫かな」と思いましたが、金沢で行う試合に関してはすべて開催されました。

攻撃では、10安打を放ちました。相手の2年生エース北浜君は好投手の一人です。キレのあるスライダーを武器に、ストレートにも力があります。来年は好投手が多い県大会になりそうです。星稜打線もなかなか打ちきれず、得点ができない中、4番の主将 山本君が4打数4安打2打点と本日のヒーローでした。
大会前、練習や練習試合をみた中では、体に力が入り、いらない所でフォームが硬くなってしまい力を発揮できないでいました。この日のテレビ映像をみると、力が抜けて、芯のブレがなく、きれいなフォームで打っていました。4番に当たりが出てきたことは、今後の試合展開に関しても明るい材料です。

攻撃は日ごとにヒーローが変わり、いい感じだと思います。星稜打線に本領発揮はまだまだこれからですけど

投手に関しては、エース森山君は3回途中で降板。やはり四死球が多いです。その後、2年生の室木君が9回まで投げ切りました。9回は、1・2塁からタイムリーツーベースヒットを打たれ、なおもツーアウト2塁でショートゴロ、相手走者の守備妨害でゲームセットという幕切れでした。後味が悪くても、こういう勝ちも勝ちのうちです。
室木君は、森山君の後を継いでよく投げましたが、最後の部分は頂けません。時期登板にむけ、また、来年の新チームのことも見据えつつ、この大会で成長していって欲しいと思います。

これでベスト8進出です。

準々決勝もやっぱり観に行くことができません。星稜は春の石川県大会で優勝しているので第1シードということで、すべて第1試合です。午前中のゲームなので「昼休みにちょっと…」というふうに観戦することができないのでーす

さて、準々決勝の相手は小松明峰高校です。

どのようなチームかは、私は分かりませんが、ここまで勝ち進んでくるということは、それなりの力もあります。星稜はここまで、すべてを出し切って勝ってはいません。何か少し消化不良的部分が攻撃においても守備面においてもあります。これから疲れが溜まり、精神的にも厳しい戦いになってくると思いますが、この試合こそ、もう一度、兜の緒を引き締めて、本来の力を出して、甲子園へのステップとなるような試合にしてもらいたいと思いますね

一戦一戦、選手が集中してプレーに専念できるように、私も最大限の努力で臨みたいと思います

  二葉鍼灸療院 田中良和


第94回全国高校野球選手権石川大会 ~2回戦~ 星稜vs金沢市立工業

2012年07月23日 | 高校野球

平成24年7月18日、星稜高校野球部、甲子園の道の第一歩となる初戦が行われました。

あたしゃ、仕事で観に行けない~の~で~す

 第94回 全国高校野球選手権石川大会  ~2回戦~  石川県立野球場  

 星 稜  金沢市立工業 

   金 工  000 100 0  1
   星 稜  104 003 X  8 (7回コールドゲーム)


初戦というのは緊張するものです。金市工はそこそこ力のあるチームでしたから、どんなゲームをするのかという不安もありましたが、チームとしては、まずまずの立ち上がりでした。

打撃は11安打と、そうメチャクチャ打ったわけでもありませんでしたが、2番 越中君、3番 北村君、7番 鹿屋君が当たっており、この日のヒーローでした。打線の好調さは、今後もどんどん上がってくると思います。いい投手はそんなに打てませんけどね。

投手はエースの森山君が2回で降板。やはり四死球が多いのが気になりますが、その後の畑中君、川口君がしっかりカバーしてくれました。それがチームというものです。森山君も今は調子が出ていませんが、大会期間中にきっと花開くと思います。これは私の願望であり、私も助力できるように、全力で頑張りたいと思います。

3回戦は、お隣の高校であり力のある桜丘高校です。私はこの試合が星稜の今大会のポイントになるのではないかと予測しております。

  二葉鍼灸療院 田中良和


熱い夏が始動! 今年も夏が来た!! 甲子園へ…

2012年07月18日 | 高校野球

今年もこの時期になると、身体全体がワクワクしてきます。そう、夏が来ました

7月14日(土)より、第94回全国高等学校野球選手権石川大会が開幕しました
星稜は、春の北信越石川大会の覇者でもありますので第一シードでした。初戦は7月18日(水)で、金沢市立工業高校との対戦となります。

