二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

常識を破る力

2009年04月10日 | 言葉のちから 心のちから
人を悲しませたり、人が嫌がることをしたり、他人に迷惑のかかることを行うことはいけません。

しかし、世の中の正しい摂理に従い、深謀遠慮し、自分の情熱の燃えたぎるところで、固まった現状を打破していくことは大切なことです。

≪熱意のたぎっているところ、人は必ず新しい道をひらきます。常識では考えられないことまでやってのけるのですな。

運命をひらいたり、新しい発見をしたり、独自の発想を展開したり、いわばそれまでの常識を破るんですよ。

破らんがために常識はずれなことをするのは、世の中を乱し、周囲に迷惑を及ぼします。しかし、そうではなく、熱意の発するところ、つぎつぎと新しい着想が生まれ、必然的に常識が破られていくんです。

常識というものはいわば先人の知恵の積み重ねですから、もちろん大事です。けれども、新しいものを生み出すためには一度常識から自分を解放しなければならない。そのためには熱意が強く要請されるのです。

多くの知識を身につけた人ほどそれを超える強い熱意が必要だともいえます。≫

『人生談義』 松下幸之助 著


実践の人、松下幸之助さんが残された言葉には、いちいち腑に落ちる、合点がいく言霊たちがこもっています。

我が師匠、黒野先生も同様。鍼灸医学・医療に対する人生を、燃えたぎる情熱、実践で常に真実の探究を目指されています

言葉や行動のお手本という、先人の知恵があっても、自分が実践しなければ何の成長にも繋がりません。「まず実践」しようと肝に銘ずる、今日この頃です。

二葉鍼灸療院 田中良和
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10周年記念パーティー

2009年04月10日 | 日常
4月5日(日)、午後7時から、いつもお世話になっている
『ブルゥ・ルゥ』の10周年記念パーティーに出席。

場所は”21世紀美術館”にあるカフェレストラン Fusion21。

いつものメンバーで参加しました。ヤス先生とミヤ先生。

当院も今年でまる11年になります。
お店を続けさせてもらえるということは幸せですね。お客様の心をつかんでいるからでしょう。財布も

おめでとう 


幸せな空気が集まっているところはパワーがあります。
楽しく、明るく、笑顔あふれ、積極的なところに…
そんな渦の中に「幸せ」は引き込まれてくるんだと思います。

世の中は変化しますが、変化しないもの、それを掴んだ時が仕事でも、人生でも成功につながるんではないかな~と思います。

素敵な時間を過ごさせてもらっちゃいました

二葉鍼灸療院 田中良和
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金沢市鍼灸マッサージ師会 研修会&総会

2009年04月09日 | 鍼灸
4月5日(日)、加賀。三策塾終了後、午後2時から午後3時10分まで研修会、午後3時20分から5時まで金沢市鍼灸マッサージ師会の総会がありました。

◎内 容

 1.金沢市子育て支援事業の概要
         金沢市こども福祉課 課長 越田理恵 様

 2.金沢市福祉はり灸マッサージ施術費助成制度遵守事項
         金沢市健康総務課 課長補佐 村本良生 様

 3.金沢市鍼灸マッサージ師会 総会



 越田さんは小児科の医師でもあります


 村本さんには、師会がいつもお世話になっていま~す


 総会では、役員改選で新役員が発表。
 わたくしめは、副会長 兼 地域貢献部長に…
 どうなることやら~

ちなみに、お昼は、私のお気に入り喫茶店、卯辰山にある”スカイ&ブルー”で宮川先生、泉 先生と業界や鍼灸やその他さまざまな話をしながら、コーヒーと軽いお食事でした。

 ”スカイ&ブルー”から見える金沢の街の風景

二葉鍼灸療院 田中良和
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第19回 加賀・三策塾(合同学術研修会) 参加

2009年04月09日 | 鍼灸
4月5日(日)、午前10時から午後12時まで、加賀・三策塾が開催されましたので参加しました。

この日も晴天 桜はまだチラホラというところでした。

この日は、9時から、加賀・三策塾の運営委員会があり、私も(社)全日本鍼灸学会の旧石川地方会(現 石川県鍼灸研究会)代表の一人として出席、その後、塾では、私の症例報告の発表があり、午後からは市役所の子育て支援事業や鍼灸マッサージ施術費助成制度の説明、3時20分から金沢市鍼灸マッサージ師会の総会、

