11月6日(日)、午後から金沢市鍼灸マッサージ師会主催の、物故者法要と故奥村三策先生頌徳碑への参拝がありましたので参加しました。
平成23年度 物故者法要ならびに故奥村三策先生頌徳碑参拝
日 時:平成23年11月6日(日) 午後2時~3時
場 所:覚林寺(金沢市 卯辰山)
参加人数:18名(金沢市鍼灸マッサージ師会 石川県鍼灸マッサージ師会 金沢市視覚障害者協会 会員)
供 催:金沢市鍼灸マッサージ師会 ・ 金沢市視覚障害者協会
週間天気予報では晴れとなっていた天気もふたを開けてみると雨。それもかなり強く一日中降っていました。まあ、年間降水量ではトップの金沢市ですから仕方ないかもしれません。「弁当忘れても傘わすれるな」…ですからね。最近は週末はほとんど雨です。
今日は晴れて欲しかったな~。
理由は、この物故者法要と頌徳碑参拝のために、わざわざ奥村三策先生のお孫さんに当たる方、そして、その子どもさん、奥村三策先生からすると曾孫さん御家族が、そいれぞれ横浜市、伊勢市からお越しになるからでした。この日のために覚林寺と連絡をとりましたところ、住職の奥様から、
「少し前になりますけど、奥村三策先生の曾孫さんって方が頌徳碑を参拝しにお見えになりましたよ。もし、その行事を行うなら、一度お声をかけてみたらいかがですか」
とご助言を頂き、連絡させて頂き「それでは」ということで快諾して頂き実現したのでした。
奥村三策先生のお孫さんと曾孫さん
縁って不思議だな~と思います。何やら曾孫さんもネットで金沢市鍼灸マッサージ師会が頌徳碑参拝を毎年行っていることを知ったのだとか。
ということで、晴れて欲しかったんですが、雨の金沢もいいでしょう。寒くなかったですからね。
今年は私が参加した法要・参拝では過去最も人数が多かったように思います。まず、覚林寺の木村住職から法要のため、先達の皆さまに読経を頂きました。その後、皆で手を合わせ先達の御魂に感謝をささげました。
終了後、住職より有難い法話を頂きました。
昔の、新潟県「三条大地震」(1828年〈文政11年〉に現在の三条市、燕市、見附市付近を震源としたマグニチュード6.9の地震)の折、被災地の親友・山田杜皐に良寛が宛て手紙の内容に関するお話でした。
その内容の文章の中の、
『災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候』
という文章のお話です。
被災された方々への言葉としては、不適切で人を傷つける、ひじょうに不見識な言葉ではありますが…しかし、この山田さんは良寛さんの親友で、禅の指導も受けていたと考えられることから、良寛さんの真意を理解することが出来ただろうということでした。
自然災害などが起こる時には、人間の力では止めることができません。それに遭遇した時には、このように心の状態であることが、心を救うということなんじゃないか…という内容のお話でした。
なんと深い…。でも、自分が遭遇したらこう思えるだろうか
今年も東北を中心とした東日本大震災がありました。相当な人間関係がないと人には言えない言葉だと思います。自分の心に留めて。自分に何かあった時には、このように思うよう心がけることはできるかもしれません。
いいお話でした。
木村住職
先達の法要が終了後、お寺のすぐ近くにある故奥村三策先生頌徳碑に傘をさしながら参拝いたしました。
ご先祖に手を合わせるというのは、本当に心が洗われますね。
最後は記念撮影
気持ちを新たに刷新することができた行事でした
横浜市の奥村さん、伊勢市の奥村さんご一家には、本当に遠いところを来沢頂き、ご参加頂きまして、感謝、感謝です。
来年は奥村三策先生の生誕100年と金沢市鍼灸マッサージ師会の創立100周年が重なるとか…何やら忙しくなる気配ですか~
「その時が来たら、そのようにやるがよろし」ですかね
二葉鍼灸療院 田中良和
平成23年度 物故者法要ならびに故奥村三策先生頌徳碑参拝
日 時:平成23年11月6日(日) 午後2時~3時
場 所:覚林寺(金沢市 卯辰山)
参加人数:18名(金沢市鍼灸マッサージ師会 石川県鍼灸マッサージ師会 金沢市視覚障害者協会 会員)
供 催:金沢市鍼灸マッサージ師会 ・ 金沢市視覚障害者協会
週間天気予報では晴れとなっていた天気もふたを開けてみると雨。それもかなり強く一日中降っていました。まあ、年間降水量ではトップの金沢市ですから仕方ないかもしれません。「弁当忘れても傘わすれるな」…ですからね。最近は週末はほとんど雨です。
今日は晴れて欲しかったな~。
理由は、この物故者法要と頌徳碑参拝のために、わざわざ奥村三策先生のお孫さんに当たる方、そして、その子どもさん、奥村三策先生からすると曾孫さん御家族が、そいれぞれ横浜市、伊勢市からお越しになるからでした。この日のために覚林寺と連絡をとりましたところ、住職の奥様から、
「少し前になりますけど、奥村三策先生の曾孫さんって方が頌徳碑を参拝しにお見えになりましたよ。もし、その行事を行うなら、一度お声をかけてみたらいかがですか」
とご助言を頂き、連絡させて頂き「それでは」ということで快諾して頂き実現したのでした。
奥村三策先生のお孫さんと曾孫さん
縁って不思議だな~と思います。何やら曾孫さんもネットで金沢市鍼灸マッサージ師会が頌徳碑参拝を毎年行っていることを知ったのだとか。
ということで、晴れて欲しかったんですが、雨の金沢もいいでしょう。寒くなかったですからね。
今年は私が参加した法要・参拝では過去最も人数が多かったように思います。まず、覚林寺の木村住職から法要のため、先達の皆さまに読経を頂きました。その後、皆で手を合わせ先達の御魂に感謝をささげました。
終了後、住職より有難い法話を頂きました。
昔の、新潟県「三条大地震」(1828年〈文政11年〉に現在の三条市、燕市、見附市付近を震源としたマグニチュード6.9の地震)の折、被災地の親友・山田杜皐に良寛が宛て手紙の内容に関するお話でした。
その内容の文章の中の、
『災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候』
という文章のお話です。
被災された方々への言葉としては、不適切で人を傷つける、ひじょうに不見識な言葉ではありますが…しかし、この山田さんは良寛さんの親友で、禅の指導も受けていたと考えられることから、良寛さんの真意を理解することが出来ただろうということでした。
自然災害などが起こる時には、人間の力では止めることができません。それに遭遇した時には、このように心の状態であることが、心を救うということなんじゃないか…という内容のお話でした。
なんと深い…。でも、自分が遭遇したらこう思えるだろうか
今年も東北を中心とした東日本大震災がありました。相当な人間関係がないと人には言えない言葉だと思います。自分の心に留めて。自分に何かあった時には、このように思うよう心がけることはできるかもしれません。
いいお話でした。
木村住職
先達の法要が終了後、お寺のすぐ近くにある故奥村三策先生頌徳碑に傘をさしながら参拝いたしました。
ご先祖に手を合わせるというのは、本当に心が洗われますね。
最後は記念撮影
気持ちを新たに刷新することができた行事でした
横浜市の奥村さん、伊勢市の奥村さんご一家には、本当に遠いところを来沢頂き、ご参加頂きまして、感謝、感謝です。
来年は奥村三策先生の生誕100年と金沢市鍼灸マッサージ師会の創立100周年が重なるとか…何やら忙しくなる気配ですか~
「その時が来たら、そのようにやるがよろし」ですかね
二葉鍼灸療院 田中良和
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