二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

2014 第96回全国高校野球選手権石川大会 ~準決勝~

2014年07月29日 | 高校野球

第96回全国高校野球選手権石川大会も残すところ2試合となりました。星稜高校の準決勝の戦いが始まりました

この日は診療室でラジオを聴いての聴戦でした。

 

  第96回全国高校野球選手権石川大会 ~準決勝~ 平成26年7月26日(土)  

   星 稜  金沢市立工業

     金 市  0 0 0 1 0 0 0 0 0  0

    星 稜  3 0 2 0 0 1 0 0 x  6

 この日の気温は37度 フェーン現象も手伝い日本全域で気温が上昇しておりました。そんな中の試合です。

投げては、エース岩下君が5回を2安打。1点は取られたものの守備のミスによる失点でした。2番手は左腕の福重君が2回を無安打無失点、3番手に登場した谷川君が2回を2安打無失点でしめくくりました。3投手で10奪三振を奪いました。決勝戦に向けて上々の仕上がりだと思います。

打っては、チーム8安打とここまで10安打以上打ち続けた打線も少し静かでしたが、佐竹君、虎谷君、谷川君という1・2年生が2塁打を放ち、谷川君、虎谷君は4打数2安打とフレッシュパワーのバッティングの調子がどんどん上がってきています。

明日は決勝戦です。悔いのない戦いを繰り広げて欲しいと願います。

そのために今日も私は私の仕事である、トレーナー活動を頑張りたいと思います。

明日が楽しみです

 <準決勝>  第2試合  小松大谷  遊学館

                      3  対  2  (小松大谷が勝利)

 明日の決勝は午後1時から石川県立野球場で、小松大谷高校と甲子園の切符をかけて戦います


  二葉鍼灸療院 田中良和

 

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2014 第96回全国高校野球選手権石川大会 ~決勝~

2014年07月28日 | 高校野球

 

第96回全国高校野球選手権石川大会も劇的な幕切れで幕を閉じました。星稜高校野球部が2年連続で甲子園出場を決めました。応援していただいた皆様には本当に感謝です

決勝戦の結果をブログに記しておきたいと思います。

前日は美容鍼灸セミナーで遅くまで講師の先生と語り、飲んでいました。朝、決勝戦のために星稜グランドへ向かう前に、私が所属している石川県スポーツトレーナー連絡協議会の第3回認定スポーツトレーナー認定講習会の司会を少しさせていただき、後は委員の皆様に運営をお任せして、星稜グランドへ向かいました。

試合前のバッティング練習では皆、いい顔で練習していました。昨年、甲子園を経験したこともあり、見ている限り緊張はしていないと感じました。どんな試合をしてくれるのか私の中でも試合のシュミレーションをしながら期待を膨らませて、そして彼らと甲子園で過ごすことを思い、会場である石川県立野球場へ向かいました。

   

夢の舞台へ向けて出発

 選手たちが石川県立野球場へ到着
 
 試合前の練習

  

観衆も超満員。この後、内野席はソールドアウトとなり、外野席が解放されました。終盤は外野席もいっぱいでした。星稜、小松大谷ともに全校応援ということで、アルプス席もいっぱいでした

 

 第96回全国高校野球選手権石川大会 ~決勝~ 2014年7月27日(日) 石川県立野球場  

  星 稜  小松大谷  

   大 谷  1 5 0 1 1 0 0 0 0   8

  星 稜  0 0 0 0 0 0 0 0 9x  9

           (優 勝 : 星稜高校  2年連続17回目)

 

試合開始は午後1時でした

 私の試合の予測としては、相手投手の山下君は星稜エース岩下君とも肩を並べるほどの好投手であり、左腕から繰り出される投球は素晴らしいものがあります。そう多くは得点できないと思いますが、前半で球数を投げさすことができ、先制して少ないチャンスを確実にものにできればいいなと思っていました。やはり体調には不安があるかなと思ったので後半は継投になるんじゃないかなとも考えていました

大谷先攻、星稜後攻で試合が始まりました。・・・やはりエースとはいえ、この決勝戦の雰囲気は緊張するものです。やはり立ちあがり硬かったです。それが伝播するように守備についている皆が硬かったように感じました。

先発 エース岩下君

開始早々、私のシュミレーションとは違う展開が 力みがあり球が上ずり、やや変化球も抜けている所もあり、その隙を大谷打線が捉え、真芯で捉えられ安打されました。また、ショートで1年生ここまでよく頑張っている虎谷君も緊張していたのか、ミスやエラーがあり、その守備の乱れも連鎖して1回に先制点、2回には大量5点を奪われました。
決めにいく球に力みが入り、その球を痛打されていた感じがしました。いい当たりの連発とエラーとで流れは完全に大谷の方に傾きました。その流れをつくったのは相手投手の山下君でした。かれは小気味いいリズムと、140kmは出ているかというキレのあるストレート、そこに変化球を交え、硬くなっている星稜打線の付け入る隙がありませんでした。

2番手 福重君

エース岩下君は3回、7安打6失点で降板。ライトの守備位置につきました。2番手でマウンドを託されたのが、今大会、素晴らしい成長を遂げ、いい状態を維持している2年生の福重君でした しかし、福重君もこの重圧と、この展開・状況で緊張していたのか、球がばらつき、しっかりと体重移動ができたピッチングができませんでした。甘い球を痛打され、ミスも重なり4回に1点、5回に1点を奪われ、2回を5安打2失点でマウンドを降りました。
彼は試合に勝ち優勝しても、自分のピッチングを悔しがっていました。必ず甲子園ではこの気持ちが活かされるでしょう。そして、次の世代のエースを競う人材でもありますので、この試合でのピッチングを次に繋いで欲しいと思います

5回までに12安打8失点です。

星稜打線は先ほど申し上げたように、相手投手の山下君のピッチングに正直なところ手も足も出ないという状態でした。7回くらいから山下君の球にばらつきが出てボールとストライクがハッキリして、変化球もキレが落ちてきましたが、それでも星稜は、梁瀬君のライト前ヒットと岩下君のセンター前ヒットの2本に8回裏まで抑えられるという状態でした。
付け入る隙は後半あったものの、突破口が開けない状態でした。私の正直な気持ちとしては「なんとか一矢報いて、1点でも2点でも返してくれ」というのが心からの願いでした。勝つことは全く考えられない状態だったのは正直な気持ちです。

3番手 谷川君

ここで3番手にマウンドを任されたのがセンターを守っていた2年生の谷川君です。ここからドラマの序章が始まったと言っても過言ではありません。彼は伸びのあるストレートとキレのある変化球で、6回、7回、8回とリズムよく、今まで12安打を放ち外野へボールを簡単に運んでいた大谷打線を1安打で、ほぼ完璧に抑えこみました。彼は心臓に毛が生えているんじゃないかというくらいの肝っ玉の坐った選手だな~と改めて思いました。

ここで急速に洪水のように流れていた大谷流を堰き止めた・・・そんな感じがしました。

私見ですが、8回、9回の大谷の攻撃は、こちらの投手が良くなったという部分を差し引いても淡白で、気力がなかったかなと感じました。が、ここに来ても”勝てる”なんてことはまったく思いませんでした。

谷川君の見事なピッチングを受け継ぎ、最終回のマウンドにあがったのが、ライトで自分の心を整理し、自分のエースとしての自覚を取り戻し、満を持していたエース岩下君です。

林監督もライトでの守備や、彼の行動をしっかり見ていたようです。もしも心の切り替えが出来ていないようだったらマウンドにはあげないつもりだったようです。監督の采配も光ったと私は感じます。そして、岩下君はライトの守備位置に着きながらエースモードに心をチェンジしていました

エース岩下君がテレビに映る機会が多いので「岩下君の笑顔が素晴らしい」と思う皆様もいるかもしれませんが、チーム全体が笑顔でした。 そして今年の大きなテーマが「必笑」だったようです。これは試合だけでやろうと思ってもできるものではありません。そのようなトレーニングもしっかり積んできました。心や精神のトレーニングもしっかり積んできました。彼らはただただ、練習通りに実践しただけ・・・なのかもしれません。
だから、追い込まれたピンチに際しても、監督の指示と、選手の意識であの笑顔が出て、ベンチをそんなオーラが包んでいたのだと感じます。

