二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

小さなお子様、ご来院! 小児はり

2009年04月24日 | 小児はり
4月8日、小さいカワイイお子様がご来院。

当院には、最近、小さいお子様が「はり」にくることが多くなってきました。

眠らない、疳虫、おねしょ、元気がない、などが多いですかね。

今回は当院のホームページをお母さんが見て問い合わせがあり来院されました。なんと、ドイツからの患者様です。お父さんがドイツの人、お母さんが金沢の人、ドイツと金沢のハーフですね(んん~おかしいか)。

里帰りで金沢に来ていて、ちょうどホームページで見たということでした。縁って不思議ですね。 やはり縁は大切にしていかないとね。一期一会です。

すこしヤンチャで、暴れたり、なかなか眠らなかったり、他人の髪をすぐ強くひぱったりする、カワイイ彼は11か月。

いや~それにしても、ドイツから金沢まで10時間以上の長旅をしてきたわけだから疲れますよね。大人でも疲れるでしょう。ドイツに住んでいる時から、上記のような状態であったとか。ドイツには「小児はり」というのがないということで、金沢にいる間に一度受けてみたいということでした。また、「こんな状態だと帰りの飛行機がたいへん~」とお母さんの心配もありました。

期間限定。4月8日から24日まで7回、小児はりを行いました。「はり」と言っても、刺すのではなく、皮膚をハリでさするだけなのです。子どもたちは、すごく心も体も敏感なので、これでよく効くのです。

あまり笑わなかった彼も、口元、目元の表情が豊かになり、よく笑うようになりました。 夜、昼とも睡眠がとれるようになり キーと疳の虫が出ることが少なくなりました。

表情が豊かになるなどはお里の人間関係や、この数週間でカワイイ彼が成長したことなのかもしれませんが、「小児はり」が何らかの手助けになったのではと自己満足しています。

最後に、彼が笑顔で「ありがとう」ってコクンと頭を下げたのが、すごく印象的でしたね。

「また金沢に帰ってきた時はおじゃまします」

ということでしたので、成長が楽しみです。ドイツでも元気でね
またのご来院をお待ちしております。

子どもは、どこの世界でも宝です。その健康づくりの一助として、「小児はり」をどんどん利用して頂きたいと思います。当院では、多くの子どもたちが治療をしに来院しますが、今回、小さな国際親善をさせて頂きましたので、いい機会だったので「小児はり」のご報告いたしました。

二葉鍼灸療院 田中良和

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