15日(日)・16日(月祝 海の日)は、久しぶりに練習と選手の状態をみるため星稜高校野球場に足を運びました。ほんと久しぶりに最後まで練習をみることができました。何かそれだけで「幸せ~」なんて感じるんですよね。また 太陽も元気に光を放っていましたので、なおさら幸せ感満載でした



やっぱ高校球児をやっていたものですから日光が大好きなんですよね

といっても16日の金沢の最高気温は36.8度 それに日差しがピリピリと…ジリジリと感じて、夏だと実感しましたね。私も初老を過ぎましたので熱中症には気をつけないといけないのですが…

両日ともに暑い日でしたが、それにも増して選手の気合が熱かったいい練習をしていました。暑さにだれることなく、ノック、バッティング、細かい練習を機敏に動いていました。

私の仕事はトレーナーですので、選手の身体の動きを観ながら、気づいたところがあればそれを話してあげるのが役目です。また、ケアすべき選手がいれば、球場でケアをさせて頂きます。
この両日も、試合に支障はありませんが、軽く選手のケアをさせて頂きました。小さな不安も取り除く。これは身体の痛みもさることながら、それによる動作への不安や恐怖心なども取り除き、ベターな、ベストなパフォーマンスを発揮させてあげるためです。一瞬一瞬に悔いのないプレーをさせてあげたいという思いでケア、治療しております。

 

チームの状態、選手の練習での動きに目をやると…

春の北信越石川大会で優勝した後、チーム全体として、また各個人としても底の状態まで落ちました。「こんな状態で、夏は大丈夫かな」と思うくらいの不振ぶりでした。
この間、私もドタバタと忙しく(ブログ更新が出来ない状態になっておりますが)、なかなか練習や練習試合をじっくり観る暇がありませんでした。治療に来たときに選手から「どんな状態」と聞いてはいたのですが、聞くのと観るのでは大違いってこともありますしね

さて、久しぶりに練習を観ましたが、
守備練習では、非常に声が出ていました。意味のある声が大きく発せられていました。いい感じです。

打撃練習では、まずボールがバットに当たる音がよかったんです。 それだけ力強いインパクトでスイングできているということです。春の大会周辺で腰痛に苦しんでいた選手は、「調子いいんです。腰もすごく調子いいです」と嬉しい話をしてくれました。
打撃は水ものと申しますが、打撃に関しては心配ないかなという感じです。選手により仕上がりの差はありますが、それも早いか遅いかで、きっと勝ち進むたびに違うヒーローが出るような感じで、皆が打線好調菌に感染することでしょう それだけ今年は基礎をみっちりやったという表れでもあるのでしょう。

  

さて、投手ですが、野球の場合は投手出来次第で、どんなゲームにもなります。投手も春の北信越大会を境にどんどん調子は下降していきました。なかなか上手くいかずに、はがゆく思った時期もあったと思います。投手は6名。エースも復調してきています。その他の投手も経験豊かな投手から、まだ経験の浅い投手もいますが、皆、順調に仕上がってきています。ただ、守備、打撃と比べると、やや不安材料があるという点は残ります。これは試合が開幕してみないと分からない部分もありますし、大会中に調整していける部分も多々あると感じます。



投手力が噛み合ってくれば、今年のチームは圧倒力、とともに、なかなか崩すことのできない壁のような反発力を持ったチームに変容していくのではないかと、私の中では楽しみにしています。

試合に出る選手だけではなく、裏方の仕事も大切です。
皆がいてこそチームとして強くなれるわけです。レギュラーは心おきなく試合に、練習に集中できるのです。野球と直接関係ない仕事でも、一生懸命行うレギュラー以外の部員がいて初めて チーム星稜  なんですね

話は戻り、バント、盗塁など細かい部分がきっちり、いつもの練習のように試合でパフォーマンスを発揮できれば、スキのないチームとなるでしょう。この部分はしっかり練習していました。

  
左は、星稜高校野球場下のレンコン田です。いい天気
右は、ウグイス嬢の女の子に頂きました後には「Dr.タナカ」と書かれています

さて、準備は揃いました。選手たちが試合ごとに成長していけるように、私も全力でサポートしていきたいと思います。

そして、2007年以来の甲子園へ出場へ、甲子園への道を選手、チームスタッフとともに進んでいきたいな~と思っています。

  二葉鍼灸療院 田中良和


2012 春 北信越高校野球石川大会 ~決勝~ 対 金沢商業

2012年05月18日 | 高校野球

5月13日(日)、この日も朝6時に星稜野球場へ足を運び、処置の必要な選手には対応させて頂き、帯同して県立野球場へ向かいました。



が、この日は、午前10時から石川県鍼灸マッサージ師会の中央学術研修会、午後から同会の総会、表彰式、保険講習会と日程がびっしり詰まっていましたので、4回までしか観戦することができませんでした