そして、満を持して、エース岩下君が4番手として最終回のマウンドに上がりました。前半とはまったく別人な身体の動きと表情でした。ここまで1試合の中で自分を取り戻すことができるというのは、彼は何かを持っていると思います。
そして、監督の思いとベンチの選手、そしてスタンドで応援するチームの思いを背負い、やり遂げたのが三者連続三振です。3人を打ち取ることはできても、三者連続三振なんてものはできるものではありません。谷川君がつくった序章からページをめくり始めたのが岩下君だったと思います。ドラマの重い1ページ目をこじ開けてくれました。そんな圧巻のピッチングだったと思います。私はここで涙が出そうになりました でも我慢我慢。いや~年を重ねると涙もろくなるんですよ

そして、9回裏を迎えます。思い出すだけでも目頭が熱くなります。興奮します。
しかし、ここは説明するよりも動画をどうぞご覧ください

この回に関しては、それぞれに思うところがあると思います

H26.07.27 甲子園石川大会 決勝 小松大谷×星稜 奇跡の大逆転劇

 

誰がこんな展開を予測したでしょう いや誰もできません そして、この場にいたことに星稜スタッフとして感謝です

球場全体が攻撃が進むごとに独特な空気の流れになってきました。鳥肌という表現よりも脊髄の奥からジュワーと湧きおこるなんとも言えない感覚とでもいいましょうか(私はチームトレーナーなので、特別にそんな感覚だったのかもしれません)、渦を巻いているような、風とは違う流れが出ているような感覚でした。

岩下君が2ランホームラン(場外)を打った時点で8対6、私はここでもまだ逆転勝利を思い描くことはできませんでした。私が「もしかして・・・」と思ったのは、1アウト1・3塁でキャプテンの村中君がショートゴロを打ちましたが、ダブルプレーがとれずに8対7となったシーンでした。一塁へ滑走しヘッドスライディングをした村中君もそうですが、2塁手へ向けて素晴らしいスライディングをした谷川君に感動しました。

ここで2アウトですが、なぜか終わるような気がしませんでした。ということは、ここで勝てるんじゃないか と思ったわけです。2アウトになっても2アウトではないような感覚は初めて味わいました。

そして彼らはやってくれました。8点差をひっくり返しての逆転サヨナラ勝ちです

星稜側スタンドから、小松大谷側スタンドから悲鳴のような声が湧きおこりました。球場全体がすごい歓声に包まれました。こんな状態は初めて経験します。お隣の太陽スポーツの吉本社長、北陸鉄道バス運転手の川渕さんと抱き合い、涙しました あちらこちら、両極端の涙かもしれませんが、大谷側も、星稜側も、高校野球を楽しんでいるファンの皆様も、ところどころで涙していました。

感動という言葉で片付けることのできない興奮でした
奇蹟という言葉で片付けることのできない逆転劇でした

私は男泣きでした 涙が止まりませんでした

選手たちのこのプレーには多くの人たちが関っています。お父さん、お母さんはじめ保護者の皆様、学校関係者の皆様、そしてこのチームを育て上げた林監督、テクニカルな面だけでなく野球の奥深い技術を教えていただいている荒山コーチ、65名いるチーム全体を見回し心配りをしている山下部長と南副部長。その活動を温かい目と心で見守っていた山下名誉監督、その他、チームが万全に試合に臨めるように、メンタル面や身体面をサポートした皆様、そしてそして、連日の猛暑の中、応援していただいている星稜高校の生徒の皆様、ファンの皆様。

そのような皆様の一つ一つを65名の部員全員が心を一つにして成し得た結果、いろんな条件も重なり、結実して、このような奇蹟のドラマが展開されたのだと思います


忘れてはならないのが、相手チームの小松大谷高校です。

8回までは誰もが、100%と言っていい皆様が小松大谷高校の勝利を確信したでしょう。8回までは本当に相手投手の山下君に完璧に抑えこまれ、大谷打線を見せつけられ、星稜のいい部分は全くなかったと言っても過言ではないでしょう。

現に8回終了時点で観客の皆様も少しずつ席を立たれていました。後でお聞きしても、多くの人がテレビを消したり、チャンネルをかえたりしていたようです

表彰式での小松大谷高校選手の状態を見ていたら、本当に見るに忍びない悔しいという表現では足りないような状態でした。彼らがこの試合を機として、いや、することができ、今後の人生において飛躍できることを願うばかりです。小松大谷高校選手や保護者、関係者の皆様にとりましては、悔しいという言葉では語れないと思いますが、皆様の分まで、そしてここまで来れなかった石川県の高校の分まで、星稜は今年の甲子園で最高のゲームをしてくれるでしょう

7月12日に、星稜高校主将の村中君の選手宣誓で開幕した第96回全国高校野球選手権石川大会は、星稜高校が前代未聞の逆転劇で優勝し閉幕しました。私は今大会は星稜に始まり、星稜に終わった大会だと思っております

 

星稜野球部の諸君おめでとう

そして、甲子園では星稜旋風を起こしましょう

私も選手たちが全力でプレーできるように、全力でサポートさせていただきます。

皆様、応援よろしくお願いしま~す

 

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

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2014 第96回全国高校野球選手権石川大会 - 2回戦~準々決勝 -

2014年07月25日 | 高校野球

さて、7月12日に始まりました第96回全国高校野球選手権石川大会もベスト4が出そろいました。熱い戦いが繰り広げられています。各県でも次々と代表が決まり、晴れの甲子園行きの切符を手にした高校が続々と決定しています

星稜高校野球部も着々と勝ち進みベスト4まできました

これまでの試合をみると、各試合でミスや改善点はあるものの、きっちりとした野球で、今まで培ってきた練習での成果を選手たちはしっかり発揮できているようです。

準決勝からは、これまでよりさらに厳しい戦いとなるでしょう。選手たちが力を発揮できるように私も微力ながらお手伝いさせていただきたいと思います。

彼らとまた、あのあこがれの場所で野球ができるように、私も全力を尽くしたいと思っています

 

 第96回全国高校野球選手権石川大会 ~2回戦(初戦)~ 7月17日(木) 石川県立野球場  

  星 稜  野々市明倫

  明 倫  0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

  星 稜  0 0 2 0 0 4 0 0 X  6

投げては、エース岩下君が5回、左腕の福重君が2回、谷川君が2回を継投し、相手打線を5安打に抑えました。また、長打は2塁だ1本でしたが10安打放ち、着実に点を重ねました。いいスタートを切ったと感じます。

星稜は第1シードなので私の診療時間中であり随時結果を聴きながらの聴戦でした やっぱり観にいきたいけど、そんなわけにはいかないですね

 

 第96回全国高校野球選手権石川大会 ~3回戦~ 7月21日(月祝) 石川県立野球場  

  星 稜  県立工業

  星 稜  5 1 0 0 2 0 2  10

  県 工  0 0 0 0 1 0 0  1  (7回コールドゲーム)

 

この日は新潟市を朝4時に出て石川県立野球場へ向かいました。野球場で選手たちと合流させていただき試合を観戦いたしました。

 

投げては谷川君が相手打線を6回まで4安打に抑える好投。最終回はエース岩下君が3人できっちり抑えゲームを締めくくりました。

 

谷川君

 

岩下君&キャッチャー高山君(キャッチャーも交代しました

攻撃では初回から身体の力が抜けた、自信あふれるスイングで圧倒しました。初回には4番村上君がレフトスタンドへライナーで運ぶ3ランホームラン、2回には2番中村君が難しい球をレフトスタンド場外へ運ぶホームランなど長短合わせて14安打を放ちました。長打が7本というところも、本当にきっちりとバットが振れているなと感じました。
また、代打で出てくるバッターも質が落ちるわけではなく、出てくるバッターしっかりと自分のスイングを持っているな、練習を積んでいるなと感じました。

