最近またブログ更新が疎かに…
ここ最近でも、高校野球やスポーツトレーナー活動、研修会、講習会、臨床での出来事、政治や社会、お気に入り~ などなど報告やブログに書きたいことは山ほどありますが、なかなか腰を据えて書くことができませ~ん
機会をみつけて、「今年の汚れは、今年のうちに」ではありませんが一気に、集中して書いていきます。
自分の本分である鍼灸治療以外の仕事がなぜこんなにたくさん押し寄せて来るんだろうな~と、ふと考えてみました。
汗の中から知恵が出る
もう五十年以上も前の思い出をお話しましたが、精魂こめて汗を流す大切さは今も変わらないと思います。
皆さんもきっと、毎日の仕事、あるいは人生の中で、どうしてもっと知恵やアイデアが出てこないのだろうと
自己嫌悪に陥ったり、さまざまな壁にぶつかり、どうしてうまくいかないのか、なすすべもない、と悩んだりする
ことが、少なからずあるのではないでしょうか。
しかし、そのような場合、決して投げ出してはいけない。ただいたずらに悩んでいるのではなく、甲子園の選手
のように、みずからすすんでやはり汗を流さなければならない。
とにかく全力をあげて、それに正面から懸命に取り組んでいくことが大切なのではないでしょうか。
知恵というのは、ただ漠然と過ごしているところからは決して出てくるものではありません。
やはり、強く願い、みずから見、聞き、考え、行動し、懸命に努力を重ねる、そうした汗の中から出てくるものです。
また、たとえ知恵が出て来なくても、そうした懸命な姿は人を感動させ、思わぬ支援が磁石のように引かれる
ように自然と集まってくるのだと思います。
それが、その人の仕事を進行させ、あるいは、その人の前途に道を開き、さらには生きがいを生み出すことにも
なるわけです。
これからますます暑くなってくることでしょう。
酷暑を避けて、涼しいところでジッとしていようというのも悪くありませんが、一度、甲子園の若者のように、暑さに
負けることなく、みずから進んで炎天下に飛び出し精いっぱい汗を流してはいかがでしょう。
そこからきっと、夏のさわやかさや、人間としての生きる喜びも味わえるのではないでしょうか。
『人生談義』 松下幸之助 著より
名古屋の師匠をはじめ、私の周りで尊敬すべき方々、また活躍されている方々に共通していることの一つが、この「汗を流す」ということです。私たちの仕事は患者さまのため、スポーツ選手のために汗を流すこと。汗を流すというのは鍼灸医術を修行し、勉強し、知識を豊富にし、技術を磨き、人間性を練磨し、それを患者さまへ還元することです。
これは言うまでもなく当然至極なことです。
しかし、尊敬すべき方々は、これに「人のために汗を流す」ことを、自然に行っています。無償の愛とでもいいますかね。 最終的には自分に返ってくるとのだとは思いますが、自分の仕事とは関係がないことでも積極的に人のために汗を流されています。
私の今の状況や環境はそんな偉いものではありませんが、そういうことかなとも思いますね
「汗を流す中で、その中から人生を豊かにする知恵を見いだせ」と、神様がいろんな機会を与えてくれているのだと松下幸之助さんの文章を読んで納得しました。
私は実学、それもどん底から、世界を代表する企業をつくりあげた松下幸之助さんの言葉たちが大好きですし、何かの時に常に気づきを与えてもらえる言葉たちにめぐり逢えます。
この押し寄せてくる仕事の波を上手く捉え、その波でへたくそでもサーフィンして波に乗っていきたいと思います
自分が立っている、直面しているステージで不器用だけれど一所懸命、精魂こめて仕事に打ち込むそんな気持ちでこれからも事に当たっていきたいと思います。
これは自分の仕事にも通じることです。一事が万事ってとこでしょうか。
話は変わって、当院では不妊症に対する鍼灸治療にも力を入れています。もちろんスポーツ障害・コンディショニングにも。ガンの鍼灸治療もさせていただいております。最近、不妊症の患者さまが急増。やはり東尾理子さんの影響が大きいのかな。 金スマで出産ドキュメントを放映していたようですが、その中で 鍼治療がよかった という内容の話をされたようですね。
メディアの力はすごいですね~。ということで不妊症の鍼灸治療に関するお問い合わせ、ご来院がここのところ続いているんです。少しでも不妊症の皆さまが早く天使の微笑みに出逢えますように、日々頑張らせて頂いておりま~す。
ちなみに、当院で本年めでたく妊娠された患者さまは10名です。
自分の仕事においても忙しい毎日を送らせて頂いております。師匠に、先輩に、患者さまに感謝です