二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

2018 秋 北信越地区高校野球大会 ~星稜 センバツ大会&明治神宮大会への道~

2020年04月03日 | 高校野球

 新型コロナウイルス感染症の石川県感染者が増加中。

 2月の終わりから7~10日間に一人ずつ増加していた患者が、ここ4日は毎日、1~2人のPCR検査陽性が出るようになってきました。全国的にも増加中です。

 今後は、自分の身体は自分で守っていくことが大切です。まずは食事、睡眠、軽い運動、心の持ち方など、自身の生活習慣を見つめなおし、感染症はじめ病気にかからない身体と心をつくっていくことが大切です。

 私たちがおこなっている鍼灸は免疫機能に好影響を与えることに関しては多くの報告があります。自宅でできるセルフケアの一つとして、せんねん灸などの薬局で買える灸を週2回以上定期的に続けると(生活習慣の改善+セルフ灸)、免疫機能はじめ身体を健康に保つ調整機能が働きやすくなるなど、鍼灸はその援護射撃になります。

 鍼灸は確かに免疫機能に影響を及ぼしますが、まずは身体を防御するのは免疫機能だけでは出来ないこと。自律神経系、ホルモン系はじめ身体全体の働きが重要となります。そして、継続しなければ本来の効果が出ないこと。これも理解しておく必要があります。もう一点は、個人差が大きいこと。

 これらの点を理解して、生活習慣の改善+セルフ灸(養生生活)を実践すれば気持ち良く、健康を保持増進し病に罹らない生活ができるのではないかと思いますよ

 ご相談があれば、いつでもご連絡ください

 

 さて、このままの状況でいくと春の高校野球地区大会は開催は全体的に厳しくなります。中止が決定したところもあります。寂しいことです。 選手の皆様はどこにモチベーションを求めればいいか分からないかもしれませんが、夏、甲子園でプレーできることを信じて、自分の心・技・体を磨いていって欲しいと心から思います。

 

 さて、2018年の秋の北信越地区高校野球大会の振返りを行っています。

 秋の北信越地区大会は、1回戦・2回戦と準決勝・決勝が2週に分けて開催されます。

 私は1回戦、2回戦の週は、鹿児島県で開催されました、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会が主催する、第17回東洋療法推進大会in鹿児島(10月14日・15日開催)へ参加するため、13日のお昼から鹿児島へ向けて出発していました。

 そのため、トレーナー帯同は、この2試合で選手たちが勝利するという条件でした。トレーナー活動ができるという状況まで持っていってくれた選手に感謝です。

 鹿児島への往復は、金沢から新大阪までサンダーバードで約3時間、新大阪から、新幹線みずほ(さくら だったか) で約4時間、ちょっとした大人の修学旅行のような気分で鹿児島に向かいました。

 13日午後から15日までは鹿児島へ行っておりましたが、スマホ片手に常に星稜の試合結果を見ながら、お勉強しとったでごわす

 言わずとも知れた、秋の北信越地区高校野球大会は、春のセンバツ高校野球大会の重要な選考基準になる大会です。北信越からはほぼ優勝、準優勝の高校が選出されます。非常に大事な大会。そして、優勝すると明治神宮野球大会への出場権が獲得できる大会でもあります。星稜は今年、チームの力量としては神宮大会優勝を狙える位置にある存在でしたし、そこを目指して練習にも励んで来たようです。

 私は、19日(金)の治療院での鍼灸施術を午前で終了させていただき、夕方くらいの到着を目的として会場となる新潟県(宿舎のホテル)へ向かいました。
 トレーナー活動としては、19日の夜から21日の夜までの2日半という日程で実施しました。通常であれば決勝戦も全て観戦できる予定でしたが、20日が雨のため中止となり一日順延となりましたので、21日の準決勝を観戦。その後、施術を行い夜に宿舎を出て、翌日の治療院での施術のため金沢へ帰還しました。

 今大会も大きなケガ人なく大会に臨むことができていました。私の仕事としては身体の疲労をとり、リラックスして試合に臨めるように心を和らげることです。そして、足を軽くグランドを駆け巡ることができるように施術を行います。

 ここに来てエースの奥川君がグンと伸びてきている状況に、失策も少ないという守備陣です。攻撃面では一気にビッグイニングを作りだす集中力が養われてきたようで、集中した時の打線の繋がりが素晴らしいと感じるチームに成長してきました。
 そのためか、相手投手が素晴らしく、なかなか攻めあぐねていても小さなチャンスを切り開き得点する力も出てきました。逞しいチームになってきたなという印象がありました。

 投打守がうまく絡み合ってきた、そんな全国でも上を狙えるチームに育ってきたという雰囲気を持ったチームに成長してきました。

 

 第139回 北信越地区高校野球大会 

参加校(16校)

 石川県:①星稜   ②遊学館  ③小松商業

 富山県:①高岡商業 ②富山第一 ③高岡第一

 福井県:①工大福井 ②金津   ③啓新

 長野県:①上田西  ②松本第一 ③東海大諏訪

 新潟県:①日本文理 ②新潟南  ③関根学園  ④帝京長岡

会 場(3か所)