 4番 村上君3ラン ホームイン

 2番 中村君 通り過ぎましたが ソロホームイン

    小技も冴えてます

戦略面でも、本日のラインナップは非常に選手の特性を活かした、また、うまく選手をつかってのオーダーだなと、少しびっくり感もありました。その点、星稜の野球は面白い野球に変わってきたなと思います。

チームを観ての感想は、昨夏甲子園へ出場した際ほど選手のタレント性はありませんが、練習で積み重ねてきたこと、修得したこと、さらに戦力的な徹底という意味でも、スタッフと選手、レギュラーと補欠の意思疎通や共通意識が昨年のチームよりも上回っているなと感じました。

徐々に自信が溢れて見える選手の姿に、「どこまで成長してくれるのだろう」と楽しみさえ湧いてきます

 

 第96回全国高校野球選手権石川大会 ~準々決勝~ 7月23日(水) 石川県立野球場  

  星 稜  飯 田

  星 稜  1 1 0 3 1 1 0 0 0  7

  飯 田  0 0 1 0 0 0 0 0 1  2

本日も治療院で仕事中 観に行きたいところを抑えながらラジオで聴戦。テレビを観ると仕事になりませんからね。聴いていても意識が…この時期は許してください患者さま

投げては、エース岩下君が4回、左腕の福重君が4回、そして奥村君が3分の2回、最後は福重君が打者一人を抑えて締めくくりました。3回の1点はキャッチャーのパスボール。サイン違いかもしれないなという状態のプレーでした(後でテレビのVTRを観たら)。最終回は2年生奥村君が初先発…が、結果を出すことができませんでした。次にこの経験を活かしてほしいですね。福重君の状態が非常にいいな~と感じました。身体に躍動感があります。ここに来て3枚の投手陣がきっちり揃ってきました。監督やコーチの調整の綿密さや苦労がうかがえます。

打っては、1・2年生が大活躍。ここまで結果が出ていなかった1番 谷川君が2塁打2本を含む5打数4安打1打点、同じく2年生の福重君が5打数3安打、同じく2年生、梁瀬君が3打数2安打、そして1年生でショートの虎谷君が3打数2安打2打点と大活躍でした チームも15安打を放ちました。
そして、昨年の攻撃と相手に与えるプレッシャーというところで違うな~と思うのはバントです。こちらも今年はキッチリ成功させてきます。相手にとってはイヤらしいでしょうね。

 

さて、今年の石川大会もここまで来ました。ここからの一段一段が厳しい階段となります。彼らの目標は石川県の頂点に立つことではなく甲子園で勝つ続けることです。そのために練習してきました。そしてその結果として試合を経験するごとに選手は成長してきています。

私も小さな力ではありますが、彼らが全力でプレーできますようにサポートしていきたいと思います。
そして頂点に上り詰めることができるように

明日は準決勝で対戦相手は金沢市立工業です。応援よろしくお願いします

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

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2014 春 北信越地区高校野球大会

2014年06月27日 | 高校野球

いつも遅くなっておりますが、春の北信越地区高校野球大会の星稜の道程を書いておきます。

土曜日に試合があったわけですが、地方大会に関しては泊りがけでの帯同、診療を休診しての帯同はしませんが、北信越大会や甲子園に出場した際は、時間の許される限りトレーナーとして帯同し、選手たちをサポートさせていただいております。

 

 第130回 北信越地区高校野球大会(会場;富山県  期間;6月7日~9日) 

  出場校  石川県 :  星稜   小松大谷

          福井県 :  春江工・坂井   工大福井

          富山県 :  富山商業   富山第一   富山l国際大学附属   高岡商業

          長野県 :  創造学園   松本第一

          新潟県 :  日本文理   新潟明訓

          (優勝 : 日本文理    準優勝 : 富山商業)

 

  1回戦  6月7日(土)  魚津桃山公園球場   

   星 稜  富山国際大学附属

    星 稜  0 0 0 0 1 1 0 2 0  4

    富 国  0 1 0 2 0 0 4 0 X  8

       試合

   新川高校で練習

      

開会式

チームとしても夏の甲子園に向けて課題を多く発見でき、自覚できた試合となりました。

トレーナーとしても、再びいろんなことを学びと発見をいただきました。次は試合に勝って、学びと発見、そして成長に繋げていければと思います 結局はスポーツは勝者があり、敗者があります。負けていいなんて思って練習に取り組んでいるチームなどはありません。

勝ちにこだわり、頂点にこだわり、ギリギリのせめぎ合いの中で相手より少し勝ることにこだわっていく。この精神はスポーツに限らず、どんな仕事でも同じではないかと思います。

そこにこだわるためには、メンタル面、フィジカル面をより良い状態に保ち、お互いが相乗効果でお互いを引き出した時に、より良いパフォーマンスが発揮されるのではないでしょうか また、その状態の中の対戦相手とのギリギリのせめぎ合いの中で発揮されるのが、普段練習で積み上げているところのインナーストレングス(精神力)なのだと思いますね

どこのチームもこれから甲子園を目指し、甲子園で勝てるチームを目指し練習に取り組んでいます。

私の役目はそんな選手たちをベストコンディションで試合に出場させることです。 現在、石川県スポーツトレーナー連絡協議会の活動を通じて、多くのスポーツ選手に関っている医療従事者(トレーナー)の皆様から良い刺激を受けています。「スポーツ選手のために 石川のスポーツのために」 熱い皆様とのかかわりの中で、自分のさらなる技術の向上を目指しています。

夏の甲子園に向けての石川県での戦いは、7月12日から始まり、順調にいくと7月28日が決勝戦となります。どんな戦いを繰り広げてくれるか楽しみです 

私もトレーナーとしてさらなる進化を遂げて、その日を迎えます


  二葉鍼灸療院 田中良和

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2014 春 北信越地区高校野球石川県大会

2014年06月21日 | 高校野球

高校野球ネタでは久しぶりのブログです

第130回北信越地区高校野球石川県大会は4月19日に開幕し、5月11日に決勝戦が行われ閉幕しました。

星稜高校は見事、北信越地区野球大会34回目の優勝(春 18回目)を飾りました。現在は北信越地区高校野球大会も終了しましたが、遅ればせながら星稜高校野球部 優勝の道程を書いておきたいと思います。

 

 第130回北信越地区高校野球石川県大会   ~決勝戦~ 5月11日(日)  石川県立野球場  

  星 稜  小松大谷

    小 松  0 0 0 1 0 2 0 0 0   3

   星 稜   0 0 0 0 0 2 1 1 X   4

  (優 勝 : 星稜高校  通算34回目の優勝〈春 18回〉)

 この日は、私は(公社)石川県鍼灸マッサージ師会の定時総会、平成26年度 県民公開講座、公益社団法人設立記念式典・祝賀会の責任者等をやっていたため、観に行けず、携帯片手に、結果を見ながらハラハラしながら心は県立野球場にありました(本当はダメね)。

 6回まで 3-0 今までだったら、このままの流れで終盤へ突入し簡単に終わってしまいましたが、この辺りは選手たちの成長したところだと思います。6回、7回、8回で逆転に成功。相手はエースこそ投げていませんでしたが、他の2人の投手もなかなかの好投手です。チャンスをメイキングして的確に返す。そんな卒のない野球がこの試合ではできたかなと思います。星稜9安打、小松大谷5安打。投手(捕手)は、谷川☞岩下-横山。

 小松大谷高校は、昨秋の石川県大会で準々決勝で対戦し延長戦で競り負けた思いがありました。特にエースの岩下君には強くその思いがあったと思います。そんなチームの気持ちが逆転に繋がったのだと思います。この気持ちを忘れないでこれからも戦って欲しいと感じました。

   真面目に鍼灸業界の仕事する 私~(金沢市文化ホールにて)。

 

 

 ~準決勝~  5月6日(火祝)  石川県立野球場  

  星 稜  遊学館

   星 稜  0 0 0 0 0 1 0 1 1  3

   遊 学  0 0 0 1 0 0 0 0 0  1


 本日は、朝より選手とともに球場へ行かせていただきました。遊学館高校はどこで対戦しても常にキーとなる試合になります。いいチームをつくってきます。ここ最近の公式戦は勝っているとはいえども、昨夏のようにスコアでは出ない接戦となったりします。