これで終わりではなく、午後7時からは、いつもお世話になっている飲食店の10周年記念パーティ-が午後9時までという、たいへんありがたい、過ごし甲斐のある一日を送ったのでした~

◎内 容
 ・症例報告:耳管開放症に対する鍼治療の一症例
            二葉鍼灸療院 田中良和
 
 ・学術講習:アレルギー性鼻炎の診断と治療
             木下耳鼻咽喉科 院長
                木下弘治 先生

 ・鍼灸・医療最新ニュース


症例報告では、私が耳管開放症という、当院においては初めての症例を経験しましたので報告させて頂きました。「自分の声が耳の奥で響く」という患者様でした。4月から県外のほうで就職が決まっている大学院生の方を、就職するまでの約3か月弱の期間限定で治療させて頂きました。耳鳴りや体の疲れなどの症状は改善したのですが、主訴の改善がみられなかったという結果でした。





耳管開放症という聞きなれない、しかし、耳鼻咽喉科領域では、最近では様々なことが分かってきて、けっこう日常診療でよく遭遇する病気だということです。この病気の概要、原因、診断、治療などを簡単にまとめさせて頂き、症例報告の前に説明しました。

耳鳴、難聴、耳閉塞感、耳の症状を持つ患者様は鍼灸院へはよく来院されます。その時に、鍼治療により治すという立場をとるのか、心をコントロールしながら上手く症状と付き合っていく方針でいくのか、他の付随症状を軽減しながら状態を見ていくのか、個人個人により、様々な治療方針を考慮していかなければいけないことが今回勉強になりました。

まず、患者様の病気に関する現代医学的知識を得ること、そして患者様の体の状態を把握し、東洋医学的な多角的方面からも考慮することが大切です。

んん~まだまだ知らないことが多い と、反省し、そして向上心がさらに芽を出した感じです。

後半は、金沢市医師会 副会長でもある、木下先生から、アレルギー性鼻炎について講演して頂きました。スギに代表される花粉症とハウスダストなども関連してくる通年性アレルギーについて、疫学、発症のメカニズム、疾病の経済への影響、検査法、治療や重症度別治療方針、花粉情報入手法、花粉測定法、セルフケア、今後の展望など、1時間でしたが、盛りだくさんの知識を吸収させて頂きました。


 金沢市医師会 福会長 木下先生



アレルギー性鼻炎に対して現代医学では、どのような方針で対応するのか把握することが、私たちの治療の幅を広げ、患者様をより深くまで捉えることができるのだろうと思います。

花粉症に関しては、主訴ではないけれど、多くの人が鍼灸治療に適応すると思います。当院でも多くなっています。アレルギーは免疫病です。東洋医学では昔より「未病治」と言い予防が大きな治療目的の一つでもありました。

当院でも、花粉飛散時期の1か月前くらいから治療をされると症状が軽くなる、あるいは出現しないこともあります。生体の調整機構に働きかけ、花粉が入る前に、それに対応できる免疫、内分泌機能が備わるのかもしれません。

症状が出てからでも、全身調整と背骨、手足にある経穴(ツボ)に刺激してあげるとかなり症状が楽になります。個人差はありますが…

充実した研修会でした。 一生勉強ですね

二葉鍼灸療院 田中良和
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朝、目覚めたらニッコリ笑う!

2009年04月08日 | 言葉のちから 心のちから
朝、目覚めた時、皆さまは気持よく、気分よく起きてますか

≪朝起きると、まず、第一に、ニッコリ笑う。
もう、くせがついているから、目が覚めるとニッコリ笑う。
わざわざニッコリ笑わなくても、ひとりでに笑う。
そして、
 「今日一日、この笑顔を壊すまいぞ
と自分自身に約束する。

