二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第16回かなざわ市民マラソン ケア活動 参加

2009年11月11日 | ボランティア活動
11月8日(日)、晩秋の金沢の街を駆け巡る、第16回かなざわ市民マラソンが開催されました。
本日は晴天なり~ やや雲はかかっていたものの気温も高く、私たちが活動するにも、ランナーの方々にもたいへんありがたい天気だったと思います。

今年も金沢市鍼灸マッサージ師会の地域貢献事業として、また、金沢市 市民局 市民スポーツ課からのご依頼もあり、この大会にランナーケア活動として参加させて頂きました。

第16回かなざわ市民マラソン参加総数は3603人だったようです。

今回も、私がこの大会のランナーケア活動責任者ということでお世話させて頂きました。師会から13名のベテランから若手まで幅広い先生が、活動の趣旨に賛同して頂き一緒に汗を流しました。

お仕事の忙しいところ時間をつくって頂き、なんと、朝6時に集合(毎年一緒なんですがね)し、11時頃まで活動しました。この季節になると朝5時、6時となると暗いんですよね。準備をしながら、コンビニで買いあさってきてもらったおにぎりを朝食として食して頂き、ランナーの方々の到来に備えたのでした。

3km、5km、10kmのコースに分かれており、スタートが少しずつずれています。一番最初のスタートが8時なので、7時前から走行前のケアとして鍼灸マッサージテントはにぎわっていました。

マラソン前後の鍼灸マッサージテントの利用者は130名。受付は140名ほどあったのですが、途中、ゴールする人数が増加するたびに忙しくなり(当初ベッド7台でしたが、携帯用ベッドを1台増やす)、17名から20名のランナーの方々に施術を待って頂くこともあって、施術を受けられなかった方々もあったようです(ごめんなさ~い)。その辺りを来年は改善していきたいですね。多くの皆様に施術を受けて頂き、マラソン後に素早く体調を回復して頂くためにもです。

今年は米田先生のところにアルバイトで働いている、金沢大学教育学部スポーツ学科4年生の、”さつきさん””麻代さん”という美人のお二人にも受付をお手伝いして頂きました。やっぱり美しい花があると違いますよね。受付の仕事も笑顔で、テキパキとやって頂き、利用者のランナーの方々も気分が良かったと思いますよ
本当にありがとうございました。お二人ともいい空気を持っているので、夢に向かって頑張ってほしいですね

鍼灸マッサージテントを利用して頂いた利用者の方々の評判も良好。「また来年もお願いします」という声も多数ありました。私も4・5年くらい活動に参加していますが(っていうより責任者ですが)、毎年利用して頂いて「昨年もお世話になりました」「昨年も利用していましたね」なんて会話もありました。鍼灸マッサージテントを初めて利用する方々もたくさんあります。また、この活動がきっかけで、各治療院で治療してもらっているという人もあります。
私たちの活動の趣旨は、マラソン後やスポーツ後ののケアとして鍼灸マッサージ治療がいいですよという啓蒙活動であるのですが、要は市民の方々が、健康で豊かで楽しい人生、前向きで生きがいのある人生を送って頂くための一つの手段として鍼灸マッサージ治療は効果的であるし、どんどん活用して頂きたいということなのですね。

また、金沢市の行政の依頼を受け活動できるというのは、国家資格を有している医療従事者である証でもあるということです。どんなにいい腕を持っていても、巷で行われているような、整体やカイロプラクティック、足裏マッサージなど法的にも認められていない業種との『違い』でもあるのです。そのような意味でも鍼灸マッサージ師自身、自分を常に振り返り、資質向上に向けどれだけ努力しているのか、自分を高めて患者様に還元していっているのか自問自答することも必要なのですね。

話はそれましたが、今年も素晴らしい、いい活動になったと思います。このような活動に参加すると、ほんとに人と人の繋がりを感じるし、その温かさも体感できます。
鍼灸マッサージテントを利用して頂きましたランナーの皆様、活動に参加して汗を流して頂いた先生方、また、市民スポーツ課の皆様、ありがとうございました。 

二葉鍼灸療院 田中良和

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