二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

金沢マラソン2022 救護所トレーナー活動に参加

2022年12月30日 | スポーツ障害

 金沢市が主催し毎年開催している金沢マラソン2022へ救護所トレーナーとして参加してきました

  

 令和4年10月30日(日)、ここ最近のこの時期では珍しい晴天で、気温もやや低めですがランナーにとってはベストな気候かなという天候で開催された金沢マラソン2022。

 石川県スポーツトレーナー連絡協議会(IST)会員(トレーナー)として、ゴール横救護所においてランナーの皆様のゴール後のケアをさせていただきました。

 今回は7カ所の救護所でISTがトレーナー対応。

 救護所に関しては、医師と看護師、トレーナーがランナーの状況に応じて対応します。走路での救護においては、マラソン復帰か途中棄権かの選択が大事になってきますし、ゴール後は、そこから自宅へ帰っていただかないといけませんので、歩ける状態にして帰すことが大事になります。

 すごく素晴らしい天候のもとのマラソンであったため昨年よりかなり速いペースでレースが進みました。

 天候が良く気持ち良く走ることができることは大切ですね。救急搬送も今回はかなり少なかったという報告を聞いております。

 私たちトレーナーが対応するのは筋痙攣がほとんどでした。

 その他の症状に関しては、看護師や医師に対応いただけます。

 気温もややあがり、レースのペースが速かったこともあってか筋痙攣の多いこと多いこと。

 私はゴール横の救護所で対応させていただきましたが、続々と利用されるランナーの筋痙攣も様々で、その対応についての判断等が勉強になりました。

 

 

ISTトレーナーが待機していた救護所(合計7カ所)

走路:第6~9救護所(4カ所)  ゴール後:ゴール横・産業展示館3号館・雨天走路の各救護所(3カ所)

 ゴール横救護所で一緒に活動したトレーナー

 左から、小田先生(理学療法士)、あたし(鍼灸あん摩マッサージ指圧師)、桶谷先生(柔道整復師)

 

 雨天走路救護所で活動のトレーナー

 左から守山先生(理学療法士)、樋口先生(理学療法士)

 

 産業展示館3号館救護所で活動したトレーナー

 左から石川先生(理学療法士)、大平先生(柔道整復師)

 

 やはりスポーツ現場に出るということは、様々な状況があり身につく勉強の場だなと実感しました。

 それに他職種で同じ目的のためにチームを組んで実施することは、他職種の皆様の仕事内容や迅速さをみることで刺激になり尊敬の念が生まれます。

 行動を起こすことによって、そこに満足感と反省が生まれ、自分のスキルが少しずつ前進するのだろうと思います。

 私は反省ばかりですが

 

 来年もISTとして金沢マラソンのトレーナー活動に参加予定にしています。

 充実した一日でした。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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第21回東洋療法推進大会in埼玉に参加(全日本鍼灸マッサージ師会主催)

2022年12月30日 | その他の活動

 1年の後半を振り返っていますが、いろんなところに行かせてもらったな~と感謝

 

 令和4年10月23日(日)・24日(月)に埼玉県熊谷市で開催された、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会の全国大会、第21回東洋療法推進大会in埼玉(公社)石川県鍼灸マッサージ師会役員として参加してきました。

 

 熊谷市は初上陸でした。

 落ち着いた街だな~という印象でした。

 会場となりました、 四季の湯温泉 ホテルヘリテイジ は熊谷駅からタクシーで30分弱、ホテルからコンビニまでは歩くと1時間はかかるという立地で、周辺は田畑が広がり(古墳群もあり)田舎のお里に帰ってきたようなゆったりとした感じのところでした。

 活動的な私にとっては、ちと物足りない・・・いえいえ、その分、ホテルの中で完結ということで、懇親会後は2次会、3次会と盛り上がり、いろいろなお話をさせていただき、来年度の予定まで決まってしまったという出来事もありました

