令和3年に入っても未だコロナ感染症が蔓延する世の中から脱しきれてない世界です
そんな中、皆様、耐えながら桜の花のごとく開花のために根を伸ばし、土壌を整え、その日のために準備をしています
ですね
さて、お陰様で令和3年6月20日で当院は開院23周年を迎えることができ、24年目を歩みはじめました。もう感謝の言葉しかありません。
多くの患者さんとの出逢いにより、自分の鍼灸マッサージ師としての成長が促され、それにより社会貢献が成り立っていることが嬉しくて堪りません。しかしまだまだ未熟な部分がたくさんある身ですから、患者さんの症状や病状が鍼灸マッサージにより、より効果的に改善、消失できるように、今後も学びの歩みを止めることなく、不足している多くのものを吸収していきます
23年が長いか短いかと言えば、年月を数えると長いようですが、時間的・感覚的なことを言えばあっという間でした。
そして、長くなれば長くなるほど心の中に「感謝」の占める割合が多くなることと、原点の大切さ、そこで出逢った皆様とのご縁、その人生における重要さを、何年も漬かった糠漬けの野菜のように（例えが変
😁笑）、身体や心の中までよく染み込むように有り難い気持ちで一杯になります。
我が師匠、東洋医学研究所 所長®黒野保三先生には、鍼灸のことなど何も分からない高校卒業してすぐの若造を住み込みで修行させていただき、鍼灸道と言いますか、鍼灸医学から治療までその基本的な考え方や基礎を与えていただきました。この名古屋での10年間の修行なしに私の鍼灸や施術が語れないほど大切な時間を、師を同じくする先輩、同僚、後輩と過ごさせていただきました。心より感謝です
スポーツトレーナーの師匠、鍼灸の道を目指すきっかけとなった、かわもと接骨院・針灸院 院長 川本力雄先生には、私が開院した当時より、現在も常に気にかけていただきご指導をいただいております。先生のお陰で星稜高校野球部トレーナー活動も継続して行えることができました。そして、スポーツ選手のサポートという点だけでなく、鍼灸業界活動においてもご助言をいただいております。心より感謝です
お二人の先生に共通することは、アラナイ（90）、アラエイ（80）でありながらも、今現在でも鍼灸の仕事で世の中や地域医療に貢献され、学びを止めず、身をもって後輩に教え続けている姿勢です。私はこの姿を尊敬し、そしてそれを目指して向かっていきます
このなかなか追いつけないメンターであり師匠のお二人ですが、一歩でも近づけるように誠心誠意、自分の鍼灸や与えられた仕事に向き合い精進していきたいと心に決める令和3年6月20日となりました。
私はやっぱり野球が大好きです。この道を進むきっかけはやはり学童少年野球です。
夕日寺クラブというチームの監督をしていただいた、野村 亮監督さんには、お家の事情だったのか、反抗期だったのか、荒れる私の心と生活を、野球という団体競技、チームという繋がりの中で、より良い方向に導いていただきました。野球の楽しさ、チームで勝つことの楽しさ、難しさを教えていただきました。心より感謝です
野球は野球でも、その厳しさ、そして、今の自分の仕事のきっかけへ繋がるのは星稜高校野球部での活動でした。
星稜高校野球部で約3年間、ご指導いただいいた、山下智茂監督さん、本田 実部長さん、野村治夫部長さんには、当時のチームはいい選手が集まっていましたが、一度も甲子園出場することができず、野球の難しさ、チームづくりの難しさ、そんな中でも野球の奥深さや技術を磨き上げる困難さ、工夫の大切さなど多くを学ぶことができました。そこでこの仕事とも出合い、将来を考える機会もいただきました。もちろん野球の楽しさが故という選択です。心より感謝です
私は人生の岐路においての素晴らしい出逢いを有り難く思い、だからより、この人生にこだわり、この道を突き進み、師匠や指導者よりいただいメッセージを実現すべく、そして恩を良い形でお返しできるように24年目からも精進していきます
そんな今までの人生の中で、少年野球や星稜高校野球部で出逢った同僚、先輩、後輩、そして東洋医学研究所で勉強した同僚、先輩、後輩、同じく、石川県で開業し業界団体や学会で出逢っている全ての皆様に、刺激をいただきながら、田中良和＆二葉鍼灸療院はジワジワと亀🐢のごとく成長させていただいております。感謝でございます
そして、この場所、治療院という場があって今の自分があります。今後も地域の皆様のため、地域医療の一翼を担えるように、医療人として鍼灸マッサージ師として成長していきます。
今後の目標
今年を含め4年後も目指し、新しい鍼灸院、鍼灸院システムを構築し、二葉鍼灸療院で働く仕事仲間を増やし、この鍼灸の良さをより多くの皆様に発信し、従業員や患者さん、地域の皆様など多くの方が集える場所づくりをしていくことを決めております。
今年の私の文字は「備」。いろんな意味です。自分の人生においては大きな目標達成のための準備の年だと感じ、その文字を年頭に置き活動しています。
私の心の指針（人生、極めるために）
創意工夫し、他者・社会の幸せを追求することが基礎
人の喜びは、我が喜び ストロベリームーン（6月の満月）
止まることなく常に、刹那に成長する
真に社会に貢献できる本物の人間性、技術、学問を追究し目標を達成す
本物・真実を探求、追求する
より熱く思考し、実現するまで継続する
より謙虚に行動し、誠実に実践する
原点回帰（大切なものを忘れない）
愛の中で生かされていることに感謝
気づかい、心づかいは大切
目標に向かって、今、どんな種を蒔き、土壌を造るのか！
このようなことを、刹那に、常に思考・実践できる環境に感謝しながら、一歩一歩、そして元気に明るく、そして潑溂として歩んでいきたいと心に決めております。
今後とも二葉鍼灸療院（金沢）をよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