 1.HERD OF ECOスタジアム新潟  2.長岡悠久山野球場

 3.三条パール金属スタジアム

~ 1回戦 ~ 星 稜 関根学園(新潟③) 10月13日(土) HOEスタジアム

 星 稜 0 4 0 5 0 0 0  9   11安打

 関 根 0 0 0 0 0 0 0  0   4安打(七回コールド)

 投手;奥川君(4回 3安打)- 荻原君(2回 0安打)-寺西君(1回 1安打)

 

~ 準々決勝 ~ 星 稜 松本第一(長野②) 10月14日(日) HOEスタジアム

 松 本 0 0 0 0 0  0   1安打  

 星 稜 5 1 1 4  X  11  10安打(5回コールド)

 投手;奥川君(5回  1安打  13三振)

 HR;有松君(4回ライト・ランニング3ラン)

~ 準決勝 ~ 星 稜 東海大諏訪(長野③) 10月21日(日) HOEエコスタジアム

 星 稜 0 0 2 0 0 0 1 1 0  4  4安打

 諏 訪 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  5安打

 投手;奥川君(9回 5安打 9三振 1四球)

 HR;内山君(8回 レフトソロ)

 この試合、安打数でもわかるように相手投手の横田君が素晴らしいピッチングで星稜打線も打ちあぐねていました。小さなミスや細かい攻撃を絡めて小刻みに点数を取っていきました。

 7回まで3-0、奥川君の調子からは逆転はされないだろうとは思いましたが、それまで3安打。高校野球は何があるか分かりませんから、そういう意味では不安でした。

 それを一蹴してくれたのは、8回の豪快な4番 内山君のレフトへのソロホームランでした。勝ちゲームだけどハラハラするゲームでもありました。いろいろ反省点はあったと思いますが、このような試合を経験しておくのもいいことだと思いました。

                

~ 決 勝 ~ 星 稜   啓 新(福井③) 10月22日(月) HOEエコスタジアム

 啓 新 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0  2

 星 稜 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  2

                       - 延長15回 引き分け再試合 -

 投手;奥川君(15回 9安打 17三振 0四死球)

 星稜打撃;10安打 3三振

 

~ 決 勝(再試合) ~ 

星 稜 啓 新(福井③) 10月23日(火) HOEスタジアム

 星 稜 0 0 0 0 3 0 4 0 0  7  12安打 2三振

 啓 新 0 1 0 0 2 0 0 0 1  4  11安打 8三振

 投手;寺沢君(4回3/1・6安打・2三振・2死四球)    
    -荻原君(4回3/2・5安打・6三振・0死四球)

  HR;なし

 星稜の優勝を信じて帰路についたわけですが、逆転で勝ってきている決勝の相手、啓新高校には不気味さも感じていました。

 準決勝もう1試合は星稜の前に、啓新 上田西(長野①)の間で行われました。試合運びや力を見ていると上田西が勝ち進んでくるだろうなと私は思って観戦していました。

 本当に7回表までは、そのような展開でしたが、7回裏の投手交代で、死球からの連打で2点を返し、さらに投手交代。ワンアウトだが連打とバントで2・3塁にランナーを置き、な~んと投手が誰もいない1塁へ牽制球を投げてしまいボールが転々とする間に2者ホームイン。これが決勝点となり、4-3で啓新が勝ちました。・・・何か持っているのかと。

 金沢で施術をしながら経過を見ながらヤキモキしながら結果を待っていました。相手は安積君-浦松君の継投で、10安打を放つがなかなか点数が入らない展開。突き放せない展開。な~んと延長15回引き分けまで来てしまいました。

 ここで圧巻だったのはエースの奥川君です。15回を完投して17奪三振を奪う好投で、画面を通しても気迫を感じるピッチングでした。すごい投手です

 さ~これは翌日の決勝再試合、奥川君は投げれませんし、投げさせないと思いました。もう一日、新潟で身体ケアしたかったなと思いまいたが、あとは3人の投手と打線がこの気迫を受け奮起するしかないわけです。

 そして、ちゃ~んと、奥川君がいなくても他の選手が、きっちり仕事をこなす。ここがこれまでの経験と伝統で熟成されてきた今年のチームの強さかなと思います。

優 勝 星稜高校  2季連続19回目(秋 8回目の優勝)

   星稜、啓新、両校は第91回センバツ高校野球大会出場が確実

   星稜高校、第49回明治神宮大会出場  決定(24年ぶりの出場)

 

番外編(ちゃんとお仕事もしましたよ)

雨の日は球場の小さい室内練習場で練習だわ。

     

   お仕事だべ~。

 

小松商業;1回戦  日本文理(新潟①) 0-10 ●(5回コールド)

遊学館 ;1回戦  新潟南 (新潟②) 8-1 ○(7回コールド)

     準々決勝  啓新 (福井③) 2-3 ●  

 

 次は、第49回明治神宮野球大会の振返りをしたいと思います

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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