ホテル前にこんなんあったのでパシャリ

 

 北陸新幹線で高崎駅で乗り換え、同じく新幹線で次の駅が熊谷駅。

 熊谷駅の駅中で一緒に参加した中田先生、松邑先生と昼食。

 熊谷産の小麦で作った熊谷うどんがコシがあって、つゆも濃いめで私好みで、たいへん美味しかったです

 タクシーで会場のホテルへ向かとホテルに近づくにつれて田畑が広がり田舎の風景に。

 周辺は本当に何もないという感じでした。

 開会式には、埼玉県出身の(公社)日本医師会 会長 松本吉郎 先生が出席され祝辞をいただきました。

 

 自見はなこ参議院議員からはビデオメッセージが送られ祝辞をいただきました。

 特別講演として、埼玉県川越市にある帯津三敬病院 名誉院長の帯津 良一 先生「心と体の健康と養生~医療の将来展望~」と題しまして講演をいただきました。

 ご高齢になられても、帯津節を炸裂され、いや~人生を楽しんでおられるな~と感じました。

 今年の大会テーマは「変えよう!変わろう!将来の鍼灸マッサージ業界」でした。

 例年のように各分科会がセッションを設けて行う講演ではなく、各分科会(委員会)が一つの会場で、現状の問題点や課題の整理を1日目に行い、将来、どのようなビジョンや目標を持って事業を行っていくのかということを2日目に実施するという形でした。

 シンポジウム形式。

 これまでにない形の全国大会・・・業界団体としては、この部分を真剣に考えて対策をとっていかなければならないという点では、意味ある議論がされた大会だったと感じました。

 

 では何を議論して、対策を立てていくのかという具体的なものに関してまだまだ協議や議論が足らない部分はゆがめないですが、鍼灸マッサージ業界内において、医療や介護、社会や経済に対して将来に向けて変わっていかなければならないという意識付け、モチベーションがあることを確認できたことは大いに意味がある時間だったと思います。

 業界団体は何のために必要であるのか。厚生労働者との折衝などは業界団体の代表が行っています。

 鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の業界団体組織率は本当に少ない、大きな2団体合わせても12000人程の組織です(鍼灸師は20万人ほどいると推測)。

 先ほど申しましたように、療養費や広告規制など様々な折衝は業界団体の代表者が行っているわけで、厚労省など行政と折衝を長い歴史の中で行っている業界団体がなかったとしたら、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の立場や社会での立ち位置はどうなるでしょうか。

 療養費については、いろんな問題があるにせよ、団体に入会していない人もしている人も全てがその恩恵を受けているわけですから、そのことをよく理解しておく必要があるといつも思うわけです。

 

 このことを書き始めると、か~な~り長文になってしまいますので、ここでやめておきます。

 しかし、個人のためではなく、業界のために時間を割いて様々な活動を行っている同業者、仲間がいることを、業界団体に入会していない方は頭の隅においておいて欲しいと思います。

 やはり最後にものを言うのは集団の数ですから。

 今回は会場とオンラインのハイブリッド開催でした。

 久しぶりに顔を合わせて、リアルに近況を語りあい、将来を語りあう懇親の場は大事だな~と私は感じています。

 空気って、やはりリアルでないと感じることができないものがありますから。

 そして、いろんな話が飛び交い、未来に繋がるワクワクした話も出て、何やら来年の方針に関する情報もたくさん入ってきた、そんな懇親会となりました。

 私は、みんなとワイワイいっぱいやるの好き

 来年の開催は、岩手県盛岡市ということで、埼玉県鍼灸マッサージ師会会長から岩手県鍼灸マッサージ師会会長へその仕事の引き継ぎが行われました

 

 さて来年度はどのような社会、経済、業界になるのか、楽しみにしながら、来年の第22回東洋療法推進大会in岩手に参加できるように、私も自分のお仕事を頑張りたいと思います。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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