 この試合、遊学館に先制されるも岩下君は崩れることなくゲームをつくっていきました。エース岩下君が完投(捕手 横山君)。なんと言っても、この試合の立役者は遊学館打線から17個の三振を奪った岩下君。素晴らしい身体の動き、球威、伸び、変化球のキレとも抜群でした。100点とはいかないまでも今シーズンのベストピッチではなかったかと思います。被安打は5安打。

 打線は終盤に繋がり3点を奪いました。星稜は6安打と安打数こそ少なかったのですが、死四球が5個と多かったことも終盤の得点に繋がったのでしょう。

球場は夏の石川県大会とまではいきませんが、多くの観衆が観戦にかけつけていました

      試合前の打撃練習    出パ~ツ

       

 

  ~ 準々決勝 ~ 5月4日(日祝 みどりの日)  石川県立野球場  

 星 稜  金沢桜丘

  星 稜  0 0 1 0 1 0 3 1 3  9

  桜 丘  1 0 0 0 0 0 0 0 0  1

 この日は朝より選手と帯同。今年の黄金週間は気温の差が激しく本日は、やや肌寒い感じ・・・。いやいや、コーチとともにバックネット裏で観戦していると、急に空が暗くなり雨はそんなに降らなかったのですが、寒冷前線の切れ端のような雲が球場を過ぎ去る間1時間弱ほど、急に空気が冷たくなり、春装いだった私を含め球場の皆様「凍え死にそう」なくらい寒い時間がありました。その後は太陽の有難さが身に沁みたんですけど

 試合の前半はチャンスはつくるがあと1本が出ず。後半は打線も繋がり、相手のミスもあり、終わってみれば14安打9得点でした。4番に座った今村君が5打数4安打2打点の活躍。やはり主軸が当たっているとチームも活気づきます。今村君とファーストを争う、村上君も虎視眈々と守備位置を狙っており、お互いいい刺激になっていると思います。どちらも打線では4番ですし。

 投手は、福重君・岩下君(捕手 横山君)のリレーで桜丘の打線を抑えました。後半、エースが出てくると試合にリズムが出てきたようです。そのあたりのチームの勢いなんかは先発の2年生、福重君は勉強になったんではないかと思います。相手打線を5安打で抑えていましたので、まずまずのピッチングでしょう。

   試合へ向かう前の打撃練習

        

 

 ~ 3回戦 ~  4月29日(月祝 昭和の日)  金沢市民野球場  

  星 稜  大聖寺実業

   大 実  0 0 0 0 0 0 0  0 

   星 稜  0 2 0 0 2 3 X  7  (7回コールドゲーム)

 先発、谷川君(捕手 佐竹君)。後半打線が繋がりコールドゲームでした。10安打。この日は私は金沢グリーンウオークの鍼灸マッサージのケア活動があり観戦に行けませんでしたが2年生捕手 佐竹君が3打数3安打の活躍だったとか。結果を観ながら仕事をしてましたとさ。

 

 ~ 2回戦 ~ 4月27日(日)  石川県立野球場  

  星 稜  金沢商業

   星 稜  0 2 0 1 0 0 0 2 1  6

   金 商  0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

 星稜はシードのため2回戦より登場。午前中の試合だったので金沢市鍼灸マッサージ師会の総会があったため試合観戦はできませんでした。ゲーム終了後、練習があったのでそこでトレーナー活動。そして練習を見ていました。

 試合は12安打6得点、スタートとしてはまずまずというところでしょう。エースの岩下君が投打ともに調子がよく大活躍でした。相手打線も3安打に抑える好投に3打数3安打でした。エースが乗ってるとチームも波に乗りますね。その逆の場合もこれからはあると思いますが、チーム力で乗り切ってほしいと思いました。エース岩下君完投(捕手 横山君-佐竹君)。

     

試合後に軽く 練習

2014年 春の北信越地区高校野球石川県大会の星稜野球部の歩みと、少し私の歩みも書かせていただきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございま~す

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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第95回全国高等学校野球選手権記念大会(夏の甲子園大会) 回想 トレーナー帯同記 3

2014年02月01日 | 高校野球

さて、2014年も2月に入ってしまいましたが、第95回全国高等学校野球選手権記念大会へ出場した星稜高校野球部の試合を振り返って、このテーマのブログを締めくくりたいと思います。

今大会は、初出場で初優勝した群馬の前橋育英高校はじめ、スター選手は少なかったもののレベルの高い大会であったと感じました。特に準々決勝(ベスト8)の戦いであった、鳴門花巻東  明徳義塾日大山形  前橋育英常総学園  富山第一延岡学園 の試合は、全て1点差のゲームで、うち2試合が延長戦にもつれ込むという混戦でした。

見ごたえのある好ゲームが続き、今大会の野球レベルの高さを物語っていたと感じました。そして、ベスト4には東北から2校が残りました。この時、星稜高校が決勝戦に進んだ夏のことを思い出しました。智辯学園、帝京、そして北陸から敦賀気比と星稜が残っとったな~と回想しました

 

試合に向かう阪神交通のバスの中をそっと見てごらん&到着、そして球場へ&試合前

 

 

林監督&鹿屋捕手

 

さて、星稜高校の試合です

 

 

 大会第3日目 第一試合  2013年8月10日(土)  試合開始8時  阪神甲子園球場  快晴 

        一 ニ 三   四 五 六  七 八 九  計 
  星 稜  0 0 0  0 0 1  0 0 4  5

  鳴 門  0 0 0  0 1 0  8 3 X  12

今大会は、星稜にとって6年ぶり16回目の夏の甲子園進出でした。星稜と球史に残る名勝負を演じた和歌山県代表の箕島高校、久しぶりの甲子園の開会式に顔を出した松井秀喜君が最後の夏で対戦した明徳義塾高校と、対戦して欲しいな~と思う高校が多く出場していました。

しかし、しかし、まずは1回戦です。それも徳島県代表の鳴門高校は8回目の出場といえども、2012年春、夏、2013年春、そして今年の夏と4季連続で甲子園へ出場している強豪です。星稜は2007年以来、久しぶりの甲子園出場でしたので、侮れない相手であることは確かでした。

星稜は1回にチャンスでしたが、先取点をものにできませんでした。その後は、相手投手の板東君の上手いピッチングにタイミングを狂わされ、なかなか塁に出ることができませんでした。

星稜エース岩下君は、立ち上がりから「少しかたいな~」と思っていましたが、こちらはコンパクトに鋭くスイングしてくる相手打線に対して、ランナーを塁に出しながら、我慢のピッチングが続きました。

5回に鳴門打線につかまり1点を先制。しかし、6回表にランナーを2塁において丸山君が三塁キャンパスを破る同点タイムリーを放ちました。その後が続きませんでした。相手投手は最少失点で、落ち着いて点を取られた後を対応していました。

7回には、相手打線のツボにはまり、連打で8点を献上してしまいゲームの流れはほぼ鳴門のほうへ行ってしまいました。この時点で9対1。 たいへんな試合になってしまいました。ここでピッチャーは岩下君(2年)から室木君(3年)に交代しましたが、流れを止めることができずに8回に3点をさらに献上。12対1となりました。ここで、ピッチャーが室木君から畑中君(3年)へ交代しました。1安打は打たれましたがキッチリと最後を締めくくってくれました。岩下君12安打9失点、室木君1安打3失点、畑中君1安打0失点という内容でした。
岩下君はきっと、この辛い経験を糧に、これからの厳しいトレーニングを乗り越えて、体力的にも精神的にも大きくなって、2014年、再びこの舞台に帰ってきてくれるでしょう。私もしっかりサポートするべく自己研鑽しなくてはと誓うのであります