”ふたたびは 来たらんものを、今日の日は
       ただほがらかに 活きてぞたのし”≫

『中村天風 一日一話』  中村天風財団 編


まず一日のスタートが大切です。朝目が覚めることを、当たり前だと思ってはいないでしょうか。これは睡眠中も大自然が働き、体の中のいろんな機能が、明日の活動のため、皆さんの一日をより豊かに送ることができるように懸命に働いているからなのです。

ですから人生の三分の一を占める”睡眠の内容”も大切だということですね

そんな大切な目覚めですから、そして一日の始まりですから、目覚めた時は、体がだるい人も、気持ち良い人も、昨日、いろんな出来事があっても、人生の難問を抱えていても、眠りが浅くても、

まず、ニッコリ笑って一日をスタートしてみると、同じ一日を過ごすにも、その心の状態に差が出てくるのだと思います。

星稜高校野球部の室内練習場に
”朝は希望に目覚め、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る”
という言葉が掲げられています(私の好きな言葉です)。そこに笑顔が加われば、人生バラ色、幸せいっぱいになるんだろうな~と思います。

あなたの笑顔には、何物にも変えられない価値があるんです

二葉鍼灸療院 田中良和

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肩こりに対する鍼治療

2009年04月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~肩こりに対する鍼治療~
 二葉鍼灸療院 院長 河瀬美之 先生


『肩こりに対する鍼治療』 研究所コラムはこちら

今月のコラム担当は、名古屋市港区で開院されている河瀬美之先生です。東洋医学研究所での研修(修行)のおり、当時の(社)全日本鍼灸学会 愛知地方会で腰痛班の班長をされていた先生で、私も班員としてお世話になりました。疼痛疾患や腰・肩など整形外科領域に精通し見識の高い先生です。高血圧のほうもよく勉強されており、お困りの方はぜひご相談してみてください。

さて今回のテーマ「肩こり」ですが、これは経験したことのない人の方が少ないと思います。コラムでは、肩こりの概要、東洋医学研究所での肩こりに対する診療方針や取り組みなどが書かれていますので、日常生活の参考にしてください。

肩こり…4~5kgというボーリングの重い球ほどある頭を、脊椎の一番上の骨(環椎)と後頭骨は2点で繋げ、支えています。2点ということは、靭帯や筋肉がなければポロッと落ちてしまうということですね。 また、肩の表面を大きく覆う僧帽筋と、人が二足歩行になったため、重力に対応し僧帽筋から分化した胸鎖乳突筋(首の前に付いている太い筋)は、脊髄神経だけでなく脳神経の一つ副神経からも支配を受けており、そのあたりも慢性の肩こりをややこしく、治すのに時間がかかる存在にしているのでしょう。

もし「肩こり」でお悩みの方がおられましたら、お近くの東洋医学研究所グループの治療院をのぞいてみてくださいね。

二葉鍼灸療院 田中良和
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ガザ危機・・・北朝鮮のミサイル問題

2009年04月03日 | 社会
2007年12月28日から始まり、2008年1月18日に停戦を迎えた、イスラエルとハマスの武力衝突はまだ記憶に新しいところです。

2007年6月のハマスがガザ地区での実権を握ったときから、イスラエル、エジプトとの国境(検問所)が封鎖され、食糧、燃料、医薬品など日常に不可欠な物資がほとんど入ってこない状態でした。ガザに住む141万7000人の人々は電気や水道のサービスさえ行き届かない生活の中で、さらにイスラエル軍による爆撃がありました。多くの家、学校、医療施設が無残に破壊され、人々は生活さえままならないところに、爆撃によりインフラが破壊され、現在も深刻で困難な生活を強いられているのが現状です。 

パレスチナ自治区の保健省によると、犠牲者は、1404人(うち子供は431人、女性が114人)。5830人が負傷しました(1872人が子ども、800人が女性)。死者、負傷者の3分の1が子どもです。(イスラエル軍側の発表では、犠牲者9人、負傷者183人。)これが大人が作る世界の現状です。犠牲になるのは弱い立場の人たちばかりです。

人類は、戦争や軍隊では何も解決できないことを過去に経験しているのに、実践されていません。それを儲けにして、弱い者を犠牲にして優雅に暮らしている社会はどこかおかしいでしょう。