 第126回 北信越高校野球 石川大会  ~決 勝~ 

  星 稜  金沢商業  5月13日(日)  石川県立野球場  天気 : 

  金 商 1 0 0 0 2 0 0 0 0  3
  星 稜 0 0 4 3 0 0 0 0 X  7

 (優 勝 : 星 稜   第122回大会以来、4季ぶりの優勝)

  星稜~サイド

 金商~サイド

 天気が良いのでたくさんのお客さまが観戦されています。

先発はエース森山君。前日に180球を投球した翌日の先発です。5回を投げ被安打6、投球数は96球の粘投、熱投でした。得点こそ3点を取られましたが、この疲労した状態にも関らず、随所にキラッと光る、いい球が見られました。四死球も2個と少なかった。本当に成長しました。これからも…

その後を、引き継いた畑中君もナイスピッチング…って、私はラジオで聴いていたのですが。4回を2安打、47球でした。星稜には数回しか投げる機会はありませんでしたが、加藤君や川口君という投手もいるので、投手陣の層も厚いのです。




守備では今大会エラーは非常に少なく、この試合では外野からの送球が良かったようですね。まず守備が堅固でないとね。最少失点で抑えゲームをつくっていくためにも。

打撃面では、今まで取り組んできたことが間違っていないことと課題の両面が現れた試合だったと思います。1回表、相手に1点を先制されての3回裏。この回までに打者が一巡しました。それぞれ2回目の打席を迎えます。1番が倒れ、2番 越中君がまず、ライトスタンドへホームラン。3番北村君が二塁打を放ち、4番が倒れたあと、5番の森山君が、打った瞬間ホームランと分かる打球で右中間スタンドへツーランホームラン。これで終わらず、6番の山本(善)がレフトスタンドへホームランを放ち一挙に4点をあげ、試合の主導権を握りました。本日の安打数は14。

私が星稜のトレーナーをさせて頂いて14年が経過しましたが公式戦での1イニング3ホーマーというのは記憶にありません。もしかしてそれ以前もあるのかどうか分かりませんね。それくらい今年の打線というのは、重量打線であり、きっちり繋がりのある打線になっています。



  2番 越中君、ライトスタンドへのホームラン

4回から相手投手が変わり、その代りっ端、エラーも絡めて3点をとったわけですが、その後、自分を取り戻した相手投手からヒットが打てませんでした。金商の岩井君はスライダーにキレがある投手のようで、ここでは夏への課題が現れたんではないかなと思いました。夏の大会は相手も星稜を研究して、約2か月の間にそれぞれ成長して臨んできます。星稜もさらなる進化、成長を遂げ、さらに大きな姿となって夏を迎えて欲しいなと思いますね。

    

今年は、夏が終わるまで全勝が目標なので、まず石川県大会の優勝で第一段階がクリア―されたということでしょう。

北信越大会の本大会は、6月2日(土)~6月5日(火)にかけて福井県(福井県営球場・敦賀市総合運動公園野球場)で開催されます。抽選は5月24日です。
今年は、長野県からは、佐久長聖・地球環境、新潟県からは、日本文理・新潟明訓、富山県からは、不ニ越工業・富山第一、石川県からは、星稜・金沢商業、そして、何と波乱の福井県は代表がすべて県立高校という顔ぶれで、鯖江・美方・藤島・大野という顔ぶれです。常連校の福井工大福井・福井商・敦賀気比は夏の予選ではつぶし合いになるかも~ということですね。

ちょっと北信越大会情報でした。

さて、星稜はこの大会も全勝で第二段階をクリア―できるように頑張って欲しいと思います。私も全力でケアさせて頂きますよ

この試合は残念ながら、4回表までしか見ることができず、次の予定に向かったとさ~

  二葉鍼灸療院 田中良和


2012 春 北信越高校野球石川大会 ~準決勝~ 対 遊学館

2012年05月17日 | 高校野球

5月12日(土)、準決勝が行われました。私は…診療があるので応援することができませんでした。

ということで、ラジオで応援。

患者さんに、「今日の午前中は治療室のBGMが変わりますのでお願いします 

とお話し、いつものネイチャーサウンドから ラジオでの北信越石川大会の準決勝にスイッチを「ポチっとな~

今年の準決勝、決勝は、なんと9時試合開始です。まるで夏の甲子園の第1試合目のような感じですね。こんな時間になるのは…あまり記憶にないかもしれませんね

星稜は第1試合だったので、午前6時45分に星稜野球場を出発するということで、午前6時に星稜野球場へ出向き、選手に必要な処置をさせて頂きました。トレーナー活動です。