9回表、最終回となりました。私は3塁側ベンチのすぐ上の席で観戦していたのですが、「ここでもう一ドラマ演じてくれ」「次に繋がる回にして欲しい」と思っていました。その思い、それは応援する補欠の選手たち、保護者の皆様、星稜高校の野球を観に来ていただいている皆様、また、テレビやラジオで応援して頂いている皆様、そんな全ての方々の思いが最後の回の攻撃に繋がったことと思います。
途中、投手から野手にまわった岩下君がレフト前ヒット、代打の1年生梁瀬君がライト前ヒット、1・2塁から大野君が左中間へタイムリーヒットで1点返し、打席は1番キャプテンの北村君にまわってきました。彼は本当に1年間キャプテンとしてチームを苦労してまとめあげてきました。そして、3年生の部員には強い団結力が生まれ、今回の甲子園出場の原動力となりました。そのトップが最後に魅せてくれました。

打った瞬間ホームランとわかる左中間スタンドへの3ランホームランでした。(大会第14号)
感動しました 鳥肌が立ちました 時すでに遅かったですがスタンドは感動の渦でした
彼が、そしてチームの意地が最後に一矢、そして後輩達に繋げる最後の攻撃だったと私は感じます

その後は、得点差もあり、相手投手の板東君も落ち着いたピッチングをしていたこともあり、後続を断たれて、2013年 石川県代表 星稜高校の夏は終わりました。

宿舎のホテルAPに帰り、最後のミーティング。私もトレーナーとして一言、お話をさせていただきましたが、言葉がつまり何も出てきませんでした。年齢を重ねると涙線どんどん緩んできます

「おまえら最高や

それしか言えませんでした。

ミーティング後は何か脱力感満載でしたので、もう一泊させていただき、翌日、甲子園球場でお土産を買って帰ることにしました。

最後はみんなで、オシオキだべ~

       

来年もまた、この高校野球の聖地へお邪魔することを心に誓いました。

お世話になったホテルの皆様へ感謝の言葉~

    甲子園バックスクリーン後方にあるスサノオウ神社へご参拝

今回の反省点や改善点、気づきなどをさらに発展させ、私もトレーナーとしてさらに高みを目指します。選手のためにさらに精進していきます。それが私の、選手たちや患者さまに対する責任であり、使命であり、自分自身の成長に繋がるんだ と、心新たに前進していきます よろしくお願いしま~す

 
大会期間中、選手たちを金沢から甲子園まで、練習へと運転していただいた北陸交通のバス運転士、川渕さん ありがとうございました~

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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第95回全国高等学校野球選手権記念大会(夏の甲子園大会) 回想 トレーナー帯同記 2

2014年01月22日 | 高校野球

引き続き昨年の夏の甲子園へ星稜高校野球部のトレーナーとして帯同した回想録です

2013年8月7日は甲子園の開会式の予行練習、そして、8日が開会式でした。

試合もさることながら、阪神甲子園球場に入り開会式を迎えると「始まったな」と実感するわけです。私も予行練習、開会式ともに球場まで選手と一緒に行きました。2007年夏の甲子園出場の時にも同じような感じでついていったのですが、この雰囲気は何度味わっても心地よいものです

        予行練習~

私が星稜高校野球部に在籍した3年間はこの雰囲気を味わうことができませんでした。1年生の夏、1年生の春、3年生の夏と、あと一歩のところで甲子園出場を逃し悔しい思いをしました。

しかし、鍼灸治療という仕事に就き、野球部のトレーナーという自分の天職、自分の好きな仕事をできるということは、すごく幸せなことであり、これも星稜高校野球部で3年間、補欠ではあったけれども続けてきたことが基本にあると思います。継続は力なりまさに継続できたことに感謝です。

私的には、「今」現在は、高校生当時の、試合の勝ち負け、レギュラーか補欠かなんていうのは関係ないんだなと思いますね。勝負は勝ち負けを競うゲームですが、人生は、今まで自分の歩んできた経験という肥しを活かして、最後に大きな目標を達することができれば、それが人生の勝者なのではないかなと最近思うのです 話は逸れましたが…

やはり開会式の日は、甲子園球場周辺には独特の雰囲気が漂います。表現しずらいのですが、野球に携わったものとしては身体の中からゾクゾクするような、何かが湧いて出てくるような感覚とでもいいましょうか。いわんや現役選手たちはもっと違った感覚でいるんでしょうね。

今年は記念大会ということもあり、多くの観客の皆様が開会式&大会第1日目の甲子園球場を埋め尽くしていただきました。本当に大観衆の中、素晴らしい球場でプレーできる選手たちは幸せ者だと思います。努力もしているわけですけどね

私もコーチやチームスタッフの皆さんと、控えの選手たちが陣取る3塁側のスタンドへ行きました。そう、私は内野スタンドの屋根が拡張工事がされてから初めての甲子園球場入りでした。形が少しずつ変わっても、甲子園球場のこの雰囲気にはいつも感動してしまいます

   
 開会式・甲子園到着

さて、いよいよ開会式(入場行進)が、兵庫県 小野高校の松井 愛さん、甲南女子高校の豊田雛子さんが司会進行をつとめていただき、爽やかな声とともに始まりました。ライトスタンドと1塁側内野席の間から関西吹奏楽連盟と関西合唱連盟の皆さまが入場されました。少しゾクッときました
次に、御馴染の行進曲の演奏が始まり、国旗、大会旗、49県代表校の校旗を持った西宮市立西宮高校の皆さんが入場、この演奏の始まりのところででもゾクッときました
続いて前年度優勝校である大阪桐蔭高校が優勝旗を持ち、先頭で入場行進が始まりました。今年の開会式は、我が母校OBの松井秀喜 元選手も来場していました。そのせいなのか、6年ぶりという久しぶりのせいなのか、選手たちが入場行進前に準備している時、「頑張れよ」と温かい声援をたくさんいただいたそうです。

 星稜高校が甲子園球場に姿を現し「石川県代表 星稜高等学校」とアナウンスされた時には、さらに背筋がゾクゾクッときました 拍手もたくさんいただきました ほんとうにトレーナーをやっていて良かったなと思う瞬間でした。

 



 ちょっと写真が上手く撮れていませんが、星稜高校入場行進

沖縄尚学高校まで49代表校の行進が終了し、バックスクリーンで49代表校が整列し、ホームベース方向へ向かって皆で歩いてくる時には、さらにザワザワとした感覚が背筋といわず身体全体に感じました。やっぱり甲子園に出場できてよかったなという思いと、県代表としてここで戦えることへの感謝の気持ちでいっぱいになります。やはりここが高校野球にとって特別な場所だから、皆、苦しい練習に耐え抜き、様々なトレーニングで心技体を鍛えながら、ここを目指すのだろうと思います。

さて、ここからが全国3957校の頂点へ向けての、第2章の始まりです(第1章は地方大会として 

私も星稜高校野球部トレーナーとして、選手が試合に100%、120%の力が出せるように、悔いのないパフォーマンスを発揮できるように、自分の仕事をきっちりやっていくぞという思いを新たにしてくれる、そんな素晴らしい開会式であったと思います。

次回は、この記念大会の私なりの総括と、星稜高校の戦いを振り返りたいとお芋います

 
開会式を終えて球場の外で終えてレギュラー選手を待っているYO~SU

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

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第95回全国高等学校野球選手権記念大会(夏の甲子園大会) 回想 トレーナー帯同記

2014年01月15日 | 高校野球

たいへんお久しぶりのブログ更新です

2014年1月13日は、我が母校、星稜高校サッカー部が、第92回全国高校サッカー選手権において、2年連続の国立競技場のピッチに立ち、今年は決勝戦に進みました 残念ながら決勝戦はお隣の富山県代表、富山第一高校に接戦の末、負けてしまいましたが、全力をぶつけあった素晴らしい試合だったと思います。

また、今年は国立競技場が改装前の最後の年ということと、北陸同士の初めの決勝戦ということで、4万8千人を超える大観衆、大声援の中、高校スポーツの頂点を競い合えることができたことは、選手たちにとってはかけがえのない経験になることだろうと思います。

星稜サッカー部は2年連続で国立のピッチにたったわけですから自信をもって、来年、さらに頂点を目指して頑張ってほしいと思います。そして、野球部はサッカー部から伝染したこの素晴らしい空気を自分たちのモチベーションに活かしてほしいと感じます