今回のガザ地区の爆撃に際しても様々な兵器が使用されました。”白リン弾”という兵器が問題になっています。人を殺傷する兵器に人道的も非人道的もあったもんじゃないのですが、この兵器はその中においても、劣化ウラン弾やクラスター爆弾などとともに、非人道的兵器の一つでしょう。

白リンという化学物質が爆弾の中に入っているわけですが、この白リンは空気に触れると自然発火します。発火した白リンは5000度の熱を放出し周囲を焼き尽くします。水に触れると猛毒ガスを発生させるものです。この物質の怖いところは、一度発火すると、物質がなくなるまで、あるいは酸素がなくなるまで燃焼し続けます。この物質やそれを帯びた破片が皮膚に触れると、骨にいたるまで奥深くまで焼き尽くし想像できないほどの苦痛に見舞われます。

この兵器により爆撃されると、黄色い炎と白く濃い煙が雲を作り出し、周囲150m以内にいると焼け死んでしまいます。

このような兵器が今回のガザ爆撃にも使われ、多くの子どもや女性が負傷し、あるいは命を奪われました。

白リン弾は、昨年、イラク中西部の武装勢力掃討にもアメリカ軍が使用され問題となりました。アメリカは照明弾や煙幕として使用しているので問題はないとのスタンスをとっていますが、このような兵器を使用すること自体おかしな話です。

今、日本では、北朝鮮がミサイルを発射するしない、人工衛星を発射するんだと、報道が盛んになされています。もし、ミサイルあるいは人工衛星が発射された場合、日本に配備されているMD(ミサイル防衛)が機能し、大気圏に突入する前段階、大気圏に突入して、あるいは大気圏から出て標的に向け降下する時点と三段階にわけて防衛網が働くようです。

しかし、このMD自体が未完成品だということで、ミサイル(人工衛星)の迎撃が不成功に終わった場合はさらに改良、開発ということになります。しかし、オバマ大統領はこのMD計画の開発費に関して拒否しているようです。この状態が続くと、北朝鮮がミサイル(人工衛星)を発射する→日本へ配備ずみのMDで迎撃する→失敗あるいは改善点がみつかる→アメリカ政府はこの計画にお金を出さない→日本の防衛の問題である→防衛費から開発費が援助される→防衛費は血税である→国家予算が世界的不景気もあり足らない→国民に対して増税…てなことにならないようにして欲しいと思います。

グローバル社会の中で日本も対処していかなけければならない、ミリタリーバランスを保ち、国民の生活の安全を保障していかなければならないということも分からなくもありませんが、戦争や兵器では、自己満足(自分勝手)を得るための対症療法にすぎず何も解決できません。逆に、憎悪、悲哀、憤怒、不安、恐怖、そのようなマイナス要因を生むばかりです。世界がやっているから正しいということではないと思います。

人は大自然の創造物の一つであり、大宇宙のほんの小さな部分です。しかし、人には創造主から与えられた素晴らしい特権があります。それは思考し創造することだと思います。長い地球、人類、世界の歴史の中ではやく大切なもの気づき、改善していくべきでしょう。

愛が溢れる世界にしたいものです。

二葉鍼灸療院 田中良和
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少年野球(夕日寺クラブ) 練習試合

2009年04月01日 | 少年野球
3月29日(日)、午前中、夕日寺クラブ(少年野球)の練習試合をみてきました。

星稜高校は、岡山・広島へ遠征に行っていましたので、久しぶりに時間ができたので行ってきました。

今日は、レギュラー選手は審判講習会のお手伝いということでおりませんでしたが、ジュニアチーム(小学校4年生以下)の練習試合をしていました。
対戦相手は、泉野フレッシャーズでした。



皆、一所懸命打って、守って、走っていました。数年後、素晴らしい選手が出てくるかもしれません。

ピッチャーをやっていた選手が、まだ野球をはじめて日が浅いようですが、なかなかのセンスがありました。手の使い方がよくなかったので、少し指導させてもらいました。6年生になったとき、いい選手になるだろうな~と楽しみになりました。

それぞれ能力は違うが、一球に対して思いっきりプレーする、そんな子供たちから元気をもらいました。

がんばれ 夕日寺クラブ

二葉鍼灸療院 田中良和
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