 第126回 北信越高校野球 石川大会 ~準決勝~ 

  星 稜  遊学館  5月12日(土)  石川県立野球場   天気 :  のち 

  遊 学 0 0 0 0 3 0 0 2 0  5
  星 稜 0 2 0 0 2 1 0 1 X  6

(平成22年 春 第122回大会(この大会 星稜優勝)以来、4季ぶり49回目の北信越大会出場


先日の北信越高校野球ブログでのメッセに対するコメントに「この試合が、夏の大会を通じてのポイントになるでしょう」のようなことを書かせて頂きました。この試合は大きな収穫を得た試合でした。星稜が得たということは相手側も…

この試合は、エース森山君の力投が光った試合でした。いろんな意味でね

内容は、被安打8(うち2本がホームラン)、死四球14  (ということは22安打ということですね)、投球数180球、完投。

遊学館の攻撃では、6回から9回まで常に満塁。8回に2点を失ったものの、要所はきっちりしめました。それも三振が多かったように記憶しています。投球内容としては納得できないですが、悪い時は悪いなりに、投げることができる。ピンチでも。そんな自信と言いますか、森山君の得たものは大きいのではないかと思いますね。

ラジオを聞いていても分かったのですが、当初の目的は達成したようです。
星稜はこれまでエラーは確か、1個だったと思いました。今大会は攻撃力が前面に出て目立っていますが、投手を中心に守備がしっかりしているわけです。だから攻撃力も引き立つのでしょう。ピンチに守り切ることができるのも今年のチームの強さです。

打撃は今までの試合のようには打てませんでしたが9安打。うち二塁打が4本でした。この試合先制タイムリーや追加点など2安打2打点を挙げた7番今村の活躍が大きかったですね。彼は今年大きく成長した選手の一人でもあります。

ちょっと余談ですが、センター今村君。よく見ると、よく見なくてもお父さんそっくりです この今村君は、私が星稜高校で野球していた時の同級生の子どもなのですね。何か歴史を感じます。私の同級生である今村君は、エース村田君(南海・ダイエーホークス → 西武ライオンズ → 中日ドラゴンズ)がいましたので公式戦は多くは投げれませんでしたが、影のエースでした。他校へ行ったら確実にエースだったでしょうね

話は戻りまして、今大会の星稜の攻撃特徴は、「点を取られたら、取り返す反発力の強さ」です。そして流れを相手の主導権にさせないところです。この試合でも2点を先制しましたが、相手も百戦錬磨ですから、そうやすやすと追加点を取らせてくれません。
そうこうしているうちに、5回表に3番小林君、4番黒萩君に二者連続ホームランをくらい逆転されてしまいました。ここからが今大会の星稜の真骨頂です。取られたら取り返す。きっちりとその裏に2点を挙げ逆転。1点追加し、8回にも同点に追いつかれますが、その裏にきっちり1点を返し、そのまま逃げ切りました。

私もそうですが、試合を観戦されている星稜ファンの方々は、「心臓に悪い試合や~」と思ったかもしれませんが、1点差を競い合っても勝てるチームになっているということです。森山君のピッチング内容からすると、たいへんなゲームになったかもしれませんが、試合の流れを観ると非常に内容のある試合だったと私は思いますね。

さ~て、決勝戦はここのところ力をつけて来ていいる金沢商業高校です。

金沢商業の監督は、星稜高校野球部OBであり、御自身はエースとして甲子園へ出場されている私からすると先輩です。

金商は、二人の好投手を擁して、打線も好調です。明日は、さらに内容のあるいい試合を選手たちは披露してくれると思っております。

私は、それを信じて選手の心と体のケアを行うのみでござる。13日は朝から選手たちと帯同し球場へ入り、そして、数回観てから 鍼灸業界の用事に行かなければなりません まあこれも運命でしょう。13日は、安心して球場を後にできる試合展開になるといいな~と思うわけです

   二葉鍼灸療院 田中良和