さて、そんなことを考えながら、少し時間を巻き戻して、第95回全国高等学校野球選手権大会(2013 夏の甲子園大会)について回想していきたいと思います。

星稜高校野球部は、楽天ゴールデンイーグルスで活躍中の島内君や巨人で活躍の高木君たちが夏の甲子園出場を果たして以来、6年ぶりの甲子園出場を果たしました。ということで、私は、2013年8月6日~11日までトレーナーとして帯同させていただきました。その時の私の活動や星稜野球部の甲子園でのゲームまでについて、年を越してしまいましたが書いておきたいな~と思いブログに書かせていただきます 

星稜高校は、抽選により大会第3日目の第1試合に登場でした。相手は徳島県代表の鳴門高校です。

第1試合ということは午前8時試合開始 結果、選手の起床も早くなります。

私も選手とともに行動しますから、起床は早く、その後、朝食、練習、昼食、休憩、夕食、ミーティング、就寝というのが大まかな生活の流れです。この間、もちろん私は練習にも帯同し、選手の身体の動きをみます。そして、選手が身体を休めている時間が私の仕事の時間です

ということは、朝起きてから、夜寝るまで、ほぼトレーナー活動ということになります。身体の疲労感はあるけれど、心はすごく気持ちいいんですね。治療院では患者様にお休みをいただきトレーナー活動をさせていただいているので、幸せと感謝を感じながら、さらに他の患者様にも還元できる何かを掴んでいくんだという思いも持って選手と向き合っているわけです。

練習は各学校2時間が割り当てられています。星稜が使用させていただいたグランドは、豊中ローズ球場と伊丹スポーツセンター野球場でした。2007年に出場した時もこの2つの球場だったな~と懐かしく思いましたね。

                     練習の様子です

練習の準備や撤収を手伝いながら、かつ、練習を観ていると、甲子園出場はできませんでしたが、現役時代の記憶がよみがえり 何か心躍るものがあるのです。私はスポーツトレーナーでありますが、鍼灸師です。万が一でも指に怪我などすれば鍼治療に大きく影響するわけです。ですからこの道に入ってからは野球チームの誘いがあっても野球をしていません。ですから余計に野球をしたい衝動にかられるのでしょう・・・か

練習や慣れないホテル生活での疲れを銭湯  でとりますわよ~

練習と食事の間は、基本的に選手はそれぞれの時間を過ごします。ここからがトレーナーのお仕事です。ホテルの一室をトレーナールームということで拝借していただき施術を行います。

  ベッド2台を駆使して、就寝まで必要なケアを行います

1998年夏、2005年春、2007年夏 ・・・ そして今回、2013年夏と甲子園へ帯同させていただきました。今回の活動が最も充実していたと思いますが、トレーナーとしてはまだまだまだです。今回も彼等または監督やコーチなどスタッフの皆様から学ぶ点が多くありました。
次回のトレーナー活動への改善点、あるいは結果を出すための出発点として、認められるトレーナーになるべ精進させていただきます。

 

久しぶりに甲子園大会の開会式に来場した、星稜高校野球部OBで、長嶋茂雄 読売巨人軍終身名誉監督とともに国民栄誉賞を受賞した、松井秀喜君(Hideki  Matsui)の、後輩の選手たちへ向けての激励文です。食堂&ミーティングルームに飾られてあり、選手たちの心を鼓舞したことと思います

次回は、開会式そして試合、それから・・・を書いていきたいと思います。できるだけ早期にブログアップしますので、しばらくお待ちくださいませ~

 

   二葉鍼灸療院 田中良和 

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第95回 全国高等学校野球選手権石川大会  決 勝  対 遊学館  2

2013年08月02日 | 高校野球

第95回全国高等学校野球選手権 記念大会 石川大会の決勝、星稜遊学館のブログの続きです

 

 

  

先発は、星稜エース岩下君 ☞ 室木君 ☞ 畑中君 ☞最後はエース岩下君という継投でした。6回までは岩下君が9安打を打たれながら遊学館打線を失点1で抑えました。7回からは室木君が投げ、球自体は悪くなかったのですが、あっさりと1点を取られました。この辺りは甲子園に向けて改善していかないといけません。8回途中からは畑中君が投げましたが、1安打1三振をとったところで、再びライトの守備についていた岩下君にスイッチしました。畑中君は少し緊張感が伝わってきて、自分の力が出せなかったように感じます。甲子園ではぜひいいピッチングをしてもらいたいですね。
また、岩下君は140球以上を投げました。ちょっと多い このあたり甲子園では調整していかなければ・・・

 守備ではエラーなし。1個だけ、室木君が投げている時、3塁にランナーをおいてワイルドピッチで1点を与えたのみでした。捕手の鹿屋君はセカンドへの送球、ワンバウンドの捕球ともに、本当のよく練習したと思います。ワンバウンドの難しいボールがいくつもありましたが、ワイルドピッチ(ワンバウンド)以外は全てとめていました。彼はこの一球を反省していましたけど・・・

 守備でシビレた場面

 1.ファースト佐藤君のイレギュラーバウンドキャッチ ; ゲームは序盤で流れがどちらに傾いてもおかしくない場面で、何回か忘れましたが、左打者の強い、そして少しイレギュラーしたバウンドを瞬時にミットを動かしキャッチ抜けていれば二塁打だったでしょう。観客からは「ミットに入った」というけれど、これも練習の賜物。キャッチした瞬間にシビレました。

 2.八回裏、投手に交代劇があり、ツーアウト満塁。これをショートゴロ、セカンドホースアウトの打ち取る。ショート北村君は打撃では調子がイマイチでしたが、守備では魅せてくれました。難しい打球も難しくなようにさばくところが彼の非凡なところです。この回を抑えたところでシビレました。

 3.九回裏、ここもヒットや四球でツーアウト満塁。一打同点、そして逆転のピンチ。カウントも3ボール2ストライクのフルカウント。岩下君が最後に投じたのは、インコースのストレート・・・が、試合後、話を聞くと逆球だったらしい。アウトコースをつこうとしたが・・・ということ。しか~し、この球は、身体には力が入らず、気持ちと魂がこもっていた最高に勢いのあるボールでした。この球が投じられた時シビレました。そして、優勝が決まりさらにシビレました
今まで監督はじめスタッフがやってきたことが間違ってなかったことを「この1球」は証明してくれた、そんな素晴らしいウイニングショットでした イメージトレーニングとおりの結末でした

この試合、決勝戦にふさわしい競り合いの中、幕が閉じました。こちらとしては終盤は、ハラハラドキドキの試合展開でしたが、この素晴らしい試合を演出したのは相手の遊学館でもあります。今年のチームは、これまでのような迫力こそありませんでしたが、投手は自分の仕事を理解し、自分の役割を理解し投げていました。打撃も大振りすることなく、鋭くボールにミートしていました。ジワジワと圧迫されるあの感じは、彼らもまた厳しい練習を重ねてきている証拠だと思いました。
ほんの少しの差が勝敗を分け、勝利の女神を呼び込むのだと感じました。そのギリギリのせめぎ合いの中、ゲームができたのは遊学館というチームがあったからでしょう。彼らの健闘に拍手を贈りたいと思います


6年ぶり16回目の夏の大会の優勝です。感激し、熱いものが込み上げてきました 厳しいトレーニングに耐えた結果、選手たちは成長しました。このチームは昨秋の北信越大会石川県大会、春の北信越大会石川県大会と今回の3つの大会で全て優勝しました。石川県では完勝と言ってもいいでしょう

林監督、コーチがすすめてきたプロセスがいい結果として、今年しっかりと結果が出ました。新生、星稜はこれから始まるのかもしれません。監督が就任してからの夏は、一昨年がベスト4、昨年が準優勝、そして今年が優勝です。

 試合後は球場付きの理学療法士さんがアイシング。この先生は、石川県スポーツトレーナー連絡協議会(IST)の会員でもある狩山先生。私もここの会員なのです(総務部長もやってます)。

