二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

衆議院総選挙を前に

2009年08月12日 | 社会
8月30日には衆議院議員の総選挙が行われます。現在、日本には多くの問題が山積しています。しかし、皆、政治不信に陥って何を信じていいかわからない状態です。

また、それに拍車をかけて報道機関も事実と反したことを伝えたり、また、偏った思想を反映させての報道が国民を混乱させていると言っても過言ではありません。インターネットでの情報では真実を知ることも多いのですが、これも情報が雑多に入り乱れ、一つ間違えると物事の見方が偏ってしまったり、真実とはかけ離れた議論が展開されていたりと、こちらもまた自己責任ではありませんが、世の中で起きた事柄の見方、捉え方、考え方を広い視野から多角的に捉え、しっかり自分のフィルターを通して判断することが必要なのでしょうね。

そこで一つ、衆議院総選挙を前に、私の大好きな人物であり明治維新の立役者であり、明治新時代を切り開く原動力になった西郷隆盛さん『西郷遺訓』という書物から一つ。

≪どれほどの制度方法を論じても、ふさわしい人物を得なければ行われがたい。良き人があってのみ正しく行われるのだから、人こそ第一の宝である≫

『西郷隆盛の思想』 上田 滋 著


各党がマニュフェストを出し、国民に政党の方針を打ち出しています。党利党略、それも大切かもしれません。会社でも組織の経営方針は大切です。しかし、会社を動かすのも、政治を動かすのも人です。与党である自民党、公明党、民主党など野党も派閥があったり、何のかんの複雑に混在しています。

国民のために政策を行うのも、また、国益を考えるのも、そして、世界全体を見据えて百年の計にたって人々の幸福を追求するのも国会議員一人一人の「良き人」としての心なのだと思います。

自分の立場に責任を持ち、利他の心で、その自分の掲げた政策に対し命をかけるくらいの信念をもって臨む人が存在すれば、それが投票の時に名前を書く人になるんだろうと思います。それくらいの覚悟がある人がいるかどうかなんですが…

あくまでもメディアの扇動や真実を隠しての巧みな話術で人心を惑わせるのはもってのほかです。それは先の総選挙の遺産である”かんぽの宿””郵政民営化”の真実が明るみに出てきている現状から私たちは学んだはずですから、今回は、自分の腹にしっかり据えて物事を見つめ判断する必要があるのだと感じますね

難しい話になりましたが、代議士は国民の声を政治に反映するのが仕事だと思います。「良き人」「信頼ある人物」がたくさん選出され日本丸の舵をしっかりとって頂きたいと思うのでした。

私も自分の仕事に情熱を燃やし、そして一人でも多くの人を笑顔にさせるべく強い信念でがんばりますよ 議員さんに要求ばっかりして、自分がおろそかになったらいけませんからね。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (3)
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