二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

愛知県 稲武へ

2011年06月09日 | 
5月22日(日)、東邦高校との練習試合が雨のため早く終了したため、名古屋の師匠のところに顔を出す前に、同じ師匠のもと勉強している鍼灸師の故郷へ少し足を伸ばしてみました。

途中の風景は撮影していませんが、稲武というところは、なかなか自然に囲まれて環境がいい所でした。いい空気を身体に吸いこんで来ました。雪が降るとたいへんだろうな~とは思いましたね。



 福田先生の治療院。
 本人は不在と携帯電話で確認していましたので外観撮影。
 お兄さんが歯医者さんとのことで隣合わせで院を建てています。

福田先生の治療院に来る前に通るのが、現在、東洋医学研究所 主任を務めている山下先生のご実家です。

「やまぶき」というお食事処をやっているとのことでしたが、私が稲武に到着したのが午後2時と、ちょうどお昼休みの時間帯だったので、看板と玄関だけ撮らせて頂きました。





外観もなかなか素敵なお店で、地材料理ということだったので、今度時間がある時に行きたいと思います さて~いく時間はあるのか

稲武の道の駅でお土産を買い、名古屋の師匠のところに寄り、約500kmほど走行して金沢へと帰ってきました。朝5時に出て夜9時に帰るという久しぶりに長い距離を走ったドライブでした。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (4)
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星稜野球部 練習試合 (対 東邦 ~愛知~)

2011年06月09日 | 高校野球
5月22日(日)、星稜野球部の練習試合に愛知県まで行ってきました。

初めて東海北陸自動車道を走って愛知へ向かいました。対向車線が多く走りやすい道路ではないですね。6月12日の愛工大名電との試合では北陸道から愛知へ行くことにしようと思ったのでした。



 練習試合 

 平成23年5月22日(日)  東邦高校野球部東郷グランド

  星稜東邦〈愛知)
  星稜興誠(静岡)※第2試合は雨天中止





 シートノック


 試合開始

以前、愛工大名電高校で選手の治療をさせて頂いている時に、一度来たことのあるグランドでした。懐かしかったですね。

昼からは強い雨になるという予報でした…きっちり天気予報が当たり、9回には激しい雨が降ってきて、その後の試合は中止となりました。残念でしたが、東邦高校と実りある試合ができたということは良かったと思います。


 9回の空模様



 9回終了時は、スコ~~~~~ル

星稜は投手陣が順調に仕上がってきています。本日は観覧席にプロのスカウトがズラリと顔を揃えていました。そんな中、西川君は非常に素晴らしいピッチングを披露してくれました。
西川君が完投したわけですが、本当にボールに勢いがあり、かつ、魂の入った投球でした。見るたびに成長しているようです。投手陣は夏に向けて、これからもまだまだ厳し練習が続きますが問題ないでしょう。


 エース西川君

東邦高校は投手を何人も継投しての試合運びでした。どの投手もスゴイという感じではないのですが、非常に上手いピッチングをしていました。やはり星稜の大きな課題はバッティングです。この試合は打つべき時に、打つべき打者が仕事をしていましたので、いいゲームにはなりましたが、個々をみると、まだまだバッテイングの向上が必須項目でしょうね。
あっ、 春に比べたら問題なく成長していることは確かですから、この厳しい6月の練習を乗り越えると、さらにいいバッティングが期待できるでしょう。




 東邦 左のアンダースロー投手






 応援する保護者会の皆さま

夏の甲子園出場を決める石川大会が7月16日から始まります。もう2ヶ月を切りました。選手がベストでこの大会に臨めるように、しっかりサポートしていきたいと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (9)
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酔耀会(鍼灸手技療法勉強会) 平成23年 5月 

2011年06月09日 | 酔耀会(すいようかい)
た~~~いへん、ブログの更新が遅れています。よし今日は一気に更新し…する予定にしよう

5月18日(水)、酔耀会が開催されましたので、参加しました。
今月もお一人、新たな仲間が増加。それも福井から吉田先生のところで勤務している方が参加されました。診療を早目に切り上げ、福井から1時間かけてお出でになるわけですから、本当に「勉強したい」という情熱はスゴイですよね。

何か毎月一人づつ増加しているような…そんな感じです。人数も18人となり、5人で始めた酔耀会も成長したものです。などと初期メンバーで話しているのでした。まあ、人数が増えてくると、いろいろと問題も出てくると思うのですが、その辺りはその都度クリアーして行けばいいでしょう