試合後、ベンチを訪れると感動はしているのですが泣いている選手はいません。私も泣きそうなのを我慢しました。選手たちには石川県の優勝は通過点であり甲子園で勝つことこそ目的という意識が心の中にある証拠かなと思いました。試合後、何人かの選手に「田中さんの鍼治療のおかげです」ということを言われ、また泣きそうになりました。我慢我慢が、そんな言葉に感動すると同時に、甲子園ではさらに活躍できるようにケアしなければと、いい緊張感をもらいました。

甲子園へはトレーナーとして帯同するつもりですので、全力でサポートしてきたいと思います

今年は、星稜野球部の星である松井秀喜選手が現役を引退し、長嶋茂雄さんとともに国民栄誉賞を受賞しました。彼もまた原点の一つである高校野球の聖地に8月8日戻ってきます。そして、星稜高校と死闘を繰り広げた箕島高校が和歌山県代表として29年ぶりに出場します。
また、昨日(8月1日)は2年前、星稜野球部から中日ドラゴンズに入団した西川健太郎投手が、甲子園の地でプロ初勝利をもぎ取りました。7回までノーヒットノーランという素晴らしいピッチングで、後輩たちに道筋をつけてくれました

星稜野球部としては、機を得た出場と言っても過言ではないのではと感じます。そして、この機に出場できることに感謝したいですね。選手たちには、全国の人の記憶に残る星稜野球、星稜旋風を、あの素晴らしい球場で展開していってほしいと感じます。

私もこの仕事につけて感謝です 彼らが全力でプレーできるように縁の下から支えてきたいと思います

皆様、長々とお読みいただきありがとうございます。応援のほうもうよろしくお願いします

 試合後、星稜高校野球部グランドへ帰還。おつかれちゃ~ん

選手諸君 石川県50校の代表として、甲子園では堂々とプレーしよう

  二葉鍼灸療院 田中良和 

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第95回 全国高等学校野球選手権石川大会  決 勝  対 遊学館  1

2013年08月01日 | 高校野球

7月28日(日)、早朝から星稜高校野球部グランドへ足を運び、軽い練習を行った後、県立野球場へ向かいました。本日は一日、帯同させていただきました

 

 第95回全国高等学校野球選手権 記念大会 石川大会  ~決 勝~ 

  平成25年7月28日(日)  石川県立野球場  天 気 ; 

   星 稜  遊学館

    星 稜  0 1 0 1 0 1 2 0 0  5
   遊 学  0 0 0 0 0 0 1 0 0  2


               優 勝 : 星稜高校  6年ぶり16回目


朝の軽い練習、アップでも「いいな!」と感じたのは、動きも気持ちも普段と変わらなかったことです。このあたりはメンタル面を鍛えてきた成果が出ているなと思いました。程よい緊張とリラックスした身体の動き・・・いい感じじゃないの~と頼もしく思いました。この辺りは、私は少ししか接していませんでしたが、山本省吾(現 ソフトバンクホークス)を擁して、夏の甲子園準優勝を果たした時のチームの雰囲気に似てるなと思いましたね。

 
                           県立野球場出発前・・・林監督、山下部長、荒山コーチの後姿

 球場へ入ってからの練習の様子

 今年は記念大会ということで、朝日新聞社からの記念ボールがヘリから投下されました。
            このボールを拾っているのは・・・今年から星稜高校野球部副部長に就任した南先生
  「記念ボールも星稜ベンチ側に落ちた~」と、試合前に、何でも前向きに考える私&コーチ


試合は超満員。外野席も開放され、おそらく去年の決勝戦より観客の皆様は多かったと思います

 試合前、皆で一つになり掛け声 いい結果を信じてみんなを信じて

星稜先攻、遊学館後攻で試合開始 

 選手たちは本当に成長しました。確かに身体もトレーニングにより大きくなったのですが、今年のチームはメンタル面も強く、ユニホーム姿が大きくなった感じます。おそらく私の贔屓目だけではないと思いますね

 

星稜は11安打5得点。相手の遊学館は12安打2得点。星稜が効率よく・・・いやいや、両チーム残塁の多いゲームでした。ピンチに守りきった星稜の勝利ということでしょう。星稜の中でも二番の相原君がこのゲームも5打数3安打と大当たり。今大会21打数11安打を放つ活躍でした そして九番の大野君。このゲームも4打数2安打1打点と活躍。九番にして今大会の打点王です そして今大会なんといっても盗塁やバントなど細かい攻撃が昨年より徹底されていたこと、ここが大きなポイントだったかもしれないと、私は思ってます。

攻撃の時、観戦していてシビれたところ

 1.先制点の場面 : 2回、待場君を2塁において、バッターは八番のライト深美君。直球をたたきライトへライナーのヒット。ここで素晴らしいスタートを切っていた待場君がホームへクロスプレー。この深美君のヒットにも、待場君の気迫あふれるスライディングにもシビレました。

 2.試合を決めるツーランホームラン : 7回、佐藤君の代打、高本君。彼は夏の大会前、思いがけない怪我のため1カ月ほど戦列を離れていました。左投手であったら代打があると監督から言われていたようで、試合前に、「代打に出たら頑張れと私が言うと、「やりますよ」と笑顔で応えてくれました。有言実行です。トレーナーとしても、この場外ツーランホームランにジーンとシビレました。 

ちょっとぼやけてますが、高本君がホームインして、丸山君とハイタッチするところ

文字数の関係上、続きはパート2で

   二葉鍼灸療院 田中良和          

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第95回 全国高等学校野球選手権石川大会  準決勝  対 寺井

2013年07月27日 | 高校野球

7月27日、順調にいけば本日が石川大会の決勝でしたが、準々決勝2日目が雨のため順延。ということで当院も通常診療を行いました。今日勝てば、明日は朝から選手に帯同して球場へ行けるうまいこと雨が降ってくれたな~と自分本位で物事を考える、わたくしでした~

 第95回全国高等学校野球選手権 記念大会 石川大会  ~準決勝~ 

    7月27日(土)  第1試合  石川県立野球場  天気 ; 

   星 稜  寺 井

    星 稜  0 1 0 0 0 1 0 0 1  3
    寺 井  0 0 0 0 0 0 0 0 0  0


この日も観戦にいけず ラジオで聴戦
また、すご~く忙しい一日だったので ラジオで聴いてはいるが所々聴けない部分があり、残念 その分、明日はしっかり観戦してきたいと思います

投手陣は、岩下君が先発。変化球がまだしっくり来ていないよう。(ラジオを聴く限り)球威のことはあまり言っていなかったから分からないが、8回を投げ、投球数81球、4安打 4三振 2四死球 ということは丁寧なピッチングを心がけていたのでしょう。四死球が少ないことは次へ繋がる好材料だと思いますね 最後の1回は室木君。この時、ラジオはニュース&天気予報で聴くことができませんでした

打線は8安打。寺井の好投手 宮本君を打ちあぐねているようでした。しかし、ここまで当たりのなかった三番 キャプテンの北村君に三塁打が出て、これはいい兆しだと感じますね。攻撃面では、5犠打ときっちりバントを決めているところは、いい感じだと思いましたね。ガンガン打って得点できない時には、このような部分が得点へ繋がる重要な要素となります。どんな試合でも、自分の仕事をキッチリ行う。今年の星稜の強さはこんな所にあるのかな~なんてことも思いました


さて、いよいよ明日は決勝戦です。

相手は、遊学館。本日の準決勝 第2試合で金沢高校を延長13回、3-4のサヨナラゲーム(ホームラン)で決めました。明日はいい試合になるだろうと思います。

今までやってきたことの集大成をこの試合に出しつくし、そこで新たな発見をし、次なるステージである甲子園でさらに大きく花咲かせて ほしいと思います。

私も全力でサポートしていきたいと思います

6月16日(日)、午前中、星稜高校野球部グランドで行われた1・2年生チームの練習試合を観戦&トレーナー活動。相手は、小松高校。レギュラーチームは群馬県へ遠征。花咲徳栄、高崎商業、健大高崎高校などと練習試合 

ちなみに、私のこの日の午後の予定は、北陸生殖医学会学術総会に出席してました

さあ、甲子園いきまっせ~

  二葉鍼灸療院 田中良和

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第95回 全国高等学校野球選手権石川大会  準々決勝  対 金沢桜丘