☆ 内 容 ☆



・体験報告 「ヒヤリハット&事故症例」

【松田先生】
前月の安井先生に引き続き、鍼灸臨床の場で体験したヒヤリハットや事故とは言えないまでも、それに近似した状況の報告と考察、そして自分としての対策が発表されました。①灸による火傷、②化膿性関節炎だった症例、③施術中のめまい、④帯状疱疹に対する対応、⑤高齢患者での注意点(脳梗塞)、5つのケースに対して、どう治療し、どう考察し、その対処方法はどうだったのか?そのようなことを細かく考察していました。そこまで考えなくてもいいんじゃないの?!というほど、考察してあり、非常に私も勉強になりました。大切なのは、常に情報を仕入れ知識を増やしておくこと、治療しても変化が無い、または、いつもと違う症状や身体変化が現れている場合は注意すること、そのような変化を見逃さないこと、など臨床において患者さまをしっかり診ていけば、事故などは最小限度に抑えることができ、事故が起きた場合でも患者さまを思う態度や対処方法が適切であれば、逆に信頼に繋がっていくのかな、とも思いました。




・セミナー参加報告 「長野式体験記」

【太田(和)先生】
自分では核となる治療方法を持っていない太田先生が、長野式鍼灸治療のセミナーが金沢で開催されるとの情報を聞いて参加した報告をしてもらいました。長野式とは、故長野 潔 先生が東洋医学と西洋医学の考え方を融合させ、独自の治療方法と手技をつくり上げました。「独自の診断方法で、独自の治療を施すことにより、〈治る体〉に導く方法」だということでした。長野式に関しては書籍も多く出ており、この方法で治療されている鍼灸師も多いようです。確かに面白い、臨床に役立つ考え方もあります。それが全て正しいとは言いませんが、学ぶ所はりますね。酔耀会の基本は、各々がやっている治療方法について批判しないことがコンセプトです。セミナーがまだ定期的に開催されるそうなので、太田先生には、その後も報告して頂き、長野式に対する自分なりの考察を聞けたらと思いますね。その辺りで厳しいディスカッションがあったとさ




・臨床発表 「経穴(からだ)の診かた・反応について」

【石田先生】
先日、居酒屋で酔耀会の面々が集まり、和気藹藹と飲んでいたところ、いつの間にか「経穴(ツボ)とは何だ」という、やや激しい議論になり、その場を収めるため「それに関して私が酔耀会でやります!」ということで、今回の発表となりました。石田先生のテーマでもあるわけです。緊張、硬結、腫脹、膨隆、ぶつぶつ、圧痛、むくみ、冷え、熱感、陥凹、萎縮、乾燥、湿り気、などなど、皮膚あるいは筋肉や筋膜など体表をみる場合に様々な表現があります。その多くの表現と経穴はどう関係しているのか、そして、診療の場での「気」の捉え方などを発表してもらいました。いろんな意見が出ましたが、なかなか決着がつかない問題ですね。折しも、6月19日の全日本鍼灸学会では「日本鍼灸」なるものの提言があるようです。これが良い悪いではなく、皆が共有する共通言語と言いますか、基準が必要になります。経穴(ツボ)を考える場合は、まず視覚やデータとして捉えられるものを基準とすることが大切だと私は思いますね。「気」は確かに身体にもあるのですが、それをこの議論の場に出してくるとさらに、話がまとまらなくなるんですよ~。鍼灸の流派が無くなることはないでしょうが、いい所、類似しているところを突き合わせ、何かを創っていくことはできるでしょうね。




・実 技 「筋肉の触診~筋肉を触ろう!」
【粟 先生】本日のメニューは、時間も押し迫っていたので、上後鋸筋の一つだけ。この筋肉は菱形筋の下に位置して、吸息補助筋としても働きます。菱形筋や頭板状筋とともに、頚肩腕部の痛みに一役かっている筋肉でもあるのです。斜角筋とも関係があるんですね。地道に触診をやっていくと、患者さまを触る手や意識の感じも変わってくるんです。





『中庸』に曰く…
≪博く学び、審(ツマビ)らかに問い、慎んで思い、明らかに弁別し、誠実に実行する。人がこれを一回するなら、自分は百回行い、人がこれを十回するなら、自分は千回行う。果たしてこの方法を実行すれば、愚者であっても必ず賢者になり、柔弱であっても必ず強くなる≫
とあるように、こうした方法を励行すれば、少しずつでも非凡の域に近づくことができるのでしょう。道理にかなったことですが、志がないと、なかなか継続できないですね

来月は久しぶりの発表です。やることたくさんだけど頑張ろっと

二葉鍼灸療院 田中良和
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