2013年07月27日 | 高校野球

いよいよ準々決勝です。しかし、本日も診療のため帯同&観戦がでけません。患者さまは、高校野球を聴きにきているわけでもなく、野球がそんなに興味がない方もおられるかもしれませんので、小さい音でイヤホンをつけて観戦ならぬ聴戦です

 第95回全国高等学校野球選手権 記念大会 石川大会 ~準々決勝~ 

    平成25年7月23日  第1試合  石川県立野球場  天気 ; 

     星 稜  金沢桜丘

    桜 丘  0 1 0 0 0 1 0 0 0  2
    星 稜  0 0 1 1 0 4 0 0 X  6

 

んん~やはり実際に観に行きたいな~ と思いつつ、初回の守備ではセカンド丸山君のエラーからピンチが広がり、得点こそされませんでしたが、あまりいい空気のスタートとはいえなかったです。その後、2回には、岩下君の投げた高めの(選手に言わせると、普通打たないだろうという高いボール)ボールを左中間スタンドに運ばれ先制を許しました。

が、ラジオを聴いていてもそんなに焦りませんでした。岩下君は変化球が思うようにストライクが入らず、ストレートを狙い撃ちされていました。被安打は10でした。ここで彼が成長したなと思って聴いていたのは、大事なところで三振がとれたということでした。奪三振は12。ストレートは伸びているし、マウンドでは落ち着いている、そして、後ろに控える投手も調子がいいので、今後も楽しみです。

 しかし、ちーと球数が多すぎるかな ストライクがなかなか入らなかったので仕方ないかもしれないけれど156球はちょいといただけない。いい見方をすれば、それだけ粘り強い投球ができるようになったし、身体の力もついているということだと思いますね

 

打撃では、四番の鹿屋君がやっと何かを掴んできた感じです 4打数3安打2打点。それも流れを引き寄せる”ええ場面”で一本が出て、四番の仕事をきっちりこなしていました。三塁側のファールが多かったので「今日はいい意識だな~」と思っていました。眠れる獅子がやっとお目覚めですかね
そして、今大会、当りに当たっているのがニ番の相原君。この試合も5打数4安打と大当たり。1年生ではありますが、バッテイングの上手さはチームの中でも上のほうではないかと思います。今後は、マークが厳しくなってくると思いますが、自分の仕事をきっちりやってほしいですね。星稜打線は10安打放つものの、長打は鹿屋君の三塁打1本だけ。春の北信越石川県大会の調子にはまだまだですが、バットは振れています。後はちょっとのカンの微調整かなと思いますね。

その他、攻撃面では大事な場面でのスクイズをイッパツで決め、一番の丸山君の当たりが戻ってきたのは好材料です

さて、これで準決勝進出が決まりました

次の対戦相手は、寺井高校。エースの宮本君が投打の中心となり快進撃をしてきました。勢いに乗っているチームですので油断せずに、自分たちの日頃の力を出してほしいと思います。それぞれのいつものパフォーマンスを出せば結果は自ずとついてくる ・・・ と私は信じています

北信越大会後、なかなか練習や練習試合を観にいけませんでしたが、選手に会うたびに彼らの成長を感じることができました。

27日は、もう一段、甲子園への階段を登ってほしいと思います

6月30日、練習試合&トレーナー活動。対 高岡商業(富山)との練習試合 

 

7月4日(木)、金沢市民野球場において、今年は、本日対戦した金沢桜丘高校の補欠チーム(Bチーム)と星稜のBチームが対戦。ゲームの終盤少しだけ観戦。自分たちの時もこんな試合あったらよかったな~といつも思います

 二葉鍼灸療院 田中良和 

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第95回 全国高等学校野球選手権石川大会 3回戦 対 野々市明倫(ののいちめいりん)

2013年07月22日 | 高校野球

7月20日、星稜高校野球部の3回戦が行われました。第1シードなので9時試合開始。やっぱり帯同でけませ~ん

  第95回全国高等学校野球選手権大会  ~3回戦~ 

  平成25年7月20日(土)  第1試合  石川県立野球場  天気 ; 

   
   星 稜   野々市明倫

    明 倫  0 0 0 0 0 0 0 0 1  1
    星 稜  0 0 3 0 0 0 1 0 X  4

星稜エース岩下君は、球威はそこそこあり三振が11個。しかし、若干ボールが高く浮き甘く入ったところがあったようで、最終回は、ちょっとした失投で1点を献上したようです。しかし、自分の感覚や、その感覚と外から見る球威がそこそこ合致しているということで、立ちあがりの投球としてはまずまずでしょう。そして9回を投げることができたのは、上にいくことを考えるといい経験だったと思います。

打線は、相手の近藤投手をなかなか捉えきれなかったということで6安打。長打は2本。でも、皆に聞くとバットスイング自体はしっくりしていて、スイングスピードやヘッドスピードも練習をみる限り問題ない模様です。投手が安定してきている分、打線は5点以上は欲しいですね。次の試合に期待です
今はまだ打線ではありませんが、チームの中心キャプテンの北村君が調子よく、おそらく彼に引っ張られて、上にいくにしたがって打線となっていくと思います。練習は嘘をつきませんしね。

いい練習してます

次の対戦相手は、すぐお隣の桜丘高校です。いいバッテリーがおり、打線も好調の様子です。一試合一試合大事に戦っていってほしいと思います

  14日・15日の練習風景

   20日の練習風景

14日(日)・15日(月祝 海の日)・21日(日)と、今まで練習や練習試合をあまり観れなかった分、しっかり選手の状態を見させて、そして診させていただきました。 いい雰囲気で練習してまっす

部員全員でチーム、星稜高校野球部は皆の力が終結して、皆の仕事が終結して出来あがっています

私も全力でサポートいたす所存でごさりまする~


  二葉鍼灸療院 田中良和

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2013 春 北信越地区高校野球大会 結果

2013年07月21日 | 高校野球

第128回北信越地区高校野球大会

☆6月2日(日)  準々決勝  対 新発田中央(新潟)

 星 稜  0 1 5 0 2 0 0  8
 中 央  0 0 0 0 0 0 0  0  (7回コールドゲーム)

出場校:富山第一(富山1)・富山商業(富山2)・敦賀気比(福井1)・春江工業(福井2)
     村上桜ケ丘(新潟1)・新発田中央(新潟2)・上田西(長野1)・東京都市大塩尻(長野2)
     星稜(石川1)・遊学館(石川2)・金沢(石川3)・金沢学院東(石川3)

開催地:石川県(石川県立野球場・金沢市民野球場)


☆6月3日(月)  準決勝  対 富山第一

 富 一  0 0 0 2 1 0 0 0 5  8
 星 稜  1 1 0 0 0 0 0 1 0  3

パート3では、その後の私の活動について書いていきます 

  二葉鍼灸療院 田中良和

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2013 春 北信越地区高校野球石川県大会 結果

2013年07月20日 | 高校野球

第128回北信越地区高校野球石川県大会の星稜高校野球部の結果を書いておきます

第128回北信越地区高校野球石川県大会

☆5月3日(金祝 憲法記念日) 
 3回戦  対 日本航空石川

 航 空  1 0 1 0 0 0 0 0 0  2
 星 稜  0 2 0 2 0 0 0 0 X  4

☆5月6日(月祝 振替)   準々決勝  対 七尾

 星 稜  0 0 0 1 5 0 0 0 2  8   
 七 尾  0 0 0 0 0 1 0 0 0  1

(星稜は、3季連続51回目の北信越大会出場 春の大会は24回目)

☆5月12日(日)  準決勝  対 金沢

 星 稜  2 0 0 1 5 0 0 0 0  8
 金 沢  2 4 0 0 0 0 1 0 0  7

☆5月13日(月)  決 勝  対 遊学館

 遊 学  0 0 0 1 0 2 0 0 4  7
 星 稜  0 5 0 0 0 3 0 0 X  8

星稜は、3季連続33回目の  優 勝  春の大会は17回目

パート3では、その後の私の活動について書いていきます 

  二葉鍼灸療院 